概要
都市の活動において拠点とされる中心部。中心業務地区、商業拠点地区、交通拠点などがある。
これらが全て1箇所に集中している場合は少なく、都心内部である程度分化している場合が多い。例えば東京の場合中心業務地区は大企業は丸の内など、官庁街は霞ヶ関などであり、商業拠点は新宿、渋谷、池袋などに広く分散し、交通拠点機能は東京、新宿、品川、上野の各駅に分かれている。
東京都市圏の都心
東京23区の中心部を指すことが多い。広義では山手線内側と隅田川西岸に当たる千代田区・中央区・港区・台東区・文京区のそれぞれ全域と新宿区・渋谷区・豊島区のそれぞれ一部(旧東京市15区から本所・深川地区を除いたものに近い)、狭義では千代田区・中央区・港区の3区を指す。
また、新宿区には副都心があり、衛星都市のさいたま市にはさいたま新都心、千葉市の幕張新都心、横浜市の横浜都心部などがある。
東京都市圏以外の都心
本来は都市の中心部と表記するので東京のみに限らない。主に使われるのは札幌、仙台、横浜、名古屋、京都、大阪]、神戸、福岡である。
これらの場合、副都心も存在するのでそれを分ける意味で「○○都心部」と表記する事が多い。
札幌
仙台
- 仙台駅、一番町、 国分町
名古屋(名古屋都心部)
京都(洛中)
大阪(大阪都心部)
神戸(中央区)
- 三宮、元町