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オリー王の編集履歴

2020-07-30 09:43:11 バージョン

オリー王

おりーおう

ここでは任天堂のキャラクターについて記述する。

概要

ペーパーマリオオリガミキングの登場人物である、謎めいたオリガミの男性。左目が隠れる程の長い前髪が特徴。

作中世界を「オリガミ王国」に変えることを目論む。


当初は黄色いオリガミヘイホーに変装し、クッパの目の前でクッパ軍団を次々とオリガミ兵に変えていった(しかも、オリガミ兵にされた者は二度と戻ることができない)。

タイトルにある「オリガミキング」とは彼の事を指すと思われる。


何故かキノピオを憎んでおり、ピーチ姫やクッパ軍団をオリガミにしたのも、オリガミ王国を作るのもすべて、キノピオをこの世から消し去る事が目的である。

そのため、部下のブンボー軍団はキノピオ達をこれでもかと酷い目に遭わせている。

憎しみが有り余っているのかキノピオどころかペラペラな住民そのものを恨んでいる節があり、自分からマリオを勧誘しておきながら、「はい」を選択しても「油断したスキに倒そうと思っているな?」と全く信用しなかった。仲間になることを受け入れたら即ゲームオーバーとなる歴代のラスボスとはえらい違いである。


カラーテープでピーチ城を移動させた後は、オリガミ兵を使ってクッパ軍団を始めとしたモンスター達を捕らえて兵力を増やし、キノピオを捕まえて折り畳んで折り紙にしてきた(折り紙にされたキノピオは、オリガミ兵とは違って、引っこ抜くなり、ハンマーで叩くなりすれば元に戻る)。

また、自身の魔力で動くハリボテ兵を使って作中の世界のあちこちの建物や地形を食い荒らして、各地にスカスカ穴を生み出していたりと破壊と暴虐の限りを尽くしている。

(対象に自我があってもお構い無しのようで、デクの森のデク爺もその被害にあう)。


オリビアとは兄妹だが、自分の野望を阻止しようとしているため敵対している。また、例え部下であっても、役立たずと見なしたら躊躇いなく処分してしまう冷酷な一面を持つ。


バトル

バトルでは既にマスターしていた4柱のカミさまに変身して勝負を挑み、変身したカミ様の能力を使って攻撃してくる。

カミさまをオリガミにした張本人だけあってその力を完全に使いこなすが、そのあまりの再現度の高さが仇となって弱点まで再現してしまい、そこを突かれて破られる。


その後オリビアに説得されるがオリーは突っぱね、ステージをひっくり返して土俵にし、巨大なトントン相撲人形に変身する。負けじとオリビアもクッパを巨大トントン相撲人形に変身させるが力が足らず、マリオがカミの手でそれをアシストする形になる。

しかし、オリーも黙って見ているわけではなく、オリガミの手裏剣やオリガミ兵のドッスンで妨害してくるので注意。


激しい押し合いの末に土俵から落とされるも、溢れんばかりの恨みと怒りから更に巨大化し、クッパを弾き飛ばして本当の最終決戦が始まる。

オリビアが新たな最大級の魔法陣を生成するが、初っぱなからオリーの攻撃でバラバラにされるため、彼の攻撃を避けつつ、オリーの怒りの影響で発生した毒素が蔓延する前に魔法陣を修復する事になる。


関連タグ

ペーパーマリオオリガミキング

オリビア(マリオ)

ラスボス

カゲの女王…しもべになるようマリオを誘い、「しもべになる」を選ぶとマリオは彼女のしもべとなってそのままゲームオーバーとなる(好奇心に負けてオリーの誘いも同様に受け入れたプレイヤーは肩透かしを食らっただろう。その代わりに今作は即死イベントがかなりあるのだが

ディメーン…こちらも、彼の勧誘に乗るとゲームオーバーになる。彼の他にも、冒頭で勇者になるのを断ったり、宇宙空間で窒息しそうになってもヘルメットを被るのを拒否し続けたりなどをすると同様にゲームオーバーになる


以下、オリガミキングのネタバレに付き、閲覧注意。













































元々は、大海原のとある小島に住んでいるオリガミ職人のキノピオの「いのち折り」によって生まれた、生きたオリガミである。

オリガミ職人はオリガミ祭りのために、オリガミ城とそこに住まうオリーとオリビアの兄妹を作ろうとした。


しかし、何故か生まれたばかりのオリーは激怒して暴れ出し、オリガミ職人を話も聴かずに壁の中に閉じ込め、職人がオリガミ作りに使った道具に魔力を与えブンボー軍団として使役して飛び出してしまった。

生まれた直後でここまでの力を振るえる辺り、彼の生まれ持った「才能」の高さが伺える。


オリビアも、自分の野望を手伝わせる為にいのち折りを習得していたオリーによって作られたが、手伝うどころか止めようとしたため彼女もピーチ城の地下室の壁の中に閉じ込め、あっさり見限っていた。

