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ウルトラマンジャックの編集履歴

2020-11-21 21:13:16 バージョン

ウルトラマンジャック

うるとらまんじゃっく

ウルトラマンジャックとは、ウルトラ兄弟4番目の弟である。

★作品についての概要は帰ってきたウルトラマンを参照。


データ

地球での活動時間3分
身長40メートル(一時的に人間サイズでの活動、もしくは同程度にミクロ化も可能)
体重3万5千トン
年齢1万7千歳
飛行速度マッハ5
走行速度時速600キロ
水中速度180ノット
ジャンプ力400メートル
腕力10万トンタンカーも持ち上げる
聴力200キロ先の針が落ちる音も聴こえる
の2千倍の硬さ
職業ウルトラ道場の先生、ウルトラの星へ帰還後は宇宙警備隊地球課長。後に支部長と設定されるが具体的な支部名は不明。
趣味登山
家族構成
  • 父:ウルトラ科学技術局長官
  • 母:宇宙情報センターに勤めている
  • 妻:ウルトラの母の妹(小学館学習雑誌の特集での記事より)

容姿

【ウルトラ六兄弟!】ウルトラ体&人間体

典型的なシルバー族の容姿。

ゾフィーウルトラマンとは違い首元は銀色で、Vネックの様になっているほか、赤い部分が縁取りされているのが特徴。

本作の劇中では手袋・ブーツは銀色であるが、『ウルトラマンタロウ』第52話で客演した時には手袋・ブーツと共に赤色になっていた。『タロウ』第33・34話や第52話では、胸の模様が『帰マン』第1話撮影時のNGに近い形状になっていた。


郷秀樹との関係

ジャックと郷は融合の度合いが高い。郷が鍛えるとウルトラマンも鍛えられたり(第4話)、郷の心身の負傷(第22話、第37話)など、心身の状態が変身後もウルトラマンに引き継がれる場面が見られた。逆に郷がウルトラマンと同じ怪我をしたり、ウルトラマンから郷への影響も認められる。

なお、中盤からウルトラマンと郷の意識は一体化している。後のエースやタロウも人間との意識の完全融合はあったが、その点について深く掘り下げたのが今作である。


命名の経緯

ウルトラマンジャックは、『帰ってきたウルトラマン』の劇中では一貫して「ウルトラマン」とのみ呼ばれていた。これは企画段階では前作のウルトラマンと同一という設定だったのが、途中で別のウルトラマンに変更されたためとされている。

第38話で前々作と本作のウルトラマンが共演した際、ナレーションでは前作のほうを「初代ウルトラマン」と呼んだ。さらに最終回でも郷、伊吹隊長、バット星人らは同じ名前を使った。それ以降、前々作のウルトラマンは(区別する際には)初代ウルトラマンと呼ばれるようになった。


一方で本作のウルトラマンは、地球人、初代やウルトラセブン、およびナレーションからは単に「ウルトラマン」と呼ばれ(第1話で本人も郷に対し「私はウルトラマンだ」と名乗っている)、次作『ウルトラマンA』の第14話ではウルトラマンII(二)世と呼ばれている。

以降、本作のウルトラマンを指すときは一般に「新ウルトラマン」「新マン(しんまん)」「帰ってきたウルトラマン」「帰マン(きまん)」「帰りマン」「ウルトラマンII(二)世」といった単語が使われた。

地球人が彼をウルトラマンと呼ぶのも、ジャックの本名を知らないからというのが一つ、もう一つは地球人からしてみれば初代ウルトラマンが地球に帰ってきたかのような印象を受けたからという事情があるからかもしれない。


1984年、映画『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』の公開に先立ちウルトラファミリーを紹介する際、「新~」や「初代~」に頼らない、いわゆる公式名称の必要に迫られた。そのとき円谷プロ会長(当時)・円谷皐の命名で「ウルトラマンジャック」に改称され、以降の書籍や関連グッズなどでも、ほぼジャックで統一された。


