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テイルズオブゼスティリアザクロスの編集履歴

2020-06-16 23:28:20 バージョン

テイルズオブゼスティリアザクロス

ているずおぶぜすてぃりあざくろす

『テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス』とは、ゲーム『テイルズ オブ ゼスティリア』のアニメ作品である。

導師の旅路はゼスティリアを超える――


導師の旅路は続く―――


導師の旅路は続いていく―――――


概要

テイルズオブシリーズ20周年記念作『テイルズオブゼスティリア』のアニメ作品。略称は、『TOZ-X』。全26話(1期13話+2期13話)。

テイルズオブシリーズのアニメ作品として6作目であり、テレビシリーズでは『ジアビス』から8年ぶりとなる。

ゼスティリアは発売前に序盤までの話を『テイルズオブゼスティリア~導師の夜明け~』のタイトルでスペシャルアニメ化しているが、今作は完全新作である。

その為、原作ゲーム及びスペシャルアニメとは展開が異なる部分もある。

発表は2015年6月に行われた『Tales of 20th Anniversary Animation』にてキービジュアル及び新作PVが公開。同年12月に正式にタイトルが発表された。


監督を外崎春雄、キャラクターデザインを松島晃、アニメーション制作をufotableが担当。『テイルズオブエクシリア』以降、マザーシップタイトルのアニメーションパートを担当するスタッフが集結した。音楽は『テイルズオブシリーズ』ではおなじみの桜庭統と椎名豪が担当。制作では、脚本から作画、背景美術、撮影、CGのすべてをufotable社内スタッフが中心となり制作。そのため、一般的なTVアニメにみられるグロス回(他社に1話分の制作をすべて委託する工程)がみられない。アニメ版ストーリーディレクター・脚本はufotable代表取締役社長の近藤光が務め、そのほかにも企画・プロデューサー・制作プロデューサー・音響監督・音楽演出・共同絵コンテを担当した。


2016年7月から9月にかけて全13話が放送。放送局はTOKYO MXBS11サンテレビKBS京都岡山放送高知さんさんテレビテレビ愛媛テレビ愛知の他、ニコニコ生放送を含む9つの動画サイトにて配信された。

ニコニコ生放送に関しては、最速であるTOKYO MXとの同時放送であった。

また、BS11では第1期最終話の次週(10月4日)から第1期の再放送が開始された。


同年10月からは、インターネットラジオステーション<音泉>にて、

『Tales of Zestiria the X リスナーの情熱で番組を照らすラジオ』のタイトルで、

WEBラジオも配信開始された。

パーソナリティーは茅野愛衣下屋則子の2名。


BD-BOXは同年12月22日発売。

アニメ公式サイト、アニメイトamazonufotable、ララビットマーケットの5カ所でのみの流通限定販売となっており、それぞれの流通には異なる特典が付いている。


ライラ役のキャストについては、2015年10月に亡くなった松来未祐に代わり、下屋則子が務める。また、ジイジ役も『~導師の夜明け~』に引き続いて、緒方賢一が担当する。

8月18日発売の『テイルズオブベルセリア』との関係は当初不明(世界観・時間軸は過去であることが発表されている)ではあったが、

『ベルセリア』の主人公であるベルベットがオープニングに登場。また、#05と#06では『ベルセリア』を描いた内容が放送された。

そして、後述の第2期にて、『ベルセリア』が『ゼスティリア』の約千年前であることが明確にされた。


第12話(最終話)の最後に第2期の製作決定が発表され、2017年1月8日から放送開始。同年1~3月に全13話のうち12話が放送。

放映局は第1期と同じであるが、配信サイトに関しては無料のものが第1期と同じニコニコ生放送の他、AbemaTVに変更された。

また新たに見放題、都度課金の配信もあり、そちらはバンダイチャンネルを含む6つ以上の動画サイトにて配信されている。

最終話のみ、4月29日に放送・配信された


第2期のBD-BOXは同年7月28日発売予定。

1期BD-BOX同様の流通経路と、流通で異なる特典の仕様となっている。


主な登場人物およびキャスト



ゲームで名前のみ登場したキャラクターおよびアニメオリジナルキャラクター


ロゼの養父で、風の骨の前身である風の傭兵団の団長。


ローランス帝国現皇帝。


ハイランド王国現国王で、アリーシャの父。


アリーシャの配下である女性騎士達で、互いに幼馴染。


0話で登場した、アリーシャの配下であった女性騎士達。


0話で登場した、ハイランドの天文学者。


ラストンベルの教会の司教。風の骨に暗殺される。


ローランス帝国の二大騎士団の一つ、青嵐騎士団の団長。


始まりの村カムランの住民であった少女達。


カムラン焼き討ち当時のローランス帝国将軍。ヘルダルフと共に焼き討ちを行った。


スタッフ

原作バンダイナムコエンターテインメント
キャラクター原案いのまたむつみ藤島康介・奥村大悟・岩本稔
監督外崎春雄
キャラクターデザイン/総作画監督松島晃
ストーリーディレクター/脚本近藤光
色彩設計大前祐子
美術監督金玟芝
撮影監督寺尾優一
3D監督西脇一樹
音響監督/音楽演出近藤光
音楽桜庭統・椎名豪
制作担当高中優
制作マージャー鈴木龍
編集神野学(Sony PCL)
制作プロデューサー近藤光
脚本制作/アニメーション制作ufotable

