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ラスボス(笑)の編集履歴

2020-08-01 18:32:17 バージョン

ラスボス(笑)

らすぼすかっこわらい

設定上は「最後の敵」なのに、それに見合った威厳や強さ・存在感を持っていない敵キャラクターのこと。

物語の最後に戦う敵・ラスボスであり、アニメゲーム中最大の盛り上がりを期待される存在なのだが、それに相応しいものが欠けていることを指す。具体的には以下のようなもの。

  1. 単純に弱すぎる(正規プレイの範疇で)。 ただしゲーム全体の難易度も考慮に入れる。
  2. 他のボスがやたらと目立っているなどの理由で、影が薄い(ただし隠しボスは考慮しない) 。
  3. ギャグキャラだったり見た目や演出がダサかったりと、カリスマ性が感じられない。
  4. 何らかの醜態を晒してしまった。
  5. そもそもラスボスたる所以がはっきりしない。

以上の条件のどれかが当てはまっているものが多い。形態が複数あるものでは最終形態が該当するものがほとんど。実質的なイベントバトルとなっているものや、あえて弱くすることでシナリオを引き立てているもの、当てはまるものがあっても他の理由で十分フォローされている場合は除かれる。


語源

初出は恐らくスーパーファミコン用ソフト『摩訶摩訶』のラスボス、マカマカ。 この敵は赤ん坊のような状態だと普通にラスボスとして強いが、真の姿になるとHPがたった1しかないという、笑えるほどの弱さになる(一応攻撃力は高い)。ザコという名前の最弱のザコ敵よりも弱い。このあまりにも馬鹿馬鹿しいラスボスこそがこのゲームのバカゲー的な演出の極みでもあり、このタグの原点ともいえる。


ただし、拍子抜けするレベルに弱いラスボスの存在自体は『グラディウス』(シリーズ)のようにこの作品よりもっと古くから存在しているものだったりする。


一覧

※注意! 少なからずアンチ意見も含むため、ネタと割り切れない人はこれ以降は閲覧しないことをお勧めします。あとネタバレ注意。


スクウェアエニックス関連

ドラゴンクエストシリーズ

【ドットヴィネット】ドラゴンクエストV

タイプ:2

ハードがSFCになって単純な能力面ではかなりアップしたものの、仲間モンスターを始めとする味方の戦力も充実し過ぎてしまった為、ドラクエシリーズのラスボスとしては弱い。精々ピッコロ大魔王ナメック星人の親戚に見えたり、瞑想回復がうっとうしい位である。

尤も、本作には「○○%軽減」系の防具がないので耐性のない人間のみで挑むと灼熱やイオナズンといった攻撃が強烈に感じられるはずである。故に強さについては下記のラプソーン(PS2)同様「強くはない」と評するのが妥当だろう。

強い弱い以上に問題なのは存在感の方でSFC版では終盤までその名が一切出てこなかった上に作中ではマーサ殺害しかしていない為、ラスボスとして印象が薄い。(ちなみに『3』のゾーマ本人も終盤まで出てこないが、こちらは終盤の舞台や登場シーンや戦闘BGM等から強烈なインパクトを残している)。

リメイク版では上記の反省を踏まえたのか、比較的早い内からその名が登場するものの、親子三代の因縁の相手だったゲマの出番が格段に増えた(特にラストダンジョンの中ボスとして登場している)こと、そしてミルドラース本人が「ゲマをはじめとする部下の行いなど無用だった」と発言した事で、物語上の強敵の印象をゲマにまるごと持っていかれると言う、完全な逆効果となってしまった。

更に映画版ドラクエⅤであるドラゴンクエストユアストーリーにおいてはネタバレ回避のため詳細は伏せるがラスボスですら無くなるという追い打ちまで喰らう羽目になる。

せめて「あのゲマもミルドラースあっての存在である」というシーンやセリフなどが多少なりともあれば、こうした印象は持たれにくかっただろう。ゲマの活動の中心となる光の教団もミルドラースの提案で作られたのだから、これは開発スタッフによって魔王たる威厳を引き出しきれなかったということだろう。ちなみに、魔界の住人からは高い実力を正当に評価されている。

実際、そうした要素がある小説版ミルドラースは存在が別物で威厳たっぷりである。

余談だが『Dr.スランプ』で『DQ5』とコラボした漫画では則巻アラレにイタズラ(ネタバレ防止でメッセージ欄に『ミ○○○ース』と表示されていた所、『ミートソース』と落書きされる等)された挙句ガッちゃんにあっさり吹っ飛ばされてしまった。

まぁ、アラレちゃんに勝てるのはジャンプ作品ではボーボボぐらいなのだが。


ドラクエ8 ラプソーン

タイプ:1(3DS版以外),3

第一形態はともかく第二形態がすこぶる不評で、汚点が一段と多い。

まず見た目が『北斗の拳』のハート様にも似たメタボおっさんである(とにかく巨大なボスにしたかったのが理由で、こちらからの攻撃は敵の体に乗っかって行う)。この姿から、「デブソーン」などと言うあだ名を付けられてしまった。

また、『8』はキャラHPや錬金アイテムに見られる様に味方のスペックが高めであり、ドルマゲスレティスに比べて楽に勝ててしまう(その比較対象がラプソーン自身の第一形態というのが珍しい!)ことから、一時は「痛恨の一撃を連発できる第一形態の方が強い」とか「闇の結界がなければDQ史上最弱のラスボス」とも呼ばれていた。その後、ドラクエシリーズの他ラスボスの戦闘難易度についても冷静に掘り返されるにつれ評価を持ち直したものの、なおミルドラースやエルギオスと下位争いを演じる有様である。実際のところ「ラプソーンが弱い」と言うよりは「味方が強すぎる」と言う方が正しく、低レベルクリアなど味方の育成が不十分な状況だと、途端に他のシリーズ以上に苦戦するようになる。

本作は錬金釜やスキルポイントなど「使うことで味方を大きく強化出来る要素」が多く初登場しており、「初めての要素を使いこなせなくてもクリア出来る」と言う配慮によるものだと言う考察も存在する。

むしろ問題は、ラスボスにしては非常に小物臭い点である。台詞が雑魚っぽく、闇の遺跡には自分を美化した黒竜のような壁画が描かれ(ただ、我々が知るメタボな姿は彼としてもイレギュラーな形態である為、かつては本当にこのような姿だった可能性もある)またレティスの壁画の翼を焼くという憂さ晴らしのようなギミックまである。また、作中で「あまり有り難くない神」などと言われており、信者以外の者には(魔物たちからも)おおむね嫌われていた様子。一方、彼の評価に反してバリアを破る演出や戦闘BGMは非常に好評。余談だが、『DQMJ』ではラスボス出身なのにザキが効いてしまう。


3DS版では更に味方側のインフレが進んだが上記の弱さが嘘の様に味方側以上に強くなっている。無駄行動もなくなった他、基本パターン行動だがたまにパターンを無視して必殺レベルの技を使ってくるなどPS2版の感覚で挑めば間違いなく全滅を喰らうラスボスに見合った強さに調整されている。


ちなみに杖を持ったドルマゲスやゼシカなどは彼に操られているという設定で、彼らはラプソーンそのものと考えると、DQ世界でも類を見ないほど出番の多いラスボスということになるが、ヌーク草のスープで苦しんだレオパルドも彼ということになる。マルチェロに一度は自身が支配されたこともあり、ストーリー上での扱いもあまりかっこいいものではない。


エルギオスさま

タイプ:1,4

キャラ設定の面では復讐鬼になるシーンを始め存在感としては問題ないが、問題は『9』のやり込み要素を考慮してもしなくてもそこまで苦戦しないということである。

ブレス系の攻撃は全体60程度、攻撃力も248とシリーズのラスボスにしてはかなり低い。打撃でのダメージは適正のレベル装備でも60程度であり、スクルトを1度唱えるだけで0に近いダメージにまで抑えられてしまう為、味方への回復もロクに必要ないまま倒してしまうことも少なくない。

彼の攻撃パターンは5つのテーブル間をランダムで入れ替わるので、時折怖い状態異常や、マダンテの入るローテーションに出くわしたりもする気まぐれ要素が含まれるものの、そもそも厄介な行動パターンに出くわす確率は低く、おまけに『8』のラプソーンと同じく時々「笑っている」の無駄行動がある上に補助魔法やテンションを打ち消す「いてつくはどう」の発動率も低い。

『9』のキャラはステータスがFCやSFC初期作品と同程度にまで抑え気味になった一方で、道なりのシンボルエンカウントやクエストをこなすだけでレベルが適正以上に上がりやすく、また職業固有スキルによるパラメータアップやたまに発動する必殺技など今まで以上に味方有利にする効果も多い。結果として体感的にかなり弱いと言わざるを得ない。

それでもパラディンのスキル「はくあい」がないと全体攻撃の嵐に苛まれがちなため、負ける方が難しいとまでは言えないか。

また、サンディエルキモすという蔑称をつけられる始末。

なお、その設定から最初から悪事を働いていたDQ4ラスボスのデスピサロに比べると同情されることも多く、諸悪の根源は既に倒された為消化試合となってしまったという意見もある。


そもそも『9』は、クリア後のやりこみ要素が非常に多く、クリアしてからが本番と言うようなゲーム構成と見る向きも多いため、ラスボスと言うより中ボス位の扱いとも言える。



ファイナルファンタジーシリーズ

破壊衝動

タイプ:1,3

キャラの濃さ・存在感・成し遂げた悪行はFFシリーズのラスボス隋一であり、「心無い天使」、「はかいのつばさ」、「アルテマ」など火力面でも決して過去作ボスには見劣りしない。問題は主人公パーティの攻撃力インフレに全くついていけないHP。『FF6』には防御力無視の攻撃手段が多く、9999ダメージを当たり前の様に与えられるにも関わらず、ケフカのHPは驚異の62000(笑)! よってアルテマ+連続魔法、乱れうち、夢幻闘舞等で即殺される。

ちなみに開幕1ターン目に確定で使用してくる「心無い天使」すら上級プレイヤーにとっては「全員HP1にされるだけで最初のターンは確定で誰も倒れない」という総攻撃するチャンスにしかなってない。さらにはこの行為が最強武器バリアントナイフの火力の底上げをしてしまう始末。


なお、神々の像(吸収した三闘神)との戦闘もケフカ戦の形態の1つと考えることが可能であり(実際ケフカは三闘神の魔力を自分のものとして行使した)、インターバルなしの連戦=ラスボスの形態変化と捉えれば、それらをすべて含めたHPはかなり多く、途中の形態が放ってくる技にも強力なものが多い。ただ、「ケフカ」と名前が出るのがHP62000の最終段階になってからであるため、その部分だけが印象に残りやすいのかもしれない。使用する技もFFのラスボスとしてはかなり強力なものばかり……なのだが、大抵それらをちゃんと拝む前に倒されてしまう。


ただ一応擁護しておくと上記の通り、あくまでラスボス戦は4度に渡る連戦形式で途中の形態は複数パーツで厄介な攻撃も多い、そして9999ダメージを与えられる手段の多くはそれなりにサブイベントや成長システムを理解しないと実践・入手できない上にFF6は仲間をあまり集めずにラスダンに突入することもできるので、最短クリアを目指すプレイでは凄まじい強敵にもなりうる。この為、普通に育てても物足りない他のラスボス(笑)達(特に10-2のシューインや15のアーデン)と比べたら小物な気狂いでも破壊神になれただけまだマシだと思われる。


最後の幻想

タイプ:1,3

こちらも個性に関しては全く問題はない。が、メインバトルとなるのは第2形態であるセーファ・セフィロスであるが、強さのインフレの目立つ『FF7』において低いHP、全体攻撃技のスーパーノヴァの演出に反した低威力、直接攻撃とフレア以外に碌な攻撃を持たないこと、攻撃がローテーションであり大技の見切りが容易であること、強力なマテリアやアクセサリーにより初見でも対策が容易であることからFFシリーズでも最弱クラスのラスボスと評される。

さらに第2形態の見た目が当時のポリゴン数の限界ゆえに外見がどうみてもイカになってしまい、BGMのコーラス田代合唱している様に聞こえるのも印象悪化の一因。

ちなみに前後にも連戦があるが、前哨戦である第1形態は鬱陶しい演出と味方チーム切り替えがウザいだけでハッキリ言って負ける方が困難、最後の3戦目はほぼイベントバトルである。この為、最終戦の難易度は歴代でも1,2位を争う程低い。

なお、インター版ではウォールや心無い天使の使用、スーパーノヴァの変更等でやや強化されている。それでも弱いが

ちなみに『キングダムハーツ』シリーズではこのイメージを払拭するかのごとく、ラスボスを軽く凌ぐ強さとなっている。

なお、リメイク版が発売される事となったため評価は変わる可能性がある(その前にキングダムハーツ3でプレイヤーを驚愕させる程の強さを見せて来るだろうが)。


永遠の闇

タイプ:2,5

クリスタル系のラスボスっぽいのだが最後の最後でいきなり登場する為、何故コイツと戦わされるのか理由が分からない。もちろんそれまで本編には全く関わっていないモンスターである。完全にぽっと出なので、ラスボスがクジャだと思っていた多数のファンに「誰だお前」と思われた。

「FF史上最も影の薄いボス」「ペプシマン(容姿が似ている、スポンサーコカ・コーラであることからのジョーク)等と、散々な呼ばれ方をしている。

だが、本編の流れとは関係ないサイドストーリーに永遠の闇とは何かが窺い知れるヒントがいくつか点在する。実際はクジャの死に際の恐怖が呼び寄せた召喚獣であり、世界観を考察すればこの作品のテーマに沿ったよくできたラスボスである。ちゃんとサイドストーリーまでやりこんだコアなファンからはラスボス(笑)扱いは惜しいという意見もある。

強さに関しては低HPに加え、『FF9』はアビリティ「いつでもリジェネ」でとんでもない回復力を得られる(ゾンビ状態になると危険)、ラスボスなのに弱点となる属性が多い、ジタンの仲間が行動不能になると一部の行動が止まり行動回数が減って弱体化という謎の紳士ぶりも発揮する事もありシリーズでもかなり打たれ弱く単純なゴリ押しでも倒せる。隠しボスであるオズマと並んで回復魔法を多用する珍しいボスなのだがこちらは回復速度が足りていない。

一方、攻撃面では強力なものが多く、特に「グランドクロス」という強力な状態異常技を持つので運次第ではレベルカンスト・最強装備・最強育成のパーティがこれ一発で全滅することもある(戦闘不能やゾンビなど)。膨大な耐久力で主人公たちを圧倒するのではなく状態異常で撹乱し仕留める・たったワンチャンスで戦況をひっくり返す可能性を秘めているという『FF9』らしいラスボスである。

仮に「FF9」がリメイクされれば大きく評価は変わるかもしれない


タイプ:1,3

前作主人公のそっくりさん。ティーダだと思って探してみたら実は別人だった。

他人の身体を乗っ取って平和になったスピラを荒らし回っており、シナリオでは伏線の多い相手なのだが、ほとんどX-2から登場した人物同士の敵対関係なので、今作主人公であるユウナとの因縁は薄い。

1000年前の残留怨念であり、ティーダの元(先祖)となった人物。

がっかりポイントはその弱さにある。行動がほとんどパターン、全体攻撃及び対象ランダムの攻撃はショボイ物しか使わない、最強技もダメージは3000程度(単体)と只の悪あがきである。

一応このボス戦は時間制限有りの戦いを含む連戦形式の為、時間切れで詰まないように弱めにしたと考察できる。直前の彼の操作した機械の方がラスボスに相応しく、強力な全体攻撃をする(それでも行動パターンが単調である上に、会話の最中に敵の行動が止まってしまうため楽に倒せる。)シューイン戦はラスボス電後のオマケとの見方もできる。彼に敗北すれば、バッドエンドに移行するのだが、わざと放置でもしない限りなかなか見られない。

まあ裏を返せば、限られた本編であるアクティブリンクと残りの寄り道であるサブストーリーというシステム上、どんな進め方でも倒せるような設計になったのだろう。『10』から一転してサブイベント(寄り道)重視であり、尚且つ自由なカスタマイズという重要な変更点もある。これら新たなシステムの試みを成功させる為に、この様な低いステータスにされたなどの意味で、シューイン自身もゲームシステムの犠牲者である事は間違いない。

自由度を拡げ、なおかつ桁違いに強いボスを無闇に設ければサブストーリーと本編の乖離も著しくなる。それで本編が寄り道無しを前提にしたバランスなら、本編のボスが弱過ぎるという批判が頻発することになる。やはり寄り道重視という進め方次第で大きな格差が出るゲームでは、どうあっても強くなれない存在なのかもしれない。

なお、この点に関しては下記の『12』の不滅なるものも同様。寄り道要素を全部無視したプレイヤーでも倒せるように出来ている為、インター版が出るまではあちらも弱かった。


タイプ :1(インター版以外),2

ヴェインがヴェーネスの力を取り込み、異形の怪物と化した姿。

その変身シーンはあたかも、「北斗の拳」のアミバを思わせることから、「アミバ」という俗称が付けられたりする。

オキューリアの神々やロマンダ王国等伏線の多くが明かされない消化不良気味の中、ラスボスとの戦いに赴くことになる。

実力的にもアグレッサーや連続魔でペースを上げてくるものの、中盤以降のボスが見せた程極端な連撃数の上昇が見られるわけではない。他のボスの殆どがやってきた瀕死防御力UPも状態異常攻撃もない。

彼の特徴といえばや戦艦バハムートの名を借りた必殺技である「ギガフレアソード」(単体2500程度のダメージ)を周期的に使用し、「テラフレア」(全体1500程度のダメージ)や「絶対防御」(あらゆる攻撃を一定時間完全無効化)等を1度ずつ使うぐらいである。

装備や補助魔法で強化した後は、ガンビットで自動設定したケアルラ一発で回復が追いつくぐらいであり、順当にFF12を進めたプレイヤーならまず確実に勝てるぐらいたいしたことない。

そして、そこら辺のサブクエストのモブにも攻撃力やHPが彼以上のものが多い中、上述のストーリー面でもバトル面でもなんとも中途半端で存在感の小さいラスボスになってしまった。


FF12インターナショナルZDJ版では味方側もライセンスボードの変更で全体的にステータスアップしているが、彼自身も上記の弱さが嘘の様に味方側以上に強くなっている。

顕著な変化は火力面でギガフレアソード、テラフレア、貫通ホーリーの基本攻撃力が大幅に上がっており、無印版の感覚で挑むと間違いなく全滅を喰らう。

それに対しこちら側のケアルガは弱体化、プロテガ、シェルガ、ヘイスガが寄り道ダンジョンでの入手になった、加えてバブルチェーンが店売りでは無くなっているのも難易度上昇を後押ししている。

真骨頂としてストーリー上で入手する必要のない召喚獣(計8体)の入手によって基本腕力や魔力、防御力まで大幅に上昇する様になったため、最大強化時の不滅なるものの通常攻撃の威力はパイルラスタやキングベヒーモスなどのHランクモブや高位召喚獣より高くなり、ギガフレアソードでは10000近いダメージを喰らうようになる。防御力も78になり店売りしていないような強力武器でもロクに与ダメがでない。通常のプレイでもアドラメレクやザルエラ辺りは自然と倒しているであろうのも厄介。

行動パターンが単純で 状態異常攻撃が一切ないのは無印版と同じだが、攻撃力などのスペックはかなりの水準になった。やり込みプレイヤーに対する配慮もされラスボスに見合った強さへの良調整といえる。


[Log] アーデン 1

タイプ :1,5

戦闘面ではタイマンで戦うシリーズでは珍しいシチュエーションだが適正レベルで挑めばはっきり言ってかなり弱い。肝心の戦闘は3段階に分けられるものの、いずれもかわしやすいものばかりで威力も微妙。

しかも最後まで普通のまま戦うと言うFFシリーズお約束の変身等もない。ただこれはこれである意味非常に珍しいだろう。

尚、因縁自体は非常に深いが彼の野望はルシス家の断絶とシリーズ史上最もスケールの小さいラスボス。だが、倒されるも結果的に目標は達成されている、と言うよりは序盤から既に彼の筋書き通りの物語だった。


センシティブな作品

タイプ:1,3

そもそも『FFT』というゲームは「中盤まではキツいが後半が楽」という難易度である。みんなのトラウマとなった難攻不落かつFFT最大の難所であるリオファネス城(攻略途中でセーブすると詰む)辺りを頂点に、中盤までの難易度は非常に厳しいのだが、そこを超えると、算術やシド、各種リアクションアビリティなどの反則的な要素が次々と登場。さらに火力もインフレしていき、どんどん楽になってくる。

が、それを踏まえてなお、FFラスボス中で圧倒的に弱い。それまでの終盤ボスが「油断しなければ負けない」だとしたら、アルテマは「油断しても負けない」イベントバトルである。2連戦であるもののHPはいずれも攻撃数発、下手すれば1ターンで倒せる位低い。第1形態はNPCばかり狙うルーチン、第2形態は大技のチャージが長過ぎる上にSRPGには付きものの強力なお供も消える、両形態とも最大HPに対する割合ダメージ攻撃やドンムブが普通に効いてしまう等、弱い要素を挙げればきりがない。

