ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ケルビの編集履歴

2020-07-22 09:58:42 バージョン

ケルビ

けるび

気絶していると角ばかり剥ぎ取れる生物。

モンスターハンター」シリーズに登場するモンスターの一種である。


概要

草食種に属する小型のモンスター。

シカガゼル、そしてプロングホーンのような外見のモンスターで、雄と雌で見た目が多少異なる。体格はほぼ同じだが、雄の方が若干大きくなる傾向がある。

主に温暖な地域に生息しているが、地域によっては雪山や砂原、火山帯などでの生息も確認されており、生息域はかなり広い。


斑模様のある緑がかった体色をしているが、雄の方が全体的に明るく、雌の方が少し暗い。雄は細い角を持つのに対して、雌の角は発達はしない。雌は耳が垂れ下がっているという特徴もある。

雌雄一対で行動する事が多く、互いの首をすり寄せ合うようにして愛情表現をする習性がある。


危険を察すると、すぐさま逃げ惑うような臆病な性格だが、雄の個体は雌を守る為に角を振りかざす事もある。

また、普段は左右に跳ねるように移動する習性があるが、全力で走る場合は直進する。


角は万病に効く薬の材料となる事で有名であり、各地で様々な薬の原料として使われている他、武具の素材やインテリアとしての需要もある。

肉は固く締まっており、歯ごたえがあって美味しい。

毛皮は主に一般的な衣料品の素材としても重宝される。

しかし、身体が小さいので採れる肉や毛皮の量が少なく、その体格からアプトノスやポポと比べて力も弱いので、彼らのような家畜としての需要はあまり無い。


第1作から登場しているのだが、アイルー村周辺にはいない。アプトノスポポ程ではないが、草食種の中ではそこそこの知名度を誇っているモンスターである。

そして、アプトノスやポポと同様に、いつもムービーやスタミナ回復などで肉食モンスター達に食べられており、森丘や樹海では至る所にケルビの死骸が転がっている。

大型の肉食モンスターだと、ナルガクルガなどに襲われている様子が多く、ナルガクルガの速度や羽根飛ばし攻撃などの前では、彼らの足でも逃げる事すらもできずに捕食されてしまう。

恐らくハンターの記憶に最も深く刻まれているのは、フルフルの生態ムービーの、ケルビが生きたままフルフルに丸呑みにされたシーンであろう。

ケルビが何をした。


単独で行動する事は滅多になく、常に雄と雌のつがいが群れをなしている行動している様子がフィールド上やムービーなどでも頻繁に見られる。ただし、アプトノスやポポのような大きな群れを作ってる様子はあまり無く、彼らのように子供を見る事もできない。


角は「いにしえの秘薬」の調合素材である為、発見次第殴るハンターも一部いるが、ケルビの角は購入も可能である為、そこまで頻繁に狩られる事はない。

そして、ケルビからはゼニーに換算される、所謂「精算アイテム」の「ホワイトレバー」が入手できる。なかなか美味なようで、高くはないがそれなりの金額で買い取ってくれる。


稀に生肉が剥ぎ取れる事もあり、ゲーム内の記述によればクセはあるが美味だそうで、こちらの世界で言えば「ラム肉」辺りに相当する味なのだろうか。

最も、アイテムとしては他のモンスターのそれと同じであるので、レア度は低い。

皮も一部装備品に用いられたりするなど、その全身は余す事なく役立つ。

ある意味とても有用なモンスターとも言える。


環境条件の恵まれた地域では、通常よりも大きく成長した個体が確認される事がある。

このような個体、特に雄は通常のケルビよりも大きく立派に発達した蒼み掛かった角を持っており、一般的に臆病と言われるケルビの中ではやや攻撃的な性格をしている。

その大きな角は滅多に見られない希少品として高額で取引されている。

なお、新大陸に生息するケルビは全体的に発育が良く、体格も若干ながら大型化する傾向がある模様。


ゲーム内での特徴

比較的ベースキャンプに近いエリアに群れをなしている事が多い。

普段は草をはんだりフィールドをのんびり歩いたりと温厚であるが、何か攻撃を加えると軽快なステップを踏んで体当たりしたり、角を突き出して突進してきたりと、意外と荒っぽい一面を見せる個体も中にはいる。

しかし、それはハンターのみに対してだけであり、大型モンスターが同エリアに出現すると一目散に逃げて行ってしまう。内弁慶とか言わないであげて。


このケルビの攻撃は見た目はあまり痛そうには見えないが、初期の裸(インナーだけの状態)で食らうと結構痛い。これらの攻撃を連続で食らってしまうと結構いいダメージになる。

それに気付かないまま攻撃を食らった結果、いつの間にかベースキャンプへ…などという体験をするハンターも極めて稀にだが存在する。

別にケルビに限らず、アプトノスを含めた他の草食種も条件によっては攻撃してくる。彼らも生きる為に必死なのだ。

ちなみにこのケルビがステップを踏みながら体当たりする動作に似ている事から、ラージャンやキリンのステップ攻撃も転じて「ケルビステップ」などとハンター達の間では呼ばれている。


ちなみに存命している個体から得られたケルビの角の方が良質で効能が良く、素材としてより有用である事が近年の研究によって判明している。

この研究成果の発表以降、軽めの打撃などでケルビを気絶させ、本体は殺さずに角だけを剥ぎ取るという手法が確立され、MH3以降は気絶した状態で剥ぎ取る事ができるようになった。

MH3では普通に倒した時よりも角を剥ぎ取れる確率が上がったのだが、MHP3以降に至ってはケルビの角しか剥ぎ取れなくなった為、暖かい毛皮が欲しい時は切断武器で殺害しなくてはならない。

なお、剥ぎ取られても一年もすれば角は元通り生えるらしい。


関連タグ

モンスターハンター モンハン

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました