概要
墓守のウェザエモンとは、小説家になろうに連載されているウェブ小説である『シャングリラ・フロンティア』に登場するキャラクター。
シャングリラ・フロンティアというゲームに登場するユニークモンスターと呼ばれるモンスターの内の一体であり、七体しか存在しないとされるユニークモンスターの内の一体であり、作中で主人公によって最初に討伐されたユニークモンスター。
人物
ゲーム世界において、神代と呼ばれる遥か昔の時代の人間であり、晴天流という古武術をもとにスキルと呼ばれる技術にまで進化させた人物である。
元々は天津気・刹那という女性科学者の夫であり、神代の時代に起こった何らかの事件によって妻を失い、そのことが理由で彼女の墓を守る『墓守』となった。
推察される人間像としては、愚直で律儀な人間であったようで、刹那は彼の性格から推察して、彼は死んでも永遠に自分の墓を守るであろうことを察し、そんな彼を止めるための人間を探すために霊体となった『遠き日のセツナ』というキャラクターになった。
作中での活躍。
元々はPKクランである『阿修羅会』によって秘匿されていたモンスターであり、当時の『阿修羅会』にはウェザエモンに勝てるだけのプレイヤースキルを持っているプレイヤーがいなかったために、討伐されることなく秘匿されることになる。
これはユニークモンスターが、戦うどころか遭遇するだけでも莫大な量の経験値が入るためであり、PKとして活動しながらも運営側がPK対策を厚くし始めたことによって守りに入ったPKしかしなくなった『阿修羅会』にとって効率よく経験値を手に入れることができる手段として利用するためであった。
しかし、そんな『阿修羅会』とのクランリーダーである実弟に愛想をつかしたアーサー・ペンシルゴンこと、天音・永遠によって主人公であるサンラク、ゲーム友達でありプロゲーマーであるオイカッツォとともに討伐される。
当初はウェザエモンというキャラクターの性質上、ゲーム内で登場するのは一体のみであると思われていたが、ペンシルゴンによって旧大陸内に四体のウェザエモンの存在らしきものが確認される。