それ以外にも見た目がハイレグギャルなどという、性欲処理の対象にされそうな容姿な上、挙句の果てにテーマ曲の和訳が「アルテマちゃんはナイスバディなどネタ要素にも事欠かない。


サガシリーズ

【サガフロ】ラスボス全部(真ん中)

タイプ:1,2

エミリア編のラスボス。突然なんの脈略も無く現れた敵である。開発陣曰くジョーカーの手下であり、ジョーカーがそのまま現れたのではラスボスとして小さすぎるという理由で登場させたのことだが、作中における説明は一切ない

『サガフロ』において上級妖魔と下級妖魔という分類が存在しており、上級妖魔は下級妖魔からのダメージを4分の1に押さえ込めるのだが、なんとこいつはラスボスなのにかかわらず下級妖魔である。そして、エミリア編では強力な上級妖魔が複数仲間になるので……。またそもそも、全員が妖魔以外でも十分雑魚。

ストーリー上でぽっと出過ぎて残念、ステータス上の強さが残念、さらに仕様まで残念という、三重に残念なラスボスである。

余談ではあるが、実はアセルス編のラスボスであるオルロワージュも実は下級妖魔である。しかしラスボス戦ではダメージを与える攻撃は周りが行い、オルロワージュ本人はしないため、あまり関係ない仕様となっている。


タイプ:1

レッド編のラスボス。主人公であるレッド自身の変身がサガシリーズのプレイアブルキャラでも屈指の反則性能であるのに加え、難所や壁ボスの多いレッド編のストーリーを普通に進めメタルアルカイザーや四天王を突破する間に、味方側のステータスも上がりきってしまい、首領自身は単純なゴリ押しで倒せてしまう位に雑魚化してしまうというサガシリーズのラスボスでは珍しい展開。

『サガフロンティア』は強い主人公編には強めのラスボスが、弱めの主人公編には弱めのラスボスが設定される傾向にあるが、強い主人公であるレッド編を担当する大して強くもない真の首領がサガシリーズ屈指の弱ラスボスになるのは必然であるというところか。


タイプ:2,4

光ルートのラスボス。魔物たちの力を増幅させて世界中を埋め尽くすなど、支配力は確かなものである。しかし、他の神などに付け入る隙を与えてしまうことが多く、サルーインには完全復活のため利用されて潜伏されるなどの失態を晒すことが多い。サガシリーズは神がその驕りで破滅を招くことが少なからず存在するが、彼もその一人と言える。特に光ルート以外での結末になるとそれがいっそう目立つ。

闇ルートではブラックダイアを渡されたサルーインに反逆され、彼を吸収し損ねたために復活が遅れて眠っている間に、皇帝を通してサイヴァの黒き心臓を埋め込まれて呪われている間に仇神ネメアーに捕食された

エッグルートでも、エッグと取引をしたが、エッグの背後にいた魔王に騙されて力を全て吸収されて消滅するという餌扱いに終わる。

月光ルートでは不遇な扱いだった敵キャラクターの復権がなされると生放送でアナウンスされ、そこに彼の名が含まれていた(言い換えるとほかのルートで不遇な扱いとなっていることが公式で明言されたことになる)。


スターオーシャンシリーズ

タイプ:1

惑星ファーゲットの大帝。生身の第一形態と、巨大ロボに乗り込む第二形態が問題である。一応前衛キャラでも致命傷を与えるほどの攻撃力は持っているのだが、それ以前に画面の左半分を占めるほどの大きさで殆ど動けず、当たり判定が大きい。さらにHPも第一形態よりも1000しか上がってない3秒ボス

続編である『スターオーシャンセカンドストーリー』でミカエル&ハニエルをはじめとした十賢者や隠しボスが強者揃いなのは、SO1ラスボスがあまりに弱く、手ごたえがないというプレイヤーの声が多かったからと言われている。但し、リメイクである『スターオーシャン1 First Departure』では第二形態がロボットから、自らが怪物のような姿への変異へ変更、オリジナル版に比べて強化された。しかしそれでも「超弱過ぎる」→「弱過ぎる」になった程度であり瞬殺を免れただけにすぎない。


テイルズオブシリーズ

天上王

タイプ:1,3

ストーリーの終盤突如として現れ主人公たちに圧倒的な力を見せつけ、オリジナル版では死んだリオンゾンビとして蘇らせて戦わせるなど中々の悪役っぷりである。しかし問題なのは強さであり第1形態からして弱いが、2形態目になると巨大化し攻撃が当たりやすくなる分余計弱くなる。全キャラクターの最強攻撃でハメ殺せると何ともあっけないラスボス(ちなみに2形態目は一部で「千葉県」「手羽先」等と呼ばれている)。

なお、THE BEST版では全体的に耐性が強化されており、的が大きいままとはいえ油断しているとやられる可能性があるので注意が必要。また、公式の予約特典のDVDでは一番影の薄い悪役とまで呼ばれてしまった。

しかし、PS2のリメイクでは手羽先ではなくなり初見殺しレベルの強さを備え帰って来た。が、ゾンビリオンの外道イベントがカットされ悪役演出が少し減った(嫌がらせの為にリオンの水死体をわざわざ回収してゾンビにするのが面倒だったのだろう)。


タイプ:1

物語の中盤以降に登場し主人公たちとの関係や因縁も深い人物だが、強さに問題がある。

第1形態の方は大したことないとは言え素早く全員を状態異常にする技やPS2版では強力な秘奥義を使うなどやっかいな敵なのだが、2形態目は何故かロボットに乗ることで体格が大きくなり、攻撃が当たりやすくなってしまい結果終始サンドバッグ状態である。それだけならまだしも 第1形態で使えた強力な技や秘奥義が使えないという点も致命的である。第2形態で「巨大化したのに弱くなる」ことから第二のミクトランと言ったところだが、第1形態も含めてラストバトル全体としての評価で見るとミクトランよりは幾分マシな評価。


赤。

タイプ:2,5

多彩な術技を使いこなし、あるサブイベントをこなすと第3形態まで登場する強力なラスボス。その強さは初見殺し確実と言われる強さである。問題はストーリー中であまり触れられる機会が無く、ラスボスでもないアレクセイの方が悪役としてもストーリー中で非常に印象に残ってしまうところにある。そもそも主人公達との因縁自体が無いに近く、序盤からNPCに近い扱いで登場していたため、ご都合主義で無理やりラスボスにされた感がある。また、倒されても死亡することなく主人公達と和解して解決するという、ラスボスとしては非常に珍しい結末を迎えている。

余談だが樋口プロデューサー曰く「TOVのキャラクターはユーリという人間を引き立てるための役割を担っているんです。」とのことである。主人公を引き立たせるためのラスボスなら仕方がないのかもしれない。


災禍の顕主

タイプ:2,3

存在そのものが害悪だったりジイジを取り込んで人質として利用したり、戦闘中に犠牲になった天族四人を激しく侮辱したりと性格の邪悪さや設定面は問題なく、戦闘中のイベントを考慮しなくてもかなり強いためここまでは問題ないが、一部プレイヤーから影が薄いと評されている。昔の行動にクズな部分が多く悪役になり切れていない点も魅力が無いと言われる点。

また、第一形態がライオンの頭部を持った巨漢、第二形態が翼が生え、前足が肥大化したライオンなので見た目もいただけない(しかも第二形態の種族がドラゴンとなっているが、翼や手足以外ドラゴン要素がまるでないのも特徴)。

だがその経緯や作品の異常性から悪人扱いされておらず同情が多いのは救いかもしれない。

ちなみに設定を纏めるなら黒幕がこいつらである。


スーパーロボット大戦シリーズ

タイプ:1,3,4

旧シリーズでは一応黒幕ともいえる存在なのだが、作中ではこれと言ってプレイヤー陣営を戦慄させるようなイベントはなく、地球人を見くびっては一泡吹かされる役回りばかりを演じている。

一応乗機自体は強い筈なのだが、何故か性格が「弱気」な点に加えて地中から接近した真ゲッターと合体グレンダイザーによって1ターンで瞬殺可能なのが小物振りを強めている。


ツヴァイザーゲイン

タイプ:1,3

まず、ツヴァイザーゲインは非常に弱い。なんとラスボスでありながら一撃で撃墜可能となっている。

ボスが弱いこと自体は、火力インフレが極まっていたこの時期のスパロボには良くあること。ツヴァイザーゲインのみならず他の版権ラスボスも軽々と落ちていくし、同時期の『α』のラスボス・ジュデッカもやはり一撃で落ちる。さらにGBAのスパロボシリーズは子供向けであるため難易度が低め。よってこの点はそこまで問題ではない。

だが、顔見せとして中盤に現れた際にも普通に撃墜可能という体たらくを見せるのはいただけない。

ただし、『A』のリメイク作『スーパーロボット大戦A PORTABLE』では大幅に強化を受けた上、1ターンに2回攻撃を行うようになった。

また、『OG』でも機体の能力こそ強化されたが、今度はMAP兵器が自分だけに当たるという衝撃の瞬間(バグ)を披露した。

さらに、「平和で腐敗していく軍を見かねて、常に闘争が支配する世界を作ろうとしている」と言いつつ「本人は闘争を楽しんでいるだけ」であることを部下や敵に見透かされており、その思想を徹底的に否定され、突っ込まれる。


デュミナスファミリー

タイプ:1

ラスボスはプロートン、デウテロン、トリトン形態の3連戦がある上に条件を満たさないと何度も復活するが、順当にゲームを進める程度の改造で、ステージ通して相手の攻撃は全て命中率0パーセントになり負ける要素は絶無なのでシリーズ最弱候補の筆頭に挙げられる。スパロボどころかSRPG史上最弱のラスボスとして挙げられることも。復活することを逆手に取られて次の周回に向けての資金稼ぎで何度も墜とされる。『R』自体難易度の低いゲームであるが、それを差し引いても前のシナリオでのガルファ皇帝とゼロ(どちらも資金0のため資金稼ぎ不可)を同じターンに撃破する勝利条件の方がまだ厄介である。

一方で、キャラはかなり立っており、心に残るシーンが多いためファンからは意外と人気がある。

『OG』シリーズでは、マップそのものの難しさも有るが、それなりに強力な中ボスとして登場。だが、それと反比例するように『Rとキャラが全く違う』『欠陥品呼ばわり』『「デュミナス」の名前がただのミスであった事が判明』『ダークブレインの前座』と、徹底してシナリオ上の扱いが悪い。

特に、Rで絆を育んだ3人の部下を道具扱いする様は、ファンから反感を呼んだ。


皇帝機 ズィー=ガディン

タイプ:1,3

最終話の2話前及び最終話前半で戦う際はなかなか強く、各能力の高さとオルゴン・クラウド(バリア&分身)のチート性能もあってプレイヤーを苦しめてくる……が、最終話の後半になると変形し、「オルゴン・クラウドが無くなる」「気力120以下だと射程1〜5までの攻撃ができなくなる」と大幅に弱体化する。元々『J』自体全体の難易度は低めなのだが、強化前の方がずっと強いラスボスというのは流石にどうなのだろうか。

彼本人のメンタル面も弱く、再登場後はグ=ランドンも発狂し、「絶望せよぉおおぉおをを!」「おおぉおお、我は滅び、我は死よぉおおっ! 我が腕に抱かれよ、全ての者よぉおおぉお!」と、ネタにされそうな発言を連発する(発言の電波さの反面、フューリーの人類を絶滅させたい理由が最後まで不明なのも痛い)。

物語開始以前からフューリー同士の戦いに敗走し太陽系に流れ着く、妙にマヌケな弱点がある乗機、少なくとも2周目には(覚醒・再動・格納・援護攻撃をフル稼働し本機を倒す部隊とオルゴンエクストラクターを倒す部隊を分けたりと手順は複雑だが)ツヴァイザーゲイン同様1ターンキルも可能であるなどマウザーとの共通点も多い。


ネオ・グランゾン

タイプ:1,2

OG外伝でのラスボス。

強いことには強いのだが…、いかんせん、その前に出てくるダークブレイン可愛い声の修羅王がスパロボシリーズの中でもトップクラスに入る強敵のため、恐ろしく弱く感じる。HPだけ見ても、ダークブレインが58万なのに対してこちらは39万と、明らかに弱い。

一応、ダメージ1/2となる「歪曲フィールド」を備えているが、本作ではバリア無視の精神コマンド「直撃」所有者が多いのでほとんど機能しない。攻撃力もかなり高いが、スパロボシリーズではボスの攻撃は直撃しないように立ち回るのが基本なので、こちらもほぼ無意味。

なおこれはあくまで『OG外伝』に限った話であり、シリーズ他作でのネオ・グランゾンは凶悪な強さを誇る。 むしろ、「シリーズ他作であんなに強いネオ・グランゾンが、こんなに微妙……」ということがよりラスボス(笑)扱いを強めているとも言える。

一応「シナリオ上、本気を出していなくてもおかしくない」という擁護意見もあるが、旧シリーズにおける同じ展開のシナリオ(『第3次』・『α外伝』)ではやはり凶悪な強さを誇っており、比較するとやはり弱い。『第3次』は隠し最終話、『α外伝』はハードルート最終話なのに対し、本作は正規ルート最終話なので、あまり強く出来なかった、と言う事情も考えられるが……。

なお、そもそも、『OG外伝』は開発期間が足りていなかったのでは、と思わせる調整不足要素が多く見られる。このシナリオに関しても、ダークブレインには全キャラ用意されている戦闘前台詞が、こちらには一部キャラしか用意されておらず、「メインのラスボスの後に出てくるオマケ」といった取ってつけたような扱いになってしまっており、この弱さに関しても調整不足の結果と言う可能性がある。


タイプ:3

「負の感情エネルギーの塊」「主人公の身内に憑依したラスボス」という点から、Dのペルフェクティオとの間に類似性が見出せるが、あちらと違ってとある版権敵に最後まで利用される等、総じて小物臭い。


タイプ:1,2

登場の遅さや人間関係の薄さ故に殊更影が薄い印象がある。

敵としては弱くはないのだが、避けない上に「特殊効果無効」が無いこともあり、ツバキヒメのクビキリなどで装甲値を落としてから集中攻撃をかけると、意外とあっさりと落ちてしまう。


任天堂関連

スーパーマリオシリーズと派生作品

タイプ:1

「スーパーしあわせのツリー」を奪い、ヨッシーたちの住む島を絵本の世界に変えてしまうという壮大なイタズラをした今作のラスボスである。

過去作のクッパと異なり、基本攻撃パターンや移動速度もゆっくりかつ単調でここまでたどり着いたプレイヤーならまず苦戦することはない……のだが、ベビークッパを真にラスボス(笑)にしている所以はそれに加えなんとボス部屋に「スーパーしあわせのツリー」があることだろう。

なんとこのツリー、このゲームの回復手段であるフルーツが無限に実る上に、無敵アイテムであるスターフルーツまで生っているというチートぶり。またベビークッパ自体が「スーパーしあわせのツリー」にたどり着けないようにヨッシーを積極的に妨害するわけでもなく、使用にあたって何かのコストやギミックを要求されるわけでもない。早い話がベビークッパと戦う際はノーリスクの常時無敵・無限回復で臨めるのだ。また、これだけの性能を持つ「スーパーしあわせのツリー」を使用する・使用しないに当たって、スコア変動などのペナルティは一切無い。縛りプレイなどを除き「スーパーしあわせのツリー」を使わない理由が無いのだが、使わなくてもそこまでの歯ごたえは無い。

そもそもベビークッパがイタズラをした理由はヨッシー達に自分と一緒に遊んでほしかった(暴れたかった)というものであり、「スーパーしあわせのツリー」を隠さなかったのも遊んでいただけで悪意が無かったからという理由だが、過酷な道中をセーブ不可(日本語版)で長時間かけて超えてきたプレイヤーには憂さ晴らしの場でしかなく、スターフルーツにより巨大化したタマゴ花火で焼き尽くされることとなる。スタッフはベビークッパをラスボスではなく、最後に出てくるイベントボスのような扱いにしたかったのかもしれない。


星のカービィシリーズ

カービィボウル

タイプ:1

恐らくカービィシリーズ最弱のデデデ大王

『カービィボウル』は、カービィの球体を生かしボールとなって敵を倒すゴルフ風のテーブルゲームであり、コースによって難易度が左右され攻略本無しではクリアが難しい作品なのだが、ラスボスであるメカデデデに対してはひたすら突進するだけである。そしてメカデデデも基本的にはひたすら近づいてくるだけである。

メカデデデ自体の勝利条件はカービィの手前まで来る事であり、左右からミニデデデを出しカービィに接触する事で残機を減らす攻撃もあるが、ミニデデデを避けつつメカデデデの弱点である頭に集中して攻撃すればすぐに倒せる。また、手がドリルペンチアームになっているが何故か一切使用しない。 ここまでたどり着くのは非常に難しいため、憂さ晴らしのためという説も出るほど。

ただし、頭を狙う=フライショットを使用すると言う事に気づかず、ゴロショットのみを使っていると、いつまでたっても倒せない。ゴロでも多少は後退させる事は出来るので、効いていると勘違いして延々ゴロで攻撃し続けた挙げ句に追い詰められて倒される……と言った事は一応有り得る。

倒し方を探す事がメインであるために、普通の性能は弱いのかもしれない……それにしても、謎解きが簡単すぎるといえるが。

なお、アニメ版ではお祭りの山車として登場しカービィ相手にそれなりに善戦した。


ナイトメアウィザード

タイプ:3.4.5

ホ-リーナイトメア社の会長にして聖なる悪夢と言われる闇の帝王。カービィプププランドに定住してからデデデ大王を通して魔獣を送りこんでいる。魔獣を無尽蔵にけしかけ銀河戦士団を壊滅させる、マントが異次元空間につながっていてどんな強力な攻撃でも無効にし戦艦ハルバードを「惨めな兵器」とあしらう、悪夢の化身である故不滅であり悪夢がある限り何度でも蘇るなど決して弱くは無い…が、問題は出番や攻撃描写の少なさで凄さがいまいち伝わっていない事。更にはの中でしか倒せないという最大の弱点を抱えているにも関わらず、カービィの今まで何度も助けてきたフームをカービィの夢の中に引きずり込んでしまうという愚策をとってしまったこと。

極めつけはカービィが夢の中でスターロッドカービィに変身した際にはその恐怖に屈して完全に戦意を喪失、全く抵抗しなかった(ただし、製作スタッフの中で、複雑な事情があったことは留意してほしい)。その分クラッコマッシャーなど最強クラス(後者はパワーアップ後最期まで抵抗しようとした)の魔獣が強いようにも描かれている。それが原因で弱いと言われているが、上記の特徴がある為アニメの敵キャラの中ではそこまで弱いというわけでもない。

また詰めが甘い、視野が狭いといった小物っぽさも目立ち、魔獣が反抗した際に追放してしまい、結果星の戦士に転生しリベンジへの足がかりにされ、ほぼカービィだけをターゲットにしており、カービィの仲間であるフームやブンを攻撃できるというのに何故か放置した結果魔獣を倒されるなど、何度も視野の狭さが招いた誤算を起こしている。あるいはカービィが最大の障害という事を鵜呑みにして、自分は何も考えていなかったか、慢心していたともいえる。

他にも数匹の魔獣をけしかければまだ勝機はあったのに、全宇宙征服に必要な宝剣ギャラクシアの強奪やハルバード撃墜などにけしかけた魔獣は一匹だけだったり、フームを攫った時彼女を殺す等もっと有効な策が取れたというのに放置など…カービィが自分の喉元まで迫っているのに侮っている場合ではない。

加えて、某凶悪モンスターと違いそれらのミスを一つも自覚していない

なお、ゲームでは『夢の泉の物語』のラスボスを務めているが、こちらはそこそこ強い。

スーパーカービィハンターズでは、アナザーナイトメアが登場しており、かなりの強さを誇る…のだが、キングD・マインドにタランザの如く吹き飛ばされるわ、ギャラクティックナイトには星の夢の如く切り捨てられるわと散々。


タイプ:1,3

別名「暗黒の支配者」。

その身に纏うは紫のオーラ。星のカービィを象徴する"星"形の体、その配色は暗黒のような黒一色。カービィを模したかのようにピンクと赤の混じった一つ目。そしてそのBGMはシリーズでも群を抜く邪悪そのもの。一目見たその雰囲気では誰もが強敵だと生唾を呑んだことだろう。

しかし蓋を開けたらなんなんだこれは。弱い。弱い。弱すぎる。

マルクの様にワープするでもなく、ナイトメアパワーオーブのように攻撃をかき消すでもなく(むしろかき消される)、ダークマインド(第一形態四戦目)のように普段は攻撃を受け付けないでもなく、常に画面内にたたずみ移動はなんともシュールなスクロール。

