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妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェの編集履歴

2020-12-05 08:42:29 バージョン

妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ

ようせいえんたくりょういきあゔぁろんるふぇ

『Fate/GrandOrder』における第2部「Cosmos in the Lostbelt」の第六シナリオ

概要

ロストベルトNo.Lostbelt No.6
分岐基点時代A.D.0500
異聞深度EX
場所ブリテン
キーキャラクター???
クリプターベリル・ガット
章クリア報酬概念礼装(未定)
シナリオ担当非公開

ゲームにおいて

Fate/GrandOrder』における、第2部「Fate/Grand Order - Cosmos in the Lostbelt -」第六シナリオ。副題は「星の生まれる刻」。PV時点ではロストベルト名は「⬛⬛円卓領域 ⬛⬛⬛⬛⬛・⬛・⬛⬛」と半分以上が伏字となっていた。オリュンポス攻略完了時でもタイトルにノイズがかかっているため詳細はなお不明だった。

そのうえ章タイトル画面をよく見ると第6章と第5章後編の間に不気味な黒点が表示されており、拡大と縮小を繰り返していた。

これは5章後編の次が5.5章であったため。5.5章のクリアによって伏字が解放された。


担当クリプターであるベリルによると相当酷い所らしい。「原始的」かつ「どこがあり得たかもしれない人類史なのか疑わしいような状況」という南米異聞帯との共通点に加え、襲撃者を返り討ちにして殺傷しても即座に次の襲撃者が殺しに来るため担当者のベリルは「人間狩り」を行っているほか、そもそも人間の数が少ないうえ幻獣は腐るほどおり、少しでも道を歩けばルールが違う世界になってしまうという、まさに魔境そのもの。またの名を「世界の果ての妖精郷」。

イギリスで育ったベリルをして「地獄のようなワンダーランド」と評され、しまいには「こんな気の狂った島にいられるか」とまで言わせた。


ベリルは前もってコヤンスカヤとの取引で汎人類史に存在する様々な事物を取り寄せているため、汎人類史の代物を多数抱えた異聞帯と言えるかもしれない。ちなみにこの取引でなされた会話によると、コヤンスカヤでも興味を惹く『アルビオンの竜』なるものが今もなお生きているらしい。


このような環境のみならず、周囲を「光の壁」で覆われているという、異聞帯としても特殊な状況下にあり、外部からの観測が極めて困難。

シャドウボーダーで観測を試みるも、地形の輪郭はおろか全てが観測不能な「暗黒地帯」という結論しか出せず、ノウム・カルデアでも光の壁の存在が判明した以外に大きな手がかりはなかった。他の異聞帯であれば輪郭程度は本来の地理的形状を推察可能であり、不明点が多すぎてカルデア陣営にとってはおいそれと踏み込めない場所であった。


人理は汎人類史のそれと比べれば崩壊寸前であり、カルデア陣営の北欧異聞帯の攻略時期には既に消えかけており、維持することで精一杯と報告があった。中国異聞帯突入の頃になるともはや、ノウム・カルデアの分析では残り数ヶ月でこの異聞帯から人類が絶滅すると判定された。シオンの見立てでは汎人類史と競い合える地域ではないとされ、上記の通り性質の読めない危険性を孕んでいることも含め、カルデア陣営からは攻略を後回しにされている。


異聞帯は通常、汎人類史への危険度&相違点の度合いに応じた異聞深度というランク付けができるのだが、この異聞帯は深度の計測が出来ない(表にてEX表記されているのはあくまでPVによるもの)。これは異聞帯そのものが惑星に馴染めていないため。



異星の神の使徒であるアルターエゴが出払っている隙に行われたクリプター同士の会話の中で、ベリルの「人間狩り」はキリシュタリアの指示によるものだったと判明。

キリシュタリアによると、ここはクリプターにとっても異星の神にとっても困った要素を抱えた厄介な場所、もっと言うなら「残ってはならない異聞帯」だった。具体的には、異星の神とも異なる災害が存在し、もしもブリテンに異聞帯が現れるとすればそれは星を道連れにして滅びる「呪い」。

キリシュタリアは直接ここを訪問したことはないのだが、イギリスに異聞帯が現れるとしたら上述の危険性を孕んでいるはずと予想していた。


異星の神は地球の歴史を理解しておらず、異星の神を相手に状況説明する手段もクリプターにはない。そのため、キリシュタリアは、不安要素を排除するためにやむを得ずこの異聞帯を自滅させることを内密にベリルと計画。

