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戦翼のシグルドリーヴァの編集履歴

2020-10-11 16:58:26 バージョン

戦翼のシグルドリーヴァ

せんよくのしぐるどりーゔぁ

長月達平(シリーズ構成・脚本)×藤真拓哉(キャラクター原案)×鈴木貴昭(世界観設定・設定考証) アニプレックス製作のオリジナルアニメーション

概要

アニプレックス製作のオリジナルアニメーション

シリーズ構成・脚本に『Re:ゼロから始める異世界生活』の長月達平

キャラクター原案に『魔法少女リリカルなのはViVid』の藤真拓哉

世界観設定・設定考証に『ガールズ&パンツァー』の鈴木貴昭を、それぞれ起用している。

2020年7月から放送開始予定だったが、COVID-19の影響で2020年10月からの放送に延期された。

TOKYOMXとちぎテレビ群馬テレビAT-Xおよび千葉テレビBS11などにて放送される。初回は放送時間を1時間に拡大して放送された。


突如として人類を襲った敵「ピラー」と、英霊機と呼ばれる戦闘機を神から授かった少女「戦乙女」との戦いを描く空戦ファンタジーアニメ。

この手のアニメとしては珍しく、脇役ながら独特の存在感を放つ男性キャラが多い事も話題になった。というか男性キャラしか登場しないスピンオフ作品も存在する。


タイトルとなっているシグルドリーヴァとは北欧神話に登場するワルキューレの1人、ブリュンヒルデの別名であり、作中でも頻繁に使用されている。また、公式略称は「シグルド」ではなく「シグルリ」。


世界観・特徴

先述のように、作品全体のモチーフとして北欧神話が使用されている。また、本作の舞台は「だいたい今」「ほぼ現代」の日本となっており、特に主人公らが所属する基地のモチーフとなっているのは海上自衛隊館山航空基地である。


ストーリー

――突如、地球上に現れ、あらゆる生命の脅威となった『ピラー』。

打つ手もなく追い込まれていく人類に手を差し伸べたのは、

自らを『オーディン』と名乗る神の存在だった。

オーディンはピラーに対抗する術として、戦乙女『ワルキューレ』と、

彼女たちの翼となる英霊機を人類に授け、反撃を宣言した。


それから数年――人類とピラーとの戦いが続く空、

戦翼を纏った戦乙女たちが、

そんな戦乙女たちを支える男たちが、

世界を救うために命懸けの空を翔けている。


ここ日本も例外ではない。

霊峰富士にそびえし巨大なピラーと対峙する、3人の戦乙女。

いずれも腕は確かだが、揃いも揃って問題児ばかり。

そこに、欧州から訳アリのエースパイロットがやって来ることになり……。


「さあ、反撃の時だ、人類。

 来るべき決戦の日――ラグナロクの時は近い」

(公式サイトより引用)


スタッフ

原作戦翼倶楽部
シリーズ構成・脚本長月達平
キャラクター原案藤真拓哉
世界観設定・設定考証鈴木貴昭
監督徳田大貴
キャラクターデザイン横田拓己
3DCGグラフィニカ
音楽小森茂生、百石元
音響監督岩浪美和
制作A-1Pictures