主題歌

オープニングテーマ

『風ノ唄』(第1期、第2期最終話では挿入歌)

作詞 - Kohshi Asakawa / 作曲 - Takeshi Asakawa / 編曲・歌 - FLOW

『illuminate』(第2期)

作詞・歌 - Minami / 作曲 - USK、HIROTOMO / 編曲 - 小高光太郎、USK

エンディングテーマ

『calling』(第1期、第2期21話では挿入歌)

作詞 - 林英樹 / 作曲 - 佐藤純一 / 編曲・歌 - fhána

『INNOSENSE』(第2期、最終話では挿入歌)

作詞 - Kohshi Asakawa / 作曲 - Takeshi Asakawa / 編曲・歌 - FLOW

「テイルズ オブ ゼスティリア」テーマソング『White Light』(#05)

作詞 - 越智志帆、jam / 作曲 - 越智志帆、蔦谷好位置 / 編曲 - 蔦谷好位置 / 歌 - Superfly

「テイルズ オブ ベルセリア」テーマソング『BURN』(#06)

作詞 - Kohshi Asakawa / 作曲 - Takeshi Asakawa / 編曲 - キバオブアキバ&FLOW / 歌:FLOW

挿入歌

『Ageless moon』(#06)

作詞 - ufotable、真崎エリカ / 作曲 - 桑原聖 / 編曲 - 酒井拓也 / 歌 - 真崎エリカ

『Rising Up』(#20)

作詞・歌 - Courtney Knott / 作曲 - 椎名豪

『Journey's End』(#25)

作詞・歌 - Ingrid Gerdes / コーラス - Ingrid Gerdes, Courtney Knott, Choir Força, Alyssa Koogler, Jia-Chi Yao, Isabella Mija Reyes, Akira Kusaka / 作曲 - 椎名豪


ゼスティリアとの違い

大まかなストーリーは『ゼスティリア』と一緒だが改変されているところが多い。また、各登場人物の性格等も細部で変更されており、例として主人公であるスレイは、ゲーム版の物事を一歩引いた視点で見る天族寄りの考えを持つ性格から感情豊かで人間味が強い性格となっている。

物語を盛り上げるアニメオリジナルキャラクターも多数登場。


シナリオに関してストーリーディレクター・脚本を務めた近藤は、「災厄の時代、導師が世界を浄化する」というストーリーを真っ直ぐ描く事を考えて脚本制作に取り組んだと語る。


第1期

#00

ゲームにはなかったアリーシャの前日譚が描かれており、ゲーム版では不明瞭のままであった世界の荒廃具合や人智を超えた災厄の規模等が改めて描写されたほか、ルナールがアリーシャを付け狙うきっかけも明らかになった。また、サイモンが早い段階で登場している。


#01

アリーシャがイズチの遺跡にいた理由が変更されている(ゲーム版・導師の夜明け→レディレイクから訪れて遺跡に迷い込んだ、アニメ版→災厄をやり過ごした後で辿り着いた)。


#02

イズチでスレイがアリーシャに天族達を紹介するところがゲーム版ではアリーシャが「何かの演出か」と言うだけであったが、アニメではアリーシャが天族達に地上の現状を訴える描写に変更されている。

また、炎上騒動の発端の1つである「真の仲間」発言に繋がる部分がカット・変更されており、ゲーム版並びスペシャルアニメ版で死亡したマイセンが生存している。


#03

街中でのルナールとの邂逅シーンが大幅に変更されており、早い段階でデゼルが登場している(セリフはなし)。

ゲームでは明かされなかった「風の骨」と大臣との会話と聖剣祭でのアリーシャ襲撃が追加された。

また民衆の暴動も起きておらず、出現した憑魔もゲームではスライムであったがアニメでは巨大なドラゴンになっており、神依化の方はゲームでは聖剣祭の次の話で習得しているが、アニメでは聖剣祭でライラと契約した直後に習得している。


#04

ゲームではスレイが休んでいるところはアリーシャが手配した宿屋だが、アニメではアリ-シャの屋敷になっている。そのためアリーシャが用意した導師の衣装も直接渡される。

地下道の話ではゲームではスレイとミクリオが一時喧嘩するが、アニメではオミットされている。また、アリーシャから彼女を助けたお礼に受け取った、王家のナイフが遺跡の隠し部屋への鍵となっている。


#07

ゲームでは存在しないドラゴンがレディレイクを襲撃する一幕が挿入された。

ゲーム版はアリーシャをパーティに迎えて、レディレイクの北の遺跡→マーリンド→霊峰レイフォルクと順番に巡っていたが、スレイ、ミクリオ、アリーシャがそれぞれ別行動をとっている為、水の神器入手とエドナ加入がほぼ同時に進行するという形に変更された。その為スレイとアリーシャの従士契約を結ぶシーンがカットされている。


#08

エドナの回想でアイゼンが登場。

ザビーダのセリフも『ベルセリア』のアイゼン関係のイベントを前提としたものに変更されており、ドラゴン化したアイゼンもエドナの事だけは覚えているような節があるなどゲーム版とは大幅に異なる。


#09

ルーカス率いる木立の傭兵団が未登場、ミクリオとの神依化の時期が変更されている。(ゲーム版→レディレイクの北の遺跡、アニメ版→マーリンド)従ってエドナとの神依化が先に登場している。

