CV:田中美海
概要
菓子職人の専門学校に通う1年生(シーズン2から2年に進級)。パートナーデジモンはクダモン。よく手製の菓子を皆に振舞っている。
いつもおっとりとして穏やかだが、危機的状況の中でも緊張感に欠けた発言をする天然ボケな一面もあり、いつもクダモンから心配されている。また、図書館の戦いにおける拓己との初対面時にも、そこに関して呆れられた事がある。
シーズン2の第5章では、幼い頃から周囲の意見を優先しようとするあまり、一番重要である筈の「自分はどうしたいか」という考えが抜け落ちている事をモノローグで語っており、自分の考えをしっかり持っているもんやカズマを見て、劣等感に苛まれる場面があった。
ショッピングモールで突然襲撃してきたヴァジラモンとの交戦中に、乱入してきたムゲンドラモンや、ムゲンドラモンに加勢し敵対する意思を見せた拓己の登場など、不測の事態が次々と起こる中で、技を放たんとするムゲンドラモンへの咄嗟の対応が遅れてしまった己の不甲斐なさをまたも責めるが、チィリンモンから「真由が迷うのは、人のためを思い皆を笑顔にしようとする優しさの表れであり、そうやって悩むのも苦しむのも、真由が逃げないから」、「迷って、立ち止まっても真由なら大丈夫。進む道を選ぶ時間くらいなら、パートナーの自分が稼ぐ」との激励を受け、皆が信じてくれているにも関わらず他ならぬ己が自身を卑下していた事を恥じ、「こんな戦い、全部止めたい。デジモンも人もわけもわからないまま傷つけあうのはいや」と一念発起。
真由に助けられた借りを返さんと、ヴァジラモンが与えた力で究極進化したミタマモンと共に窮地を脱するのだった。