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さねぎゆの編集履歴

2020-10-30 10:03:01 バージョン

さねぎゆ

さねぎゆ

漫画『鬼滅の刃』に登場する不死川実弥×冨岡義勇のBLカップリング。

概要

漫画『鬼滅の刃』に登場する不死川実弥×冨岡義勇のBLカップリング。


二人は21歳の同い年であり共に鬼殺隊の柱という立場にある。

冨岡の方は不死川と仲良くなりたいと述べているが、不死川の方は柱としての協調性がなく言葉の足りない冨岡を嫌っている。


詳細エピソード


※以下、ネタバレ注意(単行本未収録事項も含みます)





柱合会議(6巻45話)

不死川の初登場シーンである。鬼の禰豆子を連れた炭治郎に激昂する一方、お館様には丁寧で理性的に振る舞い炭治郎を驚かせた。冨岡と鱗滝が、禰豆子が人を襲うようなことがあれば責任を取って自害すると他の柱に対して公言するも、禰豆子を最後まで信用せず、鬼に対する度を超えた憎悪を見せた。しかし不死川のこの行動の理由は不死川の過去や最愛の弟への想いが明かされるとともに浮き上がって来ることになる。不死川は鬼となり一家を惨殺した母親を自らの手で殺しているのである。炭治郎の放った「善良な鬼と悪い鬼の区別もつかないのなら柱なんてやめてしまえ!!」という言葉は不死川の根底にある鬼への憎悪と悲痛な思いを否定することとなった。


柱稽古(16巻136話)

柱稽古の一つである柱同士の稽古をする。手合わせは二人の激しい攻撃の負荷に耐えきれなかった木刀が砕けることで終わりを迎える。余談だが、柱腕相撲ランキングは二人とも煉獄や甘露寺と並んで同率3位である。


おはぎ(16巻136話)

上記の柱稽古を覗き見していた炭治郎が、不死川からおはぎの匂いがすることを暴露する。青筋を立てて怒る不死川を他所に冨岡はこの情報に食らいついた。何事にも興味を示さないあの冨岡が、不死川の好物に反応したのである。そして「今度から懐におはぎを忍ばせておいて、不死川に会う時あげようと思う」「そうしたらきっと仲良くなれると思う」「ムフフ」と怪しげな笑いとともに持論を述べる。冨岡は不死川と「仲良くなりたい」と思っていることが判明した。


公式ファンブック

公式ファンブックにて「冨岡義勇を嫌っているのは誰?」という質問に対して同年齢である伊黒と不死川が挙げられている。


痣の発現条件(15巻129話)

柱たちは、発現することでバフをかけることが可能となる痣の発現条件について、柱合会議で説明を受ける。この時の「そんな簡単なことでいいのかよ」という不死川の発言に対して冨岡は「これを簡単だと言える簡単な頭で羨ましい」と述べ、不死川は青筋を立てる。後述するが冨岡は自己評価が不必要に低いため、煽るつもりはなく本心で羨ましいと思っている可能性が高いのだが、説明不足気味な言葉遣いにためにその意図は伝わらなかったようだ。


柱合会議を抜ける(15巻129話)

この柱合会議の際、柱稽古についての議題が始まるやいなや冨岡は「これにて失礼する」と席を立ってしまう。これに対して不死川がまたもや反発し肩を掴むが、「俺はお前たちとは違う」と言って結局何の説明もなくその場を去ってしまう。これは冨岡が過去を引きずっており、「自分は本来柱になっていいような人材ではなく、お前たちとは違う」という意識から出た発言だったのだが、不死川には「自分は柱の中でもより実力があるからお前たちとは違う」という意味で伝わってしまった。しかし不死川は冨岡を「俺と同じかそれ以上」と認めていることが窺える。


小説版「片羽の蝶」(第5話「笑わない君へ」)