橋を作るシーンでは一般人が神依したスレイを恐れる描写がカットされている。


#10

アリーシャはゲームだとレディレイクの北の遺跡で結んだ従士契約により、天族が見えるようになったが、アニメだと現時点ではまだ見えていない。

ゲームではここでアリーシャが離脱するがそれがなくなり、スレイとアリーシャが揃ってグレイブガント盆地へ向かう展開に改変された。

更にノルミン・アタックとの出会いもミクリオが憑魔に襲われたのを助けるという形に変更されている。

また“風の骨”がアリーシャを再び襲撃する場面も追加され、アリーシャの覚悟を知ったロゼが共に戦う決意をする等大幅に改変されている。(ゲームではアフターエピソードでも2人は分かり合えなかった)

その際、アリーシャはロゼの正体が風の骨だと気づいており(原作ではアフターエピソード後も知る事は無かった)、更に改めて風の骨ではなく“セキレイの羽”としてのロゼに後方救援を依頼するという展開になった。

この時点で、完全に原作ゲームの展開と180度異なる様相を見せている。


#11

ゲームではアリーシャが拘束され、スレイ一行がルーカスと共にローランス軍と戦うが、アニメでは展開が異なる為アリーシャは拘束されずロゼ、マルトランやアリーシャ側のハイランド軍と共に両国の戦争を止める展開に変更(ルーカスは未登場)。またアリーシャがロゼと共にランドン師団長に戦いを止めるように説得、その後、戦闘となりアリーシャが負傷する等の描写も追加された。


#12

ヘルダルフとの戦闘では、人と天族が共に暮らすというスレイの理想や世界の穢れを浄化する覚悟を、ヘルダルフに対しスレイが訴える描写が追加された。またこの戦闘ではサイモンも登場している。

ゲームではスレイがロゼの正体を知り、炎上騒動の発端でもある「真の仲間」発言があるのだが、アニメでは展開が異なる為まるまるカットされている。終盤、アリーシャが離脱してしまうがゲームのような不自然さは見られず、「離れていても共にある」という誓いを込め、スレイとの従士契約がここで追加された。

またランドンの憑魔化は、ゲームではヘルダルフの領域のところでなっているがアニメではアリーシャとの別れの際になっており、最後は浄化され人間に戻っている(姿の方もゲームでは熊のような姿だったがアニメでは異形な怪物の姿であった)。

この際、ランドンがアリーシャを殺そうとした事を知ったスレイは、普段の温厚な彼からは想像出来ないような激しい怒りを露わにして穢れに呑まれそうになる。しかし、最終的には怒りを抑え穢れを浄化する事に成功。導師として成長した姿を見せる。


第2期

#13

ゲームではローランスの前にティンタジェル遺跡群の下りがあり、そこでロゼの従士契約と神依化があるのだが、アニメではアリーシャの従士契約が遅い等展開も異なる為、その下りはカットされている。

セルゲイとの出会い方が違う(ゲームではローランスの検問だが、アニメではロゼのアジト。そのため、猿芝居の下りはまるまるカットされている)。

ゲームではスレイ達はロゼ達の正体を知っているがアニメでは現時点ではまだ知らない。

また、メーヴィンが語り部である事が最初から知られており、年齢も100歳以上である事が判明。

スレイがメーヴィンにドラゴンになった天族を元に戻す事を尋ね、メーヴィンの回想でスレイ以前の導士が言った言葉を語るシーンやライラがミケルとの日々を回想するモノローグも追加されている。


#14

検問の下りがカットされている為、セルゲイとの一騎打ちの戦闘はカットされている。

また、ラストンベル内の穢れを調査する為に地下に潜ったスレイ達の前にアニメオリジナルキャラとして、セルゲイとは別の教会直属の青嵐騎士団の団長・グルードマンが登場している。

ロゼの知り合いが聖堂に殺された事を知った時に、彼女が感情的になり怒り任せて聖堂に向かおうとし、更にデゼルが聖堂に襲撃する展開となった。


#15

デゼルの聖堂襲撃を止める為、ライラ達が戦う事となった。

その他にも、ゲームでは描かなかった別れた後のアリーシャの現状等が描かれており、バルトロが本格的にアリーシャを排除する描写が追加された。


#16

ゲームではコナン皇子は物語の5年前に憑魔となり、ロゼに殺されているがアニメでは生きている。

更に、全員で行っていた雨の止まないペンドラゴ及びパルバレイ放牧地には、当初ロゼが何をするのか気になったミクリオとエドナ、ロゼの為に行動するデゼルは行かず、スレイとライラ、グルードマン、セルゲイが同行する。

これに伴いロゼの義父・ブラドを謀殺したコナン皇子を暗殺するという改変になった。アニメではここでスレイ達がロゼ達の正体を知る事になり、スレイがパルバレイ放牧地に行く予定から急遽ロゼの元に向かい、ロゼの暗殺を止めようとする事になった。


#17

コナン皇子が憑魔化してロゼに襲い掛かり、塔が崩れてコナン皇子は死亡したと思われる。

ロゼが自らのしてきた行為に葛藤する描写に変更されており、また、ロゼの回想でブラドの全体像が明らかになった。

また、ロゼの過去がゲームとは少し変更されており、戦災孤児として拾われたのは同じだが、アニメでは戦争或いは災害で廃墟となった故郷を襲った野盗に連れ去られそうになったのを、ブラドらが見つけ彼らに拾われている。


