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改造ベムスターの編集履歴

2020-11-04 21:42:34 バージョン

改造ベムスター

かいぞうべむすたー

『ウルトラマンタロウ』に登場した宇宙大怪獣ベムスターの派生怪獣。

データ

別名:宇宙怪獣
身長:80メートル
体重:6万1千トン
出身地:異次元

初登場:『ウルトラマンタロウ』第29話「ベムスター復活!タロウ絶体絶命!」、第30話「逆襲!怪獣軍団」


概要

ウルトラマンA』に登場した異次元人ヤプール再生怪獣として蘇らせた怪獣の1体。

改造ベムスター

初代ベムスターと比べて全体的に細身になり、青みがかった体色になった。また、ぱっちりお目々だった初代から一転して生気が感じられない赤目(瞳は黄色)になり、不気味さが増した。

初代と同じくZATステーションを飲み込み、搭乗していた隊員を全員殉職させる。その後、ZAT新マンウルトラブレスレットをヒントにした巨大カッタ-で攻撃するが、まるで通用しなかった(劇中ではブレスレットの秘密を解明し、同等の威力を持たせたと説明されていたが、本当にそうなのか疑問が残る)。


改造された影響でかなり狂暴化し、目と腹からの光線、腹からのガス(「ウルトラ怪獣攻げき技大図鑑」で「スモークストーム」と命名)を駆使し、長大になった角も刺突に用いて一度はウルトラマンタロウも撃退している


しかし、海野青年の活躍で目をやられ、タロウも復活すると、業を煮やしたヤプールが援軍として改造ベロクロン二世改造サボテンダーを新たに送り込んでの大混戦となる。

その最中、ベムスターは海野青年の奮戦で残った片目も潰されて完全に戦意を喪失、最後はZATのエネルギーA・B爆弾によって撃退された


余談

デザインに対する評価は芳しくないものの、ウルトラ戦士に連続勝利している点から(ジャックは形勢不利による一時後退)、初代を含めて昭和シリーズを代表する怪獣の1体に数えられている。


その一方、「一般人に翻弄された挙句、ZATの兵器にやられる」という最期を迎えている。しかし、『タロウ』に登場する一般人は生身の状態で平気で怪獣と渡り合うなど、他シリーズと比べてチート染みた能力を見せることが多く、ふざけてはいてもZATは歴代防衛組織の中でトップクラスの怪獣撃退率を誇っている(実際、この時援軍で来たベロクロンはタロウと戦うことなく、ZATのホエールの攻撃だけで撃退されている)。相手が悪かったと言わざるを得ないだろう。


劇中、出身の解説に学習漫画でも指摘される盛大な間違いがある。


また、身長が帰マンのベムスターの倍近い80mと84年版ゴジラ並のサイズであり、たびたび話題にされる(当初はベムスターも身長80mという設定だったがあまりにでかすぎるという事で変更された事の名残らしい)。なお、体重は初代と同じく61,000tである。

肩書きこそ宇宙大怪獣から宇宙怪獣にスケールダウンしている(これについては、後述する擬人化企画のドラマCD『ウルトラ怪女子』でも盛大にネタにされている)が、ヤプールの改造が加わっていることで超獣に分類されているとも言え、最早大怪獣すらも超える実力を持つことから「宇宙大超獣」と呼称するファンもいる。


……見た目(造型)がもう少し良ければ、もっと人気も上がっていただろうと考えると、つくづく惜しまれる。


エネルギーA・B爆弾による爆死シーンは、本編最終回のバルキー星人が最期を迎えるシーンに流用された(その際、一瞬だけ改造ベムスターが映っている)。


ウルトラ怪獣擬人化計画

改造ベムスター

円谷プロ公認(!)の企画で美少女化された改造ベムスター。

デザイン担当はニトロプラスの山田外朗氏。


ベムスターを模したファーコートを纏い、脚にショートブーツを履いている。

このファーコートの“もふもふ”感は、後述の漫画版やファンアートなど、各方面でネタにされている。

ウルトラ怪獣擬人化漫画8ウルトラ怪獣擬人化漫画14


ベムスターと同様褐色肌だが、こちらはオリジナルの体型・高身長を反映してか、若干スリムで等身の高い体型をしている。

へその部分にはちゃんと捕食器官がついているなど、オリジナルの基本パーツは踏襲されているものの、垂れ目のオリジナルと異なり、目付きだけは鋭い。目の色も、オリジナルの赤目に黄色の瞳に対し、擬人化では黄色(金色)の目に、黒(深緑?)の瞳である。

オリジナルのアップ時の目付き(“引き”のカットよりも吊り目ぎみ)に合わせたのかも……。

なお、この目つきのせいで、漫画版ではペガッサ星人から初対面の際に「ちょっと怖そうな人」と思われてしまっている。


漫画版

元ネタになったキャラクターはお世辞にも有名とは言えない怪獣だったのだが、本作ではなんとゴモラと共に主役に大抜擢されるという快挙を成し遂げた(名称は“ベムスター”となっているが、デザインはこの改造ベムスターのものが使用されている)。

これにより、企画内で「ゴモラと仲の良い女の子」というキャラクター性を確立することになり、ゴモラと共に各種メディアに登場することが多くなるなど、今や同企画内でもかなり重要なキャラクターになってきている。

センシティブな作品

…ただ、これ以降、公式では改造ベムスター=普通のベムスターとして扱う風潮が出来上がってしまうことになる。ベムスターの心中やいかに……。


そして遂にはサプライズネクスト株式会社よりフィギュアの発売が決定!!

さらには原画展で行われた第1回人気投票でも、漫画版で主役を勤めていることもあってか堂々の2位にランクインした(ちなみに、1位はゼットン。同じく主役を務めているゴモラは3位であった。通常のベムスターはランク外であった)。

え? 第2回ではどうだったのかって? 触れてやるな…


やっぱり、見た目(造型)って大事だね。


アニメ版

CV:沼倉愛美


本編では残念ながら未登場に終わったが、劇場版作品である『怪獣娘(黒)〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜』で念願の映像デビューを果たした(一応新キャラなのだが、公式サイトではなぜか既存のキャラクターと同じ枠での紹介となっている)。

なお、やはりというか当然というか、本作における呼称も“ベムスター”である


国際怪獣救助指導組織「GIRLS」のメンバー。

穏やかな性格の持ち主で、こちらでもゴモラこと黒田ミカヅキとは仲が良いという設定のようだ。


関連イラスト

改造ベムスター壁紙ベムスター(改造)


関連項目

ウルトラマンタロウ ベムスター ヤプール 再生怪獣

宇宙怪獣 超獣

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