カルデア陣営が乗り込むよりも前、ベリルに誘導された現地住民の手により空想樹セイファートの伐採が行われた結果、手筈どおり事が進めば消滅を待つばかりの状態となった。

なお、この時に「光の壁」というのは最果ての塔であると明言された。


ベリルは一通りの計画が済んだ後、カイニスの助けもありギリシャ異聞帯へ逃亡。騙された現地住民の声をよそに首尾よく高飛びを果たしている。



しかし、ベリルはキリシュタリアも知らない情報を有しており、ブリテン異聞帯を支配する者らにとっては、本来なら異聞帯を存続させるために必要不可欠のはずの空想樹は切り捨てても良いものらしい。ベリルの言葉を借りれば、「ブリテン異聞帯にいる“あの女”は空想樹の中身を“干している”」のだという。これが具体的にどのような意味を持つかは不明。


そして自滅計画として行った空想樹の着火計画も、枝が空想樹同士のネットワークとなっていることを逆手に取り、大西洋異聞帯の空想樹マゼランへの延焼に繋がるものであった。

さらに、ギリシャ異聞帯のベリルのいる地点目がけて宝具真名解放規模のロンゴミニアドを魔術で再現した攻撃が仕掛けられている(この時、BGMとして黒剣王宝具曲が流れている)。

他の異聞帯と比較すると、在り方そのもの含めて決定的な独自性が見られる。



担当クリプターであるベリルは、妖精を裏切った身であることを理由に、居場所を明かせばすぐさま天罰と称してロンゴミニアドの再現魔術が降ってくる状況に置かれているが、一方で異聞帯の王とはある程度の信頼関係があるとのこと。したがって、ロンゴミニアドの再現魔術を発動させる存在と異聞帯の王が同一人物であるという確証は今のところなく、異聞帯内で別々の勢力が対峙している可能性が出てきた。



ユーザーによる予想

奇しくも第1部6章「神聖円卓領域キャメロット」と同じく「円卓領域」の名を冠し、舞台に対する評定も同じEXランク。このロストベルトが出来上がった原因として考えられるのは、円卓の騎士があった時代、即ちアーサー王伝説時に何らかのイレギュラーが発生したことではないかと思われる。異聞帯を形成するほどであることを考慮すると、1部6章の特異点形成の原因となった出来事以上の大事件だった可能性がある。



5章冒頭で空想樹が切除されたのに6章の舞台になっていることについても考察がなされており、聖槍が異聞帯を維持している説、大西洋ギリシャ異聞帯を乗っ取る説、伐採されたセイファートから種子が放出されて新たな空想樹が根付いている説などがあった。そして第五異聞帯後半で明かされた前述の事項から、一番最初の「空想樹ではない何か(十中八九聖槍)が繋ぎ止めている」説が確実になった。



登場候補としてはFateシリーズおなじみのアルトリア冥界のメリークリスマスで再びの再会を示唆したマーリン等の円卓組、更には並行世界中を旅し続けている異世界の騎士王であるアーサーが真っ先に挙げられる。さらに、ブリテン(イギリス)に縁がある勝利の女王殺人鬼博士数学者文学義士も登場するのではないかという声も。

また、オリュンポスで敗れ去る運命にある汎人類史側の先行組として参戦したにも関わらず、回想で消滅した事がプレイヤー側から確認できていない黒い槍王も疑問に思われており、「聖槍関係者である故に他のメンバーから離れて1人ブリテン異聞帯に移動したのでは?」という説もある。ただオリュンポス以降のシナリオにてトラブルが頻発したことを考えると、シナリオ班の不手際で回想には登場させ損ねた可能性もある。

ところが7月30日発売のファミ通の特集のインタビューで「撤退したサーヴァントたちは今後登場する可能性がある」と明言される。これにより意図的にランサーアルトリア(と後述のメディア・リリィ)は描写されなかった可能性が大きく上昇した。


しかし少なくとも、2部では基本的に「戦闘で消滅したサーヴァントは二度と登場できない」という法則があるとインタビューで言及されているため、大西洋異聞帯で汎人類史側のサーヴァントとして戦闘で消滅しているモードレッドは登場が危ぶまれている。

とは言え円卓のキーキャラであるモードレッドが無関係とも考えにくく、後述のモルガンとの関係性から在り方を歪められた姿をはじめ槍王よろしくカムランあるいは寿命で死ぬ運命を回避して成長した姿、あのSN時空の男モードレッドなどの派生サーヴァントが生まれる可能性も予想されている。