ちなみにこの「ウルトラマンジャック」と言う名前だが、実は『ウルトラマンタロウ』の企画段階でのタイトル候補の一つである。

しかし当時ハイジャック事件が相次いで発生し、名前にジャックがあるとハイジャックを連想するという理由からこの名前はボツとなった。それを「『帰ってきたウルトラマン』の主人公の名前」に再利用した訳である。(ちなみにジャックは日本語に訳すると「太郎」とか「〇〇男」とか「〇〇野郎」という意味になる。つまり和訳すると訳のわからないネーミングになる為、彼の名前に突っ込むのは野暮というものである。)


上記のような経緯があり、ファンの間でも名称・略称は分かれている。

ひとたび揉め始めると収拾がつかないため、「もう『帰ってきた新ウルトラマンジャックII世』でいいよ」というジョークまで生まれた。

スーツのデザインも、放映前のかなり撮影が進んだ段階でTBSの意向で急遽変更され、それまでの撮影や費用が水の泡になるなど、何かと不遇であった。


変身方法

序盤では初代ウルトラマンやウルトラセブンとは異なり、変身アイテムを用いずに郷が生命の危機に陥ったときに自然に変身していた。郷の頭上に十字状の光が降ってくると、それに呼応するように郷が右手または両手を斜め上に挙げ、変身するというパターンが基本であった。中盤以降は郷の意思による変身も多く見られるようになる。

最終回では郷とウルトラマンが分離することなく地球を去り、以降のウルトラシリーズ客演の際には完全に郷の意思で変身している。意識的に変身する場合は右手を高く掲げることが多い。


なお、番組企画段階では初代マン同様ベーターカプセルで変身する予定だった。


漫画『ウルトラマンStory0』では、彼の変身アイテムを用いない変身の経緯が描かれた。

変身の際にゾフィーとは違う形の変身ブレスレットで変身していたが、エネルギーを浪費しすぎた戦いが災いして強制的に変身が解除されてしまい、それに伴って変身ブレスレットが壊れてしまい、ブレスレットに埋め込まれていた光の国の鉱石がキングザウルスに食われてしまう。

しかし、後に現地の知的生命体たちと心を通わせ、明日への希望を守ろうとするジャックの決意に呼応したのか、キングザウルスに食われた鉱石のエネルギーがジャックの体に入り込んだことで、再び変身できるようになった。



技・能力

スペシウム光線

必殺技の贈り物

初代ウルトラマンと同じく、両腕を十字に組み右手から発射する破壊光線(初代ウルトラマンとの違いは、初代が猫背気味のポーズに対して本作のウルトラマンは背筋が伸びている)。たった1発で水爆すら通用しないとされるグドンを木端微塵に吹き飛ばす程の威力であり、全編を通して使用され、序盤では決まり手として多くの怪獣を葬った。ベムスターに破られて以降、ウルトラブレスレットに決まり手の地位を譲っているが、第38話ではナックル星人の宇宙艦隊を壊滅させ、最終回ではゼットンを葬るなど、ここ一番の見せ場では威力を発揮しており、後年の客演時にもしばしば使用されている。


ウルトラスラッシュ

初代ウルトラマンも使用する八つ裂き光輪サドラの首を一瞬で撥ねたがそれ以降は特に活躍せず、ウルトラブレスレットの登場によりほとんど使用されなくなった。


シネラマショット

両腕をL字型に構え右腕から発射する必殺光線で、スペシウム光線やウルトラセブンのワイドショットよりも強力という設定だが、強固なバリアーを展開する怪獣・キングザウルス三世には通じず、エネルギーを大幅に消耗するため一度しか使わなかったとされている。


流星キック

勇気をもとう

キングザウルス三世を撃破するために会得した飛び蹴り。バリアの死角である上部への攻撃に使用された。強化技のウルトラスピンキックは105G(3万5千t×105=367万5千t?)の威力を有する。

この他にジャックはグロンケンに引導を渡した『ウルトラキック』など優れたキック技を豊富に持つ。

後にウルトラマンメビウスも使っている。


ウルトラバーリヤ

シーゴラスが発生させた超巨大津波を食い止める際に使ったバリアー。回れば何とかなるの法則。

ウルトラマンギンガストリウムはこの技を受け継ぎ、巨大ヤプールのバリアーを打ち破った。


ウルトラショット

右手に左手を添えた構えで、右手先から発射する光線。ノコギリンを倒している程度の地味な技だが、なぜかウルトラマンギンガストリウムにジャックの力として受け継がれた(むしろこちらでの方が活躍してるかもしれない)。

