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ギリシャ神話の編集履歴

2020-09-21 03:00:07 バージョン

ギリシャ神話

ぎりしゃしんわ

古代ギリシャの神話。特徴としては人間らしく嫉妬をし、いさかいを起こす。

概要

古代ギリシャの諸民族に伝わった神話伝説を中核とした世界の始まりや形成、々と英雄の物語。様々な伝承と神話の集成である。紀元前15世紀に遡る古代ギリシアの時代に口承で伝えられてきた数々のエピソードから成り立っている。メソポタミア神話エジプト神話の神の神話物語からも影響をかなり受けているので、同時に見るといいかもしれない。なお、上述の成立経緯から、時系列が合わないエピソードや異説も多い。(アトラスの末路など。)


他の神話と同様に土着伝承のみならず、叙事詩や文学として体系化されたものも少なくない。有名な物としてはトロイア戦争を描いたイリアス、英雄オデュッセウスの冒険を描いたオデュッセイア、神々や人間が様々な物に変身して一喜一憂する様を描いた変身物語、天地創造を描いた神統記などが代表的。


我々が神話と聞いて思い浮かべる月桂冠を被り、白いトーガを着た神様や大理石の建造物といったステレオタイプなイメージは大体ギリシャ神話からの要素である。また、本神話のキューピッドはキリスト教の天使のイメージの形成にも影響を与えたとも言われる。


世界観

北欧神話が樹木、インド神話が山を中心とした世界観ならば、地中海地域の神話であるギリシャ神話は専ら海を中心とした世界観である。


地球は平面だとされており、いわゆる欧州にあたるエウローパ、亜細亜に当たるアシアー、アフリカに相当するリュビアーの三大陸が主な陸地であり、その四方を大洋オケアノスが取り囲んでいるという世界観である。アメリカ大陸オーストラリア大陸がない事以外は我々の時代の世界観に比較的近い。しかし、海の果ては存在すると考えられ、さながら回るプールみたいに海水がグルグルと循環し、この水が地下を通して淡水になるとされていた。


地下にはハーデスの支配する冥界が広がっており、アケロン河やステュクス河、レーテ河といった幾つもの大河が流れている。さらに最下層には脱出不可能の監獄タルタロスが存在しており、神に背いた大罪人やティターンが封印されているとされる。また、西の果ての海には選ばれた者が行くことの許されるエリシオンと呼ばれる理想郷が存在しており、ハデスの冥界は地下ではなく、この西の果ての海域に存在するともされた(いわゆる極楽浄土アヴァロンを想像していただけるとわかりやすい。)エジプト神話同様に肉体は滅んでも魂は生き続けるという考え方だったようだ。


世界観は以上の通りだが、アイアイエー島のように架空の地名も登場する一方で、殆どは現実にも存在する地中海地域を舞台としている。この他、小アジアスペイン(今のジブラルタル海峡)やブリテン島(アルビオンの逸話など)、コルキスエチオピアなどのアフリカ諸国が舞台として登場する事もあり、結構ワールドワイドでリアルな世界観である。


神話世界の歴史


原初戦隊ゴシンジャー


天地創造以前は混沌としたカオスがただただ広がっており、そこから地母神ガイアや冥闇の神タルタロス、夜の神ニュクス、エーテルの語源となったアイテールなど原初の神々が次々に生まれた事で世界の礎が形成されていく。そしてガイア自らが産んだ子である天空の神ウラノスが交わる事でクロノスティターン神族を始めとする巨神族だけでなく、サイクロプスヘカトンケイルと言った醜い巨人達も誕生したが、ウラノスは後者を非常に忌み嫌ってタルタロスに封じ込めてしまった。


センシティブな作品


これには我が子を愛しく思っていたガイアはご立腹。金剛石で出来た鎌をクロノスに与え、ウラノスの男根を切り落とさせた。子を作れなくなったとあってはウラノスのメンツは丸つぶれである。ウラノスは表舞台から失脚し、ティターン神族の治世が始まった。


