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メタグロスの編集履歴

2020-06-09 17:10:10 バージョン

メタグロス

めたぐろす

メタグロスとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。 

基礎データ

ずかんNo.376
ぶんるいてつあしポケモン
タイプはがね / エスパー
たかさ1.6m
おもさ550.0kg
とくせいクリアボディ / ライトメタル隠れ特性

他言語版の名称

英語Metagross
イタリア語Metagross
スペイン語Metagross
フランス語Metalosse
ドイツ語Metagross

進化

ダンバルメタング(レベル20) → メタグロス(レベル45)


メガシンカ

鋼鉄の王者

メタグロスメガメタグロス(メタグロスナイトを所持)


概要

『ポケットモンスタールビーサファイア(第3世代)から登場したポケモン。

図鑑曰く2匹のメタング、合計4体のダンバルが合体して進化した姿。普通にレベルで進化するが、一体どこからメタングを調達するのか……。


第三世代でボーマンダに続いて登場した600族のポケモン。1つの世代で2体も登場したのはこの世代だけであり、怪獣系でもドラゴン系でもない唯一の鉱物系でもある。


4つの磁力とサイコパワーで連結しており、並列処理を行う事で、無骨な外見に反しスーパーコンピューターを超える計算能力を持つと言われている。


分類は「鉄脚ポケモン」だが、実際には4つの脚は足ではなくそれぞれが「前脚=腕」である。

なのでアーム部分を使用する攻撃は全てがパンチ攻撃になり、一切のキック技は覚えられないという地味にややこしい事になっている。

メタングまでの様に腕を畳んで浮遊移動することもでき、「バトルレボリューション」では「しねんのずつき」を使うことで見ることが可能。


ドット絵のゲームでは見ることができないが身体の下部に普通に口があり、500kgを超える体重と四本の爪脚で獲物を押さえつけ、その口で捕食するという。…何を食べているのかは不明だが進化前の図鑑説明を見る限りコイツらなんじゃ…

登場時は一般ポケモンの中では最も体重が重いポケモンだったが、第7世代で更新された


我が世の春が来たぁ!

色違いはボディが銀色、顔の×のパーツが金色になる。通称銀のメタグロス

色合いが人気なだけでなく、かつて『ORAS』発売時に色違いのダンバルが配信されたことがあり、所有者も多い。


シリーズではホウエン地方のチャンピオン・ダイゴのパートナーとして知名度が高く、pixivでも彼と一緒に描かれることが多い。

それ以外では他のポケモンに振り回されてたり、簡略化されて萌えポケにされたりするイラストが多く、実は意外と可愛いヤツなのかもしれない…。


ゲームにおける特徴

その高い能力値(600族)に加え、弱点が少ない(ほのおじめんのみ)ことから非常に優秀なポケモン。

だが第6世代から弱点が2つ増えてしまった(後述)。


ステータスは攻撃135、防御130と目立って高く、特防も90とそれなり。

しかし、HPは80と並程度であり、素早さも70と若干低めである。重量を考えると寧ろ速過ぎるくらいだろうか。


しかしメタグロスの移動手段の一つに「磁力によって飛行する」という設定もある為、平均より少し遅い程度のこの数値は妥当であるのかもしれない。

また、普段使わない特攻に95も入っているが、裏を返せば意表を突いた特殊型も可能。

特性は「クリアボディ」で、相手からの「能力を下げる効果」を受け付けない。


扱える技は多く、実質専用技のコメットパンチが強力。

その他一致技のしねんのずつき、先制技のバレットパンチ、サブではじしん」「アームハンマー」「かみなりパンチ」「れいとうパンチ、そして最後っ屁のだいばくはつまで覚える。