なお、ウルトラセブン恐竜戦車戦で同名の全然別の技を使用している。


フォッグビーム

胸まで引いた左腕に上から右腕を添えて発動する霧状の光線。キングザウルス三世にはバリヤーで防がれて全く通じなかった。


ウルトラ眼光

両腕のひじを曲げた状態で突き上げ、両目から細い直線状の破壊光線を放つ。


透視光線

透明な敵の居処を見極める眼光。サータンに対して使用。


ハンドビーム

片腕を前に突き出し、破壊光弾を放つ。等身大のブラック星人に対し、容赦無くこれでトドメを刺した。


ウルトラロケット弾

左腕の先からマシンガンのように光弾を連続で発射。


バリヤー光線

左手を引き、右腕を突き出して放つ対象を保護することを目的とした光線。


ストップ光線

腕をV字に広げ、コスモミラクル光線に似た構えで打ち出す凍結に特化したスペシウム光線。ステゴンの動きを止めた。


ウルトラフラッシュ

突き出した腕から強烈な閃光を浴びせる。ビルガモを故障させる程の威力がある。


ウルトラフロスト

両手を前に倣えの状態から揃えて放つ冷気。プリズ魔を氷漬けにした。後に兄のゾフィーも使用している。


ウルトラハリケーン

ウルトラマン対ゼットン

最終回で使用。敵を担ぎ上げ、高速回転させながら空中へ投げる。光線技を吸収してしまうゼットンを倒すために編み出したという。また、ウルトラマンシリーズ中初めて技名を叫んで使った技でもある。

後にストロングコロナゼロハリケーンスラッシュも使っている…が、こちらは竜巻が発生するなど原典とは異なる演出となっている。


スライスハンド

スライスハンド

敵を空中にぶん投げて、自らもジャンプし、すれ違い様に手刀でフィニッシュを飾る技。使用時は背景が赤くなり、ブラックキングを倒した。


ウルトラかすみ斬り

初代ウルトラマンも使った手刀を使った居合切りの一つ。すれ違いざまに敵を切り裂いて倒す。


ウルトラ頭突き

敵に猛スピードで急降下し、頭突きを食らわせる。似た技に「フライングアタック」があり、こちらは全体重を掛けて体当たりする。


ウルトラ投げ

ウルトラ投げ

空中高く飛び上がり敵を後方に投げ飛ばして地面に叩きつける大技。ナックル星人に対して使用し、大ダメージを与えるほどの威力がある。この他にも「空中回転落とし」などの優れた投げ技を多く習得している。