更にはグランドオーダーの中で既に顕現していると言われているモルガンアグラヴェインや、第6特異点では既に脱落済みであったケイ及びガレス(2019年8月実装)、そのお返しイベントで言及されたパーシヴァル、アーサー王伝説当時に敵対していたローマ皇帝ルキウス・ヒベリウスなどの登場が期待されている。

他にはモードレッドからはエイリアンだと言わしめたピクト人、フランチェスカから大蜘蛛ブリテンの魔猫と同列に挙げられる「ピクト人の王様」という明らかに危険な存在の登場も期待される。



前述したように、キリシュタリアの計画遂行にあたって確実に消滅する必要があった異聞帯であること、5章終盤で異聞帯を超えて大規模な攻撃を仕掛けてくる能力を持つ何かが存在すること等から、今までの章と比較してもレベルの違う“厄ネタ”であることが想像される。



空想樹が切除できた要因という観点から見た場合、ブリテン関連ですぐさま推測できるのが「約束された勝利の剣」である。この兵器は惑星を脅かす外敵に対して真の力を発揮する性質を持つため、異星の神にとって脅威になるであろうことは異星の神の正体を知ろうが知るまいが容易く予想できる。


深度がEXである為、円卓の騎士のメンバーが従来のFateシリーズのものと異なっている可能性も否めない。ちなみに、1.5部と2部の間を描くTVSPではギャラハッドが人理漂白の事実を主人公に突き付けているシーンがあるため、彼が関わってくる可能性も大いにあり得る。もし彼が登場した場合、マシュの身体からギャラハッドが退去した理由が明らかにされるのかもしれない。加えてオリュンポス編実装から最初のイベントとしてFate/Requiemとのコラボが行われたが、当作品には反転した彼が登場している。イベントでの実装はついになかったがやっていた時期が時期なので、本章へ参戦するのではないかとの噂もある。


その他、シャルルマーニュ伝説がアーサー王伝説に少なからず関係している。実際、ブラダマンテの幕間にてモルガンが十二勇士の敵対者である事が判明しており、共同戦線を張る形で十二勇士の面々が登場する可能性もゼロではない。(特に宝具の効果で一瞬だけ世界の裏側に行けるアストルフォやマーリンと縁のあるブラダマンテ)。

また、この他マテリアルⅥではキルケーはシャルルマーニュ十二勇士に魔女アルチーナと間違われているが、実はこのアルチーナはモルガンの姉妹とも呼ばれている存在なので、やはりシャルルマーニュ十二勇士が絡む可能性は高い。


またケルト神話もアーサー王伝説と深く関係しており、その中でも未だもって謎が多く北欧の魔術神オーディンとの関わりが度々議論されるキャスターのクー・フーリンの謎が解き明かされるのではないかとも言われている。後述にもあるが、異世界のアーサー王がグランドオーダー世界に来た理由のこの世界におけるビーストVIこと旧ビースト別世界の東京聖杯戦争にて沙条愛歌が召喚する事を予測しブリュンヒルデを送り込んだのが彼とされており、あり得ざる第三の顕現である今回で本人の素性が現れる可能性がある。

因みに前述した通り消滅を告げずに姿を消した黒き槍王だが、彼女の第一再臨時に被っている面のワタリガラス、これは魔術神オーディンの使い魔ともされている。ここで登場を仄めかすあたり、何か関連性があるのだろうか?

なお、余談ではあるが、第1部6章でもケルト神話の要素が登場している。


そして公開された新OPにて、謎の白髪の騎士と共に異星の神陣営と戦う彼の姿が確認された。OPの中には、炎上した冬木を眺めるセイバー(オルタ?)らしき女性も確認されたため、この章で関わるのはほぼ確定した。


伏字に関しては、ブリテンが出来る遠因を作った『アッティラ・ザ・フン』(Fate世界ではエクスカリバーにも関わっている。)やモルガンの別名『モルガーン・ル・フェ』が入るという説があった。

また、伏字の内冒頭の2文字は、6章のタイトルと本章の副題から『新星円卓領域』か『神星円卓領域』、またはピクト人が登場するという予想から『異星円卓領域』とする説がある。ベリルの容貌や、ベリルのキャラクターデザイナー月姫シリーズの作品に関わっていたことを根拠に『死徒円卓領域』、後述のアルビオンとの関係性から『妖精円卓領域』か、『妖星円卓領域』という線も有り得る。

『地獄界曼荼羅』の攻略によって伏字が解放された。


第2部1章でキリシュタリアが説明していた「クリプター同士による争いの主題となる異聞帯同士の衝突」が5章終盤まで結局一切描写されていないことから、ここで本格的に異聞帯同士の衝突が絡む展開も予想されている。