補助技は素早さを補うこうそくいどう」「ロックカットトリック」「でんじふゆうなど。

BWでは「コメットパンチ」との相性が良い積み技のつめとぎも覚えられるようになったが、使っている暇はほぼ無い。


大抵の相手を高い攻撃力から放たれるコメットパンチ」+「バレットパンチで落とせるという鬼畜性能を持つ。

物理防御の耐久調整で「(プレート)コメバレ耐え」という言葉がかつてあったほど。

しかしはがねタイプは半減されやすく、命中率も低いことから、敢えて「コメットパンチ」を採用せず、受けにくるみずでんきに強い「アームハンマー」や「しねんのずつき」が優先されることもある。



この強力過ぎるとも言っていいほどの性能で、ダブルバトルを中心に常に高い使用率を誇っていた。

しかし、第6世代ではコメットパンチ」の威力低下に加え、ゴーストタイプあくタイプに弱点を突かれるようになるという手痛い調整を受けた。

フェアリータイプの弱点を突けるようになったという強化を差し引いても大幅な弱体化で、使用率は大幅に低下した。

『ORAS』でメガシンカを獲得したものの、せっかく大幅に上がる「すばやさ」が1ターン目に反映されず、かなり使いづらいものとなっていた。


第7世代になってそのフェアリータイプが大幅に増えたことや、メガシンカの仕様変更で「すばやさ」がいきなり反映されるようになり、(メガシンカ込みであれば)第一線に復帰するようになった。

だが「コメットパンチ」の威力は戻らず、「バレットパンチ」も無効化される手段が増えたことで、以前ほどの安定感はない。ミュウツーと同じく昔が強すぎただけとも言える。


第8世代では、件の非搭載ポケモンに含まれてしまっていた事が判明。現時点では非登場となっている。

…が、追加DLCの「冠の雪原」で登場することが判明。11月の解禁が待たれる。


初登場のルビー・サファイアでは、クリア後にダイゴの家に進化前のダンバルが入手できるのみであり、メタモンが当時いなかった為文字通り一品物であった。

しかしながら、BWではジャイアントホールの揺れる草むらで、まさかの野生のメタグロスに会うことができる

出現率捕獲率共に低く、捕獲したところで正直使い道がないというのが実情ではあるが、一人のチャンピオンの切り札でもあるポケモンが野生で出現するという事実は、初めて遭遇したプレイヤーにとっては、まさに後述する逸話並みの衝撃だったことだろう(ちなみに同じBWで野生のカイリューワタルの切り札)も登場する)。


そんな彼に与えられた隠れ特性は「ライトメタル」。これは「ヘヴィメタル」と逆に自分の体重が半分になるというもの。重量が550kgもあるこいつの場合その体重は半分の275kgまで下がる。が、元々の体重が重すぎて「けたぐり」の威力は減らない。「クリアボディ」が強過ぎるのもあるが、完全にハズレである。


大乱闘スマッシュブラザーズではX以降に登場。モンスターボールから出現すると、触れた相手を地面に埋めて「じしん」でふっとばす。


ポケダンでのメタグロス

その見た目からラストダンジョンに出てくるポケモンの常連になっている。

だが「本編で強いポケモンほどポケダンでは微妙」という法則の通り、それなりに強いが最強というわけではない。

敵として恐れるべきは部屋全体の敵を倍速化させるこうそくいどうやこちらを鈍足化させるこわいかおの2つ。

超不思議のダンジョン』以降でははかいこうせんにも注意したい。


では味方としてはどうかというと、全体攻撃も特に持たず、基本は近接戦闘専門なので今一つパッとしない。

あるとすれば先の「こうそくいどう」や何故か飛び道具になっている「コメットパンチ」くらい。しかも『超不思議のダンジョン』以降ではただの正面攻撃になってしまった。


一応色々覚えられる上にこのゲームでも「クリアボディ」は優秀なので後方支援には役立つ。

だが進化前のメタングが空中移動なのに対しメタグロスは陸上移動に弱化しているため、メタグロスしか覚えない技をどうしても使いたいのでなければ進化前で事足りるという悲惨さ。