ある日、お館様からの「義勇の心から笑った顔が見たい」というリクエストに応えるべく、冨岡を除く柱たちが悲鳴嶼に集められる。孤立しがちな冨岡に対して気を遣ってやって欲しいというお館様の心配りだと拝察されるが、額面通り受け取った柱たちは様々なギャグで冨岡を笑わせようと試みる。ことごとく失敗に終わる中、胡蝶に唆され、不死川は嫌々ながらも冨岡の好物である鮭大根を食べに行こうと誘う。これは以前、胡蝶が冨岡と共に食事をした際、冨岡が好物の鮭大根を前にして微笑んだからであった。しかし、お館様のためだという説得の末にやっとのこと不死川が冨岡を誘ったのに「行かない」とそっけない反応を見せたことで、喧嘩同然の状況になってしまった。不死川は聞き取れなかったのだ。冨岡がこの後に「鮭大根なら、さっき、食べた」と続けたことを。冨岡が「誘ってくれてありがたい。行きたい気持ちは山々なのだが、間の悪いことに今しがた食べてしまったのだ。日を改めて行かないか」とでも言えればよかったのだが、それは天と地がひっくり返っても起こりえないことだ。結局2人には接触禁止令が出されたのだった。

 このエピソードは冨岡が炭治郎と語る形で披露されたものであったが、炭治郎のアドバイスから、冨岡の中では「不死川は冨岡と一緒に鮭大根が食べたかったのに、断られたから怒った」という理解に落ち着いており、冨岡は「おはぎで仲良くなったら、今度は俺から不死川を誘ってみる。一緒に鮭大根を食べにいかないか、と」と語っている。余談だが、不死川が好きなおはぎがこしあんかつぶあんか分からないから、どちらも懐に入れておくと冨岡は語っており、仲良くなりたいという思いは相当強いことが見え隠れしている。


無限城編

刀を投げる(22巻、189話)

無限城突入後遭遇した上弦の参、猗窩座戦で辛勝するものの、冨岡は日輪刀が折れた上、膝立ちのまま意識を失うほど疲労困憊してしまう。しかしその後すぐに無惨戦へと駒を進めることになる。

無惨戦の中で、冨岡は甘露寺立て続けの死闘によって手に力が入らなくなり愛刀を取り落とす。無惨の凶刃が迫り限界を覚悟したそのとき、冨岡の前に岩柱・悲鳴島と蛇柱・伊黒が立ちはだかる。さらに続けて不死川が誰のものともしれぬ刀を冨岡に投げてフォローする。

岩柱と蛇柱、そして風柱のこの手助けは、どこかで柱の面々に距離を置いていた冨岡の心を動かし、再び手足を動かす原動力となったに違いない。基本的に冨岡の瞳はベタ塗りで描かれていたが、親友錆兎との過去が語られた際、錆兎存命時の冨岡の瞳はキラキラ輝いているように描写されていた。その後、特に瞳が輝くことはなかったが、不死川からの助けを受けた冨岡の瞳には光が宿っている。絶望の中で不死川から与えられた言葉とその助けによって冨岡は”ただ”生きているのではなく、水柱としての自覚を持って戦い抜きたいという不滅の意思を手にしたと言えるだろう。

刀をぶつける(22巻、190話)

不死川から刀を投げられたことにより、再度技を繰り出せるようになった冨岡も引き続き無惨への攻撃を続ける中、伊黒が赫刀を自力で発現させる。そして、赫刀による攻撃を受けると無惨ですら身体の再生が遅くなることが証明された。仲間の救援により、一時的ではあるものの余裕ができた柱たちは赫刀の発現を試み、悲鳴嶼も自力での発現を成功させた。冨岡と不死川は互いに刀をぶつけ合わせ、その衝撃により2人の刀の刀身は赫く染まることに。柱稽古の時は刀をぶつけあった衝撃で2人の木刀が折れることで稽古が終わった2人だったが、その力強さは赫刀を発現させるほどの強い力であった。

生き残った二人の柱(単行本未収録、204話)

無限城での上弦の鬼との戦い、無惨との決戦で多くの犠牲者が出た中、現役の柱で生き残ったのは冨岡と不死川の二人だけであった。全てが終わり二人は最後の柱合会議に出席する。鬼殺隊の解散を告げ、産屋敷家を代表して感謝し頭を下げる輝利哉達に不死川と冨岡は「礼など必要ございません。鬼殺隊が鬼殺隊であれたのは産屋敷家の尽力が第一」「輝利哉様が立派に務めを果たされたことをご先祖の皆様も誇りに思っておられるでしょう」と語りかける。

二人の言葉に涙を流す輝利哉達の前には、微笑み合う冨岡と不死川の姿があった。



関連イラスト

センシティブな作品【8/23追記】新刊サンプル【さねぎゆ】さねぎゆログ1さねぎゆの縁側




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鬼滅の刃腐滅の刃腐向けBLカップリング

不死川実弥冨岡義勇

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