しかし、ウラノスが最後に放った「貴様はいずれ自分の子に滅ぼされるだろう」という予言はクロノスを恐怖に駆り立て、子供達を次々と飲み込んでしまう。彼の凶行に焦りを感じた妻レアーは残った最後の息子をクロノスに隠れて育てる。これが後のゼウスであり、彼はガイアの助言を得てタルタロスに封じられた巨人達を味方に付けてティターン神族に挑戦状を叩き付けた。これが世に言う「ティタノマキア」で大戦はゼウス軍の勝利に終わり、彼らの子孫を含めた十二の神々オリュンポス十二神が後の世を治めていく事となる。尚、一部のティターン神族を除いて、殆どのティターンはタルタロスに永久に封じ込められてしまった。


時代は下り、やがて世界には人間という生き物が誕生し始める。当初、プロメテウスに創造されたとされる人間はしかいなかった。不憫に思ったプロメテウスが火を与えた事で大きく発展を遂げるが、人類が身に余る力を持つ事を快く思わないゼウスらは、鍛冶の神へファイストスに命じて、美しい女神を元に粘土から原初の女性「パンドラ」を作り上げる。神々はパンドラに禁忌の箱を与えていたが、彼女は好奇心には叶わず、箱を開けてしまう。箱に入っていた悪だとか不幸の根源が世界に蔓延し始め、人々は苦しむ羽目となった。これからも未来永劫に。


しかし、箱には「希望」が残されており、人々は絶望を乗り越えうるが、別の側面でもある「絶望」に打ち砕かれうる諸刃の剣「希望」を手に生きていく事となった。


人間達が数を増やし、英雄達が次々に誕生して行った時代に今度はティタノマキアでオリュンポスの神々に力を貸し与えていたガイアが復権を目論み、ギガースという足が大蛇になった凶悪な巨人族を従えてオリュンポスの神々に宣戦布告をするようになった。


宇宙を焼き尽くす雷霆を持つゼウスのいるオリュンポスの神々でさえ、人間の力を借りなければ勝てないとまで言われた宇宙規模の総力戦にはかねてよりゼウスが人間の母の間に儲け、神妃ヘラの神威を与え育てたヘラクレスが参戦した事でオリュンポス側が優勢になったが、ガイアは最後の悪あがきとしてギリシャ神話屈指の最大最強の怪物(ゴッド・キラー)であるテュポーンを作り出してゼウスに嗾けた。


あまりの強さ故に神々は動物に変身して逃げ惑うしかなく、全知全能であるゼウスもエトナ山の下敷きにして封印する事でようやく勝利する事が出来た程であった。この大戦は後に「ギガントマキア」と称されるようになる。


そのような宇宙規模の大戦が起って尚、人間は星を埋めつくさん程に増え満ちた。神々の手に余る人間達を効率よく間引く方法はないものかとオリュンポスの神々が頭を抱えていた折に、ひどく不機嫌であった不和の女神であるエリスが自身の象徴たる黄金のリンゴを神々の宴に投げ入れ、三女神の中で誰が一番美しいかをトロイアの王子パリスに決めさせ、美の女神であるアフロディーテが選ばれる。彼女は報酬としてギリシャ一の美女であるヘレネを彼に攫わせた。


次にゼウスヘラクレスに続く当代最強の英雄を作り出すべくテティスを利用して英雄ペレウスと目合せてアキレウスを作り出し、最後に邪魔者となる女預言者カサンドラの開戦の予言を周囲に聞き入れなくさせた。かくしてトロイア戦争は開始され、審判で選ばれなかったヘラとアテナは腹いせにギリシャ側に付いた。


数々の強大な英雄が所属するギリシャ軍の前にさしものトロイアは陥落し、トロイア戦争はここに終結した。英雄も人間達も過半数が滅びたが、生き残った英雄とその子孫達は故郷に帰り着いたものもいれば、ブリタニアローマといった現在の欧州の礎を築いたものもいた。


その一人であるロムルスが最高神の一人であるクィリヌスに至り、彼の興したローマ帝国が隆盛を極めるようになると神々は人類に本格的な介入をする事は無くなっていき、本当の意味で人間による人間の時代がスタートしたとも言える。(そもそもローマ帝国からは史実が密接に絡んでくるせいで神話との噛み合わせが悪くなってくるせいなのだが。)