いかんともしがたいところである。


ポケモンGOでのメタグロス

2018年2月10日、第3世代実装第4弾として登場した。


初期形態ダンバルは予想通り出現率が低い……どころではなく、何とメリープヨーギラス並みの超激レア枠に入っている

しかも駅前や工場などの都市部に出現する傾向にあり、住宅地や河原付近などには殆ど姿を見せない。その為田舎ではまず見かけない。

孵化も10キロタマゴからしか出てこないので、アメを集めるのは至難の業。レイド報酬で手に入る「ふしぎなアメ」の使用も考慮に入れておこう。

後述のコミュニティ・デイなど、ダンバル系の出現率が上がるイベントもないわけではないので、その辺りも要チェックである。

(レアポケモンの割に、一部地域のジムでよく見かけるのはこうしたイベントのおかげであるところが大きい)


性能面で見ると、やはり原作では600族であっただけあってスペックは高く、バンギラスに迫る最大CPの持ち主である。

しかし、スペシャルアタック(所謂ゲージ技)が「ラスターカノン」「サイコキネシス」「じしん」と、フルゲージ技にも関わらず性能の低いものしかなかったため、ステータスに見合う結果を出せていなかった。

このため原作での強さを想定していたトレーナーからは失望の声が多く、当初は外れ枠扱いをされていた。


ただ防御面に目を向けると「今一つのタイプが多く二重弱点もない」「エスパー複合なので、はがねなのにかくとうを等倍に軽減可能かつ技によっては弱点まで突ける」「最大CPが非常に高い」ことなどから、ジムにおける要塞として見出され、ハピナスやカイリューの後ろに控えるなどをしてジムの防衛に役立つ場面が多く見られた。

特にジム攻撃要員として優秀なカイリキーカイリューミュウツーバンギラスに対してはタイプや技の関係でいずれも互角以上に戦える。

また対サーナイトには一致攻撃技に耐性を持ち、且つはがね技で弱点を突けるという圧倒的に有利な相手なので、全く使えないワケではなかった。


そんな中、2018年10月に実施されたコミュニティ・デイの期間中に進化したメタグロスが、スペシャルアタック「コメットパンチ」を習得。1/2ゲージ消費で威力も高い強力な技で、早い話がハードプラント」のはがねタイプ版。それまでの「ラスターカノン」の倍以上のダメージ効率を叩き出せるようになった。

「高いステータス」と「強力な技」が両方揃ったことにより、アタッカーとして文句のつけようのないレベルまで躍進することになった。

はがねタイプを弱点とするポケモンは少ないのが難点だが、メインとなる技が相手の弱点を突きづらい点でカイリューボーマンダと共通しているのでゴリ押し上等と割り切ってしまえばいい。

むしろ耐性が多いことで継戦能力が高いため、ゴリ押しが先の2匹よりやりやすいのが評価を高めている。特に対ハピナスラッキーにおいては討伐時間こそカイリキーなどのかくとうタイプに譲るが安定性は抜群に高い(マジカルシャインにも耐性がある)ため、討伐要員筆頭に名を連ねることになった(カビゴンケッキング等のジム常連組にも有効)。また、高いタフネスのおかげで回復アイテムが節約できる。

もちろんジム要員としての性能も増している。そのため逆にメタグロスを相手取る際はしっかりと対策しないと返り討ちにされるので要注意。

少しでも倒されるリスクを減らしたいなら両タイプの技に耐性がありタイプ一致で弱点を突けるヘルガーを連れて慣れていく方が良いかもしれない。もちろん耐性があってもアタッカーとしては最高クラスなので、技避けは安定出来るようにしておきたい。


更に2019年には上記の技のうち「サイコキネシス」がフルゲージから分割2本ゲージの技に変更されたため、防衛用として考える場合回避しづらい「サイコキネシス」>回避しやすい「コメットパンチ」になることから、「コメットパンチ」を覚えていない個体も防衛用として存分に働けるようになった。


