イィィンフィニティー!!
イィィンフィニティー!!
イィィンフィニティー!!
イィィンフィニティー!!
プリーズ!
概要
操真晴人がウィザードライバーとインフィニティーウィザードリングを使う事で変身する、ウィザードの最終形態。
その戦闘力は非常に高く、ビーストハイパーでさえ苦戦したレギオンやドラゴンスタイル4人を圧倒したバハムート、ファントムの幹部の1人であるグレムリンを圧倒し、高度の魔法を駆使する白い魔法使いとも互角に渡り合った程。
淡い水色のような白銀の魔法使い。
身に纏う鎧は、晴人とウィザードラゴンの力が結晶化され形成されたアダマントストーンによるもので、その高い防御力と輝かしい姿はまるでダイヤモンドのよう。
ちなみにダイヤモンドより硬いらしい。
また顔を覆うベゼルのフレーム(顔の銀色の枠)も、ダイヤモンドの指輪を思わせる王冠のような形状へと昇華している。
第31話『涙』で初登場。
レギオンにウィザードラゴンが倒され、魔法が使えなくなってしまった晴人。
「俺は…俺は諦めない。命がある限り……コヨミの命も諦めない!!」
だが、魔力切れを起こしたコヨミを救いたいという強い想いが涙となり流れた時、インフィニティーウィザードリングを生み出し、更にウィザードラゴンが復活。
晴人「どうして!?」
ウィザードラゴン『心の強さで俺を蘇らせたか…』
晴人「ドラゴン…」
ウィザードラゴン『相変わらず面白い奴だ、改めてお前の希望になってやる!!』
魔法を取り戻したことで変身できるようになった。
他者から改造されたり、本来想定されていたものだったり、アイテムを受け取る事でパワーアップすることが多いライダーシリーズ内では割と珍しい「自分自身の力で生み出した最終形態」である。
この姿は晴人の力で生み出された、つまり本来存在することがあり得なかったイレギュラーな形態であるため、計画遂行のために晴人を利用し続けてきた白い魔法使いにとって、このスタイルの誕生は想定外だった様で、この姿を見た際にも「面倒なことになったな」とつぶやき、稲森真由を利用してインフィニティーリングを奪うなどの行動をしている。
※名前をよく間違えられるが「インフィニティスタイル」ではなく「インフィニティースタイル」である。後年の「タイプフォーミュラ」が「タイプフォーミュラー」と間違えられるパターンの逆と覚えておこう。
スペック
身長 | 202cm |
---|---|
体重 | 96kg |
パンチ力(推定値)※ | 8t |
キック力 | 11.3t |
ジャンプ力 | 32m |
走力 | 100mを5秒 |
※:本作の魔法使い(仮面ライダー)達は「玩具のウィザードリングを使って遊ぶ子供たちが真似して怪我しないように」という配慮上、原則的にパンチを行わない。そのため公式からのスペックは推定値となっている。
特筆すべきは、圧倒的な防御力と、時間干渉による高速移動、そして自身の使用した魔力を再吸収することにより実質無制限に魔法を使用できるという、永久機関じみた能力である。
ただし魔力を使っても減らないだけであって現在量から回復する訳ではないので、カーバンクルのように魔力を強引に奪う事のできる相手は苦手。
武器
アックスカリバー
ウィザードラゴンが変化した、インフィニティースタイルの専用武器。
持ち替えることでカリバーモードとアックスモードの形態を使い分ける。
更に、カリバーモード時にウィザードライバーにインフィニティーリングを翳すことで、時間の流れに干渉してウィザードを高速移動させることができ、その速度はグレムリンと同等以上にまで及ぶ。
アックスモード時でハンド部分にタッチ(『ハイタッチ』)することにより、必殺技が発動される。
ちなみに、斧型の武器が最強装備のライダーは仮面ライダーオーズのプトティラコンボに続いて二人目である。
また、放送当時のてれびくんによれば、ウィザーソードガンを取り出して二刀流も可能な模様。
必殺技
ドラゴンシャイニング
「ハイタッチ!」→「シャイニングストライク!!」
アックスモード時にハンドオーサーとハイタッチすることで、アックスカリバーが巨大化。
高くジャンプし、急降下しながら相手を叩き切る。
他に、跳躍せずに攻撃したり、相手を連続で切り裂くパターンもある。
プラズマドラゴンシャイニング
「ハイハイハイハイハイタッチ!」→「プラズマシャイニングストライク!」
アックスモード時にハンドオーサーを5回連続でハイタッチすることにより発動。
アックスカリバーをブーメランのごとく回転させて放り投げ、それを遠隔操作して攻撃する。
ストライクウィザード(インフィニティースタイル)
通常スタイルにおけるストライクウィザードに相当する跳び蹴り。第50話で使用した。
白い魔法使いの繰り出すキックストライクとほぼ同等の威力を持つ。
インフィニティー・エンドオール
ガンバライドオリジナル技。
高速移動を使用し、アックスカリバーカリバーモードで3連続で斬る技。
インフィニティー・オールオーバー
ガンバライドオリジナル技。
エンドオールの3連続斬りの後、持ち変えてアックスモードにし高速移動からの連続斬り、更に相手を打ち上げ、落ちてきたところを一閃する。
シャイニングストライク
バトライド・ウォーオリジナル技。アックスモード時にハンドオーサーにハイタッチ(何故か右手)をし、飛び上がってアックスカリバーを振り下ろす攻撃を3回繰り返す。
おそらくドラゴンシャイニングの詳細が分かっていなかった事で代用として用意された技で、次回作からはドラゴンシャイニングに差し替えられた。
…が、技の説明がシャイニングストライクのままというミスが2作連続で続いている。
余談
晴人自身の魔法という位置づけのスタイルでありながら、実はその指輪は意外にも、晴人の手元から離れている時期が長い。
第47話では真由へ渡されており、それから第50話までは笛木奏の手元にあった。
その第50話で取り戻してからも、第53話で魔宝石の世界の「はると」へと渡されており、次に何らかの映画作品などで登場するまでは、晴人の手元にはないということになる。
『天下分け目の戦国MOVIE大合戦』でも最初は晴人の手元にインフィニティーウィザードリングはなかった。
戦極時代に行った後に「武神ウィザード」の形見のリングを使用し、インフィニティースタイルに変身した。
リングは形見として譲り受けたようで、『仮面ライダー大戦』、『仮面ライダー平成ジェネレーションズ』でも変身している(パンフレットでも現在所持しているインフィニティ―リングはイエヤスから譲り受けたものと記されている)。ただし、小説仮面ライダーウィザードでは再び晴人が生み出したことになっている。
また、OP主題歌「Life is SHOW TIME」の歌詞に『全ての涙を宝石に変えてやるぜ』という歌詞があるが、これまで数多くの涙する人々の希望を救ってきた晴人だったが、レギオンとの戦いで自分の涙さえも宝石に変えてしまった。インフィニティーウィザードリングは本当の意味で晴人が絶望を希望に変える指輪の魔法使いとなった証と言えよう。
関連タグ
ムゲン魂:同じく∞(無限)の意味を持つ最強フォーム。上述の通り、変身者自身の力により実現した最強フォームである点も同じ。
メビウスインフィニティー:同じくインフィニティー(無限)の名を冠したウルトラマン。
ダイヤスタイル:同じくダイヤモンドをモチーフにしたニチアサの後輩魔法つかい達のスタイルだが、こちらは基本フォーム。