概要
日本で活躍する動画制作者。
主にマンガ・ライトノベルのレビュー動画を投稿している。
動画内では下ネタ系の用語を要所要所で差し挟む癖があり、動画内のテロップでは『テンポ』と書かれているのに、音声では『チ○ポ』と言う様なネタを多用する。
また、エロ漫画やエロ同人系の造詣に深く、そのネタを動画内で差し挟むことも多い。
来歴
かつては変態糞コモンを名乗ってニコニコ動画でMTGのゆっくり解説を投稿していたが、シャドウバースを叩くためだけに別のDTCGをageるといった問題行動を起こし、後にageたゲームのエアプが発覚し炎上して引退。
シャドバの批判は納得がいくものではあったが、木村唯人を始めとした製作スタッフに対する罵倒は熾烈。
その後、一般サイコパスを名乗って『異世界はスマートフォンとともに。』のレビューを投稿、その主人公である望月冬夜の画像をアバターとして使用し続けていた。
サイコパスを自称しているのは、スマホ太郎の蔑称で知られる彼を始めとした「なろう系」主人公の精神性がサイコパスのそれに近いと評されたことに由来する。
変態糞コモン=一般サイコパスは視聴者の憶測であったが、後に本人も認めている。
なろう系およびエロマンガレビュアーとして人気を博すが、動画が削除理由を提示されずに管理者権限で削除されたことをきっかけに、運営や出版社へのヘイトを撒き散らして問題視され始める。
複数回の動画削除により投稿不能になったアカウントを捨てて、新規アカウントによる動画投稿を繰り返していたが、後に活動の主軸をYouTubeに変更。
その際、Vtuberとしてのデビューを目論んで試行錯誤の末に「サイコパス子ちゃん」というアバターを作成するが使用頻度は少ない。
同じくなろう系レビューを主軸にしていたVtuber「N.e.M.o.42」のライブ配信に招かれ、初の生声トークを披露した。
一度は収益化が認められるが、相次ぐ動画削除によりチャンネル閉鎖に追い込まれ、懲りずに新規アカウントを作成して動画投稿を繰り返している。
動画内容の傾向
非常に毒舌。あまりに毒舌すぎて、もはや非情というよりマウント取り。これは変態糞コモン時代からの芸風である。
基本的に面白い作品はしっかり褒めるが、駄作・面白くない。と思った作品に対しては、こき下ろせるだけこき下ろし、半端ではないほどの罵倒や煽りを入れる。説明や根拠は分かりやすくしっかり入れてはくれるものの、罵倒や煽りがメインで良いレビュワーとは言い難い。
特になろう系の駄作と判定した作品に対しては、クソだのゴミだのゲロだの、これ以上なく口汚く罵る傾向にある。
「表現者は作品で語るべき」「表現者は自身に対する評価を受け入れるべき」という建前を掲げて読者(自分)が作者を批判するのは正しいが、作者が読者を批判するのは間違いと主張しており、自身に対してわずかでも反論してきた作家を作家失格と断じている。
特に『回復術士のやり直し』の作者である月夜涙と『物理さんで無双してたらモテモテになりました』の作者kt60への罵倒は常軌を逸しており、作品どころか作家自身の人格すら否定する始末。
kt60とはtwitter上での口論にまで発展していた。これはkt60の創作者に対して覚えてほしいことを語った際、一般サイコパスの呟きをアイコンやIDを隠していないスクショを載せてツイートしたため、一般サイコパスが噛み付いたのがきっかけである(一般サイコパスはこれを名指しされたと発言)。
kt60はやがて彼をブロックしたが、間接的にレスバトルを続けてしまっている。この対応についてはkt60もヒートアップしすぎた(ブロックしてるのにわざわざ反論を見ているため)面は否めないが、安全圏から不誠実かつ相手への敬意もなく、実績を省みず批判ではない煽りを続けた一般サイコパスの絡み方にまず大きな問題がある。
この一件は、一般サイコパスが当人の言うところの批判ではなくただの誹謗中傷を行っているだけと見ざるを得ない例の一つと言える。
評価をする際には小説家になろうに掲載された作品や、書籍化された小説、更には漫画版の出版物なども購入していると明言しているが、クソ作品は1巻だけ読んでレビューをしていると発言している。『転生したらスライムだった件』のレビューでは投稿した後に一応訂正はしているが主人公はトラックに轢かれて転生したと語り、本当に読んでいるのか疑わしい。
基本的にはつまらない作品を評価の対象として取り上げることが多いが、面白い作品のレビュー動画を上げることもある。
初期の頃は有識者の友人(いない)と称して客観的な視点も取り入れていたが、後の方になると友人の存在は示唆されなくなり、個人の主観のみの評価に留まっている。
