概要
第一三共ヘルスケア(山之内製薬、ゼファーマ)が製造・販売する家庭用外傷消毒液。
第3類医薬品。殺菌剤として塩化ベンゼトニウムを主成分とし、組織修復剤(アラントイン)、抗ヒスタミン剤(クロルフェニラミンマレイン酸塩)を配合する。
発売された1971年当初は今とは成分が異なり、麻酔薬などが入っていてアラントインは配合されていなかった。当時の家庭では患部に赤い色がつくマーキュロクロム液(赤チン)での殺菌が一般的だったが、マキロンは「色がつかず、しみない消毒薬」として一気に普及した。かつては「赤チン」に対して「白チン」と呼ばれることもあった。