概要
同じチームのソルベと仲が良く、「できてんじゃあないか?」とチーム内でも言われるほど、いつも一緒に行動していた。
後述の額縁に入ったものにペッシが勘付いたときに、ソルベの足の指について、『ジェラートとお揃いのペディキュア』といっていたので、足にペディキュアをつける習慣があったらしい。
だが2人は、リスクが高い割に収入も地位も低い暗殺の仕事に不満を抱き、組織では最大のタブーである「ボスの正体を探ること」を始めてしまった。
そんなある日、ジェラートは喉の奥に布きれを詰まらせて窒息死しているのを発見される。
相棒のソルベも同時に行方不明になった。
衣服に「罰」と書かれた紙が貼りつけられており、「ボスの正体を調べた罰」らしきことはわかったが、なぜそんな死に方をしたのか、ソルベはどこへ消えてしまったのかは謎だった。
しかし数日後、チームの元へ額縁に入れられた36個もの謎の物体が送り付けられ、それを並べてみた時に、暗殺チームの一同は全てを理解し、戦慄する。
それは36個に輪切りにされた、ホルマリン漬けのソルベの死体だった。彼は生きたまま輪切りにされ、その様子を猿轡をかまされた状態で見物させられたジェラートは、恐怖と絶望とショックのあまり、猿轡を喉の奥まで飲み込んで死んでしまったのである。
それはまた同時にボスからの「自分の正体を探る者はこうなる」というメッセージでもあった。2人の仇を取ろうとしていた暗殺チームの面々は、この凄惨極まりない「罰」を前に震え上がり、その後しばらくは反抗する気も失せて、首輪をつけられた飼い犬としての現状に甘んじることになる。
チームの性質上、スタンド能力を持っていた可能性は高いと思われるが、作中では不明のまま。