#18

ゲームでは名前のみの登場であったローランス皇帝が登場。また、幼帝であったゲームと異なり、ゲームでは先代皇帝であったドランが皇帝となっている。

ドラン皇帝との会話でスレイがアリーシャの現状を知る事になる。また、過去の話である『ベルセリア』の出来事が語られ回想シーンでマギルゥ、ビエンフー、アルトリウス、ベルベットが後ろ姿のみではあるが登場し、スレイがベルベットの存在を知る事になる(アルトリウスは「かの者」とのみ語られている)。

アニメではここでロゼの従士契約があるが、アニメ独自設定で「導師が命を落とせば従士も命を落とす」という設定が追加されている(因みにアリーシャはそれを知った上で従士契約を望んだ)。

ペンドラゴの雨の原因がフォートン枢機卿ではなく、ドラゴンの死骸に溜まった穢れが原因になっている。その為、フォートン枢機卿は登場せず、ゲームであったロゼが彼女を殺害するのはカットされている。また、マシドラ教皇は失踪しておらずにドラゴンの亡骸を隠そうとしていた。

浄化の後にアリーシャの声を聞き、アリーシャの危機にスレイ達がレディレイクに向かう決意をした。


#19

ゲームにはないアリーシャの活躍が描かれており、早い段階でザビーダと対面している。

ゲームでは間接的な登場に留まったハイランド国王が登場、幼王であったゲームと異なり、アリーシャの父が国王となっている。

バルトロの策略でマルトランが磔にされ、アリーシャが救出するか否かを悩んでる時にルナールが登場し、アリーシャを穢れさせようと籠絡するも失敗。最終的にアリーシャがマルトランを救出する事を決め、レディレイクへと向かった。


#20

マルトランの救出と見せかけアリーシャが父であるハイランド王と会い、戦争を終わらせようと説得し、その際アリーシャは父が穢れている事を知る。

その後、アリーシャを追い王の元へとやって来たバルトロと再会、そこで戦闘となる。

バルトロに斬り掛かられそうになったアリーシャを庇い、ハイランド王が死亡。

その一部始終を部下達に見られ追い込まれたバルトロは、アリーシャの不殺主義へ一矢報いる狙いを以て、自ら命を絶った。

レディレイクに向かうドラゴンをスレイ一行が追いかけ、到着した後、ドラゴンの浄化を試みる。ここでアリーシャと合流し、見事ドラゴンを浄化した。

この下りでゲームとは全く異なる展開となった。


#21

サイモンがヘルダルフの居場所が北の大地であることをスレイ達に教え、スレイ達が北の大地に向かう展開となり、8人のパーティメンバーが全員集合、ハイランド軍も遠征に同行。更に旅路でセルゲイ達ローランス軍、アタック達ノルミン天族も協力する事に。

ライラがスレイに先代導師ミケルが書いたもう1つの天遺見聞録を授ける。そこには物語の約1000年前の話であるベルセリアの出来事が記されていた(ドランとの話で語られていなかった物語の序章やアルトリウスとライフィセット・クラウの名前も書かれていた)。

デゼルが「ヘルダルフに勝つ為にはあらゆる可能性を試す必要がある」と発言、ロゼとアリーシャが神依を試すが、両者とも失敗。従士の神依は導師と違い、従士にも天族にも負荷が大きく、従士が未熟だと、失敗時に従士・天族共に命を落とすリスクがある事が判明。


#22

ヘルダルフがいる北の大地には大量のドラゴンなどの憑魔がおり、憑魔とスレイ達の戦いが描かれた。その際神依を成功したロゼとゲームには存在しないアリーシャの神依が登場。

その戦いを一行の後を密かに追っていたルナールも見ており、「自身も誰かの役に立ちたかった」と独白。何かに目覚めたかのように、ドラゴンとの戦いに一人身を投じ、その命を散らした。

更なる絶望を求めるサイモンはヘルダルフの命ずるままに自ら穢れに飛び込み、ドラゴン化する事となった。


#23

ヘルダルフが世界の中心に向かい、それを追うスレイ達が訪れた街で『ベルセリア』のグリモワールが登場。その道中、シレルとイアンが雪の中で果てているルナールの遺体を発見し、アリーシャ、スレイと共にその亡骸を埋葬、祈りを捧げた。

また、スレイの夢の中にベルベットが登場し、『ベルセリア』の終盤で見付けた「鳥は何故空を飛ぶのか」の彼女なりの答えをスレイに語り、彼に「自分の信じる道を進め」と後押しした。

最終決戦では、危険として同行者達は残し、パーティメンバー8人でキララウス火山に向かうが、これはベルセリアの終盤のオマージュ。また、この時、ゲームでは起こる事の無かった「緋の夜」が発生している。

ヘルダルフを追う8人のパーティメンバーの前にサイモンを始めとする大量のドラゴンが現れデゼルがザビーダから借りたジークフリートでドラゴンを倒そうとするも、スレイの説得により「殺す」選択を取り止める。

このまま消滅はないと思われたがやはりゲーム同様、デゼルは消滅。しかし理由がゲームでは「ローランスで憑魔に捕まったロゼの救出」であるのに対し、アニメでは「大量のドラゴンの浄化」に変更された。


