基礎データ
ずかん | No.210 |
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英語名 | Granbull |
ぶんるい | ようせいポケモン |
タイプ | ノーマル(第五世代まで)→フェアリー(第六世代から) |
たかさ | 1.4m |
おもさ | 48.7kg |
とくせい | いかく / はやあし / びびり(隠れ特性) |
進化
ブルー → グランブル(レベル23)
概要
ブルーの進化形。強面だが、性格はブルー同様臆病。
敵に襲われると必死に手足を振って追い払おうとする。
顎の力は強力だが、脅かさなければむやみに噛みついたりはしない。
この見た目でようせいポケモンであることや、♀の方が多いことをブルー以上にネタにされるが、トロルやスプリガンなど大型で見た目の厳つい妖精は珍しいものではないし、犬の妖精にはクー・シーがいるのでそう気にするほどの事でもないだろう。
モデルはブルー同様ブルドッグ。現在のブルドッグは比較的温厚な犬である。
名前の由来は恐らく「グラン(フランス語で雄大)+ブル」。
ついでに言えば、グラン・ブルーという映画もあるのでそちらも意識していると思われる。
ゲーム上の特徴
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
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90 | 120 | 75 | 60 | 60 | 45 | 450 |
「こうげき」が高く、「すばやさ」が低いという所謂重戦車型のステータスを持つ。
合計値は450と低いが、配分に無駄が少ないので十分に実戦的なスペックとなっている。
また並程度の「ぼうぎょ」もいかくで補えるため、物理耐久は数値以上の堅さを誇る。
「とくぼう」も控えめだが、HPが豊富なので特殊耐久も並以上はある。
だが競争の激しいノーマルタイプに生まれてしまったため、特にリングマにはステータスで完全に負けてしまっており、差別化が難しい影に隠れがちな不遇ポケモンであった。
一応特性「いかく」や技「リフレクター」「でんじは」などはグランブルにしかできないが。
……と思っていたらXYにて、なんとブルー共々タイプがノーマルから「フェアリー」に変更された。
しかもピクシー同様ノーマルタイプがなくなり、フェアリー単タイプになった。
これで名実ともに「ようせいポケモン」と相成ったのであった。
知らずにかくとうタイプで挑むと返り討ちに遭うので注意。逆に無効だったゴースト技は1倍で通るようになる。ドラゴン対策に態々げきりんやこおりのキバを覚えさせる必要がなくなった。
タイプ自体が変わってしまったことにより、他の実戦級ノーマルタイプの皆さんとの差別化を気にする必要もなくなった。
反面、第七世代ではフェアリーの隆盛によりはがねタイプ・どくタイプの技をサブウェポンとして搭載するケースが増え、同時に得意とするかくとうタイプの減少もあってやや厳しい立場になってしまった。
物理型のフェアリーは他にクチート(メガクチート)とマリルリぐらいしかなく、両者には攻撃力は負けてしまっているもののフェアリーが効きにくいどく・はがね・ほのおタイプに有効な「じしん」をフェアリータイプで唯一習得することができるため十分差別化は可能(他のフェアリーはあなをほるやじならしが習得できる)。
…もっともその2体はともにちからもちで反則級の攻撃力を得ているため見劣りするのは仕方のないことであり、グランブル自体は普通に高打点の部類に入るのだが。
また、タイプがフェアリーに変わったことでむし・あくタイプに耐性が付き、かつゴーストタイプの技も効くようになったため、隠れ特性「びびり」の採用価値も上がっている。
最速なら「びびり」一回発動で最速90族まで抜けるので、受けに出して一気に奇襲することも可能。
使用トレーナー
ピクシブ内でのタグについて
グランブルはpixiv内でイラストの検索が非常に難しいポケモンの一体である。まず、この記事で表示されているイラスト件数はポケモンのグランブルによるイラストでの件数ではない。以下にその理由を記述する。
- グランブルーファンタジー…ピクシブでグランブルを検索する際の最大の壁。完全一致検索をしても略称として「グランブル」が使われている(主に海外ユーザー間で)場合があり、ポケモンを併用してもグランブルだけの絵を探すことはできず(複数ジャンルのまとめ絵等がかかる)、「グランブル+ポケモン-ファンタジー」のマイナス検索を含めた3種のタグ併用でようやくグランブルのイラストがまとめて見られる。ただし、グランブルファンタジーとポケモンのグランブルを同時に描いて双方のタグをつけたイラストがあった場合は除外されてしまう。
- グランブルー…検索の際の壁その2。カードファイト!!ヴァンガードのタグとして機能しており、こちらもかなりの数を誇る。完全一致検索で減らすことは可能。
- ぐらんぶる…検索の際の壁その3。こちらは主にgood!アフタヌーンで連載中の漫画作品のことを指す。上記2つに比べると掲載誌がややマイナーなせいもあって数は少ないが、2018年のアニメ化に伴い徐々に知名度上昇中。ただ、ピクシブ上ではカタカナと平仮名は完全に区別されて検索されるので基本検索妨害にはならない。
これらに対抗するには、それこそポケモンのグランブルのイラストが増えれば検索で悩むことは少なくなるかも…しれない。もしくは進化前の「ブルー(ポケモン)」のように専用タグを作るかである。ただ、カタカナ表記で「グランブル」という名前を持つキャラや作品は他に無い(あったとしても知名度でこちらが勝る)ため、専用タグを作るかどうかは微妙なラインである。