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NS-1の編集履歴

2020-08-01 20:54:33 バージョン

NS-1

えぬえすわん

本田技研工業が発売していたオートバイの車種

NS-1とは

1991年発売。

50ccの原付でありながら、排気量を感じさせないフルサイズの車体を持ったレーサーレプリカ風のバイクである。

ツインスパーフレームや前後ディスクブレーキなど豪華なパッケージングで、素人目には普通二輪クラスのバイクと見分けがつかない。

略称はエヌワン。


二輪免許を持っていなくても乗れるスポーツバイクとして、登場時279,000円という高価格にも関わらずヒット車種となった。

カタログのキャッチコピーは「みんな、大物ルーキーだ!」「みんな大きくいこう!」という、本車種のキャラクターをよく表したものだった。


ライトユーザーからヘビーユーザーまで

一般的なバイクで燃料タンクに位置する部分は実はメットインスペースであり、ヘルメットはもちろん、多少の荷物を積み込むことが出来る。

スポーツバイクなのに買い物にも使えるという利便性の高さを持つ。

ちなみに本物の燃料タンクはシートカウル内にあり、ライダーの背後に給油口が付いている。


搭載する2ストロークエンジンNSR50(Nチビ)と同型で、ほぼ同じチューンをすることが可能なため、レースでも一定数が活躍した。

ただし、原付としては無駄に車体が大きいので、小柄なNチビの方が速い傾向にあった。


ヘビーユーザーになるとメットインの中にワンオフガソリンタンクを仕込み、通常のバイクと同じような姿に改造する例もあった。

パーツメーカーのモリワキがNS-1をベースに製作したレーサーマシン「MH80R」はこの形態である。


エヌワン小僧という単語が生まれるほど人気を博し、街乗りから峠の走り屋にまで幅広く愛されたが、排ガス規制とホンダの2ストローク廃止により1999年に生産中止となった。

販売台数の多さと2ストローク不人気から、生産中止直後は中古車の投げ売りが目立ち、この頃にネイキッドや族車くずれに改造された個体も多い。

現在では2ストローク市場の高騰により、程度の良い中古車には新車価格以上の高値が付くことも珍しくない。


前期型

NS-1

全体的なイメージはNSR風。


後期型

NS-1

アッパーカウルのデザインがRVF(400/RC45)風に変更される。


NSR75

ヨーロッパ仕様のNS-1。

NS-1のフレームにNSR80のエンジンを載せ、メットイン(ダミータンク)は本物の燃料タンクになっており、二人乗りが出来る仕様である。

外見がNS-1なのにNSRというステッカーが付いていたらこれである。

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