「こんな野蛮な星の人間たちと共存しようだなんて…もっと大事なことが私たちにはあるというのに」
演/CV:林知花
データ
身長:195cm
体重:65kg
出身地:リドミハ星
罪状:数々の星の侵略及び、殺人罪
ジャッジメント:デリート許可
概要
ベジタリアンが多いとされているリドミハ星人のアリエナイザー。
表向きは善良な宇宙人を装っているが、リドミハ星人は母星が原因不明の砂漠化によって住めなくなった為に星を捨て、それ以来は水資源が豊かな他の星を密かに侵略しているという厄介者で、カーサスもその侵略部隊の一人である。
空気中の水分を集める能力があり、手のひらからマッハ3の勢いで放射し、鉄をも切断するウォーターカッターが武器。
スペシャルポリスの情報によると、リドミハ星人は見た目に似合わず好戦的な性格であるため、あまり怒らせないほうがいいらしい。そのためリドミハ星人に「水に流す」という言葉は使われない。そんなリドミハ星人たちがウォーターカッターを駆使するというから皮肉である。
劇中での活躍
妹のカーミアと共に地球に潜伏しリサーチしていたが、その最中で地球に愛着を持ち反発するようになったカーミアの殺害を決行。たまたま目撃したジューザ星人ブライディの犯行に見せかけてカーミアを自動車諸共ウォーターカッターで切断、殺害して彼に罪を被せた後、エージェント・アブレラに頼んでブライディを狂暴化させた。
しかし、その時に持っていた冷凍野菜ピラフが凍っていない事とブライディと比べて斬撃の切り口が鋭い事に気付いたセンの推理で犯行を暴かれてしまう。
本性を出したカーサスは「私にはやるべきことがある」と利己的な動機で実の妹を殺害した上に他人に罪を擦り付けたことを棚に上げたような発言をしたことでセンの逆鱗に触れ、ウォーターカッターで応戦するもセンの怒りの猛攻に叩きのめされた挙句、最期は「数々の星の侵略及び、殺人罪」でデリート判決を受けディーバズーカでデリートされた。
その後宇宙各地にいるとされている他のリドミハ星人についての情報が惑星間通信でデカレンジャー本部に送られ、大規模捜査が行われるという。
余談
モチーフは植物。大半のリドミハ星人の食嗜好を考えると、共食いのようにも思える。カーサスも地球では立派な家に住んでいたものの、怪しまれないようにする為か安物のイメージがある冷凍野菜ピラフを食べていた。もっとも、それが犯行を暴かれる原因にして最後の晩餐となってしまったが…。
出身星の由来は「緑」+「葉」、名前の由来は火曜サスペンス劇場の略称火サスから。
関連タグ
ベーダー一族…滅亡した故郷を離れ、地球を含めた各惑星の侵略に動いたスーパー戦隊シリーズの敵組織。
クライシス帝国…故郷が滅亡寸前になったことで地球を侵略しようとした東映特撮の敵組織。こちらも侵略行為に反対する者たちが存在。
バルタン星人、ザム星人、三面異次元人ギギ…出身地が滅亡or滅亡寸前に陥ったことで地球侵略に動いた特撮悪役繋がり。こちらも侵略行為に反対し、地球側に付いた者たちがいる。