炎、氷、雷の属性を持つ三形態を自在に変化させて戦うダークゼロだが、それぞれの技のレパートリーが"たった1つ"と技のレパートリーに絶望的に乏しい。三形態共通の星形弾と体当たりを含めて全部で五つという手数の無さ。しかも雷形態以外の攻撃は安置が判り易く回避は容易、見た目の迫力の割に一発のダメージも大したことはない。

一応、技数に関しては形態ごとに星形弾の撃ち方や体当たりの仕方が違うため、細分化すれば変身含めて10個ともとれるが…

HPも大して多くないので呆気なく倒せてしまう上、カービィシリーズのラスボスではお約束の第2形態やシューティングもない。

ゲームを終盤まで進めないと登場しない上に、作中での活躍もドロッチェに憑依する程度。むしろその憑依されたドロッチェのほうが強いとまで言われている。なおそのドロッチェは作中最強の評価をされている。憑依することで真の力を発揮するタイプなのだろうか…

星のカービィ スターアライズ」では、ドロッチェが技の一つで使うびっくり箱の中身として、ダークゼロを模したビニール風船が登場。ぼよんぼよんとバネで左右に揺れる様は、多くのプレイヤーの腹筋を破壊した。

また、ストーリーモードクリア後に解禁される「星の○○○○」では、アップデートで追加されたドリームフレンズを主人公に選ぶと、ラスボス戦で、そのキャラがメインキャラとして初登場した作品のラスボス(もしくは前座)戦のアレンジbgmが流れる(例:リック&カイン&クー→ダークマター第二形態戦&クラウディパークのミックス、マルク→V.S.マルク)のだが、ドロッチェを主人公として選んだ場合に流れるのは、ダークゼロ戦ではなくドロッチェ団のテーマなのである。

ちなみに、ゼロと言えばカービィシリーズを代表するラスボスだが、ダークゼロがそれらのー族だという公式からの発表はない。またアミーボ・アモーレが出るまでシリーズ最弱のラスボスと言われていた。


あみぃぃぃぃぃぃぃぃぼ・あもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉれ

タイプ:1,3

作中では、デデデ大王メタナイトを巧妙な作戦で毛糸の世界へ連れ去り、さらに洗脳までするという、策士っぷりを見せている。その後、強力な戦士がいなくなったプププランドを全て毛糸で作り変えてしまうなど、カービィシリーズのラスボスの中でもトップクラスに入る悪行を働いている。

しかし戦闘での強さは前述の通り。あのダークゼロを抜いてブッチギリの最弱である

作品自体「カービィが敵の攻撃で倒されない」「穴に落ちてもミスにならない」など超初心者向け設計だったり作風が子ども向けだったりと弱いことやラスボス然としていないことはしょうがないのだがそれを踏まえてもあまりに弱い。最初はドドワンやイカスタコス(ボスとして登場した時より弱体化している)を作り出して攻撃し、それらを倒されると画面上部を移動しながら雑魚敵を繰り出して攻撃してくる。その雑魚敵を巻き取ってアミーボ・アモーレに当て、地面に落ちてきたら鼻の赤いボタンを掴んで2回投げ飛ばすこれが勝利条件である。ちなみに1ボスのドドワンは3回必要である。一応巻き取りのできないスカーフィを出してきたり地形に穴を作ったりと完全に楽というわけではないのだが…

倒すと全てが終わったかのような演出のあと第二形態に移行する。第二形態はシリーズお馴染みのシューティングであるがボタン連打だけで倒せる。勝つだけならその場を動くまでもなくただひたすらボタン連打するだけである。さらに2人プレイの場合、2pが撃てるロケットパンチがアミーボ・アモーレにめり込んで多段ヒットするので、余計楽に、しかもさらに速く倒せてしまう。その弱さはもはや言うまでもないだろう。


ファイアーエムブレムシリーズ

【FEトラキア】ベルド【落書き】

タイプ:1、4

トラキア半島の影で暗躍し、戦乱の種を撒き散らしてきた存在。

トラバントを唆して、シグルドの救援に向かっていたキュアンエスリン達を虐殺させたり、マリータの義母で、主人公リーフの恩人であるエーヴェルを石にした張本人で、彼にとっては因縁の相手である。


…が、戦ってみると弱い

そもそもFEシリーズのボスといえばとかとか人間離れしたものが多いが、こいつは単なる闇魔法使い (同じ人間のラスボスとして蒼炎の軌跡のアシュナードがいるが、彼は触れれば普通の人間は正気を失うメダリオンにわざと触れて正気を保ったままパワーアップするという人外同然の存在である)。

シリーズ作品では特攻武器などでどうにかして倒すのがパターンだが、こいつはそういうものを使わずとも勝てる

一応ステータスは高く、HPや魔力、素早さはカンストしているが、実際はそんじょそこらの一般兵に毛が生えたレベル。しかも持ってる武器は汎用武器のヨツムンガンド。

専用装備として「ストーン」を持つが、遠距離魔法であるため近寄られると使えず、使われたとしても「キアの杖」一発で解除される

しかも、ある方法を使えば、装備を根こそぎ奪って完全無力化出来てしまう


更に酷いのが、体格があまり良くないため、体格のいい相手をぶつけると捕縛できてしまう

そういった要素からなんとも情けなさすぎるラスボスであるため、シリーズ屈指の高難易度を誇る本作に似つかわしくない古参のエムブレマーからは長きに渡って「シリーズ最弱のラスボス」と呼ばれ続けてきた。


魔竜お姉ちゃん

タイプ:1

元・神竜族の娘。 人と竜が争う人竜戦役の時代に人を苦しめた、強く、悲しく、美しい魔竜。

千年の間に戦いの真相は忘れ去られ、かつての竜族の王とされている。

過去に英雄ハルトムートによって封印されたが、現ベルン国王のゼフィールが復活させ、

ゼフィールが人類を抹殺した後、彼女に世界を明け渡すつもりでいた。


シリーズ恒例となっているラスボスドラゴンだが、射程が1しかなく間接攻撃ができない

一方の主人公であるロイ封印の剣間接攻撃可能な上、特効が出る

そのためそれなりに育ったロイなら開幕運んで攻撃するだけで何もできず1ターンで死ぬ

少し前の章のボスであるゼフィールの方が強いといわれることが多い。このことから、フォデスの出現までは上記のベルドと並んで「シリーズ最弱のラスボス」といわれることもあった。


ただし、その方法を使わない場合は、竜に有効打を与えられる神将器やドラゴンキラーでのダメージが通りにくく、かなりの強敵となる。

また、彼女は不幸すぎる境遇を持っており、ある方法でとどめを刺すとすべての事情を知ったロイが彼女の「竜」の力を封じて救い出し、後日譚で破壊されていた『心』を取り戻し、ファと共に穏やかに過ごすハッピーエンドを見ることが出来る。要はラスボス系ヒロインなのである。

ファイアーエムブレムヒーローズでは改善されて重装特攻に守備と魔防がかなり高いと使いやすく、ラスボスの風格を見せつけている。


[FE聖魔]フォデス(リオン)

タイプ:1

太古の昔にマギ・ヴァル大陸の支配を目論んだ魔王。英雄達の活躍によって5つの聖石に封じられていたが、リオンを操って復活を目論む。


魔王というだけあってステータスはFE歴代で見ても最大級で、攻撃も直接、間接共に受けてしまうと大ダメージ必至で、更には全員を眠らせて無防備にする攻撃まで持つため、まともに戦おうとすると苦戦する…


…と思いきや、実際はFE全シリーズを通じてもぶっちぎりで最弱である。

まず、攻撃に対する耐性は作中に登場する他の魔物と同じでしかなく、シナリオを進めるごとに自動的に入手できる双聖器は特効であるし、それどころか魔法も含めた全ての武器による攻撃が素通しという有様。上記したイドゥンでさえ、ダメージを与えられる武器がごく限られていたのと比べれば、その差は歴然。

また、1ターン目開始後のデフォルトでは射程1の滅びの魔拳を使用する状態であり、その射程範囲に入るまでは一切動こうとしない。このため、エネミーフェイズに直間両用の不浄の魔光に切り替えるまでは魔法や弓などの間接攻撃で一方的に嬲ってしまえる。

聖魔の光石自体、ユニットの育成が他のシリーズより楽である仕様も相まって、上述したシリーズ最弱のラスボス達を一段も二段も下回る最弱ラスボスの名をほしいままにすることとなった。


飛空城の流儀

タイプ:4

炎竜ムスペルの血を受け継ぐムスペル王国の王。褐色で大男で性格は弱者を徹底的に痛めつくし焼き殺す、罪もない自国や他国の民を虐殺するほどの残虐で苛烈。ムスペルの炎で不死な体となっており、武器のシンモラで固定ダメージ、敵の能力減少、自分の能力上昇とここまで来るとラスボスの風格はある


…のだが序盤から中盤のシーンで自身に宿しているムスペルの炎(ムスペルの加護)で不死な体でただイキがっているだけ。ただ離れていれば何もやってこない(一応一マスは進むがそれでも遅い)。終盤に身分の低い貧民街出身のヘルビンディに捨て台詞を吐いただけで怒りを見せる行動にラスボスとは言い辛く評価は低い。ラスボスの割には小物扱いされている。第二部本編終了後に漫画版ではドルカスにお菓子をぶつけられてたり、ヘルビンディの料理を食べている様子が描かれていると騒動起こした張本人がいるのなどとツッコミが溢れ、ラスボスの風格は何処へ…


一応フォローすると元々残虐な性格ではなく、自身に流れる炎竜の血が覚醒し、周りを炎で焼き尽くさないと気が済まない暴君になったと語られている。後にガチャとして実装され、武器スキルもそのまま引きさげて登場。敗北を認めているのか自身の掲げた「弱肉強食」に習って召喚士に服従する律儀はちゃんとある。性能としての評価は高いがラスボスとしてのそれは低い。ソシャゲ故、ストーリーがあっさり目でスルト自身のストーリーが書かれていなかった事は少し不憫でもある。


その他

無題

タイプ:2

キャラクターの存在感としてはシリーズの象徴的な悪役といって良いぐらい磐石だが、本作では本体と戦えるルートにて、直前のスターウルフがあまりに強過ぎた。宙返りからの追跡コンボを仕掛けた上でローリング防御を上回るレーザー連打が必要とされ、しかも仲間を助けながらこれをやらなければならない。

しかし、アンドルフ本体は目が弱点であることを把握していればほぼ一方的に倒せてしまう。最終形態のブレインも大脳に誤射すると背後にワープしてくる能力を持っているが、ワープ中に旋回しているだけで弱点をこちらに露出した状態でワープアウトしてくる。本体に激突すると大ダメージを受けた上にウイングを確定で折られるが、大脳をわざと誤射してワープさせてしまえば問題ない。事実上のラスボスはスターウルフであり、彼らを倒せれば負けはないと考えて差し支えない。

また、ラスボスまでのルートは「右→左」と通行すれば1UPが手に入るため、勝つまで何度でも挑戦できる。一切パワーアップアイテムは取れないが、上記のような行動パターンなので特に強化する必要も無い。何度でも挑戦できるため、試行錯誤しながらの攻略法探しもやり放題。


タイプ:1,2,5

ラスボス…なのだが最後の最後でいきなり登場、それまで本編には全く関わっていない。ツメは当たるとひるむ。直前の相手であるSA-Xと違いチャージ無しでもダメージを与える事ができる。そのため隅に追い込まれると攻撃の回避が困難になるが通常ショット連発で後退させれば問題ない。また『メトロイドⅡ』では浮遊と火炎放射を使用したが今回では何故か一切使用しない


タイプ:1,2

本作の最重要キャラクターであるかぜのさかなに永遠の眠りを与え、島を蝕んでいる…というラスボス。だが名前とは裏腹にゼルダの伝説シリーズのラスボスの中ではトップクラスで影が薄い

まずこいつの名前が作中で語られる事は全く無く、更に存在を確認することになるのも実際にこいつと戦う所まで行かないと分からないという有様。

こいつがやった悪行(?)も撃破後にフクロウから語られるだけであり、このラスボスの存在感の薄さを物語っている。

また、ラスボスなのに最終形態には何故か中ボス戦のBGMが与えられている上に、その攻撃方法もただ単に腕をグルグル回すだけというラスボスにしては単純すぎるもの(一応攻撃を与えていく度に回転が速くなって避けにくくなるという厄介さはある)。

更に言うと実は一撃で倒されるある致命的な弱点を持っており、それさえ知っていれば楽に倒せてしまうという体たらくである(その弱点に関してはリメイクであるDXでは必ず効くわけではないという調整が成されたが)。


とは言え影の薄さは作中でしていた事を考えれば当然といえば当然であり、フクロウにぞんざいに語られているのも正体が正体なので一応合点も行く。また「悪夢」として目覚めの使者に対して切る啖呵や切ない断末魔など、立場が色んな意味でラスボスらしくないというのもそう思わせる一因かも知れない。

ラスボスとしては(笑)が付くかも知れないが、少なくともキャラクター・世界観を構成する要素としてシャドーに魅力がないとは言えないだろう。


Switch版では第3形態、第4形態、第5形態がそれなりに強くなり、最終形態は新規のBGMが与えられるなど、GB版よりはラスボスらしくなっている。


タイプ:1,3

役立たずだと判断した部下を処刑する点は冷酷無比で、強制敗北イベントが存在する。全シリーズを通し唯一即死技を持っている。このように決して魅力のないボスではないものの、第二形態がポリゴンで描かれているのはいいが、技のレパートリーが回避が容易なものばかりで先述した即死技も対処が容易なのが欠点。さらにシリーズお約束の第三形態が存在しない(イーブルも第三形態は存在しないがオーグラ・改を倒さないと戦えないため実質的に第三形態まである)。また強制敗北イベントは2のオーグラで、ポリゴンで描写はペンギルで既出。極めつけはシリーズ恒例のエンディング後にキーアイテムを集めての再戦が存在しない(本作にはタイムアタックステージのレベル10があり、ある条件を満たすとキョロスケ曰く「ダイールなんか目じゃない」程の隠しボスと戦える為、2周目以降に手が回らなかった可能性もあるのだが)。

とはいえ、第2形態撃破後の隕石の押し合い(一度目は楽だが、2度目は大幅に難度が上がる)や 前述の様に魅力のないラスボスではない為、一部では絶代な人気を持っているとか。


カプコン関連

ロックマンシリーズ

タイプ:1,5

元々、ライト博士ワイリーが平和のために共同開発した夢の巨大ロボットであったが、エネルギー源は未知の惑星に散らばる8つのエネルギー元素である。エネルギーが完成した所をワイリーが強奪して対ロックマン用兵器として改造。ゲーム中ではいかんせんポット出のラスボスの印象は否めないが、何よりも問題はそのラスボスとは思えない弱さである。

そもそもこのゲームは「中盤まではキツいが後半が楽」という難易度になっている。8ボス面からゲーム佳境であるドクロボットステージまでの難易度は前作『2』より厳しいぐらいなのだが、終盤のワイリーステージに突入するとロックマンの装備も整い途端に楽になってくる。

2形態あるものの耐久力はなんと合算して1ゲージ(28目盛り)。前半の行動パターンは、ニューショットマンと同じように弾を出すだけ。そして後半では巨大な拳(足場)を下部で出すのとコクピットから弾を単発で撃ってくるだけであり、攻撃頻度も低く見切るのは容易。

前作『2』のラスボスと同じく特定の武器しか効かない設定であるが、耐久面において(も)雲泥の差である。第1形態はハードナックルかシャドーブレードで無傷で秒殺、第2形態もサーチスネーク6発で沈み、タップスピンなら1撃で終了。弱点部分が動かないのも弱さに拍車を掛け、見事「シリーズ一の巨体・インパクト・弱い」の三冠王を達成した。

むしろ前ステージボスであるワイリーマシーン3号の方が攻撃の届きにくい高所からひっきりなしに弾をだしてくるので、事実上のラスボスと言えなくもない。だが、こちらもハードナックルなりラッシュジェットに乗るなり何とでも料理出来る為やはりここまで来れたロックマンの敵ではない。


中盤の再生クイックマンや再生ウッドマンの方が百倍は強いというのは言わないお約束。


タイプ:1,4

前作『5』からであるが、ラスボス戦はワイリーマシーン6号との連戦形式であり、今回はなんと3連戦。前座はマシーンとの2戦でありロックマンの弱点上からの攻撃に弱いの研究成果らしいプレス攻撃と大きめの弾での攻撃。その後カプセルとの戦いになり、ランダムにワープして4方向の大きめの弾で誘導気味に攻撃してくる。

3連戦でありながらいずれの攻撃もモーションが大きいか弾道が遅くかわすのは容易、万が一喰らっても大して痛くない、更に連戦通じて弱点武器がシルバートマホークとナイトクラッシャーで同じ、図体がでかい分攻撃を当てる格好の的と4拍子揃った弱さであり苦戦する要素はまるでなし。第1、第2形態はパワーロックマンで挑めば瞬殺状態。

その気になればロックバスターだけで3連戦の撃破も楽勝で(時間は掛かるが)、シルバートマホークを使った日にはノーダメージ速攻撃破も容易い。上記の『3』と並んで歴代最弱のラスボスと名高い。

おまけに、撃破した後ワイリーは逮捕されるというオマケ付き。


続編であるロックマン7でラスボスであるワイリーカプセル4号が一転して極悪な強さを見せつけたのは、今作のラスボスがあまりに弱い弱いとプレイヤーから文句言われた腹いせとも言われている。ロックマン7のサブタイトルも宿命の対決となっており、タイトル通りワイリーカプセルの強さが格段に上がっていた。


タイプ:3

堅実な時機狙い弾やボディを換装することで実質ライフゲージ3本を持つため後述する3号ほどラスボスとして致命的ではないが、描写や設定がツッコミどころ満載である。

  • 換装ギミックのために、全ワイリーマシン中最も資金が掛かっている。
  • ロックマンとほとんど変わらないサイズと異様に小さいため、ワイリーがどうやって搭乗しているのかよくわからない。

タイプ:1,4

ワールドシリーズのワイリーマシンは全般的に弱いことが有名だが、ワールド3号は特に顕著である。

第一形態は完全な安置が存在する、第二形態では多くの特殊武器を無効化する耐性は強力なものの、弱点武器のスクリュークラッシャーで攻撃すると運動会玉入れにしか見えないという醜態をさらしている。


タイプ:1

かつて電脳世界を壊滅状態に追いやった2体の電脳獣で、バージョンごとに戦うことになる相手がことなっている。グレイガ版では巨大な獣のような姿の電脳獣グレイガ、ファルザー版では巨大な鳥型の電脳獣ファルザーと戦うことになるのだが、までラスボスと比べるとパネル破壊やエリアスチールなど行動を狭めるような攻撃が全く無く、他のラスボスは平常時は弱点を隠しているために中々ダメージを与えられないのに対しこちらは当たり判定が頭と胴体、2か所にある上に弱点がむき出しのため、上空にいて攻撃が当てにくいファルザーに対しグレイガは常に地上にいる為うまくやればかなりHPを削られることとなる。特に獣化ロックマンのバスター連射やスラッシュクロスやグランドクロスの攻撃、さらにはバトルチップの「リフレクメット」を使えば二重ヒットする上にカウンターもとれるのでフルシンクロが発動して次のチップの威力が二倍になる、という具合でゴリゴリHPを削られることとなる。

そのためよく「4や5のラスボスが強すぎた反動」ともいわれることとなってしまった。

2体ともワイリーが作った時のゼロ(グレイガ)、シグマ(ファルザー)というXシリーズの2大巨頭をモチーフとしながらもこんな体たらくなのも不満が出た原因と言える。


その他

タイプ:1,3

元々魔界村シリーズのラスボスは、難所の連続であるこのシリーズを最終面まで到達できるプレイヤーにとって大して強い相手では無かったが、『超』では益々弱さに拍車が掛かっている。

攻撃手段は腹部の口からレーザーと同時に2つの円盤を吐き出すというもの。この円盤は攻撃判定が無く、足場代わりに飛び乗ることで弱点である顔に近づくという戦い方になっている。

上記の攻撃パターンの把握は容易く、円盤とビームを吐き出すタイミングの違いだけなので、初顔合わせでもノーダメージで勝てるほど弱い。

また、デザイン的にも『大』のルシファーと比べてもあまり格好良くはない。「なぜわざわざ敵に足場を提供するのか」というツッコミどころもあるが、この時代のゲームでは巨大な敵は足場を用意しないと逆にこちらが詰んでしまうので仕方ない面もある。この点は上記のガンマ(ロックマン3)と共通している。


ちなみに、ラスボス専用武器である「女神の腕輪」はどちらかと言うと扱いづらい部類に入る。そのためラスボス直前の大魔王アスタロトと超魔王ネビロスとの2連戦は時間ギリギリであり本ゲーム最大の難関となっている。


タイプ:1,2,3,5

世界各地を巡るスケールのデカくなった本作であり、前面のイタリアステージのボスである(前作でも登場した)ロレントの言葉を信じ日本ステージで今回の黒幕と戦うことになるが……

