彼と彼女の青春は、裸眼の距離で始まった。
ストーリー
隣の席の女の子・三重さんがめがねを忘れた。なんとかフォローしてあげたい小村くんだけれど、見ようと一生懸命な彼女の距離が近すぎて——。
登場人物
- 小村楓(こむら かえで)
本作の主人公。席は窓側の一番後ろ。隣席の三重さんのことが気になっており、ある日、めがねを忘れた彼女をサポートしたことから仲良くなる。三重さんの言動に一喜一憂したり、男子中学生らしい妄想をしたりしては、脳内で三重さんの父に感謝したり謝罪している。クレーンゲームが好きで、よく友人とゲームセンターに行っている。
- 三重あい(みえ あい)
小村くんの隣席の女の子。視力がもの凄く悪く、めがねが無いと生活に支障をきたすほどである。その割にめがねを忘れることが多く、そのたびに小村くんに助けてもらっている。天然でお茶目な一面もあり、小村くんをよく赤面させている。18時の門限を破ると翌朝のココアがなくなってしまうらしい。