cv:茅原実里
概要
アプリゲーム『きららファンタジア』にて敵として登場するキャラクターで、筆頭神官アルシーヴに仕える「七賢者」のひとり。
前髪パッツンの黒髪と後ろに付けた赤いリボンと狐面が特徴の少女で、白色のエプロンドレスに黒色の和服のような衣装を身にまとい、黒色の手袋及びタイツとロングブーツを履いている(たまて曰く和風メイド)。戦闘の際には武器となる護符を携帯する。
人物~寡黙で古風な七賢者~
古風な口調が特徴の寡黙な人物として振る舞い、規則には厳しい態度で対応することが多いが、希にだが遠足の行事を楽しむ姿も見せている。
主君にあたるアルシーヴへの信仰心はとてつもなく強く、彼女の行動や思想を正しいものと断定し、アルシーヴに反逆する者には明確な敵意を向ける傾向にあるがそれと同時にアルシーヴを大切に想っており、敵対するきららに過去のソラとアルシーヴの記憶を見せた。
また、アルシーヴの秘蔵っ子にあたる人物でもあり、後述にある危険な能力を宿しているためその存在は限られた者しか知らされておらず、ランプたちとも面識がなかった。
能力
「夢幻魔法」と呼ばれる能力を宿しており、劇中ではその能力を使って「エトワリア学園」という偽りの世界を創り、そこではエトワリア学園の遠足委員として登場する。
戦闘では、最初は月属性だがそこから陽属性以外の属性に変化しながら魔法攻撃を仕掛け、さらにバフやスキルカードといった様々な技を駆使するトリッキーな強敵として立ちはだかる。
ハードではこれに加え、属性変化の際に耐性バフが加わり、さらに状態異常付きのチャージ攻撃と防御面や妨害攻撃に磨きがかかっている。
しかし陽属性になれない故か、月属性への耐性バフは無いため月属性が事実上の弱点となっている。
物語での動向
メインストーリーの第7章「エトワリア学園情報処理部」の敵ボスを務めており、劇中では『ゆゆ式』に登場するキャラクターたちを捕らえて召喚士を倒すよう命令される。
アルシーヴの禁忌の召喚魔法である「オーダー」の能力によって彼女たちが「エトワリア」の世界に召喚されたことで、マッチを除いたきらら、ランプ、ゆずこ達を夢幻魔法で眠らせ、自分が創った偽りの世界「エトワリア学園」へと閉じ込め彼女たちを永眠させよう企むが、ランプが「エトワリア学園」に違和感を覚えたことがきっかけで夢幻魔法が破られ現実世界への帰還を許してしまう。
その後、ゆずこ達が元の世界へ戻り神殿へと向かおうとしていたきらら達の前に立ちはだかるものの、夢幻魔法による力の消耗が原因であっけなく敗れ去る。
その後、きららに前述の過去の映像を見せるもののアルシーヴによって気絶させられ神殿へと連れ帰られる。
前述の戦いの影響で休養を余儀なくされたため、メインストーリーの第8章「導かれし未来」での総力戦では七賢者の中で唯一の不参加だったが、回想で女神のソラに仕えるアルシーヴがオーダーに手を出した真相を知る唯一の七賢者だったことも明かされた。
イベント「エトワリア大運動会」ではアルシーヴや他の七賢者と共に運動会に参加。
借り物競争で冠と勝負するが「借り」を「狩り」と勘違いしたことにより猪に跨ってやってくるが時間のかけ過ぎで敗北。冠を強敵と認め猪をあげた。
何気にこの猪に跨った姿は猪に跨った冠と共に描き下ろしだったりする。
余談
陽属性になれないことやアルシーヴに対する信頼などから、(きららの対がアルシーヴという仮定から)恐らく彼女はランプの対になる存在だと思われる(現在、ランプの属性は陽属性しかない)。
偶然にもイラスト担当である篤見唯子氏の主宰する同人サークルの名前が「薄荷屋(はっかや)」である。
関連タグ
主君→筆頭神官アルシーヴ
同僚→七賢者セサミ、七賢者カルダモン、七賢者シュガー、七賢者ソルト、七賢者ジンジャー、七賢者フェンネル
手下→クロモン
篤見唯子(イラスト担当)