概要
ヒーロー協会に所属するプロヒーローの一人。S級1位。
自由意志でのみヒーロー活動を行うと言われており、
協会ですらその動向は把握できていない。
名前以外の情報は明らかになっておらず、一切が謎に包まれた存在であったが・・・
この先は原作の重大なネタバレを含んでいます。ご注意下さい。
『いざというときに誰かが助けてくれると思ってはいけない』
原作の106話にて、タツマキの過去…18年前の回想(101話の回想と同じ場面)でその姿を現した。
ごく一般的な(?)ヒーロースーツとマントを纏った黒髪の男性で、顔はハッキリとは見えず、武器などの類は一見持ち合わせていない。
普段は定職に就いているらしく、ヒーロー活動自体は趣味との事。
タツマキの前に現れた合成獣を倒し、前述のセリフを残したことで、彼女がプロヒーローになるキッカケを作った。リメイク版181話の同シーンでは、その際に左手に黒い箱を抱えていた。リメイク版182話でも同じものと思わしい箱が登場したが、相当重たいものであった(放り投げると地面にめり込む程度)。
また、過去には災害レベル「竜」のムカデ長老が出現して甚大な被害をもたらした際にも出撃し、ムカデ長老を単独で死ぬ寸前まで追い詰め、命辛々撤退させしめたこともあった。
音速のソニックと閃光のフラッシュが育った忍者の里とも因縁が深く、十五年前に里の創設者で最強の忍者である『あの御方』を意識不明に追い込み、更に里に卒業検定の日を狙って単身乗り込み、閃光のフラッシュによって指導者や卒業生を失い戦力がガタ落ちした里に止めを刺した。
当時の登場はこの回想シーンのみで、現在の動向は一切不明だった。
セキンガル曰く「私の見解では半ば引退したようなもの」。
ヒーロー協会設立以前からヒーロー活動をしていたことになるベテランで名前はそこそこ知れ渡っていた様であるが本人の活動方針のほかサイタマとジェノスの様な当初は独自でヒーロー活動していたもののヒーロー協会については前者は知らなかった・後者は無関心であったことや、キングの様に現場に居合わせただけのただの一般人が協会から勝手にヒーロー認定を受けた例などを考えるとそもそもブラスト本人が自ら進んで協会に入会したのかも疑問が残る。
村田版183話に唐突に登場し「黒い箱」を回収ないし破壊。
閃光のフラッシュによる牽制を難なく回避し「シッチ(ヒーロー協会幹部)と戦慄のタツマキによろしくな」と告げて消える。
原作に先駆けて登場という衝撃からTwitterのトレンド入りした。