「しゃけ いくら 明太子」
概要
呪術高専東京校の二年生で準一級呪術師(一年時は、二級呪術師)。
言葉に呪力を込めて放つ「呪言師」の末裔。
他者や自分への影響の大きい術式のため、安全を考慮して語彙を絞っており、おにぎりの具材しか普段は喋らない。「しゃけ」は肯定、「おかか」は否定、それ以外は作者もよく分かっていない。
戦闘時以外は口元を衣服で隠しているが、口元に「蛇の目」と「牙」の狗巻家の呪印がある。
言霊を扱う術式のため、反動軽減のためにのど薬を常備している。
口数が少なくさらにおにぎりの具でしか喋らないため怖がられることが多いが、温厚で優しく、仲間に気配りができる。
前日譚の東京都立呪術高等専門学校の際には、乙骨憂太に気を遣っていた。これは、生まれた時から呪言が使えたため、幼少期は意図せず人を呪ってしまっていた自分と乙骨を重ねていたためである。その後、商店街での一件の後に乙骨と親しくなる。
また、交流会の際命を狙われていた虎杖を心配し助けに行こうとしていた。
現在は髪を伸ばしているが、一年前(『呪術廻戦』0巻時点)は制服や髪型が虎杖悠仁によく似ていた。(これは、伏黒恵と似ていた一年前の乙骨と同じである。一年の際の仙台出張の時にすれ違っていたと思われる挿絵が0巻にある。)
プロフィール
術式
呪言(じゅごん)
言霊を増幅・強制させる狗巻家相伝の高等術式。「動くな」と言えば相手の動きを固めることができ、「爆ぜろ」と言えば相手は爆発する。
さらには拡声器で有効範囲を広げたり、携帯電話越しに言霊を送り込むことも可能。
強力な術式である分反動が大きく、強い言霊を扱えば格下相手でも声が枯れ、格上相手なら吐血する羽目になり、最悪の場合は呪言が自分に返ってくることもある。
また、音に呪力を乗せる性質上、耳から脳に掛けて呪力で守られると防がれてしまう。
実力差や相性によってケースバイケースが多い、扱いの難しい術式。
喉への負担が大きいため術を使った後はのど飴を舐めたり、のどスプレーを飲んだりしている。
狗巻が特定の単語しか話さないのは、呪言の力で周囲に危害を与えることを防ぐため。