なお、スライスハンドとウルトラ投げは初代マンとセブンから伝授された技という設定があるが、尺の都合でカットされてしまった。


ウルトラボディ落とし

敵を後方に投げ飛ばして地面に激突させる。投げ飛ばした後に腕を水平に広げるポーズを取るのが特徴。


スパーク攻撃

空中ですれ違いざまに体をスパークさせて敵を撃墜する。


ウルトラ急降下戦法

ザゴラス線で使用。敵を抱え込んだまま急降下し、隕石に激突させて破壊する。


ウルトラ十文字斬り

レッドギラーから奪ったブーメランですれ違いざまに敵を切り裂く。要はジャック版のゼロスラッガーアタック


ウルトラスピン

体を高速回転して遠心力を生み出す。シーゴラスが呼び寄せた雷雲を吹き飛ばしたり、キングマイマイの吐いた糸の拘束から抜け出すために使用した。


ウルトラプロペラ

敵の周りを旋回し、巨大な竜巻を発生させる、バリケーンに対して使用し、宇宙へ吹き飛ばした。


ウルトラ念力

ウルトラ兄弟共通の能力。平泳ぎのように両腕をかく動作で念力を発生させて敵を浮遊させる。サータンに対して使用し、ウルトラスーパー光線に繋げた。


ボディスパーク

腕を顔の前で交差し、全身をスパークさせて敵の拘束から脱する。ツインテール戦で使用。


ウルトラパワー

全身の力を使って対象を彼方まで投擲する能力。縮小したヤメタランスに使用し、宇宙に帰した。


ウルトラドリル

体を高速回転させて、地中を掘り進む。ウルトラマンエースも使用した。


ウルトラブレスレット

第18話で、宇宙怪獣ベムスターとの初戦に敗れたウルトラマンにセブンが与えた万能武器。


普段は腕輪(英語でブレスレット)としてウルトラマンの左手首に装着されているが、ウルトラマンの脳波に反応して様々なアイテムに変形する。ロケット型のナイフ“ウルトラスパーク”をはじめ、ブーメランや槍などの様々な形態に変化させて使用する。

使う際は左肘を曲げてブレスレットを示し、右手でこれを掴んではずす動作が続き、変形させたり、直接投げつけたりする。尚、第22話では、変身直前に郷秀樹が腕を負傷したため、ウルトラマンに変身後この動作ができず苦戦した。


一度に複数の用途には使えず、第20話ではウルトラマンがそのジレンマに苦しむ様子も描かれた。時には武器としてだけでなく、湖を丸ごと蒸発させたり(第30話のオクスター戦で、水中で呼吸するオクスターに対処するため)、惑星を丸ごと爆破したり、バラバラにされた自分の体を復元させたり(第40話に登場のスノーゴンに冷凍ガスで凍らされた時)など、いささかご都合主義的な力も見せている。

この他にも、ウルトラディフェンダー:敵の攻撃を撥ね返す盾(第40話のスノーゴンは、復活後これで撃退)、崩壊寸前のダムの補強(第20話)、怪獣の磁力攻撃の無効化(第20話のマグネドン戦、これのため前述のダムの補強を中止した)など、防御・防護目的にも使われている。どの機能であれ、役目を果たすとウルトラマンの意思に呼応するかのように手元に戻る。

第31話ではゼラン星人コントロールされてウルトラマンに襲いかかったが、ゼラン星人が倒されその制御が解けると再びウルトラマンの左手に収まった。


ネタ

夕焼けの似合う男

ウルトラマンジャックは往々にして夕焼けの似合うウルトラマンだと言われるが、実際に「二大怪獣東京を襲撃/決戦!怪獣対マット」、「怪獣チャンネル」、「ウルトラマン夕陽に死す」や「落日の決闘」など夕日をバックにした名シーンが多く、メインテーマも「夕日に立つウルトラマン」と正しく夕焼けで戦う為に生まれたような男である。この為か、ウルトラマンタイガナックル星人オデッサが戦ったというジャックらしきウルトラマンが登場した回想シーンも夕日がバックであった他、円谷英二監督の出身地須賀川市の17:30のチャイムもOP主題歌になっている。


「俺はダメなウルトラ族さ!」

なんというか、融合している郷の意識もあってか、メンタル面で弱さをみせるウルトラマンである。監督が意図的に「弱さ」を演出していることもあって、その印象は強い。

『レオ』第34話ではセブンに届けるはずのカプセル怪獣を紛失して意気消沈し、合わせる顔がないと嘆いている。

3巻 せんでんまんが 2ウルトラマンジードのストーリー予想

かたおか徹治による漫画『ウルトラ兄弟物語』では、自らのミスで死なせてしまった宇宙人の子どもを思い飲んだくれてゾフィーに悪態をつくという荒れ具合である(イラストは当該シーンのパロディーだが「死なないだろ多分」の台詞はコラの産物である)。一応、直後に起きた人質事件を解決した事で立ち直ってはいる。

もっと精神鍛錬を積んだ方がいいんじゃないだろうか。

また、その他の漫画版でもかませ犬的な役回りが多い。


ブレスレットが本体

もうひとつジャックが弱そうに見える原因が「ブレスレット」である。

セブンが持ってきてくれた万能武器はそれはそれは役に立ったが、ジャック本人の強さとは関係ないので、彼の実力が発揮されるシーンが少なくなってしまった。それは最早ジャック=ブレスレットの公式が成り立つほど。


