概要
マジンガーZの動力であり、光子力エンジンを始めとした各種機関を動かすと共に「光子力ビーム」等、武器にも使われるエネルギー源。
ジャパニウムから超合金Zを精錬する際に抽出される光のエネルギーであり、完全無公害かつ驚異的なパワーを生み出せるため、「人類最後のエネルギー」と称される。
燃料状態では液体であり、光子力研究所で精製されている。ボスボロットのディーゼルエンジンに給油して使うことも可能。
マジンガーシリーズやアフロダイAなど、光子力研究所関係のロボットの殆どは光子力を使って動いており、出力の差はエンジンの差が大きいと思われる。
※例として、マジンカイザーは光子力反応炉を使って動いている。
ちなみに
このテの超理論(超技術)の考察に定評のある空想科学読本シリーズでは、そもそもジャパニウムが存在しないので「マジンガーZの光子力が太陽光を源としている場合」を想定して考察された。
…が、結論から述べると泣けるほど非力でスローモーという情けない結果に……。
どのくらい非力かというと、電車1両ですら38体分、あのアトムとの比較に至ってはマジンガーZが数千体分でやっと追いつくというレベル(アトムの動力源は原子力だが、仮面ライダー1号の風力エネルギー共々「その当時最もクリーンなエネルギーとされていたもの」繋がりで取り上げられている。その1号もやはり超非力で、なんと生身より弱いという結論になった)。
しかも元々のエネルギー効率が悪すぎるのでマトモな出力が確保できるまではじっと日向ぼっこせざるを得ず、いざ出撃できても動作が非常にゆったりもっさりでとても戦闘どころではない。
そのためお馴染みロケットパンチも光子力では出力不足でただ単に手先が落ちるだけという体たらくで、こっちは「バネで飛ばす方がよっぽど強い」とのこと(それでも問題点多数)。
まあ現実にあるもの(太陽光)で強引に光子力を得ようとすればこうなるというだけであり、それだけ作中の技術がすごいということなのだが……。