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オリー王の編集履歴

2020-07-20 00:13:15 バージョン

オリー王

おりーおう

ここでは任天堂のキャラクターについて記述する。

概要

ペーパーマリオオリガミキングの登場人物である、謎めいたオリガミの男性。左目が隠れる程の長い前髪が特徴。

作中世界を「オリガミ王国」に変えることを目論む。


当初は黄色いオリガミヘイホーに変装し、クッパの目の前でクッパ軍団を次々とオリガミ兵に変えていった(しかも、オリガミ兵にされた者は二度と戻ることができない)。

タイトルにある「オリガミキング」とは彼の事を指すと思われる。


何故かキノピオを憎んでおり、ピーチ姫やクッパ軍団をオリガミにしたのも、オリガミ王国を作るのもすべて、キノピオをこの世から消し去る事が目的である。

そのため、部下のブンボー軍団はキノピオ達をこれでもかと酷い目に遭わせている。


カラーテープでピーチ城を移動させた後は、オリガミ兵を使ってクッパ軍団を始めとしたモンスター達を捕らえて兵力を増やし、キノピオを捕まえて折り畳んで折り紙にしてきた(折り紙にされたキノピオは、オリガミ兵とは違って、引っこ抜くなり、ハンマーで叩くなりすれば元に戻る)。

また、自身の魔力で動くハリボテ兵を使って作中の世界のあちこちの建物や地形を食い荒らして、各地にスカスカ穴を生み出していたりと破壊と暴虐の限りを尽くしている。

(対象に自我があってもお構い無しのようで、デクの森のデク爺もその被害にあう)。


オリビアとは兄妹だが、自分の野望を阻止しようとしているため敵対している。また、例え部下であっても、役立たずと見なしたら躊躇いなく処分してしまう冷酷な一面を持つ。


バトル

バトルでは既にマスターしていた4柱のカミ様に変身して勝負を挑み、変身したカミ様の能力を使って攻撃してくる。


それを破られるとオリビアに説得されるがオリーは突っぱね、ステージをひっくり返して土俵にし、巨大なトントン相撲人形に変身する。負けじとオリビアもクッパを巨大トントン相撲人形に変身させ、マリオがカミの手でそれをアシストする形になる。

しかし、オリーも黙って見ているわけではなく、オリガミの手裏剣やオリガミ兵のドッスンで妨害してくるので注意。


土俵から落とされても、恨みと怒りから巨大化して現れ、クッパを弾き飛ばして本当の最終決戦が始まる。

オリビアが新たな最大級の魔法陣を生成するが、初っぱなからオリーの攻撃でバラバラにされるため、彼の攻撃を避けつつ、オリーの怒りの影響で発生した毒素が蔓延しないよう制限時間内に魔法陣を修復する事になる。


関連タグ

ペーパーマリオオリガミキング

オリビア(マリオ)

ラスボス


以下、オリガミキングのネタバレに付き、閲覧注意。













































元々は、大海原のとある小島に住んでいるオリガミ職人のキノピオの「いのち折り」によって生まれた、生きたオリガミである。

オリガミ職人はオリガミ祭りのために、オリガミ城とそこに住まうオリーとオリビアの兄妹を作ろうとした。


しかし、何故か生まれたばかりのオリーは激怒して暴れ出し、オリガミ職人を話も聴かずに壁の中に閉じ込め、職人がオリガミ作りに使った道具に魔力を与えブンボー軍団として使役して飛び出してしまった。

生まれた直後でここまでの力を振るえる辺り、彼の生まれ持った「才能」の高さが伺える。


オリビアも、自分の野望を手伝わせる為にいのち折りを習得していたオリーによって作られたが、手伝うどころか止めようとしたため彼女もピーチ城の地下室の壁の中に閉じ込め、あっさり見限っていた。

少しだけ兄妹の情が残っていたらしく、再度自分の軍門に降るように説得したものの、聞き入れないと見るや、大岩で潰して本気で排除を試みている。


上記にもあるが、キノピオに対する憎悪は深く、オリー本人もキノコ王国全体を巻き込んでまで成就しようとしている計画がある様子。

しかし、(デクの森の喋る木々を伐採したキノピオ達はともかく)罪のないキノピオ達に対する非道な行いに、オリビアは何故兄がそこまでキノピオを憎んでいるのか疑問を抱く事になる。

































ピーチ城をピーチ姫ごとオリガミ城に作り替え、オリガミ兵やオリガミ城の仕掛け、そして最後のブンボー軍団である番犬・ホッチキスを使ってまで時間を稼いだのは、1000羽折る事でどんな願い事も叶うとされる禁断のオリガミ「千羽ヅル」を作るためである。

オリーはこれで、全世界のキノピオを1人残らず白紙にするのが本当の狙いであった。


白紙にされてしまうと二度と元に戻る事ができないので、これには流石のクッパも驚きを隠せず、「泣く子も黙るワガハイも引くほど」と言い出してしまう程(カラースプラッシュで同じことをしていたが、その時は黒いインクで我を失っていたためである)。



そこまでキノピオを憎んでいる理由はただ1つ。

オリーの体を作った紙には、オリガミ職人による「」が書き込んであった事に気づき、「メモ用紙にされた」とオリガミとしてのプライドを傷つけられたから

たったそれだけの事(且つみんな同じ顔だからという理由)ですべてのキノピオを憎悪し、無関係な紙世界全てを巻き込んで破壊しようとしたのである。

その傲慢さには、オリビアも「そんな理由!?」と愕然した。


しかし、すでに999羽まで折り鶴が折られており、計画を尽く邪魔してきたマリオを倒すことで最後の1羽を折るべく、最後の戦いを挑んできた。



狂戦士じみた妄執で力を使い続けるも敗北し、心身共にダメージを受けすぎたオリーは遂に敗けを認める。

そして、今まで恥として自分すら見なかった腹部のメモを見せるが、そこに書かれていたのは、


カッコよくて 心のやさしい すてきな王様になりますように


というオリガミ職人の優しい願いだった。


自分のやって来た暴虐が勘違いからの逆恨みに過ぎなかった事を知ったオリーは、生み出された願いとは真逆の暴君怪物になり果ててしまった己を自嘲し、巻き込んでしまったマリオ達に謝罪。

そしてオリビアに自分で最後の折り鶴を折って、千羽ヅルの願いを正しい事に使ってくれるように言って力尽き、ただのヨレ紙に戻ってその短い生涯を終えた。



ルイージが連れて来たオリガミ職人からツルの折り方を教わったオリビアによって、彼女自身を含めたオリーに作られたオリガミは全て元に戻り、キノコ王国に平和が訪れた。

これを機に、オリガミ職人はここまでの大事を引き起こしてしまった「いのち折り」を封印する事を決意したのであった……。


関連タグ(ネタバレ)

デク爺…同作に登場する、同じくキノピオ達ペラペラを嫌ってる喋る木。ただし、彼の場合はキノピオに体を伐採されたという、恨むには充分な理由である。オリーが操るハリボテ兵に食われてスカスカにされてしまうが、マリオによってスカスカを直され、持ってきた命の種で復活した。

なお、伐採された部分も意思を持っているが、人に役立つ道具としての役目をまっとうする気になっており、さほど根にもってなかったりする。


ノワール伯爵スーパーペーパーマリオのラスボス。彼も同じくクッパ軍団を洗脳して自分の部下にし、世界を滅ぼそうとした。

しかし、その理由は最愛の恋人を失った悲しみによるもので、オリーに比べれば同情できる方である。

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