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竜宮レナの編集履歴

2020-10-30 07:58:12 バージョン

竜宮レナ

りゅうぐうれな

竜宮レナとは、「07th Expansion」製作の同人ゲーム「ひぐらしのなく頃に」およびその関連作品、メディアミックス作品に登場するキャラクター。

以下には、「ひぐらしのなく頃に」のネタばれを含みます。閲覧には十分ご注意ください。

cv:中原麻衣


概要

前原圭一と同い年の7月生まれで、同級生の少女。(原作鬼隠し編TIPSより)


容姿

 橙色に近い茶髪と青色の瞳を持つ。

 髪型は前下がりボブのような髪型。

(ただし、原作者によればこの髪色は、生まれつき茶髪や金髪・染めているわけではなく、キャラクターを区別するための配色であり、キャラクター本人が金髪や茶髪ではないとのこと。)

 魅音や詩音ほどではないが、胸も大きい部類。


 原作で見られる服装は私服・制服・体操服の三種類。罰ゲーム専用の服は存在しない。

 制服は青色のセーラー服。原作のスカート丈は膝ぐらいだが、アニメ版等では短い。

 私服は紫色のリボンと前スリットが特徴的な白いワンピースに、黒いラインの入った白い帽子、黒色のニーソックスと茶色のロングブーツを着用する。

 原作では前スリットがギリギリのライン通り越してアウトな所まで開いてしまっている。ちなみに角度の関係からか下着は見えない。

身長は魅音より少し小さめ。推定身長161cm(14歳当時)→165cm(成人時)。


(某驚異的再現度を誇るフィギュアメーカーのトレーディングフィギュアのレナ私服Ver.においては、正面から見ると完全にアウトである。)

白魔道士レナ

ファイナルファンタジーVの登場人物『レナ』がこのレナの元ネタである。


人物・性格

一人称は「レナ」、「私」。

口癖が非常に特徴的で「はぅー」「かぁいいよー」「お持ち帰りー」等多数。

「〜かな? かな?」「〜だよ? だよ?」などと、語尾を繰り返す特徴的な話し方をする。

基本的には年頃の女の子らしく恥じらったり、適度に可愛らしく温和で大人しい性格。

転校してきたばかりの圭一の面倒を見たりと、心優しく献身的な性格で、無自覚な善意の塊。奥手な面もあり、圭一と園崎魅音には格好のからかいの対象にされている。性格的に圭一とはいい意味で対照的。普段はぽけ〜っとしているが、時に並々ならぬ実力や強さを見せる。



料理もかなりのもので、その腕前は一級品。

圭一の家族に料理のお裾分けをしたり、毎朝学校へ行く時に圭一の家に迎えに来たりと女の子らしい面を見せる。圭一の母からも一目置かれている。

おあずけ

普段のほわーっとした少女としての部分と、冷静沈着でリアリストな大人の女性としての部分もあわせ持つ。普段表に見せる事のない知性は、部活メンバーの中でも頭一つ抜けており、時に詩音や魅音も驚かせる。曰く「名探偵」。感情的になりやすい圭一や詩音を厳しい言葉で諭すこともあり、部活メンバーの中では、精神的に最も大人。


また、普段は優しくて大人しいだけに、怒ると別人のように凄まじく怖い(崇殺し編魅音の評価)。


原作では同祟殺し編での魅音や沙都子に圭一が詰め寄ったシーン、綿流し編で大石が自分たちを利用していることを認めたシーン等で、レナの義憤が描写されている。


皆殺し編以降は、仲間の世話や揉め事の仲裁、困難な状況を冷静に分析して、圭一たちに穏便な善処策を提案する「青い炎」と呼ばれる役目を担う(時にはその冷静さ、高い状況分析能力ゆえに、感情的になった仲間と衝突することもある)。

ひぐらしのなく頃に

その立場から皆殺し編ラストでは、「敗北に悔いはない」と健闘を称え合う仲間達の中で、一人冷静に「勝利のための最後の条件」を仲間達へ述べる。


それは傍観に徹してきたある人物が、苦しみと孤独を一人で背負わずに、自分たちの仲間となるというものであり、後に祭囃し編でその人物の活躍へとつながっていく。


圭一・魅音との関係

圭一とは一番仲がよく異性としても好意を寄せており、親身に接している。魅音が圭一に好意を寄せていることにも気づいてはいるが、接し方は変えていない。魅音は自他共に認める親友であり、彼女を傷つけるような言動は、たとえ圭一であっても容赦しない(だからこそ罪滅し編では裏切られたと感じたことがショックだった)。