容姿からしてピンク髪の歌舞伎役者でありラスボスとして威厳もヘッタクレも無い。その上、戦闘能力でも体力は無駄に多いものの、行動パターンは単調であり、ジャンプキックの繰り返しだけで文字通りケリが付く、ダメ押しとしてお供の雑魚敵もいない始末。それまでの伏線にも現れておらず色んな意味で拍子抜けの空気ボスである。

4面(イギリス)のフィリップや5面(イタリア)のロレントが強かった分余計弱さが際立つ。


ちなみに、『ストリートファイター』の同名の坊主キャラクターとは何の関係も無い。


特撮関連

派生ゲーム作品含む。


ウルトラシリーズ

※昭和ウルトラシリーズでは一部の例外を除くと敵に組織性が無く、「最終回で戦った相手」ではあってもラス「ボス」と呼ぶのが適切かどうか疑わしい敵も多い(つまり5に該当)。

タイプ:1

グラキエスは等身大の宇宙人であり、もはや「弱い」と言う言葉すら生温いほど戦闘に向いていない。喩えるなら、このページに書かれた全キャラ(非戦闘員含む)でバトルロワイヤルをしても真っ先に脱落すること間違いなしのレベルである。

彼らはチブル星人メトロン星人同様に頭脳に特化した種族であり、情報戦を駆使して世界を支配することに成功した。しかしながらイザその正体がウルトラセブンXの下にさらされると、自身の姿を模したメカ・グラキエス3機を解き放ち拘束しようと試み、一度は(三体がかりで)勝利する。

しかし、この一戦で記憶を取り戻し、本来のパワー覚醒したセブンXとの再戦時には自慢のメカ・グラキエス達は何の相手にもならずたちまち破壊されてしまう。更に地下に潜伏していた数万ものグラキエスの巣にセブンXが突入すると、アイスラッガーワイドショットであっという間に皆殺しにされてしまった

尤も、後述するオータム大佐同様、現代の軍事においては「一番偉い奴が一番強い」必要はない…のだが、肝心の軍事力自体もセブンXに秒殺されてるあたり、本格的な戦闘には不向きな種族である。

地球を掌握できたのはウルトラ怪獣においては快挙と言える偉業であるものの、そもそも『セブンX』の世界は現実世界とほぼ同じ軍事力・科学力しか存在しない世界であり、実際のウルトラ世界に彼らが手を伸ばそうものなら、たちまち防衛軍にフルボッコにされることであろう。

なお、セブンXはウルトラセブンが弱体化した姿ウルトラマンノアでいうところのネクサス)ではあるが、本作に登場するエイリアンは大概1分くらいでやられていることも追記しておく。


ダークルギエル

タイプ:4

全ての元凶であり設定的には問題ない(ギンガのスペック的に考えてもウルトラシリーズの怪獣の中では最強クラスと言っても間違いはない)。

しかし実際に地球で行った悪行は、降星小学校を破壊しただけ。つまり一般怪獣並であり、更には復活したウルトラマンタロウにかなり圧倒されている事実に加え、そもそも部下達も含めて降星町でしか悪事をしていない…という、まるで等身大ヒーローものの悪役のような扱いである。

続編のウルトラマンギンガSでは圧倒的な強さを見せつけたものの、劇場版『決戦!ウルトラ10勇士!!』では数倍に巨大化して出たにもかかわらず合体したウルトラマンギンガビクトリー一撃で葬り去られるというひどい扱いであった(ただし、この時登場したのは人々の恐怖の記憶から生成されたエタルダミーであり、本人ではない。そのため、オリジナルと比べると戦闘力が劣っていた可能性はある)。

なお、SRPG『スーパーヒーロージェネレーション』では序盤からウルトラマンギンガが参戦する為、その強さは微妙。更にシステム上の都合でプレイヤーのカモにされてしまった。

しかし『ロストヒーローズ2』では隠しボスとして今までの鬱憤を晴らすかの如く圧倒的な強さを見せつけた。

そして新世代ヒーローズ総出演のウルトラギャラクシーファイトで復活したルギエルは、何とギンガと互角の戦いを見せるほどに強くなっていた。


双頭怪獣パンドン

タイプ:2,3(ある意味1)

タイマンにおける戦力が全く無いゴース星人(武力に限っては昭和ウルトラでもトップクラスであり、地底貫通ミサイルで世界中の大都市を消し飛ばしているのだが)が地球侵略のために引き連れてきた怪獣だが、赤い体に無数の棘があるため、赤い串カツと呼ばれており、ラスボスに相応しい風格が無い。

作中ではセブンを終始圧倒しており、最終回では数々の怪獣に引導を引き渡してきたアイスラッガーを素手でキャッチしていたが、これはセブンがエメリウム光線が10mそこらしか飛ばないほどの疲労状態にあったからであり、モロボシ・ダンの状態でも熱が90℃あるという人智を超えたレベルの体調不良であったのが大きな要因である。故に、セブンが万全ならそこまで苦戦を強いられなかったであろう。

また、『セブン』にはキングジョーガッツ星人などの強豪がいるということも、パンドンの評価を下げる原因の一つであろう。

とはいえ、(現実で例えるなら本能寺の変で100人の信長軍を早朝に1万人がかりでフルボッコにして倒した明智光秀が「信長に勝った」と記されるように)過程がどうあれセブンとほぼ相打ちになったその戦歴は後に出てくるマヌケラスボス四天王ジャンボキングはそれなりに強かったので免除)に比べると高く、後発の作品でもネオパンドンやらキングパンドンやらゼッパンドンやらといった派生キャラが数多く登場しているので割と優遇されていると言ってもよい。


帰ってきたウルトラマン最終回

タイプ:3.4

言うまでもなく先代はラスボスの代名詞のゼットン初代ウルトラマンを倒した最強怪獣だったが、2代目も最終回の怪獣として登場…したはいいが造形はまるで先代と似ても似つかぬヘナチョコなメタボ体型。それを連れてきたバット星人もあっさり倒され、挑みかかったゼットンもウルトラマンを倒すことなく空高く放り投げられてスペシウム光線で爆殺された(初代ウルトラマンはゼットンにスペシウム光線を打ち返されて殺されており、その雪辱を晴らしたとも取れる)。シリーズ通してラスボス&最強をつとめることの多いゼットン一族の中では偽物だの恥さらしだのといった散々な扱いをされるなど、扱いは不遇のひとこと。

ウルトラマンサーガ』で登場したエリートバット星人は驚くほどスリムな姿と最強最悪のゼットンを連れてきたことからもわかる通り、円谷プロにとっても「アレはあんまりだった」というのが公式見解のようだ。

なお、2代目は火力を上げ過ぎた結果バランスを損なったという意見がある。


誰がウルトラマンレオの失敗作だって

タイプ:1,4

地球のを自分のモノにするために怪獣サメクジラを操ってウルトラマンタロウに襲い掛かるが、劣勢と見るや巨大化してタロウを攻撃した宇宙人。しかしZATの猛攻を受けて怯んでいる隙にサメクジラはタロウに倒され、一時撤退。後に彼は東光太郎がウルトラバッジをウルトラの母に返し、人間として生きることを選んだのを陰から見て、「タロウに変身できなければ勝てる」と姿を現したものの銃撃を受けて逆上し巨大化。光太郎にコンビナートにおびき寄せられ、最後は自分が踏んだ石油タンクをZATガンで撃たれて焼け死ぬという無様な最期を遂げた。短気脳筋ヘタレと褒める所が一つもなく、ウルトラシリーズ全体を見てもここまでマヌケな死に方をした宇宙人もそうそういるものではない。

それ故なのか、後年の『ウルトラマンギンガ』ではTV第1部の異形の手のモノの部下としてのコメディリリーフ的な登場を果たしている。そして、『ウルトラマンX』では侵略行為から足を洗い、地球で平和に暮らしているという、最早ラスボスだったかつての面影が全く見られない様子を見せている。


タイプ:1,4

シリーズ後半の敵である円盤生物には、第1号にして防衛組織MACを全滅させるという大金星と視聴者のトラウマを残したシルバーブルーメや、人の心に付け入り、これまたトラウマ物の陰湿な作戦を展開したアブソーバブラックテリナノーバといった強豪や頭脳犯が多々出現し、ブラックエンドの直前に登場したブニョに至っては、登場早々ブラック指令に「帰れ帰れ」とダメ出しされたにもかかわらず、頭脳プレーでレオの抹殺に成功し、復活後もある程度は善戦してみせた。

そんな連中をこれまで陰で操ってきた指令が「最強にして最後の円盤生物」と称したブラックエンドだが、1回目はわざわざレオを誘き出そうと出現し喚き散らすが、実質無視され撤退するというこれまで同胞が見せた卑劣さが嘘の様な謎の律義さを見せた。

後日再出現し、今度はレオとの対決に持ち込むが、「最強にして最後の円盤生物」の肩書が嘘のように全く歯が立たず、呆気なく劣勢となった挙句弱点である巨大な角の片方を折られ追い詰められてしまい、焦ったブラック指令が人質を取ったことで抵抗できなくなったこレオに対しようやく何とかなる有様。

終いにはブラック指令が人質に逃げられた挙句子供達から袋叩きにされ落とした水晶玉(これまで出現した円盤生物に指示を送る際使用していたもの)を奪われ、その傍らでブラックエンドは突進攻撃を避けられてコケた衝撃で残っていたもう片方の角も折れてしまった。挙句、レオによって巨大化させられた水晶玉を投げつけられたブラックエンドは爆死。ブラック指令も苦悶しながら泡になって溶けてしまい、残った円盤生物の拠点兼生産工場と思われるブラックスターも、地球に急接近してきたところにレオのシューティングビームを受け、木端微塵に粉砕された。

(しつこいようだが)「最強にして最後の円盤生物」と称されたにもかかわらず、それまでの円盤生物が見せてきた卑劣さや特異能力、強さがあまり感じられなかったことと、上記のブニョとはブラック指令の評価と実績がどう見ても真逆なこと(ブニョがレオの抹殺に成功したのに対し、ブラックエンドは終始レオに圧倒されていた)が大きいと思われる。尤もこれに関してはレオがこの時点で長きに渡る戦いの末、強くなったとも言える。大体円盤生物は浮いているからレオの格闘攻撃が通用しにくかったわけで、強敵のイメージが強い第1号・シルバーブルーメも地上戦ではレオをそれほど苦戦させていないし、人間型のノーバやブニョであれば格闘能力は序盤の宇宙人軍団より明らかに下であった。故にそんな奴らの中で地に足を付けて格闘戦で1位になった所で、二刀流宇宙拳法チェーンデスマッチなど(ダンのシゴキを受けつつ)あらゆる格闘戦を経験したレオに挑むなど町内会主催の腕相撲大会で優勝した素人さんがいきなりプロレスの世界チャンピオンに挑むくらい無謀である。なぜブラック指令も気づかなかったのだろうか…。

ブラック指令自身も、人質に逃げられた挙句子供たちによってたかってボコられ敗北する末路は、たとえ当人が戦闘能力を持っていなかったとしても(悪い意味で)印象に残ってしまったのだろう。

ちなみに内山まもるによる漫画版ではブラック司令官(名義)は巨大化して戦い、それなりにレオを苦戦させている。


マーゴドン

タイプ:3

『ウルトラマン80』第50話「あっ! キリンも象も氷になった!!」に登場する冷凍怪獣。

マンモスの様な姿の宇宙怪獣で、『ウルトラマン80』本放送上の最終回に登場してトリを務める事になったが、ウルトラマン80と戦う事なく、UGMの作戦で自身が氷漬けにされて鉄球で粉砕されてしまうという最期をとげてしまう。

一応、『ウルトラマン』のラスボスであるゼットンも人間の手によって倒されているのだが、マーゴドンについては(ウルトラマン80に遠慮なく光の国に戻ってもらう為とはいえ)、オオヤマキャップが矢的猛星涼子を制止したうえで倒されているため、ラスボス(笑)と言われるかもしれない。

もっとも、オオヤマがこの怪獣の出現を「地球最大の危機」として認識していたこと、惑星まるごとエネルギーを奪って死の星と化する力を持っていることから、能力的には絶大なものがあった。第一次怪獣頻出期の終焉をもたらした張本人とされることもある。文献によっては「物理的な衝撃に弱いという弱点を知らずに戦っていれば80と言えども危なかった」と論じているものもあり、この項目に含めるには異論の余地もあろう。ウルトラ戦士と交戦して強さを見せつける機会に恵まれなかったがゆえの不運といえるが、あのゼットンすらも仮に「ウルトラマンと交戦する前に無重力弾によって倒される」という、決して有り得ない訳では無かった展開を辿っていれば同様の扱いを受けたかもしれないのである。

なお、『ウルトラマン80』の最終回は『ウルトラマンメビウス』第41話「思い出の先生」とする非公式説を採用するとラスボスはマーゴドンではなくホーになる為、現在はラスボス扱いされていない。


タイプ:1

ここに挙げられているような「弱い」ラスボスは、何らかの方法を使えば瞬殺できたり、攻撃がワンパターンだったり、HPが主人公たちの攻撃力に見合ってなかったりするものが多いが、この合体ヤプールに関しては「負ける方が難しい」と言われるレベルのヘッポコさだけでノミネートされている。

エンカウント率が『ガイアセイバー』並の本作では、ラスダンに到達する頃になればパーティメンバーは限界まで強くなってしまい、低レベルクリアは難しい。にもかかわらず、合体ヤプールは「最強の雑魚敵」と同じ程度の攻撃力(つまり、最強の雑魚敵の攻撃力>今まで戦ってきた中ボスの攻撃力)しか持っておらず、しかもそのすべてが命中率の著しく低い単体物理攻撃。故に、ボス戦が物理攻撃しかできないという致命的なシステムを持った本作においてすら何一つ恐れることのない相手であり、単純計算すれば負ける(パーティメンバーの4人全員が死ぬ)のには400ターン以上「防御」を選び続ける必要がある


タイプ:1,5

ウルトラシリーズファンなら誰しも知っている極悪非道な異次元人…なのだが、本作では住処である異次元空間を一個前のボス「SYSTEM」により勝手に利用され、「SYSTEM」を倒し地球に戻ろうとする主人公たちの前に突如出現、「な、なにものだ! きさまらは」とマヌケなセリフを上げ、強制戦闘に入る。このゲームは半端じゃなくエンカウント率が高いので、ここまでたどり着くほどのレベルがあれば、数ターンの通常攻撃だけで倒せる。勿論「SYSTEM」の方が遥かに強いことは言うまでもない。例えるならばを留守にしているうちに強盗が住みつき、その強盗を退治しに来た警官隊が家主までブチのめすようなものであり、今回ばかりはヤプールには何の落ち度もないのに勝手にラスボス扱いされてしまっている点がかわいそうとも取れる。


その他

タイプ:3,5

後半の敵、ガランダー帝国を影から支配し、部下兼影武者のゼロ大帝に命令を下して数々の悪事を行った。その正体はショッカー首領の分身であり、設定的にはかなり強そうなのだが、実際は何の伏線もなく最終話でゼロ大帝が自分が仕掛けた罠に引っかかって事故死というしょーもない死に様を晒した後でちょろっと出てきて「アマゾン、この不死身の俺がいる限りガランダーは永遠に滅びぬ!!」と宣言しただけでその出番は終了。武器も槍を降らすくらいしかできず、自らの武器を投げ返され動きを封じられた挙句、インカの力を完全開放した超チートモードのアマゾンに一瞬で斬首され死亡した

本来『アマゾン』は24話でムリヤリ話を収めねばならず、ラスボスである彼との因縁ももう少し長いスパンの話なら描けたかもしれない。


タイプ:1

SRPG『スーパー特撮大戦2001』における悪の組織の親玉「戦闘国家船団ナガー」を操っていた、惑星ナンバーテンの正体。

この『スーパー特撮大戦2001』の難易度は呆れ果てるほど高く、当然ゼファス・コアも作中のSサイズユニットの中では最大最強のスペックを有する。ヘタに近接戦を挑めば、どんなにレベルを上げても虫の息、下手すれば返り討ち間違いなしである。

しかし、ゼファス・コアの攻撃射程距離はたったの2であり(一応射程距離6の最強の技があるものの、ゲームの仕様上ある程度ターンが経過しなければ使えない)、お伴などもおらず、しかも先手は常に主人公パーティのため、遠距離攻撃を片っ端から叩き込んでいけば1ターン以内に無傷で倒せる。さながらライダーリンチである。

さらに、この一個前に戦うボス敵「鋼帝ゼファス」がコイツとほぼ同じ能力を有するため、ゼファス・コアと戦う際には自然と2マス以上離れた位置でグルリと包囲した位置関係になる。故に鋼帝ゼファスを倒した時点でラスボスに負けるのはよほどの大マヌケということになってしまうのだ。ハッキリ言って、ゼファスの前座である敵幹部ユニットの方が強く、下手すりゃこのステージ前のステージの方がクリアが難しかったりする


タイプ:1,3

名前だけ聞くと滅茶苦茶強そうな印象を受けるが、その正体はただのでかいだけの脳みそである。無論一歩も動けない。死体を甦らせたり、巨大ロボットを瞬時に作り上げたりと、超能力のレベルは決して低くは無いのだが、本体の攻撃手段はサンバルカンにちょろっとダメージを与える程度の熱線しかなく、最終的には人質を取り降伏を迫るというセコい手段に訴えた挙句、サンバルカンの武器を使った嵐山長官(ただの鍛えたおっさん)の手にかかり爆死した。ここまで名前と実力が見合っていないラスボスというのも珍しいものだ。


実況パワフルプロ野球シリーズ

タイプ:1

※現実のプロ野球選手にそのまま当てはめないように

『パワプロ99』の冥球島編でチーム名にブルーウェーブと選択していると裏日本選手権大会の決勝戦のオリックスブルーウェーブの先発として登場。星野伸之は現実では球速は遅いものの伸びのあるストレートとスローカーブのブレーキと落差で緩急を作り、体感速度の差で打者を翻弄した上で決め球としてフォークを投じて空振りを取るという特異な投球スタイルをとっていたのだが、当時の『パワプロ』は体感速度が速くなったり緩急で速くなる特殊能力がないため球速そのものでしか体感速度が速くする方法がなかった

そのためゲームでは本来の星野投手の武器や投球術を再現する事ができず、プレイヤーのカモにされてしまった。しかも準決勝に出てくる先発投手ゴメス、部長、野球マスク、アフロ猪狩が球速が速いのでに余計劣って見えるという不遇な選手。


久遠

タイプ:1,4

パワフル大学編、イレブン大学編、帝王大学編の真帝王ルートのシナリオを選んでいるとき最後の大会の決勝戦の対戦相手、栄光学院大学の先発投手。彼の能力は低くはないのだが栄光学院大学や最後の大会以外の決勝戦に登場する西強大学のモブ投手が化け物じみた能力だったためう見劣りしてしまった。そのため、栄光学院大学戦については「久遠が登板していれば逆転のチャンスがある」「久遠が降板していたら手遅れ」とまで言われていた。

また『実況パワフルプロ野球13』では帝王実業高校編のシナリオを選んでいるときは味方キャラになるのだがオート時の炎上がひどかったため炎上三兄弟次男と呼ばれており、みんなのトラウマこと清本和重率いる西強大学にどうやって勝ったのかネット上でたびたび議論される。


わんわんお

タイプ:1,4

栄光学院大学編のシナリオを選択時の全国大会決勝戦の対戦相手の帝王大学の先発投手。地方大会の決勝戦の対戦相手の西強大学のモブの能力が化け物じみていたため能力が見劣りしてしまった。

また『実況パワフルプロ野球11』帝王大学編と『実況パワフルプロ野球13』帝王実業高校編で味方キャラになるのだが、オート時の炎上がひどかったため炎上三兄弟三男と呼ばれてネット上でネタキャラ扱いされている。

余談であるが投手で帝王大学編の四天王ルートを選んでいるときは四天王になるために犬河と何度も的当て対決になるのだが、犬河はコントロールが高いためよほど的当てがうまいプレイヤーでないと何度も勝つことは難しい。このときばかりは実況パワフルプロ野球シリーズの敵の中でもなかなかの強敵となり、敵チームの対戦相手として出てくるよりはるかに厄介な存在になる。


大西君お誕生日おめでとう!!(左)

タイプ:1,2,3,5

プロテスト編の猪狩ドームカップ決勝戦の対戦相手安刻ブラックホールズの先発投手。プロ野球に興味はなく、草野球最強チームを作るというなんともいえない目標をもっている。投手能力打者能力ともに高く弱くないのだが茨城ゴールデンゴールズみんなのトラウマ認定されるほど強く、水狐の印象が残りづらくなった。開幕版においてほとんどシナリオに絡んでくることもなくラスボスなのにもかかわらず空気である。決定版においてシナリオに絡んでくるようになり最大二回ランダムで練習試合を申しこんでくる(しかも断ることもでき、断ってもデメリットはない)のだが手加減してくれるため決勝に出てくるときよりCPUレベルが低く試合経験点が稼ぎやすい上、球場代は水狐もちなので金欠になりやすいプロテストに助かる仕様だったためプレイヤーからラスボスなのにもかかわらずカモ呼ばわりされてしまった。