実際、『ウルトラファイトオーブ』の公式配信では、ジャックが「簡単に勝てると思うな!」と言う非常にカッコいいシーンで「今のジャックにはブレスレットがある! 簡単には負けないぞ!」等と宣伝される始末……。フォローしておくと、この戦いでブレスレットはツインテールへのトドメにしか使われておらず、素手で圧倒している状態の台詞である。……逆に言えば素手で圧倒しているのにブレスレットがある!と高らかに書かれてしまったわけだが………。

しかしこのブレスレット、『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では一般の宇宙警備隊員の標準装備に成り下がってしまっている。なんという全否定。


とはいえ、ゲーム『ウルトラマン Fighting Evolution 0』では「ジャックは警備隊一のブレスレットの使い手」という設定があり、『新ウルトラマン列伝』でもウルトラマンゼロは「武器の扱いに関しちゃ一日の長がある」と語っており(ゼロは新撮シーンでジャックとランスを使った模擬戦を行って負けている)、一応公式でもフォローはされている。

ウルトラマンジード』ではリトルスターでジャックに関連する能力を得たと思われる少女が放った技がウルトラブレスレット由来のウルトラスパーク(もしくはブレスレットボム)だったが、ここまでくるとヒカリの光剣、ゼロの次元移動のように道具由来であれど、すでに彼自身の能力として扱われているとみてもいいだろう。



帰りマン・新マン=× ジャック=○

ステップワゴンのCMの裏側3きょーだい

初心者は必ずといっていいほど見分けられないのがマン・ジャック・ゾフィー。「うちのトコでは」で有名な漫画家もぐら「わかるか!!」と投げ出したほどである。

理由は全員が酷似(というかほぼ一緒)しているためであるが、マンが元祖としてメディア露出することが多く、ゾフィーがスターマークで区別化されているのに比べて彼にはこれといって身体的特徴がない。よく見ると模様が縁取りされているのがわかるが、素人にはまず区別できまい。CMなどでは「ややこしいから」との理由で高確率でハブられているのが悲しい。

SFC『ガイアセイバー』ではゾフィーがジャックと間違えられるシーンがある。

内山まもるの『ウルトラマンレオ』の漫画版(「小学三年生」掲載分)では、ゾフィーがボディペインティングしてジャックに成りすますエピソードが存在する。


また彼は諸事情でなかなか名がつかなかったので、便宜上「帰マン・新マン」と呼ばれていた時代が長かったのも認知が進まなかった理由に挙げられよう。

また彼の場合、他のウルトラマンとの関係がさほどクローズアップされていないため、コンビで語られたりすることがない。そして単体だとすごく目立たない。

客演などではキャラ崩壊は免れているが、様々な面で不遇な彼である。


時間ですよ

テレビドラマ『時間ですよ』で、宮崎健(演:堺正章)が困った事が起きると「困った、困った、どうしよう、そうだ、ウルトラマンを呼ぼう」と言うと登場しコントをしていた。


ウルトラ兄弟物語のジャック


かたおか徹治の漫画作品『ウルトラ兄弟物語』第1巻に収録された『ウルトラ一族の大反乱』に登場したウルトラの父の兄。つまりウルトラマンタロウの伯父に当たる。

誰だ貴様シリーズ①「ウルトラマンジャック」


昭和シリーズでの客演

『ウルトラマンA』

第10話においてはアンチラ星人が化けた偽物が登場したが、数々の不可解な行動から次郎少年やTACに正体を見破られているほか、13話では本物のジャックが登場したが、ヤプールの罠に嵌まって十字架にかけられてしまう。この時にエースキラーにウルトラブレスレットを奪われているが、エースにエネルギーを預けてスペースQの発動に貢献した。26話でもヒッポリト星人のヒッポリトカプセルで閉じ込められた初代マンやゾフィーをブレスレットで救出しようとした隙を突かれて自らも捕まってしまう。その後はエースとウルトラの父の尽力で復活し、力尽きた父を兄弟達と共に光の国へ運び込んだ。


