CV:三瓶由布子
概要
本作の主人公。14歳。11990年2月28日生まれ。
エウレカに誘われて加入したゲッコーステイトの新メンバー。
続編の『エウレカセブンAO』にも終盤で登場した。
『交響詩篇エウレカセブン』のレントン
かつて大災害から世界を救ったとされる英雄アドロック・サーストンの息子。生まれてすぐに母親を、そして程なく父親も失い、姉のダイアン・サーストンも父を追うかのように消息を絶ったため、メカニック屋の祖父アクセル・サーストンと共に暮らしていた。
趣味はリフと呼ばれる空中サーフィンで、愛用のボードは憧れのリフボーダー、ホランドのレプリカモデル。世の中や将来のことに不満を抱きつつ、どうにもならずに足掻く普通の少年である。バイタリティはあるのだが、後先考えずに行動してしまうきらいがありそれが余計なトラブルを起こしてしまう事もしばしば。
空から降ってきた少女エウレカとニルヴァーシュに出会い、転機を迎える。まだ「アレの毛」が生えていないらしく、ゲッコーステイトのメンバー(主にタルホ)やエウレカの子供達からはその事でしばしばからかわれていた。
また、他人の操縦するLFOに同乗することでひどく不快を覚えるらしく、序盤ではしばしばコックピット内で粗相をしてしまう。
以来メーテルら3人の孤児達から「ゲロんちょ」呼ばわりされ、月光号の弾道飛行時にはエウレカからエチケット袋を渡されてしまう。整備の腕は確かだが、なぜか家族揃ってピーキーに仕上げる癖がある。
序盤~中盤では子供っぽい言動が目立ち、エウレカやメンバーに感情をぶつけることもしばしばだったが様々な経験を積み徐々に成長、LFOの操縦技術も、経験とニルヴァーシュとの感応能力の高さから、エウレカに引けを取らないほどにまで上達、月光号を離れた後にビームス夫妻など様々な人に出会うことで精神的にも一回り大きくなった。
月光号に戻った後はエウレカと心を通わせていき、サバイバルも経験した終盤ではもろい部分もありながらエウレカを支えるパートナーとして、子供達の父として立派に成長した。
(画像右の方)
容姿も少し変化しており、表情はとても凛々しく父親らしい顔をするようになったことが窺える。
また最終話の住民票(12006年4月2日発行の模様)によればエウレカと籍を入れており、16歳で三児の父親になっている(この後、更に2人増えているため実質は子供が5人という大家族となっている)。
余談だが、彼の誕生日と中の人の三瓶由布子さんの誕生日は同じ2月28日である。
漫画版『交響詩篇エウレカセブン』のレントン
この項目は書きかけです
『エウレカセブンAO』のレントン
AOでは、放送当初からフカイ・アオの父親候補としてファンから名前が挙げられるも、本編でその姿を表すことはなかった。ただ、アオ側の世界とリンクしたエウレカが度々その名前を口にしており、二人が夫婦になっていることは示唆されていた。
また突如として出現したニルヴァーシュ(Mark-1)の新兵器・クォーツガンは、もともとレントンの設計したニルバーシュ用の兵器であることも明かされている。
……そして第22話のEDにて、前髪が白髪になったレントンが登場。
CVは藤原啓治氏であり、その衣装や背格好から初見でホランドと間違えたファンもいた。22話では荒廃した世界を彷徨いながら、エウレカのいる世界(過去)へと飛ぶすべを探す。そしてエンディングでSpecVに酷似したニルヴァーシュを呼び寄せ、エウレカが待つアオ側の世界を目指すべくスカヴバーストへと飛び込んでいった。
『完結篇』では、アオが二度目のクォーツガンを撃った影響で生まれたポールライトから時空を超え、そこで初めてアオと邂逅する。
スカブが本来レントン側の時間軸の存在であること、そしてスカヴが進化を遂げたことで「時間移動」を習得して過去に転移して「スカヴバースト」の根本的な原因を生み出していたことを明かし、その責任が自分とエウレカにあると感じていた。
当初はアオに事実を告げた後に自分一人で決着を付けるつもりだったが、それを身勝手と感じたアオのMark-1と激突。当初は「アーキタイプ」(スカヴの生み出すLFOの骨格)を持つspecV-3の性能を遺憾なく発揮して圧倒するも、Mark-1に眠っていたトゥルースが目覚め形勢が逆転。アオにポールライトの中へ連れ込まれ、スカヴバーストの起きる前の磐戸島に辿り着く。そしてアオに促されてエウレカを救出し、逞しく育った息子の姿を見送りつつ元の時代へと帰った。
メディアミックス作品
スーパーロボット大戦・Another Century's Episodeシリーズ
ACE3とスーパーロボット大戦Zでは共通してガロード・ラン、ゲイナー・サンガと親交がありゲイン・ビジョウにより「少年恋愛団」と呼ばれてしまっている。(ただし、第2次スーパーロボット大戦Zではレントンが劇場版仕様のため成立していない)
関連タグ
五十嵐丸太(デッドマン・ワンダーランド):彼をモデルにしたキャラクター。