ちなみに時代区分には金属の名前が使われており、クロノスの支配する平和な金の時代、ゼウスが支配する銀の時代、戦好きの人間が跋扈する青銅時代、神話の英雄が登場する英雄時代、そして我々の時代である鉄の時代の順に進んでいく。また、英雄時代は現実世界に換算するとミケーネ文明のあった時代に相当するようだ。



ギリシャ神話から派生した宗教「オルフェウス教」の神話では原初の支配者としてオピーオンという蛇神が存在していたとも言われている。


特徴

一言で言ってしまうならば『世界一スケールのでかい昼ドラ


神々は公的にはそれぞれの職分に従って世界の秩序を司る役目を果たしているのだが、それぞれが豊かな個性をそなえていて、個としてはしばしば完全に私情で動く。人間(やニュンペー)を性的対象として欲情したり、特定の人間を露骨に依怙贔屓して肩入れしたり、美貌や技能で自身を凌ぎかねない人間に嫉妬したりするなどである。人間を巻き込むばかりか、神々の間でも諍(いさか)いを起こす。


直接・間接を含めてかなりの部分に主神ゼウスの浮気が関わっており、この浮気癖はギリシャの権力者達が自らの権力に箔を付ける為に自らをゼウスの子孫だと言いまくったせいだとも言われいるがゼウスの浮気以前から内ゲバの激しい神話体系であり、その諍いの歴史はガイアウラノスの夫婦喧嘩までに遡り、人間臭い理由で起こった諍いが大戦争に発展する事も珍しくない。


登場人物が異様なほど生々しく人間臭い為、現実世界同様に、人間関係のトラブルで破滅する話や、神々の厄介事に巻き込まれてロクな末路を辿らない話が他の神話と比べて群を抜いて多い。


例えば…

こうした神々絡みのトラブルが起こる原因としては大きく分けての二つあり一つは神々を愚弄したなどの自業自得のケース、もう一つは神々の私情による事情も聞かない一方的な制裁。これらは神々の権力で有耶無耶にされる事が多いが、しっぺ返しが来る神話も少なくない。事実、へファイストスは道具を作成する技術を活かして自分を捨てた母親や浮気性の妻に制裁を食らわせている。


この為に、ギリシャ神話にはまともな神はいないのかと総ツッコミを受ける事もしばしば。フォローしておくと冥王ハーデスや家庭の神ヘスティア、冥府の女王ペルセフォネ辺りの神様はまともな方であり、ゼウスやヘラといったトラブルの常習犯にも(一応は)慈悲深い側面もあったりする。


こうした神々の不品行については、ホメロスの叙事詩で語られているものについて、当の古代ギリシャの時代からすでに哲学者クセノパネスのように嘆き、難ずる者がいた。だが後のローマ帝国の時代に、神話をほとんど娯楽物語化したオウィディウス『変身物語』の影響が決定的である。


他の神話と比べて英雄の数が非常に多い事も大きな特徴の一つで、大体ゼウスや神々があちらこちらで子作りしまくってるのが大きな要因かと思いきや、武勇に優れた人間の英雄もかなり登場している(ピロクテテスアタランテイアソンなど)と言っても遠い祖先に神々がいる事が殆どなので完全な真人間とは言い難いが神々が人間臭い以上、こうした人間の英雄が多数登場したのは必然だったのかもしれない。


不老不死の神々が関わっていること、神々の世界では近親婚・近親姦が普通に行われてきたこと(これは「神々には許されること」として不道徳とはみなされていない)、神々が数多くの異性と交わって子供をもうけていることから、親族関係がえらいことになっている。最大の原因であるゼウスに関わるものだと、「自身の曾孫娘曾々孫娘に手を付けて子を生ませる」「曾祖父曾孫が異母兄弟にあたる」という、人間世界では絶対にあり得ないような関係が生じてしまっている。家系を重んずる古代ギリシャ人は当時から家系ごとに神話を整理することも試みてきたが、いざ系図をつくるとゼウスら神々が所々に登場してわけがわからなくなるほどである。