『A』に登場した際には登場人物やナレーションからは「ウルトラマン二世」と呼称されていたほか、戦闘中のボイスもエースの声が混ざっている場合もあった。


『ウルトラマンタロウ』

第25話ではムルロア事件の際にタロウ達とウルトラベルで運んでいたほか、テンペラー星人との戦いではウルトラ6兄弟全員で登場。6兄弟が映像で集結したのはこれが初である。


第40話では木星のパトロール中でタイラントと遭遇、接近戦では殆どダメージを与えられず、スペシウム光線を連発するもベムスターの腹により吸収され、逆にバラバの鞭で首を絞められて敗北する。最後の力を振り絞ってウルトラサインを送り出すもタイラントの光線で無力化されてしまった。


第52話「ウルトラの命を盗め!」ではウルトラマンの強大な力を狙うドロボンと宇宙空間内で激突、スペシウム光線を防がれた上にドロボンの攻撃をモロに食らって負傷、撤退することには成功したが、ドロボンを地球に誘き寄せる遠因となってしまう。タロウやZATを危険に晒した責任から、ドロボンに捕まって人質となっていた二谷副隊長を自分のカラータイマーと引き換えに救出、しかしタイマーを奪われたことで体がペラペラに萎んで力尽きてしまう。

帰ってきたウルトラマン(カラータイマー無しver.)

その後はタロウがタイマーを取り返すことで無事に復活、ドロボンも二谷副隊長率いるZATの奮戦により撃破された。52話のジャックのスーツは手袋とブーツが赤いが、これは当時人気だった仮面ライダー2号を意識したものである。


『タロウ』、『レオ』に登場した際は基本的にに無言で戦闘を行っているほか、劇中では単に「ウルトラマン」か「新マン」と呼称されている。


『ウルトラマンレオ』

「じゃあ、頼んだよ…!」

第34話では再起不能となったダン(セブン)に怪獣ボールを渡すべく地球へ向かっていた所、アシュランの襲撃を受けて負傷した挙げ句に特殊なマスクをつけられて喋れなくなってしまう。辛くも怪獣ボールをなんとか守りきることはできたが、地球に着いた所で倒れて怪獣ボールを落としてしまい、ゲン達によって救出される。その後は海辺で怪獣ボールを発見も近くにいた子供達に気味悪がられて石を投げられるという前作にも負けず劣らず散々な目に遭う。(一応この子供達を擁護すると自分達がヘンテコなボール(石?)でただ遊んでいたのを横から急に長身の変なマスクつけた大人が何も喋らずにボールを奪い取った形なので、当時どころか現代でも不審者扱いされそうな事案ではある。せめてマスクがなければ事情を説明してもう少し穏便にボールを手に入れることが出来たのだが…)


MACがアシュランに苦戦している時に颯爽とバイクで現場に到着、怪獣ボールを漸くダンに渡すことができたが、セブンガーは一度使うと50時間使用できない上にダンや自身がまともに戦えない危機的な状況下で、ゲンがダンのウルトラ念力により郷のマスクを破壊してもらうことを提案するも、ダンに多大な負担がかかることを気にかけて躊躇していた。(その後は負担を承知の上でマスクの破壊を引き受けたダンに根負けし、マスクが破壊されたことで無事に会話できるようになった)


再び現れたアシュランに苦戦するレオを助けるべく、自身も変身して共に対決、月食を利用した二人の合体技であるクロスアタックにより、見事アシュランを撃破する。その後は破損したダンのウルトラアイを引き取ってゲンに地球のことを任せ、光の国へ帰還した。


38話ではウルトラキーを盗み出したババルウ星人(にせアストラ)を追跡してゾフィー、初代マン、エースらと共に地球に飛来、レオと同士討ちすることになってしまう。今回はほぼ会話する場面がなかったほか、特に合体光線を放つシーン以外は目立った活躍もなくモブキャラ感もある。この後はウルトラマンキングに厳しく諌められ、光の国へ帰還して地球と衝突せぬよう尽力した。


