「美女美女~!よだれもビショビショ~!」
概要
『超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー』に登場する妖怪。
といってもカクレンジャーと戦った妖怪軍団の残党とかではなく、マシン帝国バラノイアの皇子ブルドントが父である皇帝バッカスフンドに対抗すべく、オカルトと科学を組み合わせたオカルト科学によって生み出された人工生命体である。
オンブオバケ自身も妖怪と名乗っている。
原点のオンブオバケこと「おばりよん」は夜にやぶの中を歩いていると突然「おばりよん!」と叫んで背中におぶさっきて、どんどん重くなって離れにくくなるという妖怪だが、このオンブオバケはチャックのような口がついたピンク色のシーツのお化けのような脱力ものの姿をしている。
しかしスペックは高く、青い人魂になって空を飛び、人間に乗り移ったり(乗り移られた人間はかなりの苦痛を味わう羽目になる)手からはビームを放ち、相手の光線技を吸収して倍にして打ち返すなど非常に強力。
特に光線吸収能力はものすごく協力で、オーレンジャーロボの全ヘッドによる攻撃、レッドパンチャーのパンチャーガトリングやパンチャーマグナム、バスターオーレンジャーロボのビッグキャノンバースト、果てはキングピラミッダーのスーパーレジェンドビームをも無効化してしまう。
しかしオンブオバケ本人は美女に目がなく、美女を見つけるや否や大興奮し口のチャックを開いて長い舌を伸ばし、美女の顔を舐めて生気を吸い取るのが大好きというとんでもないド変態。
劇中ではカクレンジャー、オーレンジャーの女性陣や全く無関係な女子高生のひとみちゃんが犠牲になった。また史実のおばりよんと同じく劇中では桃の背中におぶさっている。
活躍
ブルドントによって生み出されると、バラハグルマに敗れたオーブルーが立ち寄った神社に出現し、オーブルーに憑依。合流したほかのオーレンジャーを怖がらせた後巨大化し、オーレンジャーの巨大戦力の光線をことごとく跳ね返し撤退に追い込んだ。
その後バラハグルマに乗っ取られたオーレンジャーロボを取り返す為に出動したオーブロッカーのコックピットに乱入すると乗っていたオーレンジャーを追い出してオーブロッカーを奪い取り、バラハグルマの操るオーレンジャーロボと街中で交戦し、仲裁に来たガンマジンをお化けが嫌いという弱点を突いて脅かして返す。
しかし美女に目がないという性質を逆手に取られ、水着をきた樹里と桃に大興奮し、さらにカクレンジャーの助力でうっかりオーブロッカーから降りてしまい、 オーブロッカーを奪い返されてしまう。
バラハグルマとともにオーレンジャー、カクレンジャーと戦うがカクレマル・スーパー電光波、カクレンジャーボール、キングビクトリーフラッシュを連続で受け倒された。
直後にブルドントの放ったビームで巨大化。バラハグルマと共にブロッカーロボと戦うが、なぜか光線の一斉掃射を反射する事ができずに追い詰められ、その事に皇妃ヒステリアの怒りが爆発し、バッカスフンドとブルドントに協力するように言ったためバラハグルマと合体。オンブハグルマとなった。