幸せな日々

祟殺し編で、圭一が魅音を泣かせた時、「圭一君が救ってあげればいいじゃない」と言ったのは魅音が親友であるから。


「部活」でのスタイル

ワンサイドゲームを好まず(昼壊し編)、イカサマ上等の部活の中でも比較的良識派。ただし「比較的」なだけであって、彼女の能力も劣るものではなく、ここぞという場面では容赦が無い。

部活メンバーでもっともモラルに気を使うが、それらに則っている限りは、容赦や躊躇うことを全くしない。無敵の部長魅音をして「結構えげつない」と言わしめる。

レナ

また、部活中に「かぁいいモード」に突入すると、誰にも対処できなくなるため、部活メンバーからは恐れられている。


趣味

かぁいいモード

 彼女独特の価値基準による、度を超えて「かぁいい物」を視認すると、突如として「かぁいいモード」と呼ばれるモードを発現し、異常な興奮状態となる。この際、「かぁいい物」を占有(お持ち帰り)する為に全速かつ全力を持って臨み躊躇がない。

かぁいいよぉー!!

前原圭一の固有結界は、これに近い物があると言えよう。幼女の泣き顔等割合一般的な物から、古びた炊飯器やポスト等常人には理解しがたいかぁいいの価値基準を見せるあたり、流石芸術家の娘といったところか。


RFI(レナフラッシュインパクト)

 上記のかぁいいモードの際や、自身およびかぁいい物に危機が迫った際、彼女から不可視の攻撃が繰り出される事がある。魅音や圭一を一撃で昏倒させる程の威力を持つこの攻撃は「レナ・フラッシュ・インパクト(RFI)」と呼ばれ恐れられている。フリッカージャブや二ーキックであるとの見解があるが、何せ高速の攻撃を誰も視認できないため、憶測の域を出ない。似た技に、「れなぱん」があり、こちらもすさまじい威力を誇っている。しかしこの「れなぱん」は、知恵留美子に素手で受け止められていたり、入江京介の薬によってすけこましと化した前原圭一に避けられている。


上記のように、彼女が「かぁいい」と思う範囲は、一般的に可愛いとされるものから、粗大ゴミまでと多岐に渡るが、その大半は粗大ゴミのような、”無価値な物”で、ゴミの不法投棄場、通称「ゴミ山」へ「宝探し」にしばしば出かけている。

私の城

そのため、粗大ゴミ置き場の邪魔なものをどかすために鉈を使っており、圭一達からは見慣れた光景となっている。

(しかし鬼隠し編では、そのことが仇となり、発症した圭一の疑心暗鬼を引き起こす原因になってしまった。)


夢中になれる「かぁいいもの」に基準は無く、

ただの気分であると自覚している(原作版罪滅し編「夕暮れ」)。


不衛生を承知でそのようなガラクタを好んだ理由は、

自分同様に「生んでくれた人に捨てられたモノ」たちに居場所を提供したかったからではないか、と自らを分析している(原作版罪滅し編「夕暮れ」、「変わっていく家」)。

瓦礫の王者

ジャケットや表紙絵などで鉈を持ったレナの姿は定番となっているが、原作者によると「狂気」と「凶器」をかけた象徴的意味があるという(漫画罪滅し編1巻 解説参照)。

なお、惨劇を乗り越えた祭囃し編では「狂気」が存在しなくなったため、原作版祭囃し編のパッケージには鉈を持っていないレナが描かれている。


それに加え、西洋において森とは「迷いの象徴」であり、それが梨花の「ループする運命」「雛見沢という山にとざされた土地」だと仮定すれば、薪を割る鉈は「森を切り拓くもの」、「運命を切り拓く者の象徴」であることがいえるのではないだろうか。

サリア様「私を信じて」

実際、鬼隠し編でのレナ・魅音の行動は、圭一が罪滅し編で奇跡を起こすきっかけとなっている。その意味では、真の「運命の歯車」は彼女たちなのかもしれない。

罪滅ぼし

過去

元々雛見沢出身だったが、幼い頃に親の仕事の都合で茨城県に引っ越している。幼少期〜昭和56年を茨城で過ごし、その後、昭和57年に雛見沢へ戻った。

幼少期レナ

茨城に住んでいた幼少期に、実母が不倫相手との子供を妊娠したことで、両親が離婚。

裁判にもなり、父と共に何度も抗議に出たが、敗訴。きっと母が改心してくれると信じて、最後に礼奈が手紙を自ら手渡しで送るも、母は全く意に介することなく、多額の慰謝料だけを残して去ってしまう。