タイプ:1,3

天空中央高校編の甲子園決勝戦の対戦相手・マントル辺境高校の先発投手。試合前には決勝で女性チームのジャスミンと試合つもりで意気揚々としていた天空中央高校のエース・虹谷に散々おっさんと呼ばれ不審者呼ばわりされてしまう。

投手能力打者能力ともに高く、特に投球頻度の高い重い直球と強力なカットボールが武器であり決して弱くない。問題はサクスぺのロックオンが横変化に対して強く、カットボール程度の変化量だと大きいミートのロックオンには勝てないのである。そのため、ストレートを待つつもりでカットボールが来ても真芯に当たり、ホームランになってしまう

結果、プレイヤーからラスボスなのにもかかわらずカモ呼ばわりされてしまった。


龍が如くシリーズ


龍が如くは主人公桐生一馬がバトル面で高性能の上に、設定も「堂島の龍」という伝説の極道であるためラスボス達はみんな桐生より格下である。

また歴代のラスボス達は「様々なコンプレックスを持ち、それを克服するために桐生を超えようとする挑戦者」というキャラクター設定があるために、どうしてもラスボスの極道は、ラスボス(笑)が生まれやすい。


無題

タイプ:2,3

桐生の幼馴染ぐらいしかエピソードが無く、桐生への敵対演出も影で部下を仕向けるなど間接的であり、イマイチ東城会直系組長になった程しか成長した要素が見えない。

敵である嶋野太真島吾朗劉家龍の方が、悪役としての印象が大きいのも一因。

バトル面も真島や荒瀬和人が強敵のため弱く感じてしまうので直前に戦う神宮京平の方がまだ厄介な敵である。

リメイク版『龍が如く極』では錦山に関するイベントシーンが大幅に増えたため、ラスボスとしての印象が改善された。

一方で、戦闘システム変更の影響から、リメイク前よりも弱くなってしまった。


タイプ:1

ゲーム序盤から登場しており、ラスボスというよりライバル枠である。

伏線は多々あるが、道中に登場するもっと大物の黒幕を先に処理していくうちに、ずるずるとラスボスになったという感じであるため、最後の対峙も"またこいつかよ"感がある。

1つ1つの演出はよくできているため、ボス戦として見た場合の存在感は文句無しだが、体力や攻撃パターンなどラスボスとしての強さについてはシリーズ最弱候補の筆頭に挙げられる。

更に、中盤のボスとして出てくる彼の部下・林弘が本作中最大の体力と残体力に応じた戦闘スタイル変化を併せ持った強敵のため、余計に弱く感じてしまう。

なお、龍が如く極2では大幅に体力増加されてバトル面も強化され、名実ともにシリーズNo.1ラスボスになった。

しかし黒装束の男がそれ以上に強化され過ぎた為、影が薄くなってしまった。

ちなみに前述の林は極2ではリメイク前と同様に体力はかなり多いが、リメイク前よりも弱くなっている。


タイプ:1,2,3

見参の黒幕兼ラスボス。70過ぎの老人であり、ちょこまかと動き拳銃を撃ってくるというラスボスにふさわしくないバトルスタイル。

場合によっては老人いじめにしか見えない。

また直前の佐々木小次郎との戦いの方が因縁もあり、ラスボスに相応しいこともあるためである。


峯总

タイプ:3

東城会若頭補佐であり、直系団体白峯会会長。

ラスボスとしての強さは文句無しであり今でこそ人気は高いが、発売当初は「錦山や龍司に劣る」という意見が多かった。

これは今までのラスボスが武闘派ヤクザであったのに対して峯がサラリーマン風のインテリヤクザで、余り強そうに見えない為であろう。


タイプ:1,2

本作の黒幕であり外道とも言えるくらいの悪役ぶりを発揮しているのだが、その割には助けを求めるなど小物臭く、ラスボスとしての本人の強さは微妙で冴島大河編で戦う桐生一馬が強敵の為更に弱く感じる。

体力が高いため、画面端で延々と殴る戦い方になり、老人いじめのようになってしまう。

ラスボス戦に出てくる護衛隊長の方がまだ厄介である。

また、彼の前に戦う主要人物の方が黒幕キャラとしてのイメージが強い。

おまけに他のラスボスと違い龍が如く4はリメイクされる可能性が低いため挽回も出来ない状態となっている。

タイプ:1,2,3,5

主人公の右京龍也との因縁が無い上にラスボスの割には小物臭く、ボスとしての強さも微妙で悠木万寿美や第六章で戦う日向翔雨宮泰山が強敵の為弱く感じる。

タイプ:1,3

本作の黒幕兼ラスボスであり外道とも言えるくらいの悪役ぶりを発揮しているのだが、これまた小物臭く、また二階堂哲雄は時間稼ぎが鬱陶しいくらいで特に厄介でもなく、オオイカヅチは行動が単純すぎるためにシリーズ最弱のラスボスとなっている。むしろ、その前に戦う林弘の方がまだ厄介な敵である。


タイプ:1,2

本作の最後に龍也と戦うボス。

しかしラスボスとしての強さは微妙で、直前に戦う佐伯淳が強敵の為弱く感じる。


RPGツクールVX 相沢聖人 歩行グラ

タイプ:1,2,3,5

本作の最後の章で桐生一馬と戦うラスボス。

今までのラスボス達は「直系組長クラス」だったが、相沢は単なる会長護衛役と極道の格が低く、序盤にただの中ボスとして圧勝するシーンがあり、作中で伏線が無いに等しい為が最後の最後に黒幕として出てきた時はゲーム史に残るレベルのぽっと出感で、意外性を通り越して拍子抜けしてしまう。

バトル面もHPだけはかなり多いが特徴的な技を持たず、ラスボスとしての強さも微妙で馬場茂樹が強敵の為余計に弱く感じるので、直前に戦う金井嘉門の方がまだ厄介である。

そして彼の上司で数々の裏切りシーンを起こした森永悠や、ライバル組織のリーダー格である渡瀬勝の方が黒幕としてのインパクトがあったと言われる始末。


タイプ:1,2

本作の最後に坂本龍馬と戦うボス。

しかしラスボスとしての強さは微妙で、直前に戦うトーマス・グラバーが強敵の為弱く感じる。


中野英雄

タイプ:2

本作で最後に桐生一馬と戦うボス。

実力はあるのだが、その前に戦う久瀬大作の方が圧倒的な存在感があるため影が薄いラスボスである。加えて、彼がインテリヤクザで強そうに見えないという事もある。

桐生との因縁や、イベントに登場する回数が少ないのもガッカリの要因。

久瀬や阿波野大樹の方が印象が大きいのも一因。

バトル面も強いことには強いのだが、世良勝柏木修がこのゲーム屈指の強敵の為弱く感じる。


タイプ:1,2,3,4

本作品及び桐生一馬の最後の敵である。

桐生が娘のように育ててきた澤村遥と、赤子のハルトを人質にとって桐生を手出しさせない様にした上で散々痛めつけるシーン、さらに負ければ命乞いをしたり、往生際悪く銃を出すなど、小物かつカリスマ性が全く無いシーンばかりが目に付く悪役。

極道タイプの悪役が多く登場するこのゲームの中では、風貌も地味であり、序盤のサラリーマンイメージが強く、強そうに見えない。また、バトル中の演出の際の名前も「来栖猛」でなく、「巌見恒雄」であり、カタギということなので、極道としての格が皆無。

ストーリー中に対峙する広瀬徹染谷巧ハン・ジュンギとの戦いの方が印象が大きいのも一因。

バトル面も今回からゲージが一本になったせいで、戦闘難易度が簡略化され戦闘においてもシリーズ最弱のラスボスとなってしまった。

広瀬が強敵の為恐ろしく弱く感じるので直前に戦う中ボス、小清水寛治の方がまだ厄介な敵である。


タイプ:1,2,3

本作の最後にケンシロウと戦うボス。

しかし序盤で既にボスとして登場している上にラスボスの割には小物臭く、最後の戦いでも拳銃を使用するというラスボスにふさわしくないバトルスタイルでいまいち大物感を感じられず、原作第一部のラスボスであるラオウの方が圧倒的な存在感があり影が薄い(その前に戦うナダイの方がラスボスに相応しく感じられる)。

ラスボスとしての強さも微妙でラオウやナダイが強敵の為余計に弱く感じる。

フォローをするならサウザーとラオウに加え、アミバユダまで生きている状況ではタルーガかナダイがラスボスになるしかない状況だったため時期が悪すぎたとしか言えない(それでもジャギボルゲよりは格上なのだが)。


タイプ:1,2,4

センシティブな作品

シリーズ初の『カタギのラスボス(正確にはアンチヤクザ)』。

事件の黒幕になった動機が幼少期のコンプレックスである為、ラスボスとしての格はやや落ちるものの、都知事にして与党幹事長そして元ヤクザとして表社会も裏社会も牛耳る『力』と主人公・春日との『因縁』は十分。

戦闘に於いては「東京都知事 青木遼」と「荒川真斗」で二回戦うことになる。

カタギとして過ごしてきた時間の方が長かった所為か、直前に戦う天童陽介の火力が凄まじいのもあって余り強く感じなかったという人が多い。ただ、一回戦は護衛の数が多い上にターンが進むと青木の周りを固めるように陣形を作る為、倒すのに時間だけは掛かる。

二回戦は春日とのタイマンになる。ボタン入力シーンもあるのでほぼ勝ち確定の消化試合になる。だが、これは意図的にラスボス(笑)を狙った演出と捉えることもでき、わざと肩書きの消えた「荒川真斗」と「春日一番」の決戦は正にどん底から成りあがりを見せた春日一番に相応しい相手となっている。


遊戯王シリーズ

タイプ:2,4,5

本作の黒幕にして1枚のカードから世界が生まれた時にその表裏から生まれでた暗黒面そのものというあまりにもぶっとんだスケールのラスボス。

しかし、作者本人にその存在を否定された。

分身体を操り数々のデュエリストを闇に染めるなど暗躍していたが、本人の姿はもちろん存在・詳細な設定が明かされたのは最後の最後。いきなり登場した上に肝心のデュエルに要した放送時間は他の主要キャラクターと変わらない2話分だった。

そのためなぜダークネスがそのようなことをしたのかはほとんど説明されていない(簡単に言うと闇そのものなので目的とかではなくそういう習性らしい)。

しかも使用するカードも実は単体で強力なものが殆どなく、寧ろギャンブル効果なものばかりでおまけに対戦相手の遊城十代に逆利用されている。またランダムに設置されたカードを見透かすというラスボスらしいチート能力がある…かと思いきやそれすらもモンスターの効果(ダークネスアイ)でこの事に関してユベル「神を名乗る割にはセコイ手を使う」と発言。

その上そのモンスターが除去された後に「ダークネスアイの効果がなかろうと…」と強がったら見事にギャンブルに失敗して「えぇ…」とうろたえるあまりにも情けない姿まで晒した。

その『GX』の集大成のゲームである『タッグフォース3』でも本人の存在はなかったかのようにされ、藤原優介にラスボスの座を奪われるという事態を晒してしまった


あまりにも悲惨すぎたのか、ボスデュエルにおけるカードはアニメ版よりも大幅に強化されており、他のボスキャラクターに引けをとらないデッキとなっている。…がそのボスデュエルでもボス側が不利になるようなカードが多いせいか使用できる期間は非常に短かった。


以上の情けない姿もあれではあるが、とにかく3年前期のラスボスであったユベルの印象が強すぎたのが、ダークネスの存在が薄い最大の原因であろう。


タカラトミー関連

タイプ:1,2,3,4

ブラッチャーの地球方面軍司令官。

冷酷非道にも関わらず、前線にあまり赴かないことに加え、彼が生み出したヒカリアンXブラッチャールスターの個性が強烈すぎて出番は少なく、最終回ではさらったウッカリーを捕まえたまま攻撃と超特急形態の変身をお披露目する事無く宇宙水疱瘡に感染。何も出来ずヒカリアン達の「ライトニング・スーパーノヴァ」を受けて消滅するという、幼児向け作品ではやってはいけない投げやりをやってしまった。

先述通りヒカリアンXとブラッチャールスターは基地を破壊するレベルの最凶キャラでもあるがやはり視野が狭かった。ケンタとJHR、ヒカリアンを集中攻撃していたものの、彼らをサポートする神田ミナヨやソノカ、スグルをブラックエクスプレスでも攻撃できるのに2体の最凶のブラッチャーは何故か放棄。シルバーは作戦を妨害する相手をケンタとJHR、そしてヒカリアンのみしか考えておらず、ミナヨを初めとした人間が作戦を妨害するイメージが無かったことが敗北に繋がったといえる。


恐竜将軍ダイナザウラー

タイプ:1

万人が認める超絶難易度のアクションゲームのラスボス。

『コンボイの謎』は、泣きたくなるほど大量に登場するザコ敵が、背景と同化して認識不能クラスの砂粒のような弾丸をポロポロと落とし、それをあきれ返るほど狭いスペースで避け続け、悲しくなるほど小さい敵グラに米粒のような弾丸を当て続けるというゲームだが、ボス戦はどいつもこいつも当たり判定がクソデカい上にとてつもなく遅く、ヘロヘロ弾をテキトーに撃ってくるというザツな仕上がりであり、ラスボスのダイナザウラーですら、「躱して連射」というインベーダーゲーム以下の戦法で倒すことが可能である。断言してもいいが、道中の雑兵の方が並み居るボスより強い


タイプ:2,4,5

Dr.Mによって生み出された人工知能。コンピューターウィルスに感染され、悪に変貌。全てのトミカを支配しようと企んでいた。しかし攻撃方法は怪光線だけで、さらにTWC編では怪盗パンクより少ない出番と悪事によりトミカ史上最弱の悪となってしまった。

トミカガールズの登場編と鬼コーチ編までは、あらゆる台詞の中で彼の名前は一言も存在しなかった

トライバーシステムを管理したとは言え、マッハ達を洗脳する描写はテツオくんのイメージだけで終わることになる。挙句恐怖を知らないままだったので、最終決戦ではスーパーフラットファイブに全く抵抗しなかった。


タイプ:1,2,5

ワンダー星の壊滅で成し遂げられなかった負のエナジーを求める邪悪な生命体。

正体がただのバグミンという設定と名前のインパクトが小さく、究極の姿での攻撃も合成プロミンのマンシャミンとタープミンのカミワザが高性能だったため、プロミンをバグミンに変える事は出来なかった。

不完全な状態でメットミンドーザミンだけでも太刀打ちできたのに、最後はロケットミンを初めとしたファクトプロミンが6体揃ってしまい、手も足も出ずに総攻撃を受けて消滅させられた。


プリキュアシリーズ

絶望スルノダ

タイプ:2

生きとし生けるもの全ての負の感情によって生み出された、『怨念の集合体』…なのだが本編との関わりはほぼ皆無で、強キャラとしての存在感は後にピエーロの一部となるジョーカーバッドエンドプリキュアに大いに劣り、キャラの立ち具合だけ見ても三幹部の足元にも及ばず非常に影が薄い(出番は全48話中通算で3話)。

最終決戦でもどちらかというと主人公側の関心は二度と会えなくなるかもしれないキャンディの方に完全に意識が向いており、戦闘シーンそのものは文字通り気合で押し倒されただけというあまりにしょぼいものだった。

敵味方問わず人気の高い作品ではあるが、伏線の積極的な回収よりも日常を優先した回の方が多い等の作風からラスボスの空気っぷりや終わり方には納得していない者も少なくない。

ただし、スマイルプリキュアという作品は制作時期上この作風にせざるを得なかった事を考慮しておくべし。


一万年前の闇

タイプ:2,3,4

1万年前のプリキュアに封印された“闇”が本体で、本作の真の黒幕。出番は上記の前作ラスボスを更に下回る最終話の1話のみの登場人間を器にしキングジコチューとして活動していたが体が浄化され、新たな器を見つけ乗っ取ったジコチューである。始めは高い戦闘力でプリキュア達を圧倒していたのだが、誰もが持っている自己中心的な心の象徴というキャラクターということから、途中でラスボスらしからぬシュールなイメージ映像を流されたり、たかが一介の女子中学生にすぎないキュアハートに思想を完全論破されたあげくそれに逆ギレしたり、力でゴリ押しするも強化されたキュアハート登場後はほぼ一方的にボコボコにされ、浄化されるときも普通のジコチューと同じく「ラーブ♪ラーブ♪ラーブ♪」という声をあげる等の醜態をさらしてしまった(ちなみにCVも通常のジコチューと同じ人が当てている)。

器にしたキャラは本来有能キャラではあるのだが、対キュアハートだけには弱いという弱点を持っており、プロトジコチューはそれを見事に受け継いでしまった。そのせいで「前形態のキングジコチューのほうが威厳ある」とまで言われている。

物語的にも対キングジコチュー戦でクライマックスを迎えており、プロトジコチュー戦は一年間行ってきた戦いの縮図のようなものだったため、「あくまでもラスボスはキングジコチューでプロトはエナジー・ドーパントみたいなもん」という声すらもある。

ちなみに、上北ふたご作の漫画版でも最終戦はキングジコチュー戦にほとんど費やされ、プロトは一コマしか登場していない。

制作側からも、「自分の思い通りにしたいだけなので、基本的に『せこい』」(古賀豪SD談)とバッサリ切られている。

なお、キュアハートは変身者のスペックがトップクラス(キラキラ☆プリキュアアラモードが放送されるまではほぼ満場一致レベルで最強と言われている)であり主人公補正も非常に強いため一部からは「この結果が見えていた」と言われている。

ただしキュアハートを一時的に苦戦させた実力は申し分ないようで、2016年に公開されたオールスターズ映画プリキュアオールスターズみんなで歌う♪奇跡の魔法!』では魔女ソルシエールによって再現された複製体ではあるが、歴代最大最強の敵の一人として登場している(この時はキュアミラクルのアシストを受けたピンクカルテットの合体攻撃で館長の複製体共々倒されている)。


センシティブな作品

タイプ:1 4

はるか昔にマザー・ラパーパに眷属諸共封印されていた、宇宙を彷徨い星々を飲み込んでゆく混沌そのもの。物語終盤になり封印が解けて完全復活を果たしナシマホウ界と魔法界を飲み込んで混沌の一部にすべく降臨する。

歴代ボスキャラたちの中でも特にスケールの大きい存在であり、ギャグ要素も皆無で力もすさまじいものだったが、如何せん今回は相手が悪すぎた。ラパーパ側はこの事態が訪れるであろうことを見越して眷属たちの組織的な侵攻を阻止しつつプリキュアに様々な強力な装備を揃えさせて万全の準備で最終決戦で立ち上がったのである。その力の差は歴然で、デウスマストは様々な攻撃を悉く見切られて対処されてカウンターで逆にダメージを与えられるという魅せプをされた挙句レインボーキャリッジの最終奥儀の前に抗いきれずにあえなく完全浄化されてしまった。

今作の後半の敵組織である終わりなき混沌は、はるか昔では自分達に敵う者がいなかったという驕りから相手が自分達に勝てるわけがないと見下し、甘く見てはしっぺ返しを食らうという致命的な弱点があった。どれぐらい重症かというとレインボーキャリッジに負けても「虫けらに負けたのは悔しいが、所詮はデウスマスト様の前には悪あがきに過ぎないと」いうものであり相手の成長ぶりや下準備を過小評価するという始末。これは歴代でもトップクラスの力や準備の周到さを持ったマザー・ラパーパとその後継者たちに対してあまりにも稚拙すぎたといえるだろう。

魔法使いプリキュアの後半戦は2つの世界が離れてしまうというストーリーがメインになっているため、そのしわ寄せを受けてしまったという事も言える。

ある意味、「後半は物語を重視するが故に戦闘がおざなりになってしまった」と言える。


ガンダムシリーズ

待機する…

タイプ:2,5

物語の根幹にかかわる敵の指導者遺伝子を使って作られた戦闘用クローン。感情を持たないヴェイガン最強のパイロットで、ガンダム3機を相手にして互角に戦い、戦場に乱入してきたシドに取り込まれそうになるが、Xラウンダー能力で逆に取り込むなど実力はラスボスにふさわしい。

しかし、実際に戦場に出撃したのは最終回のたった1話だけで、主人公との関わりもほぼゼロだった。さらに寡黙なため台詞も少なくキャラクターとしての印象も薄い。また本来はラスボスの後継者となる予定だったが、ゼハート・ガレットにその役目を取られてしまい、そのせいで最終回までずっと眠ったままだった。さらには打倒ガンダムのため出撃したはいいものの、味方の本拠地が崩壊を始めてしまい、敵味方はその救助のため結束。その結果、彼は戦場でガンダムへの憎しみのまま破壊を撒き散らすだけの「危険な邪魔者」の立ち位置になってしまい、結束した敵味方双方から攻撃されて機体大破という扱いを受けた。命だけは助かったものの、気絶したままで登場シーンは終了と、終わり方も不憫なままだった。背景設定等は、ラスボスを務める人物として充分な物ではあったのだが、ストーリー上の都合で印象が薄くなってしまうことを強いられてしまったともいえる。