主題歌

オープニングテーマ…「Higher's High」/ 作詞・作曲・編曲 - ナユタセイジ / 歌 - ナナヲアカリ

エンディングテーマ…「サヨナラナミダ」/ 歌-スピラ・スピカ


メディアミックス

TVアニメの放送に先駆けて「戦翼のシグルドリーヴァ Rusalka」(上下巻)が角川スニーカー文庫から発売された。著者は長月、イラストは藤真が担当している。

日本の戦乙女「沖田・桜」を主人公とした前日譚第二弾「戦翼のシグルドリーヴァ Sakura(上)」も10月1日に刊行された。


また、月刊コミックアライブにて阿部かなりの描くコミカライズの連載も決定。7月27日発売のアライブ9月号より連載開始。

web漫画サイト「COMIC Hu」で、野上武志×鈴木貴昭による外伝コミカライズも10月4日より連載開始。


また、ニコニコ生放送・Youtube・ペリスコープにて特番「ワルキューレ情報局」が毎月レギュラー放送中。

回数放送日MC出演者
第一回6月24日マフィア梶田山村響稗田寧々M・A・O菊池紗矢香
第二回7月22日マフィア梶田山村響、稗田寧々、M・A・O、菊池紗矢香
第三回8月26日マフィア梶田山村響、稗田寧々、M・A・O、菊池紗矢香、中村悠一杉田智和
第四回9月30日マフィア梶田山村響、稗田寧々、M・A・O、菊池紗矢香

キャラクター

メインキャラクター

クラウディア・ブラフォード (Claudia Bruford) (CV:山村響)

英霊機はグラディエーターMk.Ⅱ

18歳。欧州から日本にやってきたパイロットで、髪型はストレート金髪。愛称は「クラウ」。


六車・宮古 (Muguruma Miyako) (CV:稗田寧々)

英霊機はキ44-Ⅱ乙

17歳。和の雰囲気のキャラクターで、大きな赤いリボン黒髪をポニーテールにしている元気っ娘。愛称は「ミコ」。


駒込・アズズ (Komagome Azuzu) (CV:M・A・O)

英霊機はHe100D-1

17歳。ウェーブがかったセミロング白髪サイドテールにしている。愛称は「アズ」。


渡来・園香 (Watarai Sonoka) (CV:菊池紗矢香)

英霊機はM.C.72R

14歳。花を愛するピンク髪の少女で、ロリ巨乳。愛称は「ソノ」。


サブキャラクター

欧州基地

ルサルカ・エヴァレスカ (Rusalka Evereska) (CV:茅野愛衣)

英霊機はスピットファイア Mk.IX

24歳の若さで欧州基地の司令官を務めている。銀髪碧眼が印象的で、現存するワルキューレの中で最長の戦歴を誇る。

前日譚の小説「Rusalka」の主人公。


リズベット・クラウン (Lizbet Crown) (CV:小松未可子)

英霊機はBf109G-6

20歳。「ロスヴァイセ」の名を冠するネームドワルキューレ。愛称は「リズ」。


レイリー・ハルティア (Leyli Haltija) (CV:上田瞳)

英霊機はスピットファイアMk. IX。

21歳。「ジークルーネ」の名を冠するネームドワルキューレ。愛称は「リリー」。


アルマ・コントーロ

英霊機はランカスター Mk.IS

「スヴェイズ」の名を冠するネームドワルキューレ。

前日譚「Rusalka」に登場。「Rusalka」では欧州基地に属していたが、アニメで欧州基地にいる様子は見受けられない。


館山基地

里見・一郎 (Satomi Ichirou) (CV:平田広明)

36歳。館山基地の司令官。

司令としては優秀で、部下達からの信頼は厚いものの、風采の上がらない見てくれのオッサン。


整備斑長 (Maintenance team leader) (CV:千葉繁)

55歳。館山基地の整備斑の班長。

ワルキューレの乗る英霊機や、一般のパイロットの乗る最新鋭の戦闘機のメンテナンスを日々行っている。


本庄・美智 (Honjo Misato) (CV:堀江由衣)

館山基地の後方支援トリオの一人で最年長かつ長身。

25歳。呑気そうな面構えだが性格はそれとは逆にしっかり者。

和浦・野乃 (Kazuura Nono) (CV:日高里菜)

館山基地の後方支援担当の一員。

22歳。ジト目の低身長だが、真面目で仕事熱心。

御厨・小町 (Mikuri Komachi) (CV:上坂すみれ)

館山基地のオペレーター3人組の一人。

20歳。3人の中では最年少で、やや子供っぽいところがあるが、持っている物はとてもご立派


ロン毛 (Ronge) (CV:中村悠一)

金髪 (Kinpatsu) (CV:杉田智和)

グラサン (Gurasan) (CV:マフィア梶田)

