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灼熱カバディの編集履歴

2020-09-15 01:15:21 バージョン

灼熱カバディ

しゃくねつかばでぃ

カバディはなぜ、こんなに激しいスポーツなのか?

概要

裏サンデー、マンガワンにて2015年から連載されている漫画である。作者は武蔵野創

タイトルの通り、カバディを題材にした漫画。当初は月刊だったが、その後隔週化を経て週刊化した。「このマンガがすごい!2017」オトコ編ランクイン作品。

2020年7月7日、アニメ化が決定したことが発表された。

ちなみにこの作品は魅力的な女性キャラが出てくるものの、女性キャラは徹底して名前が明かされる事はない。ネタで『ヒロインは体育館』などと言われる事がある。


この作品の特徴は、マイナースポーツ『カバディ』を題材にしているというだけ訳ではなく、各校の主要人物のしつこいぐらいのバックストーリーがあり、群像劇としての一面や特殊な心象風景が登場する。その描写が主人公を含めた天才ゆえの苦悩、挫折や対戦校への因縁やまた同じチーム内でも才能の差への羨望と嫉妬心などが渦巻き物語を大いに盛り上げる。

そしてキャラクターも表情が細かく、心理描写と描き込みに定評がある。


あらすじ

中学時代、有名なサッカー選手だった宵越竜哉は、高校入学と同時にスポーツとは縁遠い生活を送っていたが、カバディ部に勧誘される。


登場人物

私立能京高等学校

「のうきょう」ではなく、「のうきん」と読む。つまり脳筋ということだろうか?

他校の名称はまともであるが主人公達の学校だけネタに走ってるように思われる。


宵越竜哉(よいごし たつや)

本作品の主人公で背番号6。1年生。通称「不倒」。身長187cm。

カラーリング銀髪赤目アルビノっぽい容姿をしているが、話の本筋には全く影響しない。他にも個性的な特徴の人が多数登場するし。

典型的な俺様系負けず嫌いであるが、『負けっぱなし』はもっと嫌いである。

元々は中学までサッカー部に所属して活躍しており恵まれた体格と抜群の運動神経を持ち、スター選手として活躍していた。「不倒」という通称はサッカー部時代に付けられたもので、誰にも触れられない、倒されないという意味である。その実績もあり、カバディ部員になってもサッカー部の伝説の選手として知名度が高い。

サッカー部時代に宵越の単独プレイや意識からチームメイトとの軋轢もあり高校ではサッカーを含んだ運動部から離れ、学生寮に帰ってくると「ミコミコ生放送」でハンドルネームは『ナイトエンド』として活動していた。しかし色んな各部のスカウトを追い払う中、畦道が訪ねてきて強引に連れ出されカバディ部に顔を出したところで井浦に弱みを握られ仮入部→入部となった。

部内では王城に次ぐ攻撃手(レイダー)の役割を担い、ワンマンプレーの悪癖もどんどん解消されていき、連携もうまくなってきた。持ち味のリーチとスピードの能力を生かしロールキック、ブレーキ、カーブ、バックのなどの技を使う。

幼い頃からサッカー一筋で美形で長身であるものの、冷たい印象を持っているのと性格が災いして恋愛事とは無縁である。それどころかカバディ部に入るまで録に人付き合いもしてこなかった描写さえあり、他人との連携や触れ合う事や人間関係の距離間を掴むのが苦手であるが、仲間と言える人たちが出来てからは克服出来つつある。

しかし何処か世間離れしていて突拍子も無い行動には田舎育ちの都会を録に知らなかった畦道さえドン引きさせ、人見も宵越の子供っぽいところにつっこんでいる。

誤解を重ね、一部に同性愛者として誤認されているが、本人は気づいていない。

同年代の男子に絶大な人気を誇り、それを見た宵越は奏和の高谷と人気で張り合えたと勘違いをする。

潔癖症なところがあり、合宿で他部員と同じ部屋で寝るのさえ拒否感を示していた。運動に関しては頭がキレ、センスが良いがそれ以外の成績は良くないが、精神面は大変強い。

それほど筋肉質では無いが大食いな方で、大きな弁当を3~4つ買う。その他不摂生を心配した部長に肉じゃがを差し入れて貰い、その味を覚えて皆で宿題をやってる際に部長がやってきた際に我先に玄関に向かった様をみた部員からは「犬かな?」とツッコミが入れられる。


畦道相馬(あぜみち そうま)

宵越をスカウトしに来た同じ1年生で背番号5。身長166cm。

インパクトのあるスキンヘッドと小柄な身体が特徴的で宵越とは正反対に愛想が良く人懐っこくおおらかな性格をしている。

カバディ選手としては低身長だが実家が高い山にある窯元で毎日が筋トレのような生活をしていたため非常に力が強い。そして田舎っぽい訛りがある。

カバディは高校から始めたが、地元に居た頃から彼女(後述)や子供たちと遊んでおり、周りをよく気にして連携を重視したプレーができ、優秀な守備手(アンティ)としての素質を持つ。

