概要
2019年4月から少年ジャンプ+にて連載中。
原作は春原ロビンソン氏。漫画はひらけい氏。
ニコニコ静画でも閲読可能。
人間と魔族が戦争をしている世界を舞台に、タイトル通り、囚われの姫が恐ろしい“拷問”にさらされ、抵抗むなしく身も心も堕ちていく日々を描いている。
……嘘は言っていない。
実際はと言うと……
もう一度言おう、嘘は言っていない。
もっとも、その“拷問”の内容が、
「食べ物、それも焼き立てトースト(下の画像参照)や深夜のラーメンで釣る」
「一緒にゲームをして友達になろうと誘う」
などと、実はツッコミどころ満載のギャグ漫画である(そのためか、劇中では「拷問」ではなく「“拷問”」と表記されている)。
また、ファンタジー世界が舞台のはずなのに、スマホやゲーム機があるわ某牛丼チェーンそっくりな店があるわと結構ゆるい世界観だったりする。
主な登場人物
- 姫様
本名不詳。王女にして国王軍第三騎士団の団長であり、その武勇は知れ渡っている。……なのだが、普段はポンコツ。
庶民がたこ焼きを食べるのを羨ましく思っていたり、訓練に明け暮れていて友達ができなかったりと、寂しい思いをしていた模様。
- エクス
王国に伝わる意思を持つ聖剣。姫様と共に捕らわれの身。
劇中ほぼ唯一の常識人(常識剣?)であり、ツッコミ役。
一度だけ“拷問”をかけられて屈したことがある。
- トーチャー・トルチュール
魔王軍の最高位拷問官。
食べ物を使った“拷問”が得意。毎回陥落して秘密を喋り「用済み」になった姫様にちゃんと食べ物を食べさせていたりと根はやさしい(多分)。
あんパンのおいしい温め方や、缶ビールの上手な泡立て方などの豆知識も豊富。興味のある人は試してみるのもいいだろう。
- 魔王
見た目は凶悪ないかにも魔王と言った感じなのだが、せっかくトーチャーが聞き出した情報を「そんな強すぎる兵器怖くて使えない」「(日曜は警備が緩くなると聞いて)日曜は見たいアニメがある」など、全く生かせていない上に「役に立つ情報がない」とトーチャーを責める始末。これだけならただの無能のはずなのだが、トーチャーをはじめだれもそれにツッコミどころか疑問に思わない。
性格そのものは言い回しが魔王らしいことを除けば部下の失敗にも寛大で心が広く理想の上司といっても過言ではない人物。娘の「マオマオちゃん」にも優しく、時には諭し忙しい父を気遣うマオマオちゃんに時間を作るマイホームパパでもある。
読者からはこの戦争は人間が悪いんじゃ…?と疑われるほどの人格者である。
外部リンク
関連タグ
拷問(?)