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ジョサイア・トレローニーの編集履歴

2021-01-08 21:10:40 バージョン

ジョサイア・トレローニー

じょさいあとれろーにー

RedDeadRedemptionの登場人物。 ギャングの協力者。表向きの顔は派手な服装のマジシャン、詐欺師にして「魔術師」。ギャングにいつも良い情報や良い仕事をもたらす。と「記憶操作」していた。持ち馬は豹文のアパルーサ「グウィディオン」。前作、RedDeadRedemption2の真の黒幕であり、物語における狂言回し的な役割を持つ。

本作における真のラスボスであり本当の裏切り者。『RedDeadRedemption(赤き死の償い)』とは彼がギャング達へ償わせる物語でもある。

その姿のモデルはマルセイユ版タロットの大アルカナ1番目の「胡散臭い奇術師」そのもの。

彼もまたそれに準じた姿を取っている。


派手な装いの詐欺師、ペテン師、そして手品師にして「魔術師」。しかしてその正体は西部にかつて名を轟かせた伝説のガンマン、ジョサイア・ブラックウォーターその人。

なお、彼の最初の持ち馬はカタログにもあるようにケンタッキーサドル。

豹文のアパルーサは恐らくはトレローニーと名乗り始めた頃からの持ち馬である。


落ち着きのない男だが、ギャングに利益をもたらす術を心得ている(という風に見せ掛けている)。しかし彼自身は神から贖罪のために使役されている身のため善性という人物でもある。

終始とりとめのない話ばかりしており信用ならない男。(もちろんそう演技しているからなのだが)ダッチが彼と縁を切らないのはそう思った矢先に彼が儲け話を持ってくるからである(と言う風に記憶操作を受けているから)。


ちなみに生前は動物を狩りまくっていたが神により使役される身になってから『生けとし生けるもの全ての生き物には魂が宿っており、全ての生き物の命は尊ばれなければならない』という考え方に変る(ただし人畜有害な伝説の猛獣やワニ、オオカミ等は駆除されるべきと考えている)


これによりオンラインでの登場人物ハリエット・ダベンポートの思想に共感し手を貸している。彼女の力もジョサイアの「魔術」によるもの。

彼女の考え方は『生き物の命は全て尊く、地上に生ける生物はすべからく魂で繋がった仲間なので例え人畜有害だろうと尊重しなくてはならない


アーサーもこの「魔術」により動物達を狩るのに躊躇したり良心を痛める描写があるのはこのためと思われる。


なおルモワンの沼地のある小屋では謎の男たるジョサイアが鏡に映るが、これはすでにアーサーがジョサイアの「魔術」の術中にあり決して彼の手からは逃げられない運命を意味している。要するにマーキングのようなもので鏡の中のジョサイアそのものは彼の「魔術」がアーサーに恐怖と後悔を与えるために見せた幻に過ぎない。それと共にアーサーを直接、死に追いやった人物が誰なのかを暗にプレーヤーに知らせるための仕掛けである。

おそらくトマス・ダウンズ神父を殺さなければジョサイアはアーサーを見逃すつもりだったのだろう。


またオンラインにおいてはプレーヤーキャラクターの成長を影ながら見守りつつ支援物資をたまに送って来てくれる。(チュートリアル開始時にもらえる投げナイフ等はトレローニーキャラバン名義の支援物資である。カタログそのものは無料配布されている物なので別)

また今日の挑戦での報酬のゴールドも彼個人の手持ちの資産からのもの。

ここから見るに働きさえすれば報酬は決して惜しまない優しさもオンライン主人公限定で見せる。


自分に出来ない役回りをオンラインの主人公に託す。また主人公が強くなるにつれ前半と後半のセリフを変えて来ると共にジョサイア自身の正体に疑問を持つプレーヤーに真相を話してくれる仕掛けになっている。是非、彼のセリフを自らで聞いて欲しい。

また「レッドデッドオンライン」と言うタイトルが示す通り「赤き死」はもたらされても主人公に対して「罪の償い」は要求されない(冤罪である以上は当然なのだが)と言う意味を持つ。

同時に主人公が無法者達、罪人達に対して「贖いを求める側」になると言う意味も持つ。

おそらく主人公が西部における「贖い主」なると言う事を意味しているのだと思われる。


(なお彼のキャラバン組織Depressed person(意気消沈した人、うつ病の人)をそのまま直訳して「意気消沈した人」と訳したために日本語圏のプレーヤーには彼が黒幕である事は非常に解かり難くなっている)


余談ながらロックスターの別作品BullyとGTAVにもカメオ出演している。

Bullyでは罪の清算を終えて、妻とそのあいだに生まれた赤ちゃんと共に心底幸福そうな笑顔の彼が写真立てに飾られている。

GTAVでの彼はジョサイア・ブラックウォーターとして死んだ時の写真がそれぞれ見れる。


「お前達は地獄に行くがいい。私はサンドニに行く」「地獄に落ちろ!」「皆そう言うよ」

恋愛が退屈だって?人間にはそれしかないのに

あんた達は後に物語になるだろうな、もちろん死んだあとで

(上記3つのセリフはアーサー、ジョンに向けて)


