概要
- 世代:究極体
- 種族 / タイプ:天使族 / 座天使型
- 属性:ワクチン
- 必殺技:セフィロートクリスタル
- 得意技:エデンズジャベリン
- 勢力:三大天使
ワクチン種三大天使の一柱を担っている、女性の座天使型デジモン。他のデジモンとは隔絶した力を持ち、慈悲と慈愛にして癒し力を司る。
天使族デジモンのヒエラルキーにおいて、上級三隊「父」第三位に属する。
名前の由来は、天使の九階級の上から三番目・座天使(オファニム)から。
長らく、テイルモンひいてはエンジェウーモンの究極体がホーリードラモンと捉えられていたが、オファニモンの登場およびデジモンフロンティアでテイルモンの成長期に当たるプロットモンが生まれ変わりとして登場したことで、ホーリードラモンを差し置いてテイルモンとエンジェウーモンの究極体としてのイメージが定着している。
実際にカードゲームにおいては、殆どの同名カードに進化条件の完全体としてエンジェウーモンが名を連ね、PSP用ソフトデジモンアドベンチャーでも、ホーリードラモンを差し置いてオファニモンがテイルモンの究極体となっている。
オファニモン・フォールダウンモード
- 世代:究極体
- 種族 / タイプ:天使族 / 堕天使型
- 属性:ワクチン
- 必殺技:フレイムヘルサイズ、デモンズクリスタル
- 勢力:三大天使
怒りのあまり自らの感情を殺し、狂気に落ちたオファニモンの姿。どれだけ粛清しても残虐非道な悪行は増え続ける世界に憤りが高まり、心を閉ざしてしまった。
悪の芽を摘むために、正義の弊害になると判断した相手は誰であろうと狩り、自分が認める正義の世界を築き上げようとするという、三大天使恒例の堕天バージョン。
感情を押し殺すという文字どおり、顔は銀色の仮面に覆われ、翼は金色を保ちながらも悪魔の翼に似た造形となっており、鎌を装備したその姿は正しく魂を刈り取る死神。
デジモンアドベンチャーtri.では兄を失った(と思い込んだ)ヒカリの絶望によって、テイルモン(この時は幼年期のニャロモン)が通常種ではなくこの姿に暗黒進化しており、ラグエルモンと合体してオルディネモンとなってしまい、分離したテイルモンはホーリードラモンに進化したため、オファニモン通常種とメイクーモンのもう一つの究極体ラジエルモンは登場しないまま、物語は終了してしまった。
オファニモンC(コア)
- 世代:究極体
- 種族 / タイプ:天使族 / 座天使型
- 属性:不明
- 必殺技:セフィロートクリスタル
- 得意技:エデンズジャベリン、ヴォルケナパーム
- 勢力:不明
ライトファングのリーダー・グレアのパートナーのオファニモンが、クロノモンの力を引き出すクロノ・コアに取り憑かれ、変異した姿。
デジモンストーリームーンライトのボスで、緑色の鎧に包まれた通常種から一転、顔は片面だけ仮面で覆われ、赤い炎に彩られた青い鎧に身を包んでおり、翼が燃え上がる炎になったその姿は太陽を思わせる(ムーンライトの対になるバージョンが、サンバーストであるため)。
各作品の活躍
デジモンフロンティア
CV:深見梨加
デジタルワールドを治める三大天使デジモンの1人で、究極体デジモン。神原拓也達をメールによってデジタルワールドに導いた張本人である。
ルーチェモンにつけ込まれ邪悪化したケルビモンによって、「バラの明星」に幽閉されていた。ケルビモンとの戦いの中で拓也達のデジヴァイスを奪い返し、ケルビモンの邪悪な力を浄化しようと試みるが、直後にケルビモンに攻撃され力尽きる寸前に、最後の力を使って拓也と輝二のデジヴァイスを変化させ、「ハイパースピリットエボリューション」の力を託した。
以降は力を使い果たした事でデジタマに戻り、プロットモンとして生まれ変わることになる。
デジモンアドベンチャー
PSP版で、八神ヒカリのパートナーデジモン・テイルモンの究極体として登場。これとは別に、ホーリードラモンへと進化するルートもある。