平成シリーズ以降での客演

『メビウス&ウルトラ兄弟』

「やりましょう、私たちが愛した、この地球を守るために…!」

メビウスが地球防衛に勤しむ20年程前にマン、セブン、エースらとUキラーザウルスと対決していたことが明かされており、自身の変身能力と引き換えにファイナルクロスシールドでヤプールの怨念を封印後は普通の人間として生活していたが、ナックル星人らの策略で捕まったメビウスを助けるべく、シールドが破られることを危険視して慎重な対応を取っていたハヤタやダンに自分たちも戦うことを提案する。


その後は逆に星人らに捕まってしまうもメビウスの活躍で復活、Uキラーザウルス・ネオに対しては遅れて救援に駆けつけたゾフィーやタロウらと協力してエネルギーを回復、仲間たちと共にヤプールを打倒した。


『ウルトラマンメビウス』

「人間を愛するには、人間を知らなければならない。人間の強さも、弱さも、美しさも、醜さも。その両方を知らなければ、お前はこの星を愛することはできない」


デスレムの策略によってGUYSメンバーが人質に取られ、人々に責め立てられて人間不信寸前まで追い込まれていたミライの元に訪れ、かつての経験からミライにアドバイスを送る。フェニックスネストが攻撃されそうになった所で自らも変身して盾となり、GUYSクルーの安全を守ることに徹してメビウスをサポートし、メビュームバーストを食らったデスレムにダメ押しでスペシウム光線を浴びせて撃破した。


「GUYSという家があり、仲間がいる」


この台詞はジョージ隊員に聞こえており、最終回でもジョージに助言を授けた後は兄弟達と共にエンペラ星人によって闇に飲み込まれた太陽を照らした。


ウルトラ銀河伝説

「皆、合体光線だ!」

『メビウス』から数千年後の今作ではプラズマスパークタワーを登ろうとしたベリアルをエース、80らと迎え撃ち、ウルトラランスも駆使していたほか、合体技を出すように弟達に呼び掛けるなど3人の中ではリーダー各として奮戦するも、光線を防がれた挙げ句ギガバトルナイザーの一撃を食らって敗北、光の国の凍結と共に再起不能にされてしまう。この後はゼロやメビウス達の活躍により無事に復活した。


『ベリアル銀河帝国』ではほぼゲスト扱いだが、『ウルトラマンサーガ』DC版では怪獣兵器ブラックキングを圧倒、ウルトラランスの一撃で倒している。


ウルトラマンオーブ

ジャック本人は登場していないが、かつて他のウルトラ戦士達と魔王獣マガジャッパを封印していたことが明かされており、ジャックとゼロのフュージョンアップ形態であるハリケーンスラッシュが登場する。ぶっちゃけなんでこの2人なんだ?と多くのファンが疑問を抱いたが、一応『ウルトラマン列伝』にてゼロとジャックがウルトラランス対決の訓練を行うシーンが新撮されていた。この時にはゼロにも「武器の扱いに関しては一日の長」と言わしめており、『メビウス』から数千年後も研鑽を積んできた経験値の差と言える。


ウルトラファイトオーブ

帰ってきたウルトラマン

「簡単に勝てると思うな…!」

今回は惑星ヨミにて邪悪な波動をキャッチして調査に向かったゼロを助けるべく、ゾフィー、セブンらと共に急行。かつて苦戦したグドンツインテールを前に格闘戦で圧倒し、スペシウム光線でグドンを簡単に倒した後はツインテールをウルトラランスで撃破し、当時から格段に実力を上げたことを証明した。その後はゾフィーと共にレイバトスを追跡して怪獣墓場に辿り着くも、タイラントに足止めされて取り逃してしまう。タイラントには流石に2人がかりでも苦戦するも、セブン、ゼロ、そして新たな力を身につけたオーブに助けられる。


事件の後は光の国へ帰還し、ガイのことを「気持ちのいい青年」と好感を持っていた。その後は『ジード』の1話にゲスト出演したほかに、ロイヤルメガマスター形態のジードがジャックカプセルを使用することでランススパークを発動している。


