概要
日本学術会議は、日本の国立アカデミーであり、内外ともに日本を代表する科学者の集まりであり、主な活動として、科学の発達向上や振興などを行う。
原子力研究三原則、南極探検にも貢献してきた学術組織であるが、その他の学術組織の設立に伴って相対的に影響力は低下していった。
2020年に首相による会員の任命拒否問題をめぐって組織としての膠着性などが指摘されるとともに、様々な根拠に乏しいデマが飛ぶなど、インターネット上で激しい議論となった。
なお、会員の任命拒否について菅義偉首相は10月28の国会答弁で「民間出身者や若手が少なく、出身や大学に偏りが見られることを踏まえ、多様性が大事ということを念頭に私が判断した」と述べている。