その後、妻のために尽くして捨てられた父が、生きる気力を無くし、廃人同然となったのを心配して、礼奈が声をかけた時、父は浮気相手を知っていたかと尋ねた。


実は母親は、礼奈に浮気のことは何も知らせずに、事前に愛人に何度か会わせることで、懐かせようと工作していた。当時幼かった礼奈では気付く筈もなく、気付いた時には手遅れであった。


頷いた礼奈に、父は生まれて初めて礼奈を殴打し、

礼奈は両親の離婚、延いては母の不倫までもが全て自分の責任だと思い込んでしまう。


自分が何度も目にしていた相手が、母親の愛人とは知らずにいた自身に嫌悪を感じたレナは、ショックで再就職をしない父親を庇おうと、二人暮らしをすることを選ぶ。


母への怒りと悲しみから、住んでいた家に残った母親の荷物を全てゴルフクラブで叩き割り、「絶対幸せになる」と心に誓う。


そして、ただ周りに流されていた今までの自分を反省し、しっかりとした自分になろうと決意する。(現在のレナが大人びた一面を持つのは、このためだと考えられる。また、自分が辛いときに笑顔やかぁいいモードの演技で誤魔化すのが常なのは、上記の罪悪感から、親も失って自分より不幸な沙都子や梨花達を気遣っているから(罪滅し編「変わっていく家」)。


母親が自分につけた「礼奈(れいな)」という名も、やなことは忘れよう、新しい人生を歩でいこうという願いも込めて「レナ」→「レナ」と自称し、友達や他人にもそう呼ばせているようになった。


(出題編ではその行動原理が謎につつまれており、「オヤシロさまや園崎家のために暗躍しているのではないか」という仮説の上では、目の色が違う豹変したレナを「オヤシロモード」と呼ぶこともあった。)


この頃を境に精神が不安定になり、それが引金となって雛見沢症候群を発症。


L3-〜L4に見られる疑心暗鬼や軽い幻覚などの症状に苛まれつつも、なんとか平穏な日常生活を送っていた。

しかし、そうした無理が積もりに積もってL5-を発症してしまう。


仲の良かった男子生徒3人をバットで殴り、さらには学校中のガラスを叩き割って回るという事件を起こし、後に謹慎処分を受けた。


急遽病院に搬送された彼女は、末期症状を伴いながら、母の血を継いだ自分の存在を呪い、意識を失う。一命は取り留めた。

センシティブな作品

これをきっかけに礼奈はオヤシロさまの存在を確信する。


(後に彼女はその異変を「オヤシロさまの祟り」と認識をしていた(この時羽入を知覚していたかは不明)。)


心と体に深い傷を負った父と娘の親子は、こうして故郷である雛見沢に帰還することとなる。(昭和57年)


実写映画では、原作にはない両親の名前があり、父親は保典、母親は礼子となっている。

テレビドラマ版では、父親が泰典、母親には名前がなかった。


全てが必ずしも報われるわけではない。時には泣き、時には笑う。そして失敗し、間違いながらも、仲間たちと手をとり合い、疑心暗鬼に打勝つことで、「奇跡」を起こし、圭一とともに、外からの「新しい風」へと成長していくのであった。

帰ってきたぽかぽか


名言

名言(ひぐらしのなく頃に)を参照。


余談

因みに、「Reina」はスペイン語で「女王」という意味になる。

また、スペインにはバスク神話と呼ばれる神話があり、それに登場するエレンスゲという竜は、七つの首を持つとされている。


鬼隠し編における圭一とレナの役回りは、どこか疑心暗鬼の故事を彷彿とさせるものがある。


関連イラスト

夏レナ

無題きみには笑顔がよく似合う

「私を信じて」Dear

関連タグ


雛見沢症候群 / 疑心暗鬼 / 哀しき悪役

因果を越えて絶望を断つ希望 / 黄金の精神


……大丈夫だよ、圭一くん…私を信じて…

DearYou-Cry-


名言(ひぐらしのなく頃に)


ひぐらしのなく頃に礼


前原圭一 / 園崎魅音 / 北条沙都子 / 古手梨花

部活メンバー / 圭レナ / こころむすび


尾崎渚:茨城に住んでいた頃の親友。彼氏とは、レナの仲介で付き合うことになった。


超ヒロイン戦記


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Rena Ryugu

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