人間、意気消沈したら終わりだぞ…オールデン

(同組織の仲間オールデンへ向けた台詞)


死は誰にでも訪れる。狼(デルロボス)にでさえもな…

……どうせみんなワニに食われて血まみれになってしまうのに救う事になんの意味がある…軽い冗談だ、お前がみんなを救ってやれ

俺がお前を見つけたんだ……ここまでお前を導いたのはこの俺だ、それを決して忘れるな

(オンラインにおけるプレーヤーキャラへのセリフ)


あいつらは事もあろうに、この俺をマヌケ呼ばわりしやがった!この俺をだ!ちょっと行ってきて物資を破壊して来るんだ

(ブレイスウェイト家へ破壊工作を仕掛ける際のセリフ。激怒すると1人称がいつもの「私」から「俺」になる)


ブラックウォーターから来たって言う変な男が「生きとし生けるもの全ての生き物には魂が宿っている」とか言ってたけど俺達にそういう難しい話をされても困るんだよな

(ジョサイアと思しき男に酒場で熱く語られたと言う密猟者たちの会話より。アーサーの言うジョサイアの下らない話とは多分こういった話のこと)


なおオンラインにおいてはジョサイアにプレーヤーキャラ限定で触ったり嫌がらせが出来る。

その際にちょっとだけ元々の気位の高い性格を見せる。こっちが素の性格であろう。

その他にもブレイスウェイト家の連中へのセリフでも素を見せる。


「汚い手でこの私に触るな!」「いい加減にしろ!やめろ!もういい、うんざりだ!」

アーサーとジョンの決定的な死をもたらした元凶でなおかつ現状で『絶対倒せない真のラスボス』であるがために以前には他の海外プレーヤー達によってローズの彼の小屋が燃やされたりダイナマイトを投げ込まれたりしたという……(それでもケロッとしているのだが)。


1899年、ついにウェストエリザベスに到着したギャングはブラックウォーターで銀行強盗をする計画を立てていたが、アーサーはあまりにリスクが大きすぎるといい参加には渋っていた。そこでダッチは万が一を考えニューオースティンに安全な場所を確保した。この時点で地獄から帰って来たブラックウォーター創設者ジョサイア・ブラックウォーターに目を付けられた。アーサーの予感はある意味正しかったのだ。

決行当日、ジョサイアの罠に嵌められ予想以上の法執行官の数にジョン、ジェニー、デイビーが負傷し、そのうちジェニー、デイビーは死亡した。

その後ジョサイアはヴァンダリンにジョサイア・トレロウニとして仲間として入り込む。この時点でアーサーやダッチ達も『「ジョサイアという人物は仲間である」と「魔術による記憶操作」』を受けてしまっている。


物語開始前にも他のギャング達に神より授かった「魔術」を用いて「RedDeadRedemption(赤き血の償い)」を引き起こした張本人。当然だがブラックウォーターの町でダッチギャングを罠に掛けたのも彼だと思われる。

彼の特殊な力として他者への記憶操作と病を振り撒く力を神より与えられている。

神により死から復活させられたと言う経緯から彼への物理攻撃はほぼ意味を成さない。

効いたとしてもそれは彼一流のお遊びか、それかやられた振りである。


前作においては「謎の男」として登場。ジョンはどこかで彼と会ったはずなのだがどうしても思い出せない。ジョンもまた後に疑念を持たれないようにジョサイアの「魔術」によって記憶を操作されていたのだった。ジョサイア自身すらも、どうやら己の過去を自分の記憶から消したようで自分が誰か解からない、とジョンに言って様々なお使いを言って来る。最後に名前を聞こうとするもジョサイアは、やはり答えない。そして撃たれる訳だがその弾すら通用しないのだった。そしてジョンの前から最初からいなかったかのように消えて行く……。


「お前達は地獄に行くがいい。私はサンドニに行く」「地獄に落ちろ!」「皆そう言うよ」


オールデンを始めへクター、アンガスらを自身のキャラバン組織Depressed person(意気消沈した人、うつ病の人)に引き込み、彼の真の目的に沿って彼独自の計画を推し進めて行く事になる。当人は善悪の区別無く仕事を勧めて来るものの、組織としての計画として仲間に推し進めているものはあくまでも、神の意図に沿った民を救うための善性のそれである。

本編中では彼等が物語になるであろうと語っている。


本名ジョサイア・ブラックウォーター。ブラックウォーターの町の創設者でありこの世界の神によって生前の罪を償わされるために地獄から落とされた後に復活させられた。

自分が虐殺したインディアンの部族の娘とその間に息子を2人授かる。彼女への愛だけは正真正銘本物であり「恋愛が退屈だって?人間にはそれしかないのに」とは彼の言葉だが生前の自分の事でもあるのが解かる。

