Androidなどのスマートフォンやその他の組み込み機器に提供されている。かつてはSHARPの携帯電話で「ケータイShoin」の変換エンジンとして搭載された。「どらえもん」の変換候補に「 ((ミ゚o゚ミ)) 」の顔文字が出たらそれはFSKARENである。
Android版について
Androidのスマートフォンでは、アプリとして有料で提供されている。また、プリインストールされている端末もある。
コピーアンドペースとの機能を備えている。手書き入力にも対応しており、難しい漢字も認識できる。
変換候補については、Android版のATOKやiWnnと比べれば見劣りするが、近年は辞書も賢くなっており、人名の変換候補も大幅に増えた。デベロッパーへのお問い合わせで、変換候補のリクエストができるようになっている。
声優の姓名ごとの候補が(完璧というほどではないが)かなり充実しており、iWnnや(機種によってはプリインストールで変換できる人名あり)、Android版ATOKの拡張抜きでは変換できない「彩沙・由気・柚布子・舞菜香・衣吹・奈都姫・椎菜・彩楓(さやか)・ほの花・成一(まさかず)・大宙(たかひろ)・祥生(よしたか)・崚汰・勇成(たける)・洋貴・幸季(こうき)・和臣(かずとみ)・淳弥」なども、FSKARENでは最初から変換できるようになっている。
さらに、Wake Up, Girls!・Aqours・スタァライト九九組・虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会・i☆Risの声優の名前も、姓名ごとにすべて変換できるようになっている。さらに、μ's・Aqoursのキャラクターの名前もすべて姓名ごとに変換できる。
関連タグ
Androidのスマホでは、もっとも多くの機種で、プリインストールで搭載されている。熟語の変換はやや弱いが、機種依存文字が含まれたのも含めて、名字の候補は適度に充実している。やや長めの固有名詞も予測候補に出ることがある。地名の変換に強い。最近の変換辞書では、多く子供につけられる人名の候補や、アニメなどの作品名が多く追加された。
買い切りのAndroid版は、最近の俗語や、少し難しい言葉も比較的多く変換できるが、名字の候補はFSKARENより少ない。アニメやスポーツなどの拡張辞書もある。
Androidでは人気のIME。着せ替え機能が豊富で、クラウド候補では多数の予測変換候補や顔文字が出現する。