自身の身体がどこにあるか連動性に優れ、他者の位置や動きをセンサーのように感知することを得意とする。

入部したきっかけは中学生のころ、冬山で川釣りをしていた際、たまたま王城も釣りに来ておりそこで知り合い、能京高校志望し入部するに至った。その付き合いのためか王城には名前の「相馬」と呼ばれる。

横柄な宵越とも臆せず付き合えてお互いに言い合いもしたり、遠慮もなく理解者になり、練習試合後に入部した同級生三人とも上手く付き合ってる。また気の弱い伴の通訳(?)でもある。


井浦慶(いうら けい)

3年生。カバディ部副部長で背番号2。身長172cm

宵越と水澄に部に入るよう仕向け、脅迫した張本人。そして王城の幼なじみで理解者でもある。初期はニコニコ笑っていることが多かったが、次第に司令塔としての面が頭角を現していく。

校内では学業成績が良く、人格者として認識されているが腹黒キャラである。対人の人当たりが良く駆け引きも上手い。

カバディ歴は6年と少しで部内では王城に次ぐベテラン。王城と同じく元全国中学カバディ選抜選手だったが、二軍だったために世界組には選ばれ無かった。そのために奏和の六弦に「王城の友人」と呼ばれ、奏和でなくていいのか?と言われた事をずっと気にしていて、5VS5の奏和との練習試合後に名前を聞かれた後も素直になれずに「オージョーノ=ユージン」と名乗る。(しかし即王城に本名をバラされる)

このエピソードは後の展開まで引っ張る事になる。

だが紅葉に行った後輩の右藤、佐倉とは仲が良く合同合宿をさせて貰う事になる。

能京の頭脳でコートにおける司令塔。一見優男のようだがスタミナもあり最後まで考え続けて動ける事が強み。そして王城の事もあってか独断で宵越が負担の大きいプレイをした時は怒りをあらわにして、後輩の育成や体調管理にも気を配っている。比較的感情に流されず合理的な判断が出来る。

それゆえに宵越を優秀な攻撃手として育てるために自身は攻撃手を諦めるざるを得なかった。他の部員にはそんなそぶりを見せなかったが王城には打ち明けている。

初見は爽やかな印象があるが、人の弱みを握り自分の意に従わせるという腹黒さを持ち、過去には試合前になると悪どいやり方で助っ人を集めていた。その行いが災いしてかクジ運が悪い。


王城正人(おうじょう まさと)

3年生。カバディ部部長で背番号1。身長171cm

第一話時点では入院している

決して恵まれた体格とは言えない華奢な身体付きで目の下には常にクマがあり、スタミナも高い方ではなく病弱な印象を受けるが、自他共に認める最強格の攻撃手である事を自負している。

普段は穏やかで物腰の柔らかい印象を受けるが攻撃手としてスイッチが入ると、目が反転(白黒目)になり、口が大きく裂けた笑みを浮かべ、その際に唇も裂け、獲物を狙うような目つきになる。

その姿は魔王のようであると表現された。

カバディ歴10年を超えるベテランで、世界組と呼ばれる元全国中学カバディ選抜一軍チーム所属の選手だった。さらに両親は既に他界しているのだが、父親は元カバディ日本代表の選手である。

世界組の中でも王城たちの世代は「黄金世代」と呼ばれ、攻撃へのこだわりが突出しており、一目置かれる存在であった。

人一倍カバディへの愛が強く、更なる攻撃の手段として技を開発しオーバワークをしていたがあしを痛め入院することになる。そして自身はその技を諦める事になったのだが宵越が偶然、彼の目指した技を開発し井浦に責められて自分を責めていたところに自分も同じ技を目指した事を打ち明け、体格も足も強い宵越に託す。

たいてい穏やかであるが、六弦や井浦に対しては対抗意識を燃やすことが多い。


水澄京平(みすみ きょうへい)

2年生。背番号3。身長178cm

天然パーマのチャラチャラした男。「カックイイ」という事を常に意識しており、同級生の伊達との連携の守備で活躍する闘争心の強い守備手。

他人に見下される事を大変嫌い、中学までは喧嘩に明け暮れる不良であったが不良も世間からは見下される存在だという事に気づき、高校入学と同時に喧嘩もやめて足を洗いハッピーな生活を送ろうとしていたが、ハッピーな日々は突然終わりを告げる。

井浦が接触して来て過去の喧嘩の映像で脅迫され、カバディ部に入部する事になる。

試合をする中で部員不足も痛感していたが実力不足にも悩んでおり一時は「いないほうがいいんじゃ無いか」と思ったほどである。とりあえず新しい部員をスカウトするために同級生の伊達に目を付け、入部してもらう事に成功した。