その5年後には彼同様、主人公との関わりが薄くストーリーの都合上ラスボスとなった人物が登場している(一応フォローとして、主人公陣営ではなく主人公自身が最後に戦った相手という意味合いで)。

因みにアーケードゲームである『EXVSMB』では中ボスとして登場し、コチラでは前述のアニメと違って喋りまくる

中の人ガンダム史上最年少主人公や『UC』のもう一人の主人公と同じ。

更に『スーパーロボット大戦BX』で版権作品のボスの中では最強クラスの能力である。


その他

あ行

覇竜咆哮

タイプ:1

初出の『MHP2』では集会所上位にてラスボスを務め、続編『P2G』でも村と集会所上位のラストを飾る(『P2G』の村にはアカムトルム討伐後の隠しクエストがあるが、そちらの内容は既存モンスターの連続狩猟であるためアカムトルムをラスボスと呼んでも差し支えはないだろう。アカムトルム討伐クエストには「最終極秘依頼」と冠が付くほどだし) 。

飛竜種としては規格外の巨体を持ち、それに見合うだけの体力、攻撃力、攻撃判定を持つ。しかし動きはお世辞にも俊敏とは言えず、各攻撃の予備動作も大きいので対処は難しくない。

PTプレイでは閃光玉を投げ続ければほぼ無力化できてしまうので簡単に討伐でき、剥ぎ取り素材はなかなかの値で売れる事から「ATM」「アカム銀行」と散々な言われよう。

『MHP3』以降の作品では強化が施され、少なくとも『P2G』までのような気軽に狩れる相手ではなくなっている。


タイプ:2

Bルートでは彼が全ての黒幕でありながら、その前に戦う敵が高いステータスと最強のスキルを持っており、そしてフラグが立ってしまえば最強な隠しボスが先に待っている。また、プレイヤーの最大レベルが20なのに対して彼のユニットは15前後。十分育っていればまず負けないレベル。


有富春樹

タイプ:4

アニメ版恒例のオリジナル編である革命未明(サイレントパーティ)編のボスで、優秀(笑)な科学者が集った闇の組織「STUDY」のリーダー。自らの科学を証明するため、学園都市研究発表会当日にパワードスーツを2万体送り会場を制圧するという「silent party」作戦を実行するも、学園都市中全区から集められたジャッジメントを見ていきなり動揺。その後も布束砥信の暗躍であっさり美琴にアジトの場所がバレる、通信妨害→春上衿衣枝先絆理テレパシーであっさり回復、有人機二機を使ってジャッジメントを会場もろとも殺戮しようとする→婚后航空が開発したロボット「エカテリーナ2000号改」にあっさり倒される、美琴を殺害するためにパワードスーツ大量+麦野沈利の能力「メルトダウナー」を応用した無人機3機を投入→美琴の機転でビームを利用されアジトの監視カメラを破壊される、さらにアイテムがアジトに乱入し自分の能力を利用されてご乱心の麦野本人によって無人機をパワードスーツごと全機破壊されるといったようにほぼ一方的に倒され長年(笑)費やした計画は失敗。元々『超電磁砲S』のテーマがだからとはいえ、あまりにもあっけないやられ方であった。

さらには自分の計画が失敗に終わった事にトチ狂って5000発のフィラメントを発射、ジャーニーの能力を暴走させAIM拡散力場の連鎖崩壊を引き起こすことで学園都市を大陸ごと破壊する「Final phase」を後先考えず実行させ、自分はピストル自殺しようと試みるが最終的には美琴の説教と妹達含む仲間達の活躍でこれも阻止された。

また計画の目的も要するに「生まれ持った「能力」という才能に対する妬み」でしかないのが余計に小物臭を出している。

第1期『超電磁砲』アニメ版ラスボスのテレスティーナがとてつもないインパクトと恐るべき戦闘力で美琴たちを追い詰めたのを考えると、彼の場合は正反対でとても不遇な扱いだったと言える。因みに、テレスティーナの祖父である木原幻生には、研究成果を一笑に付されている。


アルタイル

タイプ:1

本作品には「ボンバーマンと同じ戦い方をするボス」と「独自の攻撃で攻めてくる巨大ボス」の2種類のボスがいるのだが、前者であっても基本的には特殊能力を持っている。しかし、アルタイルはラスボスでありながらも特殊能力は皆無。一応、お供のサポートメカであるベガがレーザーを撃ってくるが、厄介なのはこれだけであり、むしろ爆弾に誘爆させてアルタイルにダメージを与えるために利用されやすく、本人のHPも非常に低い。形態変化して後半戦に持ち込んでくるが、一体どんな特殊能力を持っているかといえば、軽く気絶させる衝撃波と、爆発から逃げるためのワープだけ。なんと攻撃性能が落ちているのである。しかも、肝心のワープもボムキックで気絶させれば使えない(気絶からの復帰時間も前半戦より劣る)。さらに言えば、気絶時間が非常に長いため、気絶させた後に持ち上げて崖から落とせば即死する

本作品は難易度が高いことで知られるが、それゆえの拍子抜けも印象に残る。実際の所アルタイルは本当のラスボスではないのだが…


le Cœur du Scorpion

タイプ:1

戒世グレイクラウドといった難敵を退け、最終ミッションで対面。上空に昇ってカルサワをドカドカ撃ってくるが、肝心のカルサワの威力が低い為、弱い。彼の相方である看板機体ワンダーレイドも、強化人間ではなく真人間である。肩のグレネードは動きを止めて構え姿勢を取らなければ発射できず、殆どライフルしか撃ってこない。機動力はかなりのものだが割とそれだけ。

おまけに戦闘開始前にこちらのAPと弾薬が完全回復するので万全の状態で挑める上、地形と敵AIのお陰でスタート地点で待っていればアンタレスだけが勝手に飛来するので容易に迎撃できる。

そもそもキャラ性能以前にアンタレス自身の言動が小物臭い


タイプ:1

お供のザコ敵に攻撃をまかせっきりで自身は攻撃してこない

コットン2では自身も攻撃を仕掛けるようになったがそれでも大量のザコ敵をスルーすれば速攻で倒すこともできる。


タイプ:1,3

七人目のスタンド使いの世界が産まれた遠因(といっても本人も予想外だった)であり、ラスボスとしては決して悪くない。

だが、はっきりいってこのラスボスは彼女より前に戦う原作(JOJO三部)のラスボスであるDIOより弱いのだ。

何しろこのゲームではDIOを倒さなくても先に進めたり展開によってDIOが弱体化したりするため、DIO戦で詰むことはない

DIO戦と違い一対一だったりこちらに吹っ飛びやよろけといった状態異常を与えたり吸血で回復したりするので、

DIOを倒すことができるなら余裕というわけではない。

しかし彼女には様々な状態異常が効くため劇薬を買っておいてそれを使えば楽になる。

(もちろん、DIOにはある状態異常以外殆んどの状態異常が効かない)

目的も『息子が生きている世界を創るため、まず主人公を排除する』だったりとスケールが小さく、

悪のカリスマであるDIOと比べて小物臭いのも彼女のラスボス(笑)っぷりに拍車をかける。

しかし、人の親としてみれば戦う理由は十分でありそもそもDIO以上のラスボスを作るにはそれこそメアリー・スーレベルの設定を持って来なければならないのでしょうがないと言える。


タイプ:1

「雑魚と大激戦してたら流れ弾に当たってラスボスが死んでた」

これはギャグではない。『Fallout3』はパワードスーツなどを着た敵が登場するようなゲームだが、ラスボスであるオータム大佐は防弾装備もなく拳銃を持って立ってるだけである。特殊攻撃なども一切ない。取り巻きの方がはるかに強いのだ。そのため、冒頭に記したようにいつ倒したのかもわからないというゲーム史上類を見ないほどラクに倒せてしまうのである。

しかし、改めて考えてみるとこの設定だけでオータム大佐をヘタレ呼ばわりするのは少々酷である。大魔王だの邪神の王だのと言った設定を除けば、「武装組織の最高責任者はリアルファイトで一番強くあらねばならない」などという必要性は無い。たまたま遊戯作品であったが故に「最後の敵はできるだけ強くあらねば」とプレイヤー側が思っているだけなのだから。


…え、2のラスボスは発売当時「全RPG最強のラスボス」とか言われてたって?いやあの人は組織で孤立してて多くの選ばれし者に取り巻き説得させられて寝返られてたし、そもそも本作から開発変わってるし…。

とは言ってもこのホリガンを始め3以外のラスボスはみんな大体武装していたり、シリーズ通して続く一大組織の前線で戦うリーダーだったり、サイボーグ的な何かだったり、人間やめちゃった生命体になってたりする。次回作のあるルートでは普通の人間でありながら通常の兵士の2倍の速度で動いたりする奴まで出てきた。貧弱な武装だけでなく出自もただの人間である彼はシリーズ最弱のラスボスと言われても仕方ないのかもしれない…。(とはいえその次回作の別ルートのラスボスは大佐に負けず劣らず貧弱だったりする)

なお、現在の公式設定では殺されたのは影武者であり、モノホンのオータム大佐は命からがら脱走できたそうである。


タイプ:2,3(いずれもオリジナル)

元々世界樹の迷宮シリーズはシナリオ要素が薄いシリーズであり、難易度も高く、殊に『Ⅱ』は「殺るか殺られるか」という大味なバランス。

それ抜きで考えても決して弱いわけではないが、前座のジャガーノートに蹴散らされたボウケンシャーが続出し、ジャガーノートを倒すために鍛え抜いたボウケンシャーにそのまま倒されるというケースが続出、結果「バーロー」という渾名を頂戴した。

また、金ピカの悪趣味な城に引きこもり、世界樹シリーズ唯一のフィールド上で黒ボール(=階層ボス)で描かれる存在であることもネタにされた。

これらの要素はリメイクにあたって払拭できたのが救いか。


タイプ:2,3,4

本作でタカやユージと対立する犯罪組織の1つである闘竜会の会長で、本作終盤では数の暴力を武器にタカやユージを追い詰める。

だが、本作の黒幕であるキョウイチ・ガルシアやその手下のディーノ・カトウ、そいつ等を追う川澄和則や浜辺夏海ばかりが目立ってしまい、彼を含めた他の悪人はほぼモブ扱いであった。

しかも、ディーノ・カトウが持ち込んだ死体を見て大袈裟に驚くなどの小心者であり、前述のガルシアや本作冒頭のブラックマーケットの総大将である伊能丈治の方が、よっぽど悪の親玉ぽいと言える。


か行

タイプ:1,3

本作はSRPGとしては超初心者向けと言っても過言ではないほど主人公パーティが強く、普通に戦っていけばレベルが青天井に上昇していき、ラスボスですらどんなに舐めプしても勝てると断言されるほど簡単にクリアできる。

それ以上に本キャラは明らかにボイスチェンジャーで加工したとしか思えないバカボイスも相まってネタとして愛されており、『エルヴァンディアストーリー』がKOTYにノミネートされた際には「本作の最大の見どころはラスボスの声を聴いて大爆笑できること」などと言われてしまった始末である。創造神なのに…。


レッツ

タイプ:3、4

最終話で追いつめる真犯人…なのだが、信じられないことにプレイヤーの手でとどめを刺すことができず、話が進むに連れて勝手に倒され勝手に終わってしまう。「真犯人をプレイヤーの手で追いつめる」ゲームであるはずの『逆転裁判』の中でも、一番あってはならない終わり方をしている(これは正確にはストーリー自体の問題なのだが···)。その他にも「ラスボスなのに第1話でいきなり捕まる」・「犯行動機がプライドを傷つけられたことへの逆恨み」・「余計なことを何度もしたせいで墓穴を掘りまくる」など、数々の醜態を晒してしまった。しかしそのおかげでネタキャラとしての評価は高かったりする。


タイプ:2

アダムとイブの暴走によって、ゼウスキラードロイドと合体した姿。

ラスボスの名に恥じない強さを誇るのだが、真ラスボスであるミゼルオーレギオンの存在感が強すぎるせいで、シリーズのファンからも「そもそもこいつラスボスだったっけ?」という反応をされがちである。

特にアニメ版では、ミゼルオーレギオンがラスボスである事を大前提としている為、扱いも微妙に雑になっているという、何とも可哀相なラスボスである。


タイプ:1

本作の黒幕で最後のエピソードで戦うボス。

しかし避けて連打するだけで倒せる上に自分の体力が回復する為負ける要素は皆無

そもそも本作の難易度は低めなのだがそれを差し引いても恐ろしく弱く感じる。


タイプ:2

天原を平和な街にしようと奮起する奉行所の長。配下には中村宗助武藤郷四郎を従えており、厳格な取締りを行っている。高沼半左衛門や陰沼京次郎と違って対立することは少ないが、無所属ルートでは彼が最後の敵を務めることがある。

普通に戦えば愛刀である脇差刀「義基」を使いこなす強敵だが、彼は刀の疲労度(貯まると刀が折れる)が上昇する技を多用するため守りに徹すれば刀を折らせることも可能。こうなれば奉行は一気に弱体化し、簡単に倒せてしまうため拍子抜けするプレイヤーもしばしばである(むろん、戦利品の刀は使えなくなるが)。

また、エンディングのスタッフロールでは「天使の羽根」という装備品をつけた白装束姿で空を飛ぶなど本編で示した威厳が0になっている「公式がカオス」な姿にされている。


タイプ:1,5

ストーリーがあまりにもややこしく分かりにくかったため、多くのプレイヤーの理解は「なんかチョビヒゲが出てきて倒したら勝手に死んだ」程度に留まった。それだけでなく、CPUのアルゴリズムもオロチ以上に弱く、一定の間合いで垂直ジャンプふっとばしを出すと、向こうから当たりに来てくれるので、これを繰り返すだけで勝てる。

二次創作のMUGENでは、温厚な常識人と奇想天外なネタキャラとの間で扱いが両極端。


タイプ:1,3,4

終盤に差し掛かる迄は敵対組織の指導者として淡々と職務をこなしていたが、そもそも指導者としても、組織の足並みは真面に揃えられておらず、離反者を出してしまう程人望もないので、指導者としてもたかが器が知れている。

力である大剣を手にしたらしたで豹変し、「神になる」と妄言を宣う。が、大剣の所有権が別の人物に移るとその事を部下にキレては同じ妄言を吠え続け、諌言されると逆ギレして殺すと言う破滅のテンプレを犯してしまう。更に主人公の力を吸収する際も根本的な吸収は全く出来ておらず、すぐに復活させてしまう大失態をも見せた。

野望としてもただただ「神になりたい」だけであり、それからの先はロクに考えてる様子もなく、先述の行動やその他卑劣な手段も相俟って幼稚と言える程に小物。


ラスボス戦としてもこれまでの理不尽・初見殺しと言えるボスを倒してきたプレイヤーなら何ら難なく、寧ろ初見でもサンドバッグにすら感じる火力の低さと攻撃頻度の遅さで、特殊行動も何と地面に潜って隠れるだけ(笑)

大きな力を手に入れても結局本人の器の小ささ故かロクに力を卸しきれていない為、正に豚に真珠である。


余談

主人公側のNPCには悉く怪しい発言や行動が見られる主要人物が存在しており、ラスボス戦直前にも本人こそその場には居なかったがイベントにフラグと言えるシーンが残っていた事や前述のラスボスらしからぬ幼稚さと弱さから、本当は続きがあって、ラスボスですらなかった可能性もある。

後に移植版が発売されるも、ベタ移植だった為に彼が強化される事はなかった。


タイプ:1

ver 1.2で追加されたJungle Templeのボスであり、コイツを倒すとterraria世界の残りのオマケイベントが解禁するので実質的なラスボスである。寺院の中は狭くて暗くて罠だらけ、ひっきりなしに襲撃をしてくるLihzahrdとFlying Snakeを交わしてやっと最深部にたどり着くとGolemを呼び出すLihzahrd Altarがある。

だが、GolemはJungle Templeの雑魚敵や罠のほうが強く感じるほど弱い。何故かと言うとGolemはなんとこのゲームのボスが当たり前にできるブロックの無視・貫通(壁抜け)が出来ないのである。なのでLihzahrd Altarの周りにブロックで囲いを作り動きを封じ込め、プレイヤーはそのブロックの外側からブロックを貫通する武器を振ればいい。ある程度弱ってくると頭が分離し、ブロックを貫通するビームをしきりに放ってくるが、ゴーレム本体は依然壁抜け不可能なので頭の攻撃をよけながら本体に堅実に止めを刺しに行けばいい。ゴーレムを閉じ込めれば立ち回りは自分のことだけ考えればいいのであまりプレイヤーは移動することがなく、ボス戦のお供であるCampfire、Heart Lantern、各種Statueなどの恩恵を最大限受けられるのが攻略の難易度低下に拍車をかけている。また、囲いを作らずともLihzahrd Altarの生成場所次第では勝手に壁にはまって身動きが取れなくなるということあり、実家自体が最大の敵になるという情けない姿を晒すこともある。

『terraria』のボスはサンドボックスというゲームジャンルを活かし、ランダム生成された地形を味方に付けてプレイヤーを追い詰めてくるものが多く、プレイヤーはその地形をあらかじめ自分が戦いやすいよう作り変えておいて迎え撃つ…という攻略方法が主流なのだが、Golemは地形を活かして戦うどころか地形にハメ殺されるという他の雑魚敵となんら対処の変わらないやられ方をするので(笑)扱いされることになってしまった。

逆に地形を活かした戦術や補助アイテムをこちらが使わなければ、時期的にもなかなか歯応えのあるボスとして立ちふさがる……のだが、ここまで進んで来たテラリアンならひどい目に多くあってきたためにその程度の下準備は行うはず(というかこのゲーム、工夫をしないでボスに挑むのは舐めプや縛りプレイの範疇となる)。

その後、各種襲撃・Moonイベントやストーリーには関わらないがかなりの強さを持つDuke Fishronの登場でだんだん肩身が狭くなり、ついにver 1.3の新イベントLunatic Cultistで文字通り桁外れの強さを持つ新ラスボスが登場、ラスボスからはお役御免となった。

またラスボス(笑)扱いは終わったがネタキャラとしての扱いは終わらず、公式動画の新武器の性能チェックで瞬殺される、ただでさえ優秀だったドロップアイテムが更に強化(本人もほんのり強化、弱いままだが)と散々な扱いを受けている。また召喚アイテムが放置トラップ作成で大量に手に入るので、開発者装備が低確率で手に入るTreasure Bag収集のためにテラリアン達に大量虐殺され、ボスではなくガチャコイン扱いを受けるなど、受難は続いている。


タイプ:1,5

そもそも混世魔王は原作『西遊記』では悟空三蔵に仕える前、如意棒すら持っていなかった時代に倒した最初の妖怪である。想像していただきたい、サキエルがラスボスの新世紀エヴァンゲリオンザリガニフィッシュがラスボスのトリコのゲームを。

おまけに余りに大きすぎるせいで画面端からピクリとも動けず、のあたりから水平に火炎弾を撃ってくるだけしか攻撃方法が無いため、の高さまで上がって殴り続ければ10秒以内に倒せる。道中の敵の方がよほど強い。


さ行


タイプ:2,5

作中でのストーリー上のラスボス。最初のボスであるザガンが、悪霊として蘇りアテカ姫を奈落の果て拉致するというのが今作の最後のストーリーであるが、ダンジョンの30階に到達した時点で奈落の果ての瘴気に飲まれて消滅する。奈落の果での出番はこれだけ。風来のシレンの30階といえば半ばもいいところである。

ちなみにゲームで最後に戦うボスは邪神であり、こちらは敵キャラというよりは特殊な地形のような扱いであり、弱点を知らなかったり、キュラス線で消耗していたらジリ貧になる初見殺しであり、復活した時点でシレンが敗北する、設定上はシリーズ最強の敵である。


タイプ:2

本作はPS2屈指の難易度とまで呼ばれるほどの高難易度アクションゲームである。アクションゲームに不慣れな人なら、最低難易度のイージーでも無数の屍を築き上げながら攻略を進めるか途中で心を折られてしまう事になるだろう。

そんなゲームのラスボスなのだからサタンも決して弱い敵ではない。他のボスの倍以上のHPを有し、雑魚敵を召喚しながら巨大な拳の叩きつけや怪光線で攻撃を仕掛けてくる。

だがサタンには致命的な弱点がある。コイツその場からほとんど動かずガードも回避もしないのだ。最初のステージの雑魚敵でさえガードや回避でこちらの攻撃に対処してくるというのに、である。それゆえこちらの攻撃は基本的に当て放題、相手の攻撃への対処さえできれば悪魔を統べる大悪魔ですらサンドバッグと化す。

