概要
Mk12 SPRとは通常の狙撃銃よりコンパクトでM4A1より射程距離の長い選抜射手用のライフルとして2000年に開発された。
「Mk」と付いていることで勘違いされやすいが陸軍も使用する。
SPRは「SpecialPurposeRifle」の略であり、日本語訳すると「特殊目的ライフル」となる。
不明瞭な部分も多く、Mk18Mod0のようなM16A1ロアのモデルや
M4A1ロアのモデルなど、様々なモデルが存在する。
Mod1はM4マッチフリーフローティングレールアダプターシステムを使用し、
Mod0はPRIGenIIIフリーフロートチューブを使用している。
海軍からの評価はあまり高くなく、射程距離の割に殺傷力が低いことが
問題視され、現在ではほとんどがSCAR-HつまりMk17に置き換えられている。
レッド・ウィング作戦をモデルにした映画「ローンサバイバー」で使用されたことで有名で
マーカス・ラトレルは固定ストックのモデルを、マシュー・アクセルソンは
クレーンストックのモデルを使用していた。
(ちなみにプロップはM16A2のロアを使用している。)
DDMK12
ダニエルディフェンス社が民間用に開発した18インチのAR-15。
軍採用のものとは違い「Mk」ではなく「MK」である。
12インチのフリーフローティングハンドガードが装着されている。
名称こそ「MK12」でホームページでもSPRを意識したような
発言がなされているが外見はどちらかというとレシーライフルに近い。
映画においては「イコライザー2」に登場するペドロ・パスカルデイブが
演じるデイブ・ニューヨークが終盤の銃撃戦で狙撃銃として使用した。