『ウルトラギャラクシーファイト』

ウルトラ6兄弟総出でダークキラーと対決していたことが判明し、タロウにエネルギーを分けてスーパーウルトラダイナマイトの発動に貢献していた。


ウルトラマンタイガ

夕映えの戦士

ジャック自身は登場していないのだが、第10話ではナックル星人オデッサがかつて夕暮れの中でジャックとおぼしきウルトラ戦士と対決、敗北を喫していたことが明かされており、彼が侵略を諦める大きな原因となっていた。直接は関連していないがタイガとタッコングギーストロンの戦いでは『帰マン』の戦闘テーマである「夕陽に立つウルトラマン」が流れるという演出がされた。


大決戦!超ウルトラ8兄弟

先述の「正式名称における混迷ぶり」が公式にネタにされ、メビウスに変身するヒビノ・ミライが、別次元(同作の先輩ウルトラ戦士は郷に限らず全員「TVシリーズの本人」ではない)の郷秀樹を見て以下の様なやりとりをしている。


ミライ「ジャック兄さん!

別次元の郷「…は?

ミライ「分かりませんか? だったら、新マン兄さん! 帰りマン兄さん!

別次元の郷「…何?


ULTRAMANにおけるジャック

早く示さなければならないんですよ――

 アメリカにもウルトラマンがいるってことをね」


声 - 竹内良太<アニメ版> / 藤原啓治<MC版>


主要人物の1人にジャックという青年が登場する。

地球人でありながら「異星人の街」に住んでいる風変わりな人物。


生身の戦闘力は非常に高く、「異星人の街」で行われている賭けレスリングにて、宇宙の各地からやってきた猛者を相手に連戦連勝していることからもその実力の高さが垣間見える。


ずっと異星人の街で暮らしていたためなのか、宇宙人に対する偏見や恐怖心などはまったくなく、諸星弾が異星人であることを知って動揺する進次郎に対し、「そんなことで彼への見方を変えてしまうのだとしたら、俺は君を軽蔑する」とまで言ってのけたことがある。


容姿は郷秀樹とよく似ており、腕にはウルトラブレスレットとよく似た腕輪を付けている。ただ、この作品は初代ウルトラマン以外のウルトラ戦士は地球を訪れていないという独自の世界観で描かれているため、彼も原典のウルトラマンジャックとは別人(若しくはパラレルの存在)であると思われる。


異星人の暗部とも通じており、現在の科学特捜隊に情報を提供する情報屋としての役割を担っている模様(「異星人の街」に住んでいるのもこれが理由であろう)。このため、隊員の諸星弾とも顔馴染みである。そのため、基本的には科特隊の協力者としての立ち位置にいるが、エドと同様、時折不穏な動きを見せることもあり、その真意については現段階では謎も多い。


アメリカで異星人の侵略者集団「暗黒の星」が活動を活発化させたことを受け渡米、ヤプールに自身専用のウルトラマンスーツの開発を急がせ、「暗黒の星」が本格的な破壊活動を開始した際には完成したばかりのスーツを纏って戦闘に加わった。


AnotherGenesisのジャック

AnotherGenesisでの彼についてはこちら


余談

上述したように児童誌設定とは言えウルトラ兄弟では妻がいることとその妻のプロフィールが(一部とはいえ)明言されている数少ない存在である。

近年、同じウルトラ兄弟からセブンの息子タロウの息子が登場しているが、果たして彼にもすでに子供はいるのであろうか?


掛け声は初代ウルトラマンの物を流用しているが、メビウス客演時では郷秀樹を演じた団時朗氏による新録した物が使用された。

しかし違和感があるという声が多かったのか、以降の客演では本編通り初代マンの声に戻っている。


関連イラスト

帰ってきたウルトラマン対ゼットン2代目帰ってきたウルトラマン 昭和ウルトラマンvol.04


関連タグ

帰ってきたウルトラマン 郷秀樹

関連タグ

ウルトラマン ウルトラセブン

ウルトラ戦士 ウルトラ兄弟 ウルトラ6兄弟

ウルトラセブン:同じく夕焼けが似合う戦士。尤も彼の場合は明け方も似合うのだが。

ウルトラマンオーブ:同じく夕焼けの似合う戦士。

ミラーマン/ウルトラマンティガ:こちらは夜が似合う戦士。

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