概要
アミィ・キリヲとは、魔入りました!入間くんの登場人物である。
バビルス3年生であり、魔具研究師団の部長。
位階はベト(2)
家系能力は「断絶(バリア)」。透明な障壁を発生させる13冠級の攻撃をも防ぐと自負する。
青緑色のような髪と目の色をしており、丸眼鏡をかけている。
左目のしたの泣きぼくろと同じく左側だけ不自然にちいさい角が印象的な美少年。
おっとりとした京都弁のような喋り方をするが、体が弱くよく吐血する。
生まれつき魔力が弱かったため、実家にも疎まれてきた。そのためか首には入間がつけている指輪と同じ素材でできた飾りのついたチョーカーをつけている。
魔具の力を使って、魔界の位階制度を廃し、平等な世界にすることを夢見ている。
以下、ネタバレ注意
実は生粋の元祖返りした悪魔である。(画像は幼少期時の物)
他人の絶望する顔に陶酔する危険人物で、もしかしなくても。
それは幼少の時落ちこぼれであり、疎まれていたキリヲに明るく接してくれた少女が絶望したことに興奮するほどの筋金の入りっぷりである。
ちなみに片方がちいさい角はそのツノをきれいだと言ってくれた少女にプレゼントしたらしい(すごく嫌な顔をされたそう)
作者いわく担当と悪役を出そうと話し合ったときに変態にすることはほぼ決まっていたそうである(※コミックス四巻あとがき参照)。
そこに支配欲や打算損得勘定も世間への恨みすらなく彼が夢と語った平等な世界も制度と秩序が崩壊して多くの犠牲が生じて絶望で満ちることを目論んでのことである。
臆病だが誰も見捨てられない入間の対極の存在であるが、同時にお互いに妙なシンパシーと友情を抱いており、運命の天敵でもある。
また、四巻のスキ魔では気絶している人間の鼻をつまみ苦しむ顔を楽しむキリヲの姿を見ることができる。