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ミスト(ダイの大冒険)の編集履歴

2020-11-13 21:22:30 バージョン

ミスト(ダイの大冒険)

みすと

魔影参謀ミストバーンの正体である魔界のモンスター。

「……侮辱は許さんぞ…! 私は…その手の侮辱が一番嫌いだ…‼」

概要

大魔王バーンが戯れに結成した魔王軍六団長の1人・魔影参謀ミストバーンの正体。

魔界で飽くことなく繰り返されて来た中で留まった“死してもなお戦おうとする壮絶な思念”から誕生した暗黒闘気の集合体が命を持ち誕生したモンスターで、本人曰はくゴーストとガス生命体の中間的存在。また、あやしいかげシャドーといったDQモンスター達の王ともいえる存在でもある。


自身の分身としてシャドーを生み出す事ができるほか(これが後のミストバーンの正体の伏線となっている)、暗黒闘気の塊である精神エネルギー生命体である為に実体がない為に本能的に別の生物に憑依して傀儡に仕立て上げて操る力を持つ。


また、その特性ゆえに光の闘気の攻撃以外は受け付けず(ただし憑依する相手が自身の力を十二分に発揮できる場合はそれすらも撥ね返す程の暗黒闘気を発生させることが可能)、迂闊に近付こうものならたちまちその肉体を奪われてしまう危険性がある。


恐るべき特性の持ち主だが、強者の肉体を奪うだけで強くなれるがゆえに、他者を利用することでしか強くなれない自分に対して強い嫌悪感とコンプレックスを抱いている。ゆえに、自己鍛錬を重ねるほどに強くなれる生身の肉体を持った真の戦士たちに対して憧れと羨望、そして強い敬意の念を持ち、苦労せずに卑怯な手段で成り上がろうとする者へは嫌悪の感情を隠さない。だが、当の本人も乗っ取ったマァムを盾にして人質に近い形で戦うなど無意識で卑怯な手を使っている。


己の特性を評価し、全盛期の肉体を守護するという自分にしかできない任務と生きる理由を与えてくれたバーンに対しては絶対の忠誠を誓っており、最後までバーンの為に尽くそうとアバンの使徒たちと戦い続けた。


活躍

老バーンから肉体の返却を要求されたミストは最強の肉体と分離。すっかり戦い終えたと思い込んだアバンたちの前に本来の姿を現す。攻撃を仕掛けたマァムの身体を乗っ取り、ヒム・ラーハルトたちを一蹴。この乗っ取ったマァムで暴れ回り、同士討ちを誘うようにしてアバンと対決するが、起点を利かせた彼の虚空閃を放たれる寸前にマァムから抜け出し、スキを突きヒュンケルに憑依した。


実はミストがヒュンケルを鍛えたのは、バーンの肉体が何かしらの理由で返却した際の「新たなスペア」にするためだった。

そのことをヒュンケルに告げ「おまえは武器だ、道具だ」と嘲笑いながら魂を砕かんとするが、ヒュンケルは既に自分が狙われることを見越し、魂に光の闘気を溜め込んでいた。それに触れてしまったミストは途端に光の奔流に飲み込まれ、彼の名を絶叫しながら彼の中で消滅した


確かにミストはヒュンケルに暗黒闘気を教えたことで、自分のスペアにする計画は一見成したように見えた。しかし、ヒュンケルがアバンにも師事していたことの価値を軽んじた結果、対になる光の闘気の脅威と、ヒュンケルがアバンの使徒であることの決意を甘く見ることへ繋がり、「自分自身を殺すための武器」にもなっていたことに不覚にも気づかなかったのである。


この様子を見たヒムは、「自分が鍛え上げた理想的な身体で死ねるのなら本望だろう……」クロコダイン「長きにわたる闇の師弟対決、今ここに終焉した……」と心の中で呟き、どことなく憎めぬ彼の最期を悼んでいた。


なお、彼の死に対してバーンからは一度もねぎらいの言葉は発せられることは無かったが、作中でヒムが語ったように己が鍛え上げた理想の肉体の中で最期を迎えられたのは彼によって本望だったのかもしれない。


名言

「これが……私の本当の姿だ!」

ここで最初で最後となるミスト本体の全身図を披露する。

「……そうだ 他人の身体を奪えば簡単に強くなれる私にはできない事…」

「自らを鍛え強くなる事…!」

「それができる者は皆尊敬に値した‼」

「……うらやましかった……」

クロコダインに強い心身を持つ者に敬意を表してきた理由を悟られた際のセリフより。


「この忌しい身体のおかげでバーン様に出会えた! 」

「バーン様は言われた!『おまえは余に仕える天命をもって生まれてきた』と‼」

「バーン様には私の能力が!私にはバーン様のような偉大な主が必要だったのだ! 」

「私はまだまだバーン様のために働かねばならん……‼」

己の特性を哀れ同情のまなざしを向けたクロコダインに放ったセリフより


関連タグ

ミストバーン ミストマァム シャドー(DQ) キルバーン 大魔王バーン ダイの大冒険

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