#24

ヘルダルフが災禍の顕主になった経緯が語られ、カムランの出来事の下り及び経緯の伝達方法が変更された。(ゲームでは塔の街・ローグリンにある巨大な石碑とメーヴィンによって語られるが、アニメではスレイがヘルダルフの記憶に直接入り込んで、実際に遭った出来事を見ている。その為、それを知ったのがスレイとライラのみになっている)

他にも、アニメでは先代導師・ミケルとヘルダルフが友人関係になっており、その事から、ゲームであったローランス軍がカムランの人々を軟禁している設定やヘルダルフがカムランを見捨ててハイランド軍が攻め込んだ設定がなくなっている(アニメでは、ヘルダルフがミケルを裏切り、カムランをハイランド軍とローランス軍の戦場にした事になっている)。

マオテラスは、ゲームではカムランの出来事で憑魔化したのだが、アニメでは穢れはしたものの憑魔化には至っていない。そのためマオテラスがヘルダルフと戦う描写が追加されている(初めて声も発している)。

最後の戦いでゲームでは存在しないスレイの火、水、土、風の神依を全て纏った姿が登場した。


#25

ゲームではスレイ達がカムランに到着する前に、イズチを襲撃され誘き出されたジイジ(ゼンライ)がヘルダルフに捕まり取り込まれ、スレイとミクリオによってジイジが消滅する下りや、ヘルダルフが憑魔化したマオテラスと神依化する展開があるが、アニメではイズチを襲撃していない、マオテラスは憑魔化していないという違いがある為カットされている。

ゲーム同様スレイは眠りにつくが、ゲームの方は相手がマオテラスであるがアニメではヘルダルフと共に眠りについている。

エピローグではハイランドの女王になったアリーシャとローランスのドラン皇帝との友好が描かれ、ライラは新たな導師との旅等が描かれた。

ドラゴン化したアイゼンは穢れが安定してるのか理性も取り戻してエドナの名前を呼ぶ描写が追加された。また、少し成長したロゼとアリーシャが語り合う描写及び成長したミクリオとスレイが再会する描写が追加された(ゲーム版ではスレイかどうかはぼかされている)。

ゲームでは、ヘルダルフはスレイによって殺されるが、アニメでは浄化されゼロから人生をやり直しているとスレイから語られている。

最後はジイジに会う為スレイとミクリオが神依化し、穢れが適正に維持され近代化した世界を見て物語は幕を閉じるのであった。


ベルセリア(ゲーム版)との違い

#05と#06のベルセリア編はゲーム版とは多少異なる。

ロクロウとの出会いがゲームではベルベットが脱獄する道中で出会っているがアニメ版では倉庫で装備を回収した際に出会っている。マギルゥとの出会いもゲームでは監獄島の中で出会っているがアニメでは外で出会っている。

ドラゴンもゲームではオスカーの聖隷がドラゴン化したものであるが、アニメではどこからともなくベルベットの喰魔としての力に引き寄せられて現れたドラゴンになっている。

それにより、ゲームではシアリーズに致命傷を与えたのはドラゴンパピーだが、アニメでは成体のドラゴンとなっている。

また、ドラゴンを倒した後でオスカーがベルベットの手によって右目を負傷するシーンがあるが、そちらもカットされている。


各話リスト

第1期

話数サブタイトル話数サブタイトル
#00災厄の時代#01天の都
#02イズチ#03聖剣祭
#04導師のさだめ#05災厄のはじまり
#06ベルベット・クラウ#07それぞれの想い
#08霊峰レイフォルク#09疫病の街
#10アリーシャ・ディフダ#11戦争
#12災禍の顕主

第2期

話数サブタイトル話数サブタイトル
#13穢れなき世界#14風の天族デゼル
#15それぞれの哲学#16復讐
#17届かない理想より目の前の正義#18商談
#19レディレイク#20浄化
#21いつか夢見た世界#22北の大地
#23風になる#24導き出した答え
#25伝承

関連動画


その他関連動画

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外部リンク

公式サイト

公式Twitter

『Tales of Zestiria the X リスナーの情熱で番組を照らすラジオ』


『テイルズオブゼスティリアザクロス』 - ニコニコチャンネル

『テイルズオブゼスティリアザクロス』 - ニコニコ大百科













ネタバレ注意


ufotableによるアニメのスレイは、原作のような単独の主人公ではなく主人公の一人という扱い。

実質的な初回はアリーシャ単独主人公を務めるため、登場は実質2話目の第1話からである。


弓を扱うシーンが描写され、ウリボアを一撃で仕留めて見せる腕前を見せた。

基本的にゲーム版同様に穏やかで優しい性格だが、ゲーム版では冷静な性格だったのに対して、クロスでは勢い任せることの多い少年漫画主人公のような性格になっていると言われる。

ゲーム版ではほとんど見せなかった怒りの感情も出すようになり、家族同然であるマイセンを傷つけたルナールに対してゲーム版では警戒を見せていただけだったのに対し、クロスでは怒って躊躇なくとびかかるなど、良くも悪くも感情的。また、原作よりも世界の災厄解決への難易度が低い