だが今のように伊達とそれほど仲良くもなく、カバディの守備のチェーンと呼ばれる手を繋ぐ事も当然躊躇していた。そして試合後に連携がうまく行かなかった伊達と殴り合いになりかける。

その後は連携も取り合え宵越が入部した頃には伊達ともチェーンが抵抗なく繋げられている。

後に鼻を強打して血を流して大山律心の大和を止めた際に、王城に「君がいてくれて良かった」と言われ、努力が報われたように上を向いて目を押さえていた。


伊達真司(だて しんじ)

2年生。背番号4。身長174cm

白目と筋肉質な体型が印象的な2年生。同級生の水澄との連携の守備で活躍する持ち前の筋肉を活かしたパワープレイで活躍する。

水澄には「真」と呼ばれる。筋肉が大好きな男。水澄とはお互いの寮の部屋を行き来する仲で宿題を手伝ったりしている。部屋には数々の筋トレ道具が置いてあり、筋肉に関しては自分の認識が常識であるかのように振る舞う事があり天然である。武家っぽい喋り方をし、本当は白目でなく凄い三白眼で黒目が他の人から認識出来ないだけで本人はちゃんと見えている。

元野球部のピッチャーであったが肘を故障し退部し、グラウンドを眺めながらゴムボールを握りながらリハビリをしていたところ水澄にカバディ部に誘われ入部する。

当初は水澄と上手く行かず、試合後に何故野球部をやめたのか他のポジションでも良かったんじゃ無いかと言われて激昂し水澄に食ってかかり、殴り合いになりかけた。その後水澄の指摘を素直に受け止めている。


伴伸賢(ばん のぶたか)

1年生。背番号7。身長183cm

奏和との練習試合後に入部。リーゼントヘアと強面であるが別に不良ではなく、外見とは裏腹に気が弱くぼそぼそと小さな声でしゃべる元サッカー部。

練習試合を関、人見と一緒に見学しており、試合後、勇気を出して宵越のいるカバディ部に入部しようと決意したが上手く言えずに宵越視点だとガンを飛ばして睨みつけてるようにしか見えなかった。宵越の身代わりに畦道が連れ出されてようやく話を聞いた畦道から「話してみるといい奴」と伝えられて入部希望という事も伝えられる。

そして関と人見を連れて無事入部を果たす。

宵越との出会いは小学生の頃同級生たちに顔が怖い割に気が弱いのをいいことにいじられてリーゼントヘアにさせられていた。しかし宵越がサッカーでその同級生たちを負かし、リーゼントヘアを褒めた事から宵越に憧れてサッカー部に入部する。

宵越がサッカー部を辞めたので彼も辞めたようである。宵越と同級生であるが尊敬しているためさん付けで呼ぶ。

対人関係では気が弱いが、試合ではサッカー部の経験もあってか臆する事はない。


関隆太(せき りゅうた)

1年生。背番号8。身長167cm

奏和との練習試合後に入部。入部直後はカバディの規定体重を超えていた。普段使いの眼鏡と試合用の眼鏡を後に使い分けるようになる。伴、人見と仲が良い。当初は縁が丸くカラフルな眼鏡をかけており、眼鏡をはずすと切れ長の眼で顔立ち良い。

相撲経験者で4年前のちびっこ相撲で優勝し『首堕とし』の関として名前が知られている。そのためか太めの体型でも瞬発力に優れている。

紅葉との合同合宿に参加し交流バーベキューの際、井浦に食事制限をさせられ、持って来たおやつをこっそり食べに部屋に戻ろうとした時、偶然夏にストーブをガンガン焚いて過酷な減量をしている英峰の部長神畑を目の当たりにし、普段他人に弱みを見せない神畑の星海の不破への殺意に似た怒りの声を聞いてしまい考えを改める。

そして神畑に似た眼鏡をつけるようになり、減量にも成功して精悍な顔付きになっていった。

クラスで浮いていた伴や人見とも仲が良かったり、コミュニケーション能力に長けた一面がある。


人見裕希

1年生。こんな可愛い子が女の子のはずがない


奏和高校

六弦歩

3年生。カバディ部部長。『世界組』の一人。

高谷煉

2年生。奏和高校のエース。主人公マジ空気


英峰高校

神畑樹

3年生。カバディ部部長。でけぇ!!!!

八代一馬

3年生。カバディ部副部長。

君嶋拓

3年生。

若菜剛

2年生。小学生みたいな身長だが、れっきとしたスタメン。


紅葉高校

右藤大元

2年生。カバディ部部長。

佐倉学

2年生。


星海高校

不破仁

3年生。カバディ部部長。

冴木銀

3年生。

早乙女幹也

3年生。

志場命

1年生。


その他の人物

水堀新

新カバディ協会会長、高校大会責任者

錦野

3年生。野球部。

安堂

2年生。野球部。

サッカー部顧問

畦道の彼女

久納栄司



関連項目

裏サンデー

カバディ

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