後にサンドニの彼と妻と子供達と住んでいる(と言う事になっているジョサイアが作り出した声だけしかしないニセの自宅)自宅に行くと生前は叶わなかった「ジョサイアが望む家族だけのサンドニでの理想の暮らし」が聞ける。彼の妻がジョサイア自身が殺戮した部族の娘である以上、こんな風な暮らしが出来る訳はないのだが。


「あんた達は後に物語になるだろうな、もちろん死んだあとで」

オンラインではその言葉の続きを苦笑しながらも、もう1人の主人公であるプレーヤーにこう告げる。

「死は誰にでも訪れる。狼(デルロボス)にでさえもな…」

またオンラインでは看護学校の卒業生である女性を攫って賞金首にしたアウルフート一家に対しては彼の真の目的に沿って、

アルマジロ一帯をコレラで感染させたようだ。実の所、人間であるかどうかさえも疑わしい存在。

アルマジロの町について追記すると1899年にコレラが大流行し、住民のほとんどが退去しており1907年には住民が戻ってきて活気があふれている。1911年にはニューオースティンで中心の町になっている。実際にも19世紀アメリカ西部でコレラが流行した。

本編でジョサイアによる「つじつま合わせ」による病魔とギャング達に対する「赤き血の償い」により悪しきギャング達は一掃された。何の罪もない住民達も、そのとばっちりを食らった訳だが後にジョサイアによる雑貨店の店主ハーバートムーンとの「幸福」の約束により善なる住民達は償われた。なお復興後のアルマジロの町に住んでいるのは雑貨屋の店主ハーバートムーンと葬儀社を営むエルディングラブ。本作でもジョンにコレラの事を警告してくれたおじさんである。神を深く信仰すると言う関係上、とても仲が良い。

なおこの2人も前作からの登場人物でエルディングラブは葬儀が多く出た関係で裕福にはなったものの、コレラの脅威から生き残った事で顔に酷い疲れが出ているのが解かる。

ハーバートムーンが生き残ったのは数少ない高価なコレラの治療薬を町から仕入れていたためで彼を通して町の住民を「つじつま合わせ」のために救わせるため。

エルディングラブの場合は「神に仕えし者」だったから。

(なおハーバートムーンを殺害すると娘からの手紙が読める。この際に彼の死体をカメラで撮影するとソーシャルクラブにジョサイアらしき男からのメッセージが出て来る。写真のタイトルが「シリアルキラー」に変化し間接的に批難される)


のちにデルロボスギャングに身を寄せていた避難民達はこのアルマジロの町にて暮らす事になる。デルロボスギャングは立ち位置上、複雑で避難民や流浪者等で構成されているシェイキーとボニー・マクファーレンの協力により成り立っている商業や職人等から構成される穏健派、元から穏健派を含む他人から奪う事しか考えていない過激派に分かれており過激派側はジョサイアによって滅ぼされてしまう。穏健派側はのちにマクファーレン牧場、アルマジロの町などに住民として暮らしていく事となる未来が待っている。


ジョサイア自身は人間に失望しつつも希望を見出そうともしている。

名前のモデルはテキサス州 アマリロ 。町のモデルはニューメキシコ州 ラスクルーセス 。

スペイン語で「十字架」を意味する通り、この世界の神の計画によるもの。

ただ命を奪う非情な性格ではなく、誘拐された何の罪もないサンドニ看護学校の女性とその従兄弟にはプレーヤーを通して運命自体を書き換えるという荒業で救済をも与えると言う慈悲深い一面もある。なお彼女はサンドニからコレラの蔓延するニューオースティンにアウルフートの父により無理矢理、医師兼慰み者として従兄弟のフィリップと共に連れて来られた。彼を人質に取られて、ギャングとしても戦わされるハメになったのだった。そしてジョサイアにより彼女とその従兄弟のフィリップには最終的には救済が与えられた。


またラグラスの村の村民達がワニ達により全て食い殺されてしまう運命を予言しており彼なりに運命を変えるべくプレーヤーキャラに依頼して来る。ここから見るに民を救い続ける事に疲れを見せているのが解かる。


「……どうせみんなワニに食われて血まみれになってしまうのに救う事になんの意味がある…軽い冗談だ、お前がみんなを救ってやれ」


前作で謎の男としてジョンに告げた所によれば

「ある意味、経理の仕事をして、つじつまを合わせている」

「メキシコでも縁があったし、西部でも会った。全ての場所で縁があったと言える」

「地獄に落ちろ!」と言い放ったジョンに対して「皆そう言うよ」と言って去って行った。

……肝心な事には何も答えないまま、のちにジョンに対しても「RedDeadRedemption(赤き血の償い)」によって過去の罪を償わせた。

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