概要
呪術界でも特に力を持つ三つの家であり禪院家・五条家・加茂家が該当する。
代々伝わる相伝の術式を受け継いでおり、術式を受け継げなかった者や才能が無い者、呪術が使用できない者については例え正室の子であっても冷遇され、逆に術式さえ受け継いでいれば側室や家から距離を置いている術師の子であっても厚遇される傾向にある。
慶長年間には当主同士の御前試合が行われており、当時の五条家当主と禪院家当主は御前試合でともに命を落とした。
一覧
禪院家
相伝の術式は、自身の影を媒介とした十種の式神術「十種影法術」。
「禪院家に非ずんば呪術師に非ず 呪術師に非ずんば人に非ず」と呼ばれるほど封建的な家で、相伝の術式を引き継いでいない者は落伍者として人生をスタートさせる。その中でも女性はスタートラインにすら立たせてもらえないこともある。
五条家
相伝の術式は、「無限」を現実に作り出す「無下限呪術」。
先祖は日本三大怨霊の一人、菅原道真。
現在は五条悟のワンマンチーム。
乙骨憂太は超遠縁にあたる。
加茂家
相伝の術式は、自身の血液とそれが付着したものを操る「赤血操術」。
加茂憲紀は表向きは宗家の嫡男で次代当主。
明治時代には、「史上最悪の術師」「御三家の汚点」として名を残した加茂憲倫を輩出。