またゲーム版より修行を重ねることによって霊応力が強くなっていくものの、人間の穢れを浄化する時に穢れを引き受けなければならず、その際穢れの元となった負の感情や記憶も流れ込むという新設定が追加されている。ちなみにゼスティリアの前日談であるベルセリアでは「霊応力は修行で強くするものじゃない」と明言されており、霊応力の成長は元々有ったものがスレイ自身の人間的成長に伴い開花していった物で、劇中で行なっている修行も霊応力を高めると言うより、浄化の力を「使いこなす」為の物と言うべきかもしれない。

なお、アニメでは原作の「憑魔を浄化すると元に戻る」という設定が最初からなくなっているため、普通のファンタジー作品のように「浄化」=モンスターを倒すという定義で単語が用いられる。

これらの設定上、当然浄化は精神的に大きな負担を伴うもので、戦場で大量の穢れを溜め込んだ結果、ランドンがアリーシャを殺そうとした事を知った時に感情を完全には抑えきれなくなり、ランドンを手にかける事こそなかった物の、普段の温厚な彼からは想像できないような激しい怒りを露わにしていた。


「人と天族が共に暮らせる世界を作る事」を夢見ており、その最大の障害である穢れに対してスレイなりに深く考えている。当初はただ穢れを浄化していけば良いと思っていたが、穢れは自分も含めて全ての人間が心に抱えている負の感情なのだと理解し、世界から本当に穢れを根絶するなら全ての人間から感情を無くすしかないと大昔の導師と同じ結論に達している。しかし同時に「感情を無くしてしまえばもはや人間とは呼ばない」と、穢れと人間は切り離す事のできないのだとも理解している。

その後は、刻遺の語り部メーヴィンと出会い、「ドラゴンと化したアイゼンを浄化する」というエドナとの約束を果たす為、ドラゴン浄化の方法を尋ねたり、ロゼの正体を知ったりする中で、「穢れとは何か」について自分なりの答えを出していく。

最終的に「人は常に穢れを抱えており、それが爆発する量は人によって異なる」「ドラゴンが浄化できないとされていたのは、ドラゴンになる程の穢れを受け止めて浄化できる導師がいなかったから」という結論に達し、ハイランド王都レディレイクに襲来したドラゴンを従士であるアリーシャロゼの助けを借りて浄化。史上初めてドラゴンを浄化した導師となった。

ただやはりドラゴンの穢れは強大であり、浄化自体には成功したものの、その後穢れを受け止め切る為に従士の二人共々数日間眠り続ける事になっている。

最終決戦では、「永遠の孤独の呪い」により、会話すらできなくなったヘルダルフを浄化で救うべく、最終手段として地水火風全ての力を合わせた神依を実行。ライラミクリオエドナザビーダを同時に自身と融合させ、四属性神依を成功させた。

しかし、それを以てしても、空になったヘルダルフの器に穢れが流れ込む為に完全な浄化は出来ず、地脈の底に自分事ヘルダルフを封印し、長い時間かけて浄化する事になった。

ミクリオの姿が変わるだけの時間を経た後、完全に浄化を終え、封印から解放される。そしてミクリオと再会を果たし、彼と共に世界各地の遺跡を巡る新たな旅に出た。


カムラン関連、ミクリオとの喧嘩、ルーカス関連、霊応力遮断、地の主との関わり、出生の秘密など、原作・小説・漫画版での掘り下げイベントは大幅にカットされている。


レディレイクの地下水路でスレイと喧嘩する場面がカットされたため、水属性の神依に必要な弓の神器を手に入れる理由がスレイの力になりたいという願いを聞いたライラがミクリオに提案して、別行動する形になった。

この別行動は、マーリンドのドラゴンパピーとの交戦に合流するまで続いている。

また神器としてだけでなく、神依発動以外の時も一度だけ弓を使っている。

ヘルダルフとの決戦の後、あちこちを旅していたようでやはりゲーム版同様に外見を成長をしている。更にスレイが帰ってきた事に気づけるようにテレパシーを開いたままにしていたため、帰ってきたスレイと再会している。


カムランの過去、母親との再会、決戦前夜、ジイジ関連などの主要イベントはカットされた。

ゲームであったような古代好き、天遺見聞録好きといったシーンは見られない。

ゲームよりもツンデレ成分が薄め、葛藤は薄めでスレイのサポートポジションに徹されている。


♯00(実質1話)の主役を務める他、以降もスレイ達とは別個に行動するアリーシャの視点で話が進む場面があり出番も多く、ファンからザクロスにおける真の主人公ともいえ、演じている声優からも「もう一人の主人公」と言われ、破格の優遇を受けている。

#10(11話)「アリーシャ・ディフダ」ではサブタイトルを務める。

アニメオリジナル衣装や髪型も数種類追加されている。


アニメ「テイルズオブゼスティリア ザ クロス」ではデゼルの加護を受けたロゼを相手に、護身用の短剣だけで応戦できる程。


原作では、王家の末席の分家の娘だったが、ザクロスでは国王が老年になって見初めた、平民の女性との間の娘(王の妾腹の娘)となっており、原作よりも王族としての地位は上がっている。


辺境の村へ調査に向かう途中で風の骨と遭遇。戦闘で人間状態のルナールをほとんど一方的に叩きのめし、その事によりルナールに因縁をつけられてしまう。

調査に出向いた村が災害で壊滅する様子を目の当たりにし、また姉妹弟子兼部下四人も喪失。竜巻の中で猛り狂うドラゴンを目撃し、世界が末期的状況にある事を痛感した。

その為イズチでスレイと出会った時には精神的に追い詰められており、原作に比べて深刻な表情が増え、笑う事が少なくなってしまっている。壮絶な体験から一時はかなり悲観的になっており、導師伝承をおとぎ話と断じる事もあった。しかしスレイに励まされ、再び導師伝承に希望を抱いてレディレイクに戻る。


