概要
CV:八十田勇一
悪魔軍・バカラ軍曹の最古参の部下であるロボット魔守。「メカニカルゾーン」出身。その名の通り、サイコロの胴体を持つ黄色のボディが特徴。ダンディーラーと行動を共にし、星天使タケル一行に立ちはだかる三悪的な存在の一人。
物語序盤では上司であるバカラを「バカ・ラ様」と区切って呼ぶ癖があり、その度に「区切るんじゃねぇ!」、「区切って呼ぶな!」と叱られ、鞭やバズーカで制裁されること数回。
タケルによって天源核(ビックバンコア)に吸収されるが、残された2つのサイコロをピンゾロイド2号に移植することによって復活。しかし、性能面は悪くなっており、バカラを「バカ、バカ、バカ、バカラ様」などとドモってしまい、そのたびに「スクラッチすんじゃねぇ!」と叱られることになる(「どもる」という言葉が放送コードに引っかかるためだと思われる)。
「メカニカルゾーン」の後輩のピンゾロイドたちも、自身のスクラッチのせいで「バカ、バカ、バカ、バカラ様」が名前だと思ってしまい、その名で呼んだことでお決まりの如く「スクラッチすんじゃねぇ!」と追い回された。
他にもダンディーラーが天助ポーチと喧嘩になった際、諫めようとして「ダダッダッダッダンディーラー」などとスクラッチしてしまい、彼女から「スクラッチしないでくれる!?」と言われ、連続キックをお見舞いされた。
人物
上記のドジっぷりが目立つものの、魔守としてはわりと優秀で、飛行船・ガスベラスを個人で操縦する、両目から分析する能力、後ろのサイコロの目からトランプ型のプロペラを出して飛行するなどの機能が付いている。また、サイコロで攻撃することもあり、タケルのブーメランを「チンチロリン」と言って投げて弾くほどの威力がある。
実は量産された他のピンゾロイドの中でも機能に欠陥があったため廃棄寸前になっていたが、根性だけは人一倍あったため、バカラに引き取られた。
ロボットであるため、食事はオイルで補給していることが語られているほか、凶悪魔編終盤で邪伝子の雨による影響を受けなかった。だが、悪魔属には感染しない「デビルウイルス」に感染していたなどの矛盾があり、入浴シーンでも錆びたりショートしないなど、防水性もあるような描写がある。
ワルサ四天王の一人・暴満漢によって他のピンゾロイドたちが廃棄されそうになった際にはそれを阻止すべき尽力した(ピンゾロイドたちの解放後は、彼らは他のゾーンで活躍すると言っており、凶悪魔編では他の魔守たちと共にバカラ一家の農業労働に精を出していた)。
終盤で、バカラがワルサ四天王を倒すのと引き換えに死亡した際にはダンディーラーと共に号泣した。後にバカラが復活した際には活気を取り戻した。