その上、この直前に戦う「デビルハンド」アゼルが鋭い動きと高い回避力で非常に手強く、ラスボスを差し置いて「真のラスボス」と呼ばれるほど。


ちょっと前に描いたサタン様をもったいないのでうpしてみる。

タイプ:3,4

ラスボスとしてはそこそこの実力だが『ぷよぷよ』では速度が速すぎで2連鎖を繰り返しつつ自滅することもしばしば。前の相手であるミノタウロスルルーのほうが強いという声もあがっている(後者はそのことがSFC版の説明書でも触れられていた)。

彼がラスボス(笑)と呼ばれる最大の理由は、『ぷよぷよ』にしても『魔導物語』にしてもラスボスにもかかわらず毎回毎回ギャグキャラクターであることが原因。


タイプ:1

ラスボスで「秒殺」と言えば、『魔界塔士Saga』の「かみ」が有名である。しかし、普通に倒そうと思えば核兵器を使っても倒せない「かみ」とは異なり、ミロワージュはHPがたったの446であり、冗談抜きに通常攻撃数発で死ぬ。しかも本作はターン制ではなくテイルズシリーズのように戦闘シーンがアクション型のため、3m近いサイズの上ほとんど動かないミロワージュはヘタすれば5秒以内に倒すことが可能

ここまで弱いのには理由があり、ミロワージュ自体が「倒されること」を望んでいたにもかかわらず、別のキャラが無理矢理彼女の肉体に同化して支配しようとしていたので無理が生じた、という設定による。しかしだからと言って特殊な技なども使わず適当に攻撃しただけで10秒以内に倒せるラスボスというのも無茶苦茶な設定ではあるが。


タイプ:1

シャルマンが復活した邪神と融合した姿で本作のラスボス。

しかしラスボスであるにも関わらずスタンが入る上に本人のSPも非常に低い為その強さは微妙。

そもそも本作の難易度は低めなのだがそれを差し引いても恐ろしく弱く感じる。


タイプ:1

地球侵略を目論むジュラル星人の親玉。隕石による地球滅亡の危機のときは研と共闘したり、部下の危険を案ずるなど侵略者としては人格者として描かれる。そんな魔王様だが、悲しいほど、それもアニメのラスボスの強さのワーストランクに入るくらい弱い。研のスカイロッドのビーム一発でUFOを爆破され、けたたましい断末魔を上げ死亡した。

ただし本当は(ジュラル星人の中では)かなり強い部類に入る。というのもチャージマン研はたった5分しか無いアニメであり、研にジュラル星人を退治させるためにものすごいスピードで話が進み、対峙したジュラル星人は例外なくあっけなく殺される。研に少しでも善戦したものはかなり健闘したと称されるくらいである。要するにラスボス(笑)というより悪の軍団(笑)なのだ。

魔王様も、部下の乗るUFOをあっけなく爆破される中で、スカイロッドを二度も吹き飛ばすなど、ジュラル星人の中で屈指の強さというべきではないだろうか。


タイプ:2

本作の敵勢力ソーマ王国の姫ジャノメと、その弟で王子のツバメが融合した姿。

高密度な弾幕など強さは申し分ないが、前作から因縁深いセセリ容姿、能力ともに大幅なパワーアップ(特定条件を満たした場合さらに強化された「憎悪に満ちたセセリ」となる)を施され引き続き登場したために真ボス扱いされ、かのIKD「どうしてもこれだけはやらせてくれ!」と無理やり割り込んで自ら憎悪に満ちたセセリの調整をしたのに対し、クジャクについては打って変わって「どうでもいい」と言い放つ投げやりな態度…と完全に割を食らってしまった不遇すぎるボス。


タイプ:1

暗黒教団が多くの血肉と神の子である夢見とサムを捧げて呼び出した存在。コイツを呼び出す為にアメリカ中で惨劇が繰り返された為、ラスボスとして設定は十分だった。

だが蓋を開ければ拍子抜け。

天外魔境シリーズのお約束としてこれまでのボス同様弱体化魔法が確実に通用するのはいいとして、

致命傷となり得る攻撃も少ない、厄介な搦手やバフもかけない、

弱点属性がよりにもよって主人公の主力技の属性の「雷」である為、

主人公を主力アタッカーとして戦えばまず苦戦はしない有様だった。

しかもお金を使う必要のある合体技「ゲッタウェイ」もラスボス戦なので後腐れなく使えるので連発しまくれる。

トドメと言わんばかりにあまつさえ、素体にされた夢見の内部攻撃によりこちらが攻撃を加えなくても勝手に体力が1になってしまう体たらく。

設定面では不完全な絶対神であるはずのカルベの方が強い始末。


色々書いてきたが「主人公の属性が弱点」という点は前述のイドゥンの様にストーリー重視の作品でたまにある設定で、それだけで拍子抜けと断言できるものではない。

ところが本作の強いボスの傾向がラスボスに牙を剥いた

  1. まずプレイヤー側のキャラはボスを倒す事で一部の技をレベル関係なく覚えていくという状態なので前半のボスの方が打てる手が少なく苦戦しやすいという事が普通にある。
  2. そして本作のボス戦では弱点をつけるキャラをアタッカーとして戦っていくという戦術が基本となる(例:水属性が弱点のキャンディ戦では、水属性を突けるキャラが技で攻撃し主人公が回復に回る)。特に主人公は通常戦闘でも主力アタッカーとして扱う機会が多い為特に有利。逆に弱点をつけるキャラが戦闘向きで無かったりすると一気に難易度が跳ね上がる。特に序盤で地属性を使えるのは攻撃力が低い夢見だけで、弱点が地属性の敵はそれだけで致命打がなくなってしまう。
  3. また敵側の行動では攻撃力とか嵌め手に加えて純粋な攻撃回数も特に脅威になる。2倍攻撃が来るだけでも味方が死ぬこともあり得るのに、蘇生手段の少ない前半で3回攻撃が主力アタッカーに集中しようものならその時点で負けが確定する

これらを踏まえて全ボス戦を考えると、全ボス13人中3番目のボスのくせに「序盤から驚異の3回攻撃でこちら側を壊滅させていく」「弱点が夢見にしか突けない地属性」である「千の顔のロン・テリー」が最強の敵とまで称される有様である(人によっては攻撃力がステータスに似つかわしくないほど高い5番手の「ベラドンナ」の方が強いという意見もあるが、こちらは主人公が技で弱点をつける為主人公を鍛えれば理論上殺られる前に殺る事ができる。前述したカルベは本作屈指のチートキャラが仲間として戦ってくれる為ギミックに気付ければ基本戦術でいける)。


基本固定のパーティで弱点を突く為散々苦労させられたプレイヤー達にとって、攻撃もせいぜい2倍のダメージしか与えられない上主人公でガンガン弱点を突ける絶対神は、もはや強敵では無かったのである…。


た行

タイプ:2、4

貿易都市・天原を裏から牛耳るヤクザ・青門組の組長。「斬鬼丸」から繰り出される特技の居合抜きで町のゴロツキ浪人からも恐れられ、恐怖支配を進める。人望はなく、町人からは忌み嫌われ、配下のチンピラからも忠誠心が感じられない。奉行所ルートでは組本部である屋敷に討ち入りされて主人公を買収しようとしたり、先代の令嬢である天原のかすみと共闘するシナリオに至っては彼女の父を謀殺したことを暴露して怒らせるという愚挙に出ている。

優秀な人物に変わりはないが、次郎長親分を上回ると己惚れたり、仁侠道を忘れたりと大親分の器では無い上に青門組最強の存在が陰沼京次郎と言うのもあって不憫な扱いの親分である。


タイプ:3、4

本作屈指の権力者でラスボス。様々な産業でさらなる財を築く、私的警備会社メリーウェザーに多額の投資した為、大株主となったため、優れた軍事力も所持している。

悪辣極まりないが主人公に難癖を付けて報酬を出し渋る、「怪しまれなくなった頃に株を渡す」と訳のわからないことをほざいて一銭も支払わない、映画を潰し保険金を騙し取ろうと目論むなどケチな言動がやたらと目立つ。

マイケルの家族の皆殺し及び、彼とトレバーの処分を企てたことにより主人公らは遂に激昂し、クソなデビンに逆襲を開始する。

自宅でパンツ一丁でバカンスをしていたところをトレバーに襲われて私設軍隊は全滅し、更に自分だけ逃げて巨大な箱の中に隠れるがトレバーに捕まり、愛車トルネードのトランクに入れられた状態で崖から落とされて爆死するという自業自得かつ、あらゆるラスボスの中でもトップクラスに情けない最期を遂げた。

更にトレバーらに最後までバカにされている、死んだことを喜ぶ者も存在するなどGTAシリーズには悪のカリスマ哀しき悪役などのまともな悪党が皆無とはいえこいつはシリーズの中でも愚鈍で軟弱な小悪党であった。


タイプ:2,4

過去に妖怪世界を崩壊寸前まで追い詰めたという鬼。シスタービスマルが物知りじいさんから盗んだ召喚マシーンにより復活、ゴエモンたちの前に立ちはだかる。

しかし設定上は最強なのだが、ゲーム本編中での初顔見せがエリア3と遅い上そこからラストステージまで殆ど登場せず、ボスとしての強さも微妙。そして極めつけに、だけの状態で逃げようとした所にエビス丸おならをくらって消滅するという、数あるゴエモンシリーズの敵キャラの中でも屈指のカッコ悪い最期を迎えてしまった。

また、直前に戦うインパクトボス、デヴィル死神がガードしたら即死する攻撃にバトンタッチ封印等それまでのインパクトボスと比べて非常に強いことも彼の印象の薄さと雑魚っぷりに拍車をかけてしまっている。

なお、帯ひろ志の漫画版では相当な実力者としてゴエモンたちを苦しめた末、彼らの反撃に散るなど正統派のラスボスとなっている。


タイプ:1,2,5

O.C.U.軍特殊(傭兵)部隊「ダークギース」隊長。

アロルデシュ・クーデター後に真実を知った主人公たちを抹殺するために制海艦に襲撃してくる。当初は国防省から派遣されたコンサルタントという肩書で、データベースでも色々経歴が書かれているがその実態はBD事件暴露後もO.C.U.が懲りずに暗部を担う傭兵部隊を求めた結果生まれた汚れ役である。

2ndは主人公アッシュのほかに何人かの中心人物が作劇を担う群像劇としての性質が強いが、彼の場合は仲間の一人トマスとの間にドラマがあるだけで主人公とは全く接点がないので因縁は皆無に等しい。

しかも主人公との間に葛藤を生む事実上のライバル(主人公)ヴェン中佐の存在感があまりに大き過ぎ、ヴェンとの最終決戦とそれに続く事実上のラストステージにおける大型機動兵器が群を抜いて強いため、ドミンゴは霞んでしまう。

事実上、彼との戦いはイベントバトルやエピローグの一部に等しい。


ドリスコル(塗り練習終了)

タイプ:1

第二次ハフマン紛争の裏で暗躍する「ニルバーナ機関」を実質的に取り仕切る冷酷非情を絵に描いたような男。搭乗機体「レイブン」はシリーズでも高い人気を持ち、自身もプレイヤーに強い印象を与えた名悪役である。眉目秀麗な容姿や戦争の悪夢を体現した名セリフから彼自身の人気も高い。

主人公ロイドの宿敵であり、プレイヤー諸共強烈なトラウマを彼に与えた。プロローグでは凄まじい性能を持つレイブンで婚約者カレンの機体を彼の目の前で破壊し、シナリオの要所で登場した際も一線を画する無双っぷりを発揮してくれる。

しかし彼の優位性はシナリオの進行とともに薄れていき、最終的には最終的に店売りされる機体と同等にまで追いつかれ、普通に撃破することが可能となっている。序盤は厳しいが、育成に従って一気に楽になる1STのゲームバランスの割を食った面もあり、事実レイブンも多少頑丈なだけで遠距離攻撃への耐性を持たない。

最終面ではおぞましい姿になり果て「レイブン」を組み込んだ超大型機動兵器「ミール・オルレン」に搭乗して最後に立ちはだかる。しかしこの機体が曲者で作中最高のHPを持つはいいが上半身だけが明らかに建造途中という代物のため近接攻撃しか行わない上に動けない。ゲームシステム上、先述したゼファス・コアなどと同じく射程外から遠距離攻撃をしていれば簡単に勝てる相手である(一応、移植作品では射程が増加している上、懐に飛び込むとハチの巣にされる攻撃力を持っているがやはり楽な相手である)。

撃破後は即座に「レイブン」が脱出して仕切り直しとなるが、前述した通りここまで来れた主人公たちの敵ではない。

ある意味、思う存分仇をぶちのめしてほしいという製作スタッフからの粋な計らいとも言える。


な行

【ユグドラ・ユニオン】ネシアさん【ブレイズ・ユニオン】

タイプ:1

Cルートに入るとネシアは主人公ガーロットの所属するグラムブレイズを裏切ることとなる。

病を患ったソルティエの手術時に種を植え付けて彼の心に悪影響を与えたり、戦死したジェノンを屍兵として蘇らせガーロット達と戦わせたりと悪行はラスボスとして十分だったが、問題はユニットとしての弱さである。

彼専用のタクティクスカードスキル「リィンカーネーション」は倒れたメンバーも含めユニットを敵に対して有効な武器タイプに転生させるのだが、苦手な武器が存在しないベアトリーヌイータが相手だとこの技は使えず、しかもベアトリーヌの「オブリヴァスドーン」でレイジレートを減少させられると余計発動させにくくなってしまう。

ベアトリーヌとイータを出撃させていない場合でも連戦ハンデは受けるので数の暴力で押し切られることもある。


ネロ

タイプ:4

マシンは重力を操作する能力を持つディオマース・ネロで、オータムレースでの初登場時はマーズ・グラビティを発動させコースそのものを破壊する(下手すれば崩落したコースから落下して死人が出てもおかしくない)ほどの重力を発生させ多くのレーサーにトラウマを植え付け「史上最強のバトルマシン」の名に恥じぬ貫禄を見せつけた。その後オータムレースを中止に追い込み自らM-1レースの開催を中継で発表し宣戦布告する。M1レース中盤でも草薙兄弟のファントムバイスや大神マリナのフェニックススティンガーを大破に追い込んだ。

…とここまでは良かったものの、肝心の終盤、一文字兄弟のZナンバーズ2機に追い抜かれた挙げ句、自分をシカトして兄弟で頂上争いを始めたことに腹を立て一気に小物化。しかも終盤のコースを無重力のチューブ式にしてしまったせいで一発逆転の切り札で発動させたマーズ・グラビティを逆にコースの地形を利用されZナンバーズに回避されるどころか加速の機転に利用されてしまう。これでとうとう余裕がなくなりマーズ・グラビティを無理矢理再発させようとしたため結局MGストーンがオーバーロードを起こしマシンが故障、2機に大差を付けられ敗北した。

前作では各国のライバルレーサーが改心し決勝に挑んだことで接戦になっていたのに対し、このようなほぼ自滅に等しい残念な結末になってしまったのは、ボルゾイは若くして高い知能を持つが故に対等に向き合える存在がいなかった孤高の存在で、レース経験が乏しかったことも大きいといえる。実際担当声優によると「励ましあえる仲間がいるってことは、心を許しあえる友達がいるっていうことだ…。でも僕には、あいつに勝ちたいという、そのあいつがいなかったんだ…。」・「宇宙もいいけど…ごちゃごちゃしている地上もいいな…。」が最後の台詞になるはずだったが手違いで使えなかったとか。

ただし祖父のプロフェッサー・ボルゾイが宇宙資本独占という野望で作ったボルゾイタワー計画を横取りし、単なるM-1グランプリのコースとしての用途にとどめた事や、終盤では本人に改心の兆しが見える終わり方だったのもあり必要悪ポジションだったキャラとも解釈できる。


は行

タイプ:2

自らの死を恐れて世界を混乱に陥れた全ての元凶。自身は決して弱くないのだが、部下であるテッドブロイラーのインパクトと強さがあまりにも強烈であり、主人公達との因縁も深いため影に隠れてしまっている。というのも、テッドブロイラーは本来なら戦車に乗って戦うこと前提のバランスであろうパラメータを持っているにもかかわらず、彼がいる場所に戦車は入れない。そんな恐ろしい敵相手に生身で立ち向かえという無茶振りを要求される時点で半ば挫折ものだが、しかも単純に強いだけでなく戦い方まで攻防ともにスキがない。

それと比べてブラドは戦車をフルに使えるため、比較するとどうしても弱い印象が残る。攻撃力自体は確かに圧倒的なのだが、HPが割と低いのが祟り、ホローチャージやバースト系でどうにでもなる。ただ、メタルマックスシリーズ自体、ボス戦でも「殺られる前に殺れ」という傾向が強いせいもあるかもしれない。

特技システムなどにより戦闘能力が大きく拡張された『メタルマックス2リローデッド』では、まさかの形態追加および大幅な強化を遂げ、オリジナル版経験者殺しにしてラスボス(笑)の返上を果たした。


タイプ:1

クレしん映画第一作目で登場したラスボスのオカマで、映画では人々をハイグレ人間化させて洗脳するというある意味エゲツない悪事をやらかした。

しかしその映画一作目の後日談である本作ではそのような感じの悪事を全く行わず、代わりに風間くんネネちゃんマサオくんボーちゃんを攫ってボス敵化させるという事を行った。本来の悪事はどうした。

当然同作のラスボスではあるのだが、強さに関してはぶっちゃけ言って微妙。仮面を付けている時には自身は攻撃を行わずザコ敵を召喚してけしかける、素顔が露出した後はエネルギーを落としてくるという攻撃を行うのだが、これらの行動はコウモリやアクション仮面に変身しているとその攻撃が当たる事がまず無い

更に言うとコウモリに変身している時にはぶつかるだけでダメージを与える事が出来るため、そこら辺の下準備をしていれば負ける要素ゼロ。

難易度がむずかしいであればHPが増えているので変身中にあっさり倒されるという事は無い…のだが、攻撃も単純なのでヒットアンドアウェイを繰り返せば変身しなくても簡単に倒せてしまう。


破壊神 【全身】

タイプ:1,3

かつて時忘れの街を襲撃し人々に癒えぬトラウマを植え付けた者であり、ラファエロの真の姿。

…とはいえ、ラファエロだった時の人格が残っているため、技はすべて「暴走」。技の性能もランダムで、強烈な一撃を与えてくることもあるがほとんどが適当な位置にワープするだけの技である。

この戦闘では床にSP全回復床があるため基本的に大技を撃っては回復床を踏む手順を繰り返すだけのワンパターン戦法が有効となっている。

さらに時々ラファエロの呼応で破壊神の動きが止まるのだが、その時の声が棒読みであるため、ますます緊張感を感じられない。何故メインキャラ兼ラスボスの声優を素人にしたのだろうか・・・。

ちなみに後に発売されたDS版では別の方が声を担当したが真意は不明。


タイプ:1,2,4

空間を喰らう巨大クジラ「クトゥルフ」を覚醒させて世界の破滅を目論むモンスター。メインストーリーのラスボスである。

初戦時は「くじら岩」というダンジョンを踏破した先で戦う事になるのだが、このダンジョンで戦えるほどの実力を持つプレイヤーにとっては大した事のない相手であり、微妙に小物臭い言動も相まって一部のプレイヤーからは「ハムスター」なる渾名を付けられてしまっている。一度倒すとパワーアップして「ヴェリタブルハスター」なる形態になるのだが、こちらも飛躍的に強くなったわけではないため「ベジタブルハムスター」と呼ばれる始末。

ただし、初戦時はエミルドラゴンがハスターの力を封じていたため実力を発揮できなかっただけで、終盤のエピソード時には想いの力を取り込んでパワーアップしたのとエミルドラゴンの援護がないためラスボスの名に相応しい強敵と化している。

しかしそれでも小物臭い言動は治らず、また奈落階層や都市攻防戦などメインストーリー以外の所にどうしようもない強さを持ったボス敵がゴロゴロいるのが悲しい所。

ただし、奈落等のボスはプレイヤーが寄り集まって攻略する本作最高クラスの難易度であり、対してハスターはストーリーという仕様上実質ソロ、それもサービス終了が発表されてからの実装という「クリアしてもらわないと困る」ものであることを付記しておく。


タイプ:1

本作はマルチエンディング制を採用しており、その中で戦うラスボスの一つ。武装組織「バーテックス」の主宰ジャック・Oの愛機。

火力と装甲はそこそこ高いのだが、機動力が非常に低いので容易に死角に回り込んで一方的に攻撃できる。よほどの舐めプでない限り苦戦する事はありえない。そして楽に倒せる割には報酬が高いので、彼の討伐ミッションを繰り返し受けてお手軽に資金を稼ぐ、いわゆる「ピーピーピーボボボボ」要員でもある。ラスボスなのに。

彼の名誉の為に補足しておくがジャックは紛れもなく本作ストーリーの中心人物であり、優れた政治力とカリスマで組織を率いた傑物であり、人類の未来の為に敢えて憎まれ役を買って出たダークヒーローなのである。