霊応力は原作よりも高いのか、従士になる以前の段階でルナールの憑魔化を目撃し異変を察知し、イズチで過ごす間、見えないながらも天族の視線、存在を感じ取っていた。

精神面は成熟しており、明確に「専守防衛」の思想(敵から攻撃するまでこちらから手出しをしない)を掲げる政治家としての一面を強調されている。また、二期では自分のことを「従士」と「」に認識していることに判明。

老獪な大臣相手にも怯む事なく主張を掲げる、風の骨に刃を向けられても怯えずに啖呵を切る等非常に肝が据わっている。アニメオリジナルキャラとして部下のイアン、シレル達が追加。部下への気遣いと労いを忘れず慕われる一方で、処断をちらつかせて物資の横領を抑止する厳しさもある。

まさにおっぱいのついたイケメンである。

\キャーアリーシャサマー/


戦闘力に関しても高く、槍使いでありながら短剣、長剣も使う事ができる。先述したように(憑魔としての力を使っていなかったとはいえ)ルナールを一方的に打ちのめす槍の達人。本来の得物でない短剣についても暗殺者をあっさりいなし、二刀のロゼの攻撃を凌ぐ実力の持ち主。


グレイブガンド盆地での戦いの後、従士契約を結び、戦いの後処理のため一行から離脱するが、バルトロの策略によって国家反逆罪の疑いをかけられ、師匠マルトランは拘束、自身も配下共々追われる身となった。

しかし、マルトラン救出に見せかけ、災厄の時代を招く穢れの原因となっている戦争を停戦させるよう父王に進言する為に城に向かうも、居合わせたバルトロによって、自身を庇った父は殺され、そこを部下に見られ追い詰められたバルトロは自害。直後に竜巻が発生したのを目撃し、現場へ向かい、ロゼと共にスレイの引き受ける穢れの一部を分担し、ドラゴン浄化に成功した。

レディレイクがドラゴンによる被害を受けていた後、民衆が復旧作業より彼女の御身を心配し、屋敷やハイランド王宮の前に集まって祈る程の魅力がある及び尊敬を持たれている事を見せられる。アリーシャが目を覚ました後は、後処理と決戦への準備の多忙さもあり彼女の父であるハイランド国王の話を触れていなかった。


その後、災禍の顕主が根城とする北の大地へ遠征に向かう事を選び、決戦に同行。その途中、デゼルから万一の時に備えて、ロゼと共に神依を習得する事を提案される。

アリーシャはエドナ、ロゼはデゼルとの神依に挑むも失敗、その後はエドナと共にイメージトレーニングで神依のイメージを掴む特訓を行う。

そして、災禍の顕主の本拠地付近に陣取っていた大量のドラゴンを浄化する為、ロゼと共に一か八か神依を決意、見事にゲーム版ではできなかった神依を成功させ、多数のドラゴンを倒して行った。災禍の顕主との戦いではミクリオと神依を行った。


最終決戦では従士として、ロゼと共に導師を助ける役割を果たし切り、生きて帰って来た。


父王が亡くなった後は、マルトランらの助力の下、事実上の国家元首として導師の遠征に向かう者の選抜に参加したり内政を担当していたが、最終決戦後に父の跡を継ぎ正式にハイランド国王(女王)として即位。

ローランス帝国皇帝ドランと共に、災厄の時代の教訓として、二度とそんな時代が訪れないよう、忘れられかけていた天族信仰の復興及び導師伝承の国を挙げての継承を宣言し、導師スレイの夢であった「人間と天族の共存する世界」の礎を築き上げていくのだった。

自らを支えてくれる部下や師、同じ志を持つ永遠の友と共に――


序盤での暗殺対象はスレイからアリーシャへ変更。アリーシャ・ディフダ殺害依頼を受ける動機が依頼と政治的思想の対立となっている。

アリーシャが掲げる専守防衛の理想というのは、平たく言えば「刺されるまでは刺さない」というものである。

間違いなく敵に先制攻撃を許し、その際に自国の民が犠牲となることは確実。それは専守防衛に固執せず、むしろこちらが先に撃って出て敵を撃退すれば防げるかもしれない犠牲。故に「風の骨」はアリーシャの殺害依頼を受けることとなった。だがアリーシャに自分の行動の行く末を見届けるよう言われたことで協力することにする。以降は友人と呼べる関係になったものの、エンディングまでは「姫様」と呼び続けている。


「風の骨」として深く関わるのはアリーシャであり、スレイとの直接的な会話はもっぱら「セキレイの羽」としてのもの。

スレイが初めて王都を訪れた際にロゼが便宜を図ってやったのだが、その際の代金をことあるごとに請求しているため、スレイからは苦手意識を持たれている様子。尚、ゲームでその時ロゼとスレイは代金の話をするではなく、スレイが持っている王家のナイフを買収しようとしている、プレイヤーの選択によって売るか売らないかを選ばる。