そして、神々は基本的に不死身であるが、不死身であるが故にを恐怖の対象として見たり、暗殺の道具として使う傾向にある。というのも、いくら強力な毒でも死んで楽になれないので永久に痛みが続くからである。そうした神々は不死である事を辞めて死ぬ事を選択するという。


さて、上記の昼ドラみたいな逸話の陰に隠れがちだが、インド神話ほどではないものの、スケールも実は馬鹿でかい。棍棒で山脈を真っ二つにしたり山をぶん投げて怪物を封印したり雷で宇宙を焼き尽くせちゃったり大地に触れている間は無敵だったり地球だとか天を支えてたり全宇宙を揺るがす戦争起こしちゃったり人口調整の為に戦争始めたりとかザラにある話である。あとネットの晒し行為の元祖みたいな事までスケールがでかい。


それだけではなく、上記の人間臭い逸話に加えて、現代の同人誌もびっくりと言わんばかりの特殊性癖の宝庫でありとにかく挙げればきりがない。


このようにぶっちゃけ子供によろしくない描写がてんこ盛りである為、他の昔話同様に、子供向けメディアではこのような描写が大幅にカットされてマイルドになっている事が多く(実際には暴力的な性関係であったものが「愛し合った」ことになっているなど)、比較的当たり障りの少ない星座関係がよく取り上げられる。理科の教科書で取り上げられる神話は概ねそちらである。


また、タロスなどのスーパーロボットの元祖(?)と呼べる物や、アルゴナウタイというヒーローチーム(今で言うジャスティスリーグアベンジャーズみたいなもの)、女神の助言・アイテム取得・数々のミッションのクリアといったRPG的要素満載のペルセウスの冒険など男子の心を掴む要素も少なくない。今以上に娯楽の限られていた時代にこれだけの娯楽の基礎を抑えていた辺り(古代ギリシャ人の思惑はともかく)、正しく色んな意味で未来に生きていた神話だと言える。しかもこの神話、日本のサブカルの萌芽とも言うべき日本神話紫式部が登場する遥か昔に作られたものなのだ…。


やっぱり世界って広いわ…。


それとギリシャ神話はどういうわけか動植物が登場する神話が多く、神々や英雄が動植物に変身したり、罰を与えられた対象が動物に変えられるといったエピソードがちらほら見られる。これは神々の趣味だとでもいうのだろうか…。


信仰

現在も生き残っている多神教神話であるインド神話のように確固たる教典は存在せず、基本的に神殿を建造したり、供物を供えたり、祭り事を行うなどの直接的な行為で信仰を図っていた。


インドでいうシヴァ=マハーカーラと同様にゼウスには『イクマイオス・ゼウス』(雨を呼ぶ主神)、アポロンには『フォイボス・アポロン』(輝ける神という意味らしい)など神々には側面に応じた異名が存在し、それぞれの都市が求める側面が信仰された。例えば水に飢えている地方であれば先述の雨の神としてのゼウスの側面が、信託の聖地であるデルフォイであればアポロンの予言の神としての側面が信仰されるといった感じである。

地方が異なれば、広く知られている権能以外の権能を持っている神もおり、一般に処女神とされるアルテミスは現在のトルコにおいては乳房大量に生えた多産の神として信仰されていた。


地中海地方の国々には神殿跡が確認出来ることからもわかるように、今現在でも信仰の痕跡は残っており、ギリシャの首都アテネもこの土地の守護神アテナに由来している他、世界的なスポーツイベントであるオリンピックもオリンピアで行われた古代の競技会に、WHOのシンボルはアスクレピオスの杖に由来するもので神話上ではアキレウスがオリンピックの開催に関わったという説もある。


ローマ神話への影響

近隣イタリアのローマ神話は先行するギリシャ神話に非常に大きく影響を受け、類似する神々を対応させ同一の神格とみなし、ついには独自の神話をほとんど失うまでになった。

時代が進んでいくと惑星の英名の由来となり、曜日にはそれぞれのローマ(ギリシャ神話)の神格に相当する北欧神話の神々が割り当てられるようになったが土曜日はそのままサトゥルヌスが割り当てられた。