センシティブな作品

タイプ:1,3,4,5

グレートガベルの頭領だが、七戦騎の大半に裏切られたり、忠実で有能な部下のゲルブを絞殺したり、キリキザンレシラムのBURSTハートをポイ捨てするなどの愚行を行った末、あっさり力を使い果たし石化してしまう。

また、需要もないだろうに何度も全裸を見せたり、大の大人が目立つ組織で態々才能のある子供を育てるために、大規模な破壊と計画を用意したりした挙句、最高幹部に就かせたりするロリコン&ショタコン説まで生まれ、変身した姿がバニーガールのなりそこないだったりと、ネタの方面でも目立つ。ハリルには因縁があるものの、主人公のリョウガには直接的な関係はない

ちなみにこの作品はラスボス以外にも多くのツッコミどころが存在するためフロード個人にはあまり追及はされない。


タイプ:1,2,5

人の住める大地を砕き、あらゆる生命を拒絶する「絶海」へと土地を破壊する魔物・イビノスの王。物語後半から徐々に影響を現し、イビノスによる大災厄「破砕の日」を引き起こそうとする。というように作中での影響は大きいのだが、色々と薄い。実力も乏しいのだが、事前に戦う事となるハースロザといった七騎士が相当強敵なのもあってかなり霞んで見える。また模倣したコピー体と事前に戦えるので予習にもなり、特殊技対策や戦い方を練習できるのも拍車を掛ける。そして必死で破砕の日の対抗策を模索し、決死の決戦を挑む際に破滅を望む理由を問うと「遥か昔に引き継いだ事で理由は分からない(意訳)」という薄い理由であり、ジグが最も嫌う「無意味な繰り返し」だったことに激高するジグに討たれる。もし続編が出るのであれば彼の存在意義が語られるかもしれない・・・


ま行

タイプ:1,3,4

始めに書いておくが、『クロスハンター』の難易度は非常に高く、「一度も主人公を殺さずにラスボス戦まで持っていくのはまず不可能」と言われるほど戦闘回数が多い。それ故にザガンの作中最強のステータスを持っていても、ラスボスまで到達する頃には主人公パーティのレベルが限界まで上昇しているため、攻撃を受けても毛ほどのダメージしか喰らわない。

更に、ザガンは単体物理攻撃しかしてこないという脳筋仕様な上に、倒されても「バカな…この私が負けるだと…私は宇宙最強の魔王なのだぞ!! 嫌だ、死ぬのは嫌だ(意訳)」と未練がましいセリフを延々たらたら続けるので、どこまでも情けなさだけが強調されてしまっている。


タイプ:1

本作の敵対勢力「デーモン教」の宗主たる魔王。元々善人だったカンビエ、ウンギエ、カルネ、サングエを呪いで魔物の姿にしてしまう、倒したと思いきや死ぬ寸前に小真木の体の中に逃げ込み、ジパングでのカブキの凱旋公演中に突如出現しておどろおどろしい姿へ変貌し、触手で観客達の生気を吸い取るなどラスボスとしての貫禄は十分であり、第1、2形態は中々の強さを誇るのだが、問題は上述したおどろおどろしい最終形態。

第二形態を撃破した直後にレベル補正が発生し、カブキと阿国のレベルが最低でも50以上に上昇する。その後の凱旋公演で最終決戦となるが、パーティ全員が丸腰の上にガープに止めを刺す手段を持っていないので絶対に負けて奈落に落とされるのだが、その後奈落の神により、多数の巻物や、強力な効果を持つ装備品や道具を授けられる上に、前述のレベル補正によってまともに戦って苦戦することはまずない。

実は第1,2形態でさえも、プッシュ富士山が奥義『横綱』を使えるようになるまで育っていれば、容易にハメ殺すことが出来てしまう。


ただ最終形態の時はPTがカブキと阿国の2人しかおらず、更に撃破後のカブキ伝のストーリーの真実の事を考えると、おそらく最終決戦というよりはイベント戦闘的な扱いだったのかもしれない(とはいえ勝つにはアイテムを併用していくのも攻略のカギだが)。


タイプ:1,3,4

理由は前述の通り。「ふぅ この姿で遊んでやるのもこれまでだ そろそろ本気を出すとしよう こうなるともう手加減できんのでなあ わーはははは!」などと言って変身した直後に全エネルギーを使い果たすという驚天動地の大マヌケである。

元々このゲームはバグの多いゲームだが、マカマカのHPが1なのはバグでも何でもない仕様である。攻撃力だけは高いのが救い。舐めプせずに最初から真の姿で戦った方がよかったのではなかろうか。

なお、第1形態も味方キャラ「ウルウルボーイ」のある特殊技を使えば大した相手ではないが、それナシで挑むとそれなりに苦戦させられる。


タイプ:1

ボスまで行き着くのは死にものぐるいであり、最終ステージ自体もまた難易度はこれでもかと言うほど高い。しかし、行き着けた場合、そこにいるのはケーブル上の何かに固定された巨大な脳味噌たったひとつであり、動きもしないし攻撃も仕掛けてこない。操縦ミスをせずに固定してある何かを破壊すれば初心者でも簡単に一周目ゲームクリアとなる。


ただ、一応最後に出てくるのでラスボスと言われているが、物語上の立ち位置はあくまで目的地である。「ラスボスのくせに弱いので拍子抜け」と言うよりは「ラスボスがいないので拍子抜け」と言う方が実態に合っているかもしれない。

なお、「ステージが非常に難しく、ラスボスが非常に弱い」のは、本作以降シリーズの「お約束」の一つとなっている。


タイプ:1

ボスなのに全てのアイテムが効いてしまい、ジェノサイドの巻物で消され、身代わりの杖で仲間からフルボッコにされ、モンスターの肉で変身させられ、モンスターハウスの巻物で消されるなどネタに事欠かさない。戦闘力も、なんの技も持たず、能力もそれほど高くなく、アークドラゴンどころか、キラーギャザーなどよりも弱い。


ウィクロスいろいろ

タイプ:1、3、4

selectorシリーズにおける黒幕で、正確にはウリスとのダブルラスボス。当初は正体不明のゲームの支配者といった存在で、言葉巧みにタマを惑わしてるう子の願いを打ち砕くなど、大物オーラを醸しだしていた。

しかし8話でイオナクロ)によって自身の正体を明かされ、るう子、タマ、イオナの三人から説得された事で大きく動揺してしまう。以降は余裕をなくし取り乱す場面が多くなる、ゲーム支配者の権限を濫用し、都合が悪いことがあると露骨に妨害をするなど、小物豆腐メンタルな面を見せた。かたや邪悪さを露わにし、無敗だった主人公に黒星をつけどんどん大物感を増していたウリスとは対照的である。

最後はウリスと手を組みるう子と対決。ルリグのレベル5化が可能(作中でルリグをレベル5に出来たのは他にるう子とウリスのみ)で、全色混合デッキを使い、作中唯一の無色ルリグである《虚無の閻魔 ウリス》を切り札とするラスボスらしいスキルを引っ提げて立ち塞がった。

しかし、ぼっちだったため対人戦は全くの未経験だったことが発覚。実力は低くはないもののすぐにプレイングが乱れ、バトル開始直後から終始るう子のペースで進行。それでも《虚無の閻魔 ウリス》の強力な効果のゴリ押しでそれなりに食い下がるが、終始押されたまま敗北した。

るう子と互角の実力を持っていた1期ラスボスの伊緒奈や、レベル5化が出来て、るう子さえも余裕の表情で倒してしまったウリスと比較すると、セレクターとしての実力面でもどうしても低く見られてしまい、弱いラスボスと評される事が多い。そもそも繭はプレイヤーの立場に立ったことで支配者としてのチート権限を失い、ウリスはルリグになったことでプレイング技術を行使できなくなったため、このコンビは組み方を致命的に間違えたとも言われる。

2期が終わっても残酷なセレクターバトルは潰えておらず、彼女もまた夢幻の操り人形に過ぎなかった。


タイプ:1、2、4、5

空の大陸「シナプス」の王。「退屈しのぎ」と言う理由で地上を攻撃したり、エンジェロイドを弄んだりして悦びを見出す人格破綻者。

地上に落とされたヒロインを回収するために色々なエンジェロイドを遣わすが、地上人を軽視した結果、それらのほとんどが寝返ってしまう。次の手として強力なエンジェロイドを開発するが、進化し暴走した事に恐れを抱き地上に追放。彼女たちのコピーを造って攻撃するも、失敗に終わる。最終的にはシナプスに乗り込んできた主人公純然たる一般人であり、勿論非戦闘員)に小物っぽいセリフを吐き捨て攻撃するが、かわされたうえ、そげぶされあっけなく敗北。さらに主人公から情けをかけられた事に悲嘆し自害した。

上記の事と出番の少なさ、言動からネットではネタ扱いされ、「彼が開発したエンジェロイドの方がラスボスでは?」と言われる。


タイプ:3

吸血鬼事件の黒幕にして、全ての吸血鬼の始祖である王。日本全土の人間を吸血鬼化するために暗躍し、明の友達のポンや兄の篤を吸血鬼にし(ポンは亡者という低級のものになった)、雅本人の仕業ではないものの、ケンちゃんも西山もユキも吸血鬼になった(いずれも死亡)。戦闘力もももちろん最強の中の最強であり、明との死闘に勝利し、本島に吸血鬼の血を飲んだ蚊を放ち、大半の人間を吸血鬼にし日本を征服する。

このように漫画界の悪役の中でもかなりの功績を誇る雅様であるが、威厳や恐ろしさを帳消しにするコミカルな面もある。まず、明との戦いで、明が罠として屋根に撒いた自分の血を踏み滑って屋根から落ちる。その後も吸血鬼に簡素な板な玉座のついた珍妙な神輿で運ばれたり(西山には神々しいと評される)、吸血鬼によってインフラが破壊されたので仕方なく汚いドブの水を飲んだり、国会議事堂にクソみてェな旗を建てられるなど、どうにも間抜けな描写が多い。

一応、作者は雅を間抜けなギャグキャラとして描いているのではなく、血の罠は明の駆け引き、神輿やドブ水や旗は、ラスボスの恐ろしさや威厳を描いているはずではあるのだが。ちなみに明に手を振っている雅は本物ではなく西山の変装であるが、明らかに雅本人にしか見えず、まるで雅が友だちになったようにしか見えない(その後登場する西山扮する偽雅は本物とは似ても似つかない。作画ミスであろうか)。


タイプ:2,4

メイン画像の人。月姫の物語内における、一連の事件の黒幕。

TYPE-MOON世界の吸血鬼の中で最も強い力を持つ者たち死徒二十七祖の番外位で、死後も魂を残して別の肉体に生まれ変わることができる「転生の法」という能力を持つ。通称「転生無限者」「アカシャの蛇」。

……といった基本設定まではいいのだが、裏ルート(アルクェイド・ブリュンスタッドシエルを攻略するのが表ルートなのに対し、遠野秋葉翡翠琥珀を攻略するのが裏ルートとされていることを、教えて!!知得留先生で教えてくれる)では転生先の「遠野四季」として登場しているため、「ロア」自身の出番はひたすら少なく影が薄い

ラスボスなのに公式人気投票得票数0という悲劇に見舞われてからは、公式、非公式問わずネタキャラ扱い。因みに、TYPE-MOON作品の人気投票は、男性キャラの順位が低くなりがちなこの手のゲームの中で男性キャラの順位が高いという特徴があり、ヒロインより男性キャラが高い位置にいる事も珍しくない。

ファンディスクの歌月十夜では一般学生の「ロア助」というギャグ用のチョイキャラ。『MBAA』でも、自身のルート以外では完全なイロモノ扱いを受けている。


や行


タイプ:5

設定、容姿、戦闘背景、戦闘BGM、戦法、強さ諸々ラスボスとしては非の打ち所のないキャラクターである。

ただ一点、戦闘直前まで存在が一切明かされないことを除けば。勿論人間達との確執も一切ない。

これはシリーズで唯一の「前人未踏」たる迷宮の主であるが故の弊害であるともとれるが、ぶっちゃけシナリオ上の立ち位置はこれまでの階層ボスと同じなのである。普通に復活するし。

おまけにセリフがなく、ドロップアイテムから大したものもできないことが影の薄さに拍車をかけており、その名を覚えられにくい。


ら行

タイプ:1

前作『ウォーシップコマンダー3』にて枢軸軍ルートのラスボスを務めた連合軍の超兵器。レールガンや特殊弾頭ミサイル、280mmAGS、X線レーザーなどの強力な兵装と大量の艦載機を搭載した超巨大航空戦艦。

シリーズ全体での続編であるガンナー2でも一周目のラスボスとして立ちはだかる。が…

わざわざ専用ムービーで披露しているのにレールガンは装備しておらず、特殊弾頭ミサイルも下位互換型の巡航ミサイルに、280mmAGSに至っては152ミリ速射砲に変更されているなどの徹底した弱体化が施されてしまっている

なお速力が『コマンダー3』よりも上昇している上に特殊弾頭ミサイル以上の射程と威力を持つ光子榴弾砲や拡散荷電粒子砲といった強力な武装を装備しているため舐めてかかるのは危険である事には変わりないのだが、『コマンダー3』をプレイした事のある艦長からは落胆の声が多数上がった。

なおシリーズ常連で『コマンダー3』の連合軍・独立ルートまでラスボスを務めていた超巨大戦艦は、二周目以降でも完全にラスボスの座から陥落してしまっている。いくら設定が『究極超兵器フィンブルヴィンテルの試作品』とはいえ、弱体化にも程があるレベルである。


タイプ:3,4

チーム「Apex Glide」のリーダーで、「ショウダウン・キング」の異名を持つ日本人レーサー。愛車はド派手な塗装とカスタマイズを施したランサーエボリューションX

ゲーム序盤からレースイベントのゲストコメンテーターとしてたびたび登場するが、何が気に入らないのか主人公ライアン・クーパーを事あるごとに上から目線で貶しまくる(そしてそれをイベントMCが適当に受け流し、主人公の肩を持つ)。この一連の流れがとにかく小物臭い。

ゲーム中のレースイベントを順にクリアしていけば最終的に彼との一騎打ちが可能となり、4ジャンル10種の競技全てに勝つ事でショウダウン・キングの座を奪い取る事ができる。

完全勝利後、リョウは賭けの対象になっていた愛車を失い、それまで率いてきたチームメンバーにも見捨てられ独り落胆するという悲惨な末路を迎える事となる。しかも、日本語版ではエンディングで「お前こそが『ショウウン・キング』」と盛大に脱字を起こしており、リョウの情けなさに拍車をかけている…かも知れない。

ラスボスとしての強さ(難易度)は競技によってまちまち。順当に強化してきたマシンと相応の腕前があれば「グリップ」・「ドラッグ」系の競技はさほど難しくない。「スピード」は相当なスピードを出さなければリョウを振り切る事ができず、しかもわずかな操作ミスが即クラッシュに繋がりうるのでやや難易度が高い。敵車と横並びになって走る事は少ないはずなので、レースの駆け引きよりコースとの戦いと言えるだろう。

問題は「ドリフト」で、勝利する為の目標スコアがかなり高く設定されているため、運転技術だけでなくマシンのセッティングにも気を配らなければならない。

なお、ドリフトイベントは後輪駆動車でなければ参戦すらできないのだが、リョウは四輪駆動車のエボXで参戦し、しかも目標スコアに近いスコアを叩き出してくる。


センシティブな作品(右)

タイプ:3,4,5

同シリーズのラスボスと言えばダークファルスが有名で、本作にもエピソード1終盤で複数体のダークファルスが出現するが、ルーサーはストーリー進行を担当するシオン曰く「ダークファルス以上の危険因子で、封印されていたダークファルスの1体が復活したのも彼を表舞台に引き出すため」らしく、どうやらダークファルスよりもルーサーの方が脅威と認識しているらしい。

しかしその割にエピソード1では当人の存在どころか所属している組織についても一切触れられておらず、それらの名前が挙がるようになるのは2になってから

加えて登場早々肝心のルーサー自身がダークファルス復活以外にもすでに別の騒動(しかもそれについてプレイヤーは特に関わっていないが想定外だったと語ってしまったことや、シオンが自分との干渉を避けるべく姿を隠しているため、虚空に向けてほぼ当てずっぽうに話しかける様子(イベント中周囲には誰もいないが、事情を知らない人が傍から見れば完全に危ない人である)、作中最強と言われている六芒均衡のうち2人から既に敵視されている(後にもう1人追加。さらにこの時2人が3階から1階にいるルーサーを見下ろしている構図になっているせいで、ルーサーの方が(実力が)下という印象を与えてしまっている)事から明らかに小物臭さが拭えず、プレイヤー(特に歴代ダークファルスを相手にしてきたファンタシースターシリーズファン)からすればルーサーがダークファルス以上の脅威とは到底思えない。

その後の行動も一見すると驚異的だが、実際は不審点や矛盾が多く(例:プレイヤーの暮らす宇宙船団のシステム掌握宣言→そもそもシステムや統治体制についてどの様な構成になっているか自体具体的な説明がされておらず、せっかく掌握したはずなのにプレイヤーに対する妨害等をほぼ仕掛けないどころか、それによって発生するデメリット自体ないため、実質プレイヤーからすれば対岸の火事に等しい)(プレイヤーと戦闘中だったボス敵を配下のNPCが一撃で倒す様子を見て「試運転にもならなかった」発言→姿を見せるのはボスが死にかけになってからで、傍から見れば人の獲物を横取りする悪質プレイ(通称「ハイエナ」)でかっこつけているだけ)、わざわざプレイヤーに話す際もただの自慢話に等しい鬱陶しさしか感じられない。

最終的には結局ダークファルスの一員だったことが判明。油断のし過ぎで計画を潰され逆切れ、(最強設定こそあれど)NPCに容易く負ける、仲間であるはずのダークファルスにとどめを刺された上、その傀儡になって複数体登場、と醜態を晒しに晒し、最早単なるボスキャラの1つに成り果ててしまった。

そもそもストーリー自体の進行方法が非常に面倒なこと、その癖「欲しければストーリーガン無視してひたすらリタマラやってろ」とでも言わんばかりにレア装備のドロップ確率が極めて低いこと、更にその強化自体もひたすら運任せな上にその都度大量の資金とアイテムを消費すること(しかも担当キャラ妙に他人事な言動がこちらの神経を逆なでしてくる)から、人によっては攻略wikiや動画サイトなどで存在は知っていても、実際に遭遇したことはない人もいる。

唯一の救いは、(容姿こそ型なれど)決してプレイヤーにとって「狩りやすい恰好のカモ」にはされず、十分なステータスや特殊能力を付与してもらえたことか。

尚、2018年にストーリー進行のシステムが変更されたことで上記の面倒さは解消されている。

そして、Episode3で彼は意外な再登場を果たす事になる。


タイプ:3,4

プロローグにて主人公に因縁をつけ、「どんな車が来たって負けるわけがない」と啖呵を切りつつ「俺の仲間がコイツ(主人公)を負かす」といきなり絶妙なヘタレ具合を発揮。

そして主人公との互いの車を賭けた初戦時には主人公の車(BMW・M3GTR)に細工を施して勝利するという卑劣っぷりも発揮、主人公の車を奪って乗り換えるや否やブラックリストランカーのNo.15からNo.1まで一気に登り詰める

作中で主人公が他のブラックリストランカーを倒しランクを上げるとたびたび脅迫まがいのメッセージを送り付け、さらには作中終盤にて主人公との再戦に負けても負けを認めず、仲間がドン引きするほどの負け惜しみを垂れ流していた。

肝心のラスボスとしての強さだが、本作特有のCPU補正によりどんなに引き離してもすぐに追いつかれてしまう。だがレース終盤になれば補正が弱まる為、それまで大きなミスをせず食らいついていければ勝機は十分にある。むしろ彼にレースを挑むための条件(マイルストン)を満たす事の方が難しいだろう。

ちなみにレーザーはフェアヘブン(モスト・ウォンテッド2012の舞台)やブラックリッジ(ノーリミッツの舞台)にも訪れて荒らし回っていることがノーリミッツのイベント「レーザーの帰還」でほのめかされている。そして件のBMWが軽くトラウマになっているんだとか。


タイプ:2

ヴァグナー

エルザ編ラスボス。ぱっと見は1STのドリスコルの焼き直しとの意見もあり、ダリル編ラスボス、イワノヴナのキャラの強烈さもあって若干影が薄い。


わ行


タイプ:1,4

一国の姫を城ごとさらった悪の大魔法使い…なのだが上下左右に連射が出来るビルがいればあっさり倒せてしまう。なおかつエンディングでシナモン博士てるてる坊主にされてしまった。


対義語

ラスボス おまえのような1ボスがいるか 厨ボス 真のラスボス 真ラスボス


類義語

(笑) 主人公(笑) ライバル(笑) メインヒロイン(笑) 幹部(笑) ヒーロー(笑) なんとかさん

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