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原核生物の編集履歴

2020-08-23 17:45:14 バージョン

原核生物

げんかくせいぶつ

細胞核や膜で覆われた細胞内小器官を持たない生物。細菌と古細菌がこれにあたる。

、つまり明確な境界を示す核膜を持たない生物。細菌古細菌がこれに当たる。


対置されるのは真核生物


真核生物と違って細胞核がなく、DNAは細胞質にむき出しのままである。ミトコンドリアなどの膜で覆われた細胞内小器官も持たず、タンパク質を合成するリボソームのみを持つ。


ほとんどは単細胞だが、群体や多核体を形成することがあるほか、細菌のうち藍藻(シアノバクテリア)類の一部には多細胞性のものがある。


細菌・古細菌・真核生物の比較

細菌古細菌真核生物
サイズ約0.1~1マイクロメートル(細菌と同様)5~100マイクロメートル
細胞壁ペプチドグリカンなどタンパク質など糖鎖など
細胞膜エステル型脂質エーテル型脂質(細菌と同様)
細胞の移動細菌鞭毛、滑走古細菌鞭毛真核生物鞭毛、形状変化
細胞小器官リボソーム※(細菌と同様)細胞核、ゴルジ体、リソソーム、ミトコンドリア葉緑体など多数
DNA環状(細菌と同様)線状
mRNA修飾を受けない(細菌と同様)キャップ構造付加、スプライソソーム型イントロン

※膜で囲われていないリボソームなどの構造を細胞内小器官に含めない場合もある。その場合、原核生物には細胞小器官は「ない」ということになる。

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