ただし、ヤヌスなどのギリシャ神話には全く存在しないローマ人固有の神格はその後も生き残った。


現在

地中海世界においてはキリスト教にとって代わられ、現在信仰としては残っていない。


ローマ帝国時代に排斥されていた側が排斥した側の神話に取って代わるという皮肉な末路を一旦迎えはしたが、14世紀にルネサンスが興ると、排斥されたはずのギリシャ神話が芸術のモチーフとして再評価され始め、やがては「神曲」といったキリスト教を題材にした作品にギリシャ神話の要素が入り込み始めるなど人々に身近なものとして再定着し始める。


今では北欧神話と共に欧州の神話を代表する題材として、そして世界の人々の心を捕え続けてきた。


他文化への影響

  • ヨーロッパ世界への影響が大きく、自らをギリシャ神話の英雄の化身や生まれ変わりと信じて疑わない人物も大勢いた。(アレクサンドロス大王コンモドゥスなど)
  • くじら座にもなった怪物ケートスはその造形から、東洋のマカラに影響を与えたという説もある。
  • テュポーンは中国神話の大風と似ており、テュポーンがタイフーン、つまり日本語でも台風の語源となった。
  • カブトムシクワガタムシは神話では全く出番がないのにも関わらず、どういうわけかギリシャ神話(またはローマ神話)の神々や英雄の名前が付けられる傾向にある。


登場する神・人物・怪物など

日本におけるギリシャ神話関連の語彙は、ギリシャ語読み・ラテン語読み・英語読みが混在している上に、それらから派生した慣用読み(誤読を含む)もあり、さらにカタカナでの表記揺れが加わっている。


ここでは一般的な表記を挙げ、( )内に異表記・表記揺れを記す。なお、ここでいう「一般的」は、日本語としての一般性やpixivにおけるタグの普及度によるものであり、ギリシャ語の発音やギリシャ神話学における一般とは限らない。


従って、異表記・表記揺れとした表記の方が古典ギリシャ語として正しい場合もある。また、ギリシャ神話の登場人物に由来するキャラクター名や天体名は非常に多く、以下のタグで検索しても神話関連のイラストが表示されるとは限らない。


ギリシャ神話の神々

オリュンポス十二神

※ハデスは基本的に十二神に含めない事が多いが、同格の神として扱われる。


ティターン神族


ティーターン


他神々


※1:エジプト神話ホルスのギリシャ版。

※2:英雄ネーレウスとは別。

※3:元はシリアの女神。


冥界の三審官


ニュンペー


ギリシャ神話の人物

神格

※神ネーレウスとは別。


人間



ギリシャ神話の幻獣・怪物


ギリシャ神話の武器・道具


関連タグ

ギリシア神話


ギリシャ神話関連

神話

  • インド神話
    • 同じくインド・ヨーロッパ語族の信仰していた神話で、原点を同じくする神も多く存在している。
  • 日本神話
    • 共通点が非常に多い。
  • エジプト神話
    • ギリシア文明の4000年前に生まれた神話。ギリシアの神の性格設定の下敷きになっていることが多い。
  • 北欧神話
    • 一部の神の性質がギリシャ/ローマの神々と共通しており、これが曜日の英語名の語源となった。

物語

  • イソップ童話
    • ヘラクレスなどギリシャ神話の神々が登場する事も。
  • シャルルマーニュ伝説
    • キリスト教が普及した中世フランスの伝承だが、ギリシャ神話と世界観が繋がっているという設定である。

他関連


ギリシャ神話をモチーフにした作品

神話の中でもかなりメジャーである為、モチーフとした作品は正に星の数ぐらいある。また、原典の神話がネタの宝庫という事もあり、ギャグからシリアスまでジャンルは幅広く、SF的な要素が絡む作品では度肝を抜かれる味付けをされる事も多々ある。


漫画・小説


アニメ


ゲーム


特撮・映画


音楽

  • MoiraSoundHorizon
    • 収録楽曲がギリシャ神話をモチーフとしており、楽曲名もギリシャ語で表記されており、アルバム名は運命の女神モイライに由来。
  • 勇気一つを友にして
    • イカロスの神話に題を取った歌唱曲。作中のイカロスは神話とは異なり、偉大な先人として解釈されている。

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