デゼルや天族についても怖がるようなことはなくスンナリと受け入れている。

霊応力はゲームより極端に下がっているため、スレイと契約を結ぶ前に天族どころか憑魔ですら認識できないになっている。


「風の骨」としての矜持はゲームと違って、「傭兵団が壊滅した後ロゼと他のメンバーたちが覚悟して貫く」から「前団長ブラドから受け継ぐ」に改変した。

ロゼ自身はその矜持に耐えきれない場面や疑問を抱く様子はアニメで描かれている。


ローランスでラストンベルの司祭を断罪した後に知り合いの職人が殺された事を知り、衝動で教会を襲撃するつもりがエギーユに矜持を反する行為という理由で止められた、だがデゼルは彼女の代わりに教会を襲撃しようとした。

しかしスレイに止められた後に、『風の骨』の前身『風の傭兵団』を嵌めてブラドを処刑したことへの復讐としてコナン皇子を襲撃、とどめを刺したかに見えたが建物が崩壊する中憑魔化したコナン皇子と刺し違えかけた。

スレイ達はここで初めて風の骨のことを知った。

スレイはロゼの暗殺者としての行為を否定し、彼女に穢れや憑魔のことを告げた。ロゼはそこで初めて、穢れの存在を知り自分が今までしてきたことは間違いだったのかと葛藤する。

ペンドラゴ到着後でスレイと従士契約を結ぶ事を決意。リスクを理解したうえで従士となった。

霊応力が大幅削り、災禍の原主を追って北に向かう過程でテゼルの発案で神依を試すが負担が大きく出来なかった為に修行することに。

多数のドラゴンとの戦闘でつい神依化。だがゲームとは違い使いこなせているとはいえず、長くはもたなかった。


テゼルとの最期のやりとりは原作通りであるものの、涙を流した。決戦前テゼルから受け取った帽子をザビーダに譲った。


決戦が終わった数年後長髪になり、女王となったアリーシャと仲睦まじく料理をしていた。


「風の骨」メンバーたちとの関係性、ルナールとの関わり、矜持を持つ理由、スレイのために導き出した「答え」、決戦後自分の意志で導師になる、数十年後で後世の導師たちの墓参りなどのイベントはロゼのキャラ立ち位置が大きく変更したため大幅にカットされている。


製作開始前に松来氏が亡くなったのもあり、下屋氏が後任として担当している。

特にダジャレ好きな面は見られず、若いスレイを導き助言を与える立場が多く見られる。

スレイが穢れに飲まれそうになったときには立ちふさがって止めようとするが突き飛ばされてしまう。

穢れの本質に迫ろうとするスレイに、ミケルが遥か昔の伝承について書き残していたもう一つの天遺見聞録を託した。

浄化の炎の誓約も、結んだ理由がマオテラスから託されたという形に、誓約の代償が始まりの村カムランに関する事を口外しない事に変更された為、自らミケルやマオテラスの事について話している。


面倒臭がりな面はあまり見られず、ザビーダがアイゼンとの約束のために何度もレイフォルクを訪れていることについても知っていた。

ロゼ達風の骨(セキレイの羽)がブラドが死ぬ原因となったコナン皇子を暗殺するために行動した時にデゼルから「死んだ方がいい奴もこの世にはいる」と語られた時には、「死んだ方がいい奴なんていない」と返している。


こちらの方でも、ロゼが小さい頃からずっと隣にいた存在であった。

しかし、風の傭兵団壊滅の原因であったコナン皇子が存命であるという改変がされており風の傭兵団壊滅と復讐からロゼとの関係を重視した描写となった。

私情を見せる事はあまりなく、スレイの理想は理解をしているが届かない理想より目の前の正義を信条としているため、最初は綺麗事と批判することもあった。

ロゼがコナン皇子暗殺後に、憑魔や穢れについて知り自分が間違っていたのかと葛藤すると従士契約について教えるなど、少しずつロゼとの関係が変わってきた。

そして、ヘルダルフが北の大地に向かったと知りスレイたちと共に向かうがドラゴンの大群で消耗したのを見てある決心を固めていた。

そして地脈湧点であるキララウス火山の入り口で、ドラゴン化したサイモンを始めとするドラゴンにロゼと神依して密集地隊の中央に行き、神依を解いて特攻しドラゴンを浄化した。

最期のロゼとの会話で、スレイには導師が誰かを犠牲にしてでも、となれば歴史の繰り返しとなる、だから俺が死んだのはお前のせいじゃないと伝えてくれと頼み、ロゼにはブラドの夢を押し付けてしまったと謝ったがロゼは夢を持つきっかけとなったデゼルとブラドを誇りに思うと返した。

そのままで頑張れよと言い残し、笑顔で光となって消えた。


アニメ『テイルズオブゼスティリアザクロス』では、ベルセリアの展開を踏まえて「霊峰レイフォルグのドラゴン(アイゼン)」を殺す事に躊躇があるような描写に変更されている。


第2期では、レディレイク付近でドラゴンが引き起こした竜巻に巻き込まれそうになったアリーシャ一行を救う。

その後、レディレイクでのドラゴンの浄化が終了したスレイ達一行の前に姿を現し、決戦の場所である「北の大地」に同行することを決める。


ドラゴン化したサイモンを含む強力な憑魔を鎮めるためにその身を犠牲にしたデゼルの意志を継ぎ、災禍の顕主・ヘルダルフとの決戦に協力する。

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