少しだけ兄妹の情が残っていたらしく、再度自分の軍門に降るように説得したものの、聞き入れないと見るや、大岩で潰して本気で排除を試みている。


上記にもあるが、キノピオに対する憎悪は深く、オリー本人もキノコ王国全体を巻き込んでまで成就しようとしている計画がある様子。

しかし、(デクの森の喋る木々を伐採したキノピオ達はともかく)罪のないキノピオ達に対する非道な行いに、オリビアは何故兄がそこまでキノピオを憎んでいるのか疑問を抱く事になる。

































ピーチ城をピーチ姫ごとオリガミ城に作り替え、オリガミ兵やオリガミ城の仕掛け、そして最後のブンボー軍団である番犬・ホッチキスを使ってまで時間を稼いだのは、1000羽折る事でどんな願い事も叶うとされる禁断のオリガミ「千羽ヅル」を作るためである。

オリーはこれで、全世界のキノピオを1人残らず白紙にするのが本当の狙いであった。


白紙にされてしまうと二度と元に戻る事ができないので、これには流石のクッパも驚きを隠せず、「泣く子も黙るワガハイも引くほど」と言い出してしまう程(カラースプラッシュで同じことをしていたが、その時は黒いインクに意識を乗っ取られていたためである)。



そこまでキノピオを憎んでいる理由はただ1つ。

オリーの体を作った紙には、オリガミ職人による「」が書き込んであった事に気づき、「メモ用紙にされた」とオリガミとしてのプライドを傷つけられたから

落書きを自分の体に刻み付けられたと考えれば怒る気持ちも分かるのだが、オリガミ職人どころか顔がみんな同じだからとすべてのキノピオまで憎悪し、無関係な紙世界全てを巻き込んで破壊しようとするのはいくら何でもやり過ぎである。


そのあまりの極端さには、オリビアも「そんな理由!?」と愕然した。

彼の魔力によって生まれたブンボー軍団が性格に難がある問題児ばかりなのも頷ける。


しかし、すでに999羽まで折り鶴が折られており、計画を尽く邪魔してきたマリオを倒すことで最後の1羽を折るべく、最後の戦いを挑んできた。



狂気じみた執念で何度も立ち上がり、恨みに任せて自分の身を顧みずに力を使い続けるが、

力を合わせたマリオとオリビア(とクッパ)の前に敗れたオリーは、自らの敗北を認めた。

そして、今まで恥として自分すら見なかった腹部のメモを見せるが、そこに書かれていたのは、


カッコよくて 心のやさしい すてきな王様になりますように


というオリガミ職人の優しい願いだった。


もしオリガミ職人の話をちゃんと聞いていれば世界が終わるような大事件が起きる事は無く、

彼は込められた願い通りの心優しいオリガミの王様となっていただろう。


自分のやって来た事が勘違いからの逆恨みに過ぎなかった事を知ったオリーは、生み出された願いとは真逆の暴君怪物になり果ててしまった己を自嘲し、巻き込んでしまったマリオ達に謝罪。

そしてもうすぐ力尽きる事を悟ったオリーは、自分を使って最後の折り鶴を折って千羽ヅルの願いを正しい事に使ってくれるようオリビアに後を託し、ただのヨレ紙に戻ってその短い生涯を終えた。



ルイージが連れて来たオリガミ職人からツルの折り方を教わったオリビアによって、彼女自身を含めたオリーに作られたオリガミは全て元に戻り、キノコ王国に平和が訪れた。


これを機に、オリガミ職人はここまでの大事を引き起こしてしまった「いのち折り」を封印する事を決意したのであった……。


関連タグ(ネタバレ)

吐き気を催す邪悪

かつてのディメーンSSカンパニーゲドンコ星人ですら侵略、つまり新たな世界を手に入れるためでの悪行であったが、こちらはあまりにも短慮な発想ですべてを破壊しようとしたと言う点で彼らよりさらに凶悪でありこう呼ばざるを得ない。


デク爺…同作に登場する、同じくキノピオ達ペラペラを嫌ってる喋る木。ただし、彼の場合はキノピオに体を伐採されたという、恨むには充分な理由である。オリーが操るハリボテ兵に食われてスカスカにされてしまうが、マリオによってスカスカを直され、持ってきた命の種で復活した。

なお、伐採された部分も意思を持っているが、人に役立つ道具としての役目をまっとうする気になっており、さほど根にもってなかったりする。

なお、彼の件に関してキノピオ達を批判すると、生活のために木を伐採する我々人間にも、大きなブーメランとなって返ってくる


ノワール伯爵スーパーペーパーマリオの黒幕。彼も同じくクッパ軍団を洗脳して自分の部下にし、世界を滅ぼそうとした。

しかし、その理由は最愛の恋人を失った悲しみによるもので、オリーに比べれば同情できる方である。


ゲラコビッツマリオ&ルイージRPG3で、クッパ軍団を洗脳してキノコ王国を支配しようとした。

かつて、自分とゲラゲモーナの計画の邪魔をしたマリオとルイージへの復讐も含まれており、こちらも逆恨みだが、悪役としてはまっとうな方である。

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