なろう系、もっと言えば原則ラノベアンチの傾向が強い。その中でもなろう系は憎悪の域に達している。この芸風には同調者も多く、特に同じなろう系アンチには強く支持され、コメント欄が擁護で溢れかえる始末である。そのことが投稿者を増長させている、と言われても仕方ない状況なのだが。
動画削除
好評価の内容の動画であっても削除されることが多々あり、彼自身は企業側がYouTube運営に申告して動画を削除したことを訴えている。
当初は漫画の画像を直接引用する形で制作していたが、権利者から権利侵害の訴えが相次いだことで『いらすとや』の素材を使用する方針に変更した。
しかし、その『いらすとや』からも著作権侵害の疑いで削除されてしまっており、利用規約を守っている動画を削除されたとして抗議している。
本人は自身の動画を収益化の対象としているため、他者の著作物・出版物を利用した無許可の営利活動として削除申請されるのに十分な理由は存在している。
また、いらすとやの利用規定に「素材のイメージを損なうような攻撃的・差別的・性的・過激な利用」は禁止されていることが明記されており、恐らく「作者や作品、出版社をこれでもかと酷評する動画内容」が規定に抵触していたと思われる。
本人の主張を要約するなら「フリーなんだからどう使おうが文句を言うな」とのことだが、決していらすとやは著作権を放置していない。ルールの中でなら自由にやってくれということは規約内でも主張されており、これは一般サイコパスが「規約を明らかに読んでおらず、かつ常識に欠けているのが悪い」としか言いようがない。
その事もあってか、YouTubeで投稿された動画「いらすとや、著作権侵害の申告を行う!」の感想欄では作者を問題視するコメントが続出している(その中には作者のラノベレビュー動画に好意的な者も含まれている)。
しまいには「作者がなろう系(主人公)を嫌う余り、そのなろう系(主人公)と同じになった」と評されてしまう。
なお、点数を守っていると主張しているが、中にはどう見ても使用可能点数をオーバーしている動画も存在する。
もっと言えば本動画はゆっくり霊夢、つまり東方のキャラクターを活用しているが、そのイメージをも度を越して破壊しているため、この点も問題であるといえる。
また、YouTubeでの動画が10本削除された数日後に当人のtwitterアカウントがロックされたことに対して、自らを陥れるための陰謀であると仄めかしているが、これはツイッター社による調査によりルール違反による迷惑行為を行うアカウントと判断されたためである。
総評
現状は残念ながら、批判という言葉の意味を都合よく解釈し、相手を罵って優越感に浸ることに快感を覚えてしまった投稿者となってしまっている。
良作判定したレビューが好きという視聴者も居るが、レビュー・解説よりも罵倒・煽りがメインになってきているため、そのファンすらも裏切ってしまっている。
一般サイコパスのスタイルは、所謂KOTYなどとは質の違う論法である。言葉選びも皮肉やジョークを交えたものではなく、単に口汚く罵るだけなので、様々な方面から反感を買っているということである。
KOTYの名誉のために付け加えるが、件の集まりはゲームに対する最低限の敬意は忘れておらず、この点で一般サイコパスのそれとは大きく異なる。先述の「表現者は作品で語るべき」「表現者は自身に対する評価を受け入れるべき」の建前もこれが欠けているため説得力が無い。
チャンネル・動画削除について、「対応を求めた側に問題がある」という一般サイコパスの主張に同意する者も多い。が、先の通り実績を省みない批判に加えて、時に触れもせずに語る姿勢は決して褒められたものとは言えないだろう。
先のKOTYの面々は各々心情の違いはあれ、まずゲームを楽しむ心を持ったプレイヤーとなっている。そうでなくてはまず選評まで辿り着かないし、最初から叩くつもりでプレイに望んだ人間は大概自然と消えていくし、仮に選評を書いても同意を得られないのがほとんどである。
加えてどんなクソゲーであっても、評価点や惜しい点などの分析も含めて、しっかりとした考察に基づいて「最大のクソゲー」を紹介するのがKOTYである。一般サイコパスの姿勢がただの誹謗中傷やマウント取りとされる最大の違いは、対象とする作品への向き合い方の差にあるとも言える。
他の投稿者の例
ラノベレビューを主軸とするVtuber「幽焼け」が投稿したクソラノベレビュー動画の一つが権利者からの申し立てで削除されたが、幽焼けはこれを権利者からの温情、警告と受け止めて他のクソラノベレビューを自主的に削除した。
アニメレビューを主軸とするYouTuberで個人ブログ「アニるっ」を運営する「笠希々」は引用の範囲内という名目で大量のキャプチャー画像を用いてレビュー動画とブログ記事を投稿していたが、2020年8月末にKADOKAWAのアニメレビュー動画25件について画像の引用が認められなかったと素直に受け止め削除した。