マスター同士の対決という意味では、藤丸はベリルのことを名前以外知らされておらず、一方ベリルのほうも藤丸がいざという時は呆れ返させるぐらいの無茶をする者であることを知らない。これまで以上に互いを知らない状態から激突することも考えられる。実際、二人が初めて対面したのも5章終盤とクリプターの中で最も遅い。


2019年6月5日から追加されたアーサーの幕間により、彼が主人公の元へやって来たのがこの世界に降臨するであろうビーストVIを斃す事が目的である事が明確になったため、はもちろんのことFate/Prototypeおよび蒼銀のフラグメンツわることも予想されている。同時に沙条愛歌が直接あるいはモルガンの擬似サーヴァントとして関与している可能性が出た。そして2部後期OPにて妖精と思われる女性が現れるが、瞳の特徴が沙条愛歌に似ているという事でティターニアあるいはモルガンの擬似サーヴァントでの登場が最有力と見られている。

ビーストⅥに因んで、アトランティスで先行組として登場したにも関わらずオリュンポスにはいなかったメディア・リリィについても予想が立てられている。イアソンのための仕掛けを作るという手柄を立てていたにも関わらずいざ着いてみれば影も形もなかったという経緯から、大方のプレイヤーには「戦力差に絶望して座に帰った」英霊の一人か、言動からそもそも辿り着けなかった1人と見られている。が、実は異世界のアーサー王が参加した1999年の聖杯戦争でもキャスター枠にメディアが登場する事が示唆されている。更にSNの初期設定では「本気になった時は若返る」という特徴があったらしく、旧Fateからスライドした設定であれば異世界の彼女は若返りの技を会得している可能性がある。この事からメディア本人に代わってリリィがブリテン異聞帯に移動し、ビーストⅥ討伐に活躍するのではないかという説もある。ちなみに大人の彼女は後述の異世界で先述した敵の正体候補とも邂逅している。またこれと同じ理由でPrototype時空の本物の佐々木小次郎の登場も予想されている。こちらはもし出た場合オリュンポスにおける武蔵ちゃんの顛末が関わるのかもしれない。

敵の正体に挙げられている人物の目的はビーストⅥを使って人理定礎を破壊し、「アヴァロンならざる永遠の国(ブリテン)」にアーサー王を永遠の王として君臨させる事にある為、アヴァロンが関わってくる事も十分に考えられる(該当人物は異世界にて最果ての槍に手を出そうとした事もある)。


また、ラスプーチンこと言峰綺礼は、言動などから"過去"を知っていると思われるが、5章後半にて村正にこの異聞帯に行けと命じている。村正の姿は、たとえFGOをあまり進めていない人でも原作を知っていれば分かるだろう。恐らく言峰も"その事実"を知っている。そして舞台はブリテン。そこにはもしかしなくてもがいることだろう。言峰がそれを知らない筈もない。そこから想像できる物語といえばただ一つ。その様な点を考えて、エミヤなどの原作の人物に関わる英霊が出てくるのでは?とも考えられている(ジャガ村先生?あの人の立ち位置は特殊だし次の異聞帯とも関わりがあるので…)。

ただしエミヤはとある特異点に登場したため直接の登場は考えにくく、彼ではなくその反転した姿が登場するのではないかとも言われている。それもそれで結構複雑なものだが…。ただしオルタもすでにメインシナリオおよび公式でメインシナリオに組まれているイベントに2回も登場したため回数的にはオリジナルのほうがまだ可能性があるのではないかという意見もある。実際前述した通り冬木が関わる事はほぼ確定のため、エミヤ本人の可能性がより高まった。

また、原作に大きく関わるサーヴァントとしてシトナイがいるが、こちらも既に重要な役割を果たしているため、登場する確率は薄いとみられる。


また、イシュタル別の意味でも登場が予想されている。こちらは別の有力候補がいるので何とも言えないが。


謎のヒロインXXのバレンタインイベントでの発言に『異界と繋がった海域、いまだ星の内海に続く坑道、膨張する太陽を幻視する祭壇』の存在が語られており、このうち、星の内海に続く坑道がこの章に関わっているのではないかという考察も。この坑道の正体は『幻獣が腐る程いる』という異聞帯の特徴や、位置から型月作品で度々語られてきた霊墓アルビオンではないかと言われている。霊墓アルビオンの深部には妖精郷があるとされている為、妖精が関わる事も考えられる。そして第五章でベリルが「妖精たちに狙われている」と言及したため妖精が出てくることが確実視された。

