概要
CV:山口勝平
「風の伝説ザナドゥ」シリーズの主人公。
王軍最年少の百騎長を務める少年。年齢は15歳。
実は英雄王アイネアスの末裔で、本名はアネモス・アイネアデス。素性を隠して軍隊に入隊し、王軍最年少の百騎長にまで出世した。
しかし、あまりに高い武勇と出世を妬まれて、遠くの辺境の地のモンスター討伐を命じられてしまう。モンスター討伐中、カコースの罠にはまって、ダイモスとはぐれたアリオスはヌースによってイクティア島に送られてしまう。そこからアリオスの戦いが始まることになった。
Ⅰの戦いの後は、ダイモスとイシュタリア自由戦士団を結成し、モンスターの残党や盗賊から人々を守るために戦い続けている。
Ⅰの3年後である「風の伝説ザナドゥⅡ」では、行方不明になったリュコスを探して、ダイモスと共に新大陸アシュナールへ渡り、破壊神ルーゴン復活の陰謀に巻き込まれる。
女神イシュタルの加護を得たアリオスがルーゴンを倒したことで、ルーゴンと対極の存在のイシュタルも消滅の運命をたどることになったが、世界から神々の加護が消え去ったことで、結果的に神々の時代を終わらせた。
Ⅱの後日談(話によってはゲーム本編中)を描いたドラマCD「風の伝説ザナドゥⅡヒロインたちの誕生日」、その続きが描かれているドラマCD「TARAKOぱっぱらパラダイス」も発売されたが、ソフィアとピュラーに迫られたり、アリオスへの愛を自覚したダイモスに連れ去らわれるなど、大変な目に合っている。
ソフィアやピュラー、シェリルといった、女性陣から好かれているが、ドラマCD「風の伝説ザナドゥⅡヒロインたちの誕生日」と「TARAKOぱっぱらパラダイス」でアリオスはダイモスを選ぶという衝撃の結末を迎えた。
風の伝説ザナドゥ The Rebirth of Dragon Slayerでは
コミック版「風の伝説ザナドゥ The Rebirth of Dragon Slayer」でも、百騎長をしていて、勇者アイネアスの血を引く予言の勇者という設定。普段は穏やかだが、クレーネを破壊するダイモスを叱咤するなど、言うときは言うしっかりした性格。
正体は女神イシュタルを愛したが故に天界を追われた風の神の末裔。
余談
一見すると非の打ち所がない少年だが、一部キャラに対しては心の中で腹黒いことを言ったり、女性のベッドに潜り込んで喜ぶなどの悪趣味ぶりを見せている。
Ⅰでは、ソフィアの部屋を物色して、ソフィア本人やピュラーやメディアが見ている前にベッドに潜り込んだりした。Ⅱでも、メルティナの部屋を物色して、恋人のリュコスの見ている前でメルティナのベッドに潜り込むなど、数々のセクハラ行為をしていた。
メルティナのベッドに潜り込んで喜ぶアリオスを見たピュラーが『アリオス…その癖やめたほうがいいよ、あたし嫌いになっちゃうよ…』と言っていたことから、アリオスが女性のベッドに潜り込んで喜ぶ変態癖を持つのは仲間内では周知の事実のようである。
また、シェリルとのイベント「ときめきアシュナール」ではシェリルの誘いで彼女の部屋に夜這いに行ったりと(しかも状況によってはリュコスが重傷で苦しんでいる最中に)、勇者の子孫らしからぬ不埒な行いをしている。
アリオスのセクハラ行為は、イースⅡエターナルにおけるアドルのベッド潜り込みイベント(リリアやザレムのベッドに潜り込んで喜ぶセクハライベント)に受け継がれたと思われる。