概要
オープンワールドゲーム『原神』の登場キャラクター。
人物
謎の占星術師の少女。自らを「偉大なる占星術師・モナ」と名乗るなどやや高慢な面がある。
しかしその自負に恥じない博学さを持ち合わせており自惚れているわけではないことが伺える。
普段は学術雑誌への寄稿などを行い日銭を稼ぐ貧乏生活を送っているが、本人は「質素倹約は世界の理を知る修行の一貫」として貧乏であることをなかなか認めない。
彼女の知識をもってすれば高度な占いによりお金を稼ぐことも可能であろうが、本人は占星術で稼ぐことを良しとせず占いでお金をもらったことはない。
好物はサラダと言っているが味ではなく安価であることに重きを置いており、質素倹約の観点から嫌いなモノに贅沢な食事を挙げているが、内心では美味しいものを食べたがっているようである。
性能と戦略
サポーター(水元素付与役)兼サブアタッカー。
- 元素スキル・水中幻願
水の虚影を作り出す。よく見ると虚影の中心ではモナがあっかんべーをしている。
見た目の通り敵を挑発するデコイの効果があるスキル。似た効果を持つアンバーのウサギ伯爵と異なり常に水を放出してダメージを与えてくれる他効果終了時の爆発でもダメージが入る。
敵を引き付けられるため法器タイプのモナと相性がよく、隙をついてキャラチェンジによる元素反応なども起こしやすい。戦闘が始まったらとりあえず出しておくといいだろう。
- 元素爆発・星命定軌
辺りに波を起こして周囲の敵に泡影状態を与える。
泡影状態は敵を泡で包む状態であり、泡より小さい敵はそのまま拘束される。
泡影状態は攻撃を受けると追加ダメージと共に解除されるがその際星座のような模様が付着する。
星座の模様が付いている敵は受けるダメージが増加するデバフ(星異)を受ける。
モナの火力サポートで一番重要なスキル。
デバフ付与によりメインアタッカーが大きなダメージを出せるようになる。
特に乗算のダメージボーナスが掛かる蒸発・溶解反応と組み合わせるのが良い。
星異状態かつ火元素が付着した相手にモナの重撃を撃つと、星異やら火元素付着→水元素攻撃による蒸発反応の2倍のダメージボーナスやらが合わさり、ただの重撃が頑張れば5桁ダメージを出すことも可能な必殺の一撃と化す。重撃でこれなのだから、リリース直後の現在ではいない、ダメージを与える系の元素スキル・元素爆発を持つ水元素キャラが実装された時が恐ろしい。
氷元素付着→火元素攻撃の融解反応を使う場合は水×氷の凍結反応に注意。
また、水(火)元素付着→火(氷)元素攻撃という逆の順番だとダメージボーナスが1.5倍に落ちることと、星異の効果は4秒と短く、1回の元素爆発につき1度しか星異は付与できない為、あまり悠長にはできないことにも注意。
香菱やガイアなどで反応元の元素を付与できる設置技を発動→モナの元素爆発→(キャラ変更)→泡を割って星異付与→蒸発・融解反応、という流れがスムーズだろうか。
- 天賦・虚実流動
モナのダッシュは他キャラと異なり、水の中に潜って高速移動するという特徴的な仕様となっている。某イカみたいと言ってはいけない。
普通のキャラより遥かに高速で移動できるため探索にとても便利。また水上をそのまま走ることが可能なため、場合によっては一々氷の足場を作らなくてもいいこともある。ただし水上でスタミナが切れると問答無用で溺れるため注意。
デメリットとしては、ダッシュの解除硬直がやや長めなため他キャラでできるステップのような動きができない。開始直後の約0.5秒の無敵時間はあるが、攻撃に合わせて無敵時間で避けるというよりは、速度を活かして攻撃の範囲外に逃れるというスタイルの方が良いだろう。
また、モナのダッシュは段差や障害物に非常に弱い。他のキャラのダッシュならば、多少の段差や障害物は乗り越えたり、段差から空中に飛び出したりする動きに繋げることで難なく越えられるが、モナのダッシュは地面を潜航している関係でそれらのモーションに繋げられないので、その場で止まってしまい、平地以外ではとても走り辛い。
越えられない段差に当たった時は迂回するか、一度地上に出る必要があるが、前述のように解除硬直が長いのが痛い所。段差の多い所ではモナ以外に切り替えて走るなど、使い所を間違えないようにしよう。
- 天賦・「運命の流れに任せましょう!」
突破Lv4(Lv60~70)で習得できる。
元素チャージ効率のパラメータの20%分、水元素ダメージバフが上昇する。
元素ダメージバフの効果は乗算で計算されるため、数値以上の火力増加が見込める。
余談
- 服装が魅力的なキャラが多い原神だが、その中でもモナはハイレグにタイツというかなり刺激的な服装のためpixiv内でも人気が高い。ゲーム内でも彼女の魅力的な尻を拝むことができる。
- Ver1.1で待機時モーションが追加された。渋い顔をして逆さにしたがま口を振る、普段の彼女の暮らしが垣間見えるものとなっている。
- アストローギスト(astrologist)が"占星術師"を指し、メギストス(Megistus)が最大、転じて"偉大"という意味を持つので、彼女の名乗りは「偉大なる占星術師モナ」そのものであり、厳密に彼女の名前を指すのはモナの部分のみということになる。