CV:内田聡明
人物像
ナイトオブラウンズの一員で、地位は「ナイトオブワン」。マントの色は白。
ブリタニア帝国最強の騎士であり、専用機はギャラハッド。生身、KMF戦ともに身の丈以上の巨大剣を扱う剣術を得意とする。
行動原理としては優しさや規範意識を第一とする高潔な騎士。その実力は純粋な剣術と白兵戦であのスザクを難なく圧倒し、ナイトメア戦ではあの星刻を軽くあしらっている。
ラウンズのトップとして一癖も二癖もあるメンバーを纏めており、あのナイトオブテンのルキアーノも彼の命令には素直に従う程である。
実は「極近未来を読むギアス」を持っているが、シャルルやマリアンヌへの忠誠心を示す為に、普段は左目をピアスで閉じて能力を封じている。シャルルの側近中の側近であり、かつては彼の懐刀としてマリアンヌと共に「血の紋章事件」を初めとした皇位継承戦争を潜り抜けたという戦歴を持つ。さらにギアスだけでなくアーカーシャの剣によるシャルルの計画の全容も最初から全て知っており、シャルルの悲願を達成する為の同志の一人でもあった。
ただし流石に、アーニャの中にいたマリアンヌの精神体の事までは知らされていなかった模様。
シャルルの死を知った後に、ジノ・ヴァインベルグ、ドロテア・エルンスト、モニカ・クルシェフスキーとその直属部隊を率いて、皇帝となったルルーシュに対して反旗を翻す。
封じていたギアスを使い、ナイトオブゼロとなった枢木スザクの乗るランスロット・アルビオンと戦闘となり、ギアスの特性を最大限に生かして優位に戦いを進めていく。
しかし、ギアスの性能に絶対の自信持っていた事が仇となり、ルルーシュからのギアスによって潜在力を解放したスザクから「たとえ予知できていたとしても、避けられない程に速い攻撃」を繰り出されて敗北する。最期は機体ごと一刀両断にされ、マリアンヌの名をつぶやきながらそのまま戦死した。
ぶっちゃけ作中での扱いは、見事なまでの噛ませだった。
小説版ナイトオブランズでは、マリアンヌがナイトオブラウンズだった当時はナイトオブファイブだった事が明らかになっており、この頃から彼女とは戦友であった。
平和なアリエスの光景を見て喜んだり、マリアンヌに幼ないナナリーを押し付けられて彼女をあやそうとして大苦戦するなど、本編では考えられないような姿も見せていた(ここで彼が独身である事も明かされている)。
彼女がシャルルに嫁いだ後も共にシャルルを支える同志であったが、彼はシャルルの本当の剣は自分ではなくマリアンヌだと認識していた。マリアンヌとは互いに信頼しあっていたが、同時にマリアンヌは「陛下の剣には優しさなど不要」と切り捨てており、上記の彼の騎士としての信念とはズレも感じられる。
また、計画の為なら我が子すら犠牲にしかねないマリアンヌの姿勢に対して内心では危機感も覚えており、シャルルの計画に対してもマリアンヌとは違って、彼が本当に本心から賛同していたのかは不明である。
関連タグ
コードギアス シャルル・ジ・ブリタニア マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア 枢木スザク