ピクシブ百科事典

BMWの編集履歴

2020-08-10 19:53:54 バージョン

BMW

びーえむだぶりゅー

ミュンヘン市(ドイツ)に本社を置く自動車メーカー。

概要

正規式名称Bayerische Motoren Werke AG(バイエリッシュ モトレン ヴェルケ アーゲー直訳するとバイエルン発動機株式会社)を略し一般にはBMWと呼ばれる。
本来のドイツ語読みは「ベー・エム・ヴェー」だが、日本では「ビー・エム・ダブリュー」としている(ビー・エム・ダブリュー・ジャパン公式)。
現在はBMWの他、ミニロールス・ロイスを自動車ブランドとして所有している。

丸に十字を切った会社のエンブレムは、元航空機エンジンメーカーという出自から航空機のプロペラをモチーフとしているとされてきたが、2020年のデザイン改訂の際に、バイエルン州旗がモデルだと訂正されている。

ホンダスズキ同様四輪・二輪の両方を製造しているが、廉価良品を得意とする両社に対し、BMWは高級車を中心に展開している。
日本国内では二輪車の製造を知らない人も多いが、実は製造を開始したのは二輪車の方が先である。

2010年代からトヨタと技術提携しており、2019年にGRスープラ/Z4を共同開発した。これはスープラの伝統的なパッケージングである直列6気筒+FRのプラットフォームを持つメーカーがBMWしか無かったことが大きな理由であるとされている。

来歴

1916年、「カール・ラップ発動機有限会社」の後を継ぐ形で、航空用エンジン製造会社「バイエルン航空機製造株式会社(BFW)」として創業。1917年に社名をBMWに改称する。

第一次世界大戦後、航空機製造を禁止された為に二輪車製造を開始。二輪用の水平対向二気筒エンジン搭載のRシリーズは原型は航空機エンジンで、内容は大幅に変わっているもののレイアウトは100年近く変わっていない。
四輪製造は第二次世界大戦後からである。

1926年にメッサーシュミット航空機製造有限会社を買収するが、1938年にメッサーシュミットAGとして再び独立した(何度かの合併を経て現在は「EADSドイツ」)。

1990年にターボファン・エンジン「BR700」製造のための合弁会社「BMWロールス・ロイス」を設立したが、2000年にロールス・ロイス社が株を全て買い取り「ロールス・ロイス・ドイツ」となった。

クヴァント家との関係

BMWはクヴァント家が株式の約半数を所有する同族会社である。
クヴァント家はナチスとの関係が深く、クヴァント家及びBMWの発展は、第二次世界大戦中に強制収容所にいた捕虜やユダヤ人を自社工場で強制労働させ、巨万の富を得たことによると言われているが、クヴァント家はこれらの内容を否定し賠償も行っていない。
この事は大戦終結以降、長く報道をされることもなかったが、2007年10月にドイツ国営放送が事前予告を一切行わず、同家のナチスへの支援と当時の行いについてドキュメンタリー番組を放送し世界的に大きな反響を呼んだ。事前予告を行わなかったのは、政治的な圧力を避けるためであったとされる。

製品の特徴

四輪車はキドニー(腎臓)・グリルと呼ばれるデザインを車種を問わず伝統的に継承しており、BMW製であることを表すアイコンになっている。近年の派手なデザインが好まれる風潮から、BMWもキドニーを大きくしているが、これには往年のBMWファンからも不安の声が上がっている。
作り込みは全体的にスポーツ志向で、駆動方式は基本的にFRもしくはFRベースの4WD。前後重量配分が50:50に近いこともアイデンティティの一つである。
同社の直列6気筒エンジンは「シルキーシックス」と呼ばれる独特な音とフィーリングを示し、根強い愛好家を獲得している。

二輪車は先述の水平対向エンジンを現在に至るまで長らく採用しており、正面から見るとシリンダーが左右に突き出した特徴的なスタイルとしている。1983年からは直列エンジンも開発しているが、現在唯一直列6気筒のバイクを作るメーカーとなっている。
また古くから高価かつメンテナンスフリーなシャフト駆動にもこだわっている。

と、二輪四輪ともに旧き良き独自の世界観を持った高級車のイメージを貫いてきたが、近年は四輪はFFクロスオーバーSUVや直列3気筒+1.5Lエンジン車を発売したり、二輪でも中免で乗れる単気筒バイクや一般的な安価なチェーン駆動も開発するなど、かつてのアイデンティティとは逆を行くようなエントリーグレードも発売し、ユーザー層の拡大と会社の生き残りを図っている。

現行モデル

BMWジャパンのサイト

関連タグ

自動車 Z4 SUPERGT バイク レーサーレプリカ