難点としては耐性がやたら多いため、ジム戦やレイドバトルの自動選出において高確率で紛れ込んでしまいやすい点だろう。とはいえ、こちらは攻撃性能が高いため腐ることはあまりない。タイプ相性さえ間違えなければ十分な強さを発揮してくれる。


GOロケット団でも耐性のあるタイプの多さから採用されやすい。ただし、本来は有利などくタイプはノーマルアタックがかみつくのシャドウポケモンを繰り出すことも多いので、あまえる持ちくさ/どく複合タイプに繰り出す方が安定しやすいだろう。


アニポケでのメタグロス

AG編ではテツヤが使用。

その後も色違いが登場するなど、強敵としてのイメージが強かったが、最強メガシンカまでダイゴが使うことがなかった

ボスゴドラ「ドンマイ。」


XY&Z編ではアランがメタングから進化させており、カロスリーグ決勝戦で彼の5体目として登場。CVは石塚運昇

こうそくいどう」でピカチュウを翻弄するが、体格差と体形が仇になり頭の上に張りつかれて「10まんボルト」をこれでもかと浴びせられてしまう。

何とか振りほどいたもののダメージは大きく、頭上からダメ押しの「アイアンテール」を叩き込まれて敗北した。


主な使用キャラ


関連イラスト

『 さぁ 始めよう!! 』意思

2匹のグロスコメットパンチ


関連タグ

ポケットモンスター ポケモン はがねタイプ エスパータイプ

厨ポケ 600族 RSE

ドータクンジラーチソルガレオ:同タイプ



ボール殺しのメタグロス

※この話はフィクションです、タブンネ


タブンネを攻撃したら

諸君はご存じだろうか。

イッシュ地方では、強さを求めるトレーナーたちによってタブンネというポケモンが乱獲されている。

そして、それはイッシュ地方で英雄と呼ばれた少年も変わらなかった。

彼はジャイアントホールと呼ばれる場所でタブンネをひたすら乱獲し続けた。

付近のカゴメタウンでも彼がタブンネを倒して鍛練を続けている事は既に知れ渡っており、「熱心な少年」「努力を惜しまない英雄」と住人達は感心していた。


だが、ある日カゴメタウンに驚きのニュースが届いた。

なんとあの彼ががっくりと肩を落としながらポケモンセンターに帰って来たのだ。

彼の報告によると、とある一匹のポケモンによって彼の所持していた大量のモンスターボールが全てが無くなり、その過程で彼のポケモンも全滅寸前の状態に陥ったとの事だ。


カゴメタウンの住人達もがっくりと項垂れてしまった。

いかに英雄と呼ばれる彼であってもこの町の言い伝え、隕石の穴に潜むと言われるあの化け物には勝てなかったのか…と思ったのである。


話はさかのぼること数時間前。


それは彼がいつも通りポケモンを鍛えようと揺れる草むらを探し歩いていた時だった。


ガサッ


草むらが揺れた。


彼は思った。タブンネが来たと。

例えタブンネじゃなく、未知の強敵であっても自慢の手持ちなら負けないだろうと。


彼は余裕の笑みを浮かべ揺れる草むらに駆けつけた。

だがそこに現れたのは……


タブンネじゃなくてゴメンネ

「タブンネじゃなくてゴメンネ☆」


頭の中が真っ白に。彼は一瞬逃げようと考えた。

しかしコイツを仲間にすれば更に強くなれる。ボールも多めに用意しているし大丈夫だろう。

……そう思ってポケモンを出してしまったのが、運の尽きあった。


真面目な話をすると最強の部類に入る600族とはいえ、所詮は努力値の入っていない野生ポケモンなので、ボコボコにされる事は基本は稀。

しかし、ダンバル系統の捕獲率はたったの3。

あの名高きミュウツーと同じくらい捕獲するのが難しいポケモンであり、もし捕獲する場合は「みねうち」でHPを1にして「キノコのほうし」などで眠らせても、ボールを何十個と犠牲にする覚悟と根気が必要なのである

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