空や陸においてワルキューレたちを護衛する『シールド隊』の男たち。

オーディンの加護は受けておらず、空ではF-15J イーグルを操りワルキューレを守る。

どこかで聞いたことのある3人組がキャストを務める。


その他

オーディン (Odin) (CV:花守ゆみり〈少年の姿〉 / 神谷明〈老人の姿〉)

ピラーの恐怖に打ちひしがれていた人類の前に突如として現れ、手を差し伸べた隻眼の神。

少女たちに加護を与えて「ワルキューレ」とし、彼女たちの翼となる「英霊機」を授ける、全てのワルキューレの父と呼べる存在。「フリズスキャルヴ」と呼ばれる映画館に似た部屋から娘たちを見守っている。

本来は老人の姿だが、普段は少年の姿で現れ、現代風のカジュアルな恰好をしている。一人称が一定ではなく、幼さと威圧感を併せ持った声で話す。


沖田・桜 (Okita Sakura)

英霊機はP-51。「オルトリンデ」の名を冠する日本のネームドワルキューレ。

アニメ第1話の時点では戦死しており、その補充要員として欧州から派遣されたのがクラウディアである。

園花の同期で、前日譚の小説「Sakura」では主人公を務める。


用語

戦乙女(ワルキューレ)英霊機

戦乙女(シグルリ)の項目を参照


ピラー

西暦2019年、突如現れた敵性存在。核攻撃を含むあらゆる通常攻撃を通さない未知の力を纏っており、直接的に攻撃を通せるのはワルキューレの操る英霊機のみ。

地脈を通じてエネルギーを供給されているため、地脈から切り離して枯渇するのを待たなければいけない。一定以上の規模のピラーには「ヴァンドランデ」と呼ばれるコアのようなものが存在し、それを破壊すると若木となって消滅する。ヴァンドランデは通常兵器でも破壊可能。

「プライマリー」、「セカンダリ」、「ターシャリ」の三種に分類される。

  • プライマリーピラー

世界各地の霊峰の頂上から生えた光の柱で、その周囲の生態系を荒廃させている。日本では富士山に発生。

  • セカンダリーピラー

一定以上のエネルギー量を持つピラーの総称。ヴァンドランデを持つことも多い。

  • ターシャリピラー

プライマリーやセカンダリーから出現する攻勢存在で、ヴァンドランデを持たないものが多い。内包するエネルギーを使い果たすと消滅する。

1~10にクラス分けされ、数字が低いほど脅威度が低い。脅威度が低いものなら通常兵器でもがんばれば撃破できる模様。


ギャラルホルン

ピラーの出現を知らせる角笛。

オーディンのつくった神器で、前日譚「Rusalka」では、ギャラルホルンの完成を阻もうとするピラーとの戦い、「ヴァイナハテン決戦」の模様が描かれている。複製可能で、世界各地の基地に配備されている。


関連動画

ティザーCM

キャラクターPV

第1弾PV

第2弾PV


関連タグ

  • ガーリー・エアフォース - 設定に類似する点が見られるライトノベル。ただしこちらは現代戦闘機を題材とし、SF要素が強い。
  • ストライクウィッチーズ - 設定に類似する点が見られる。ただしこちらは戦闘機ではなくストライカーユニットと呼ばれる兵器を使用し、第二次世界大戦期(をモチーフにした世界)の物語を描いている。なお、テレビアニメ新作と放送時期が重なる。
  • ハイスクール・フリート - 鈴木貴昭が原案を務めるオリジナルアニメーション。こちらの制作を終えた鈴木とプロデューサー陣との間で「次は空ものやりましょう」という形で本作の企画が行われた。
  • 神様になった日 - BS11にて本作の次に放送されるアニメ。オーディンを名乗るヒロインが登場するため、続けて観る視聴者の一部から「スーパーオーディンタイム」と呼ばれている。

関連リンク

戦翼のシグルドリーヴァ公式サイト

戦翼のシグルドリーヴァノベル版公式サイト

公式twitter

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