また、アーサー王伝説と妖精伝説には深い関わりがあり、アーサー王の姉であるモルガンカエサルの間に出来た息子がかの妖精王オベロンであったりする。(彼のマテリアルでも妖精との間に子供を儲けたとある。)

妖精と関係のあるサーヴァントは他に、イギリス出身で著作にも妖精を登場させているシェイクスピア、それまで関連した要素が見受けられなかったがマテリアルⅧにて構成する要素にティターニアの名前が明記されたキングプロテアなどが挙げられる。さらに深読みすると名探偵の生みの親たるアーサー・コナン・ドイルも考えられる(生前妖精について言及したことがある)。


異聞帯の王に関しては、前述の通り前章に黒化した聖槍を持つアーサー王その息子が登場している点や、ロンゴミニアドが放たれた際のBGM、ロンゴミニアドを魔術で編んだなどの情報からモルガンではないかと目されている。


『アルビオンの竜』なるものが生きているらしいが、型月世界においては本来の伝承も含めて考えると、二つの事例のいずれか、あるいは両方が生きている。

一つ目はウェールズにおける伝承の白い竜。こちらは少年時代のマーリンが赤い竜と白い竜を相争わせての結果を予言のために使われたもの。

二つ目は型月世界における魔術協会・時計塔の最深部として前述の霊墓アルビオンの元となったその遺体がダンジョンと扱われるほどの巨体の竜。

前者は型月世界としては詳細は不明だが、後者が生きていればそれはとてつもない巨体の竜が存在しているということになる。


副題の星に関してだが、アーサー王やエクスカリバーを指しているという説が有力な一方、Fate作品では英霊の事を星と喩えるので英霊召喚に関する物語になるという説もある。また、英語版の2部PVでは星をstarではなく、planetと英訳していたことから純粋に『星』が生まれるという解釈も間違ってはいないようだ。

その他、五芒星の紋(あるいはエルダーサイン?)を用いる日ノ本のキャスターが絡んでくる可能性も捨てきれない。異星の神配下に控えし悪の陰陽師生前退けた妖狐別側面といった因縁深き連中との対峙に期待したい。そして2部後期OP映像では凍結されたカルデアスにヒビが入っていたが、果たしてこの異聞帯が原因なのだろうか?(尤もラストなので南米異聞帯すら越えた全てが終わった時かもしれないが)

いずれにせよ、Fateシリーズにとって大きな意味を持つ章になるだろう。


…なお、現時点において2部のメインビジュアルに描かれた全て遠き理想郷を掲げたアーサー王がFGOに実装されていない事から、この章で参戦する事を望むマスターも少なくはない。現に対粛正防御という完全無欠の無敵バフが実装された事は、何か関係があるのかもしれない…。



登場サーヴァントの予想


新サーヴァントの真名予想

2部後期OPでは新サーヴァントの姿が次々と発表されており、姿形から大半はこの章に出てくるのでは無いかと思われる。特にこの章に出てくると目されているのは以下の人物である。



異聞帯の位置について

異聞帯の位置はグレート・ブリテン島ということでほぼ確実視されているが、MAPをよく見ると異聞帯の範囲はアイルランド島も異聞帯に収まっている事がわかる。

アイルランドに伝わるケルト神話アーサー王伝説と関わりがある他、妖精が登場する世界観である為、本章で関わってくると可能性も考えられる。



分岐年について

AD500年前後はブリトン人がアングロ・サクソン人を打ち取り、アーサー王伝説の起源となったと言われる年である。また、537年にはカムランの戦いが起こったとされる他、Fateにおけるアーサー王の年齢が30代などの事情を鑑みて、この異聞帯はアーサー王が生まれなかった、またはアーサー王となる人物が王となる事が無かったなどの出来事が起こった可能性が考えられる。


登場人物

"野蛮人"妖精を裏切った者異聞帯の王
CV:???CV:???CV:???
無題ベリル・ガット無題
"グラビティなお姫様"異星の使徒・刀鍛冶義理を果たす者
CV:???CV:杉山紀彰CV:河西健吾
無題剣の鼓動、此処にあり――!【FGO/WEB再録】PEPERU
魔術師なりし王"アルビオンの竜"
CV:川澄綾子CV:???CV:
アルトリアキャスター無題[pixivimage::s]

関連項目

Fate/GrandOrder Cosmos_in_the_Lostbelt

特異点(Fate) 異聞帯



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