概要
公式設定
巨大な雄羊の姿をした堕天使型デジモン。全ての生命を滅亡せんとしたアポカリモンの残留思念データから産まれた闇の存在でもある。その行動原理はアポカリモンと同じく、あらゆる生命の殲滅にある。
暗黒系の魔術を得意とし、その性格は残虐極まりない。しかし、知性が高く、策士家でもある。
得意技の『ブラックサバス』は死の祝祭を祈祷する暗黒の呪文。この呪文を耳にした者は程なく死に至る。必殺技は全てを腐食させる暗黒の雲を発生させる『デスクラウド』。
アニメ版
- デジモンテイマーズ
劇場版第1作の黒幕として登場。デジモンアドベンチャーの世界にてアポカリモンのデータの破片から誕生し、オメガモンと交戦していたが、すんでの所でテイマーズ世界に逃げ込み、VPラボの玉城隆二社長に化けてウィルスプログラムを仕込んだ電子ペットVペットを流行させて現実世界を破滅させようと目論ろみ、計画の邪魔となるワクチンプログラムを持つ上原美波を拐おうとデジモン達を送り込んだ。
一度はグラウモンの機転で敗北するが、往生際悪くガルフモンに進化してグラウモンらを追い詰めるも、クルモンの働き掛けで3体が完全体に進化、合体必殺技「トリニティバースト」で貫かれて消滅した。
メフィスモンの時はオメガモンとも互角に戦っていたのにも関わらず、ガルフモンに進化した途端、尺の都合であっさり敗北してしまったのが惜しい所である。仮にもアポカリモンから生まれた究極体であるにも関わらずである。
なお、彼の配下であるデジモン達は普通ではありえない技を繰り出したり、Vペット用のワクチンで消滅するなどの不可解な特性を持っており、恐らく、メフィスモンがオリジナルのデジモンを模してウイルスから作り出した存在か、人為的に改造を施した現地デジモンだと思われる。ちなみにメフィスモンなりの皮肉なのかほとんどがデジモンアドベンチャー02のパートナーデジモンが進化したアーマー体から選出されており、中々に悪趣味である。(テイマーズ以降だとアーマー体が敵に回ること自体はそう珍しいことではないが。)
配下はバロモン/プテラノモン/ティロモン/アノマロカリモン/ハンギョモン/マンタレイモン/ブルーメラモン/エビドラモン/デプスモン/アーケロモン/セピックモン/ピピスモン/ポンチョモン/メタルティラノモン/コクワモンの15体である。
第38話で登場。呪いの儀式でデジモンたちをミレニアモンの欠片の生贄にしていた。また、呪文で無数のトループモンを操っている他、こちらでもアーマー体のサラマンダモンを従えていた。通りすがりのヤマトとガルルモンがデジモンたちを助けた際にガブモンを捕まえて生贄にしようとするも、丈のその場凌ぎの抵抗とヤマトの決死の行動によりガブモンを救出され、ミレニアモンの欠片ごとワーガルルモンに倒された。
初代からの因縁は巡り巡ってここでも争うことになった。
ちなみに劇中唱えていた呪文はほとんど何を言ってるか聞き取れないが、演じたのは岩田光央氏。
関連タグ
メイクーモン:姉弟のような関係にあたるデジモン。