概要
イラスト内のキャラクターが大量に射精している、またはされているイラストに付けられる事があるタグである。大量に、というのは個人的な主観も多く含むため、どれくらいが大量であるかどうか、という判断は非常に難しい。尚、その性質上、当然R-18のイラストに付けられるタグである。
そもそも、現実的な話をさせて頂くと、一般男性の一回の射精により射出される精液は3ミリリットル程度であり、平均的な精巣(つまり、睾丸、金玉)の容積を考えても1つ辺り20ミリリットル程度であり、両方考えても40ミリリットル程度となり、大さじ3杯分にも満たない量程しか射精できない事になる。要するにアダルトゲームなどで描写される射精のイラストなどと比べても非常に微々たる量であり、アダルトゲームで描写されるくらいの射精量であれば現実的には紛れもない大量射精であると言えるだろう。
ところが、ゲームなどでは見栄えを優先してか、大体の場合射精1回で相当量の精液が射出される(という描写)ことが多いのはアダルトゲーム、及びアダルトのイラストでは半ば常識のようになっている。つまり、それらを前提とした上で、大量に射精していると思われる場合に対して大量射精と呼ぶのが普通である。
また実写AVでも大量の精液が放出される作品は見られるが、これは擬似精液をポンプとチューブで送出しているものと見られる。(この場合、局部にモザイクを掛けるのはそのギミックを隠す目的でもある。)
前述のように主観が強いがおおよそ以下の時に大量射精と呼ばれるように思われる。
- 膣内に射精(中出し)の場合、膣から精液が大量に溢れ出てきている(溢れ精液)
- また同様に中出しの場合に精液により膨腹が生じている(腹ボテ、精液ボテ、腹ボコ)
- オナニーなどによる射精の場合、付近が精液まみれになる程の量を射精している
- 射精そのものの描写が無い(事後)場合、身体中が精液まみれ、或いは付近が精液まみれになっている
このタグが付けられたイラストの傾向としてはふたなりのように女の子が射精をしているケースも非常に多いのが特徴となっているように思われる。しかしながら、上述のようにアダルトゲームやアダルトイラストの界隈では卑猥さを増すなどの目的で精液を大量に描写することが多い為、大量射精というタグそのものの利用頻度は多くなく、上の4場面についてはほぼどれもシチュエーション別にタグが付けられる事が多いのが現状と言えよう。
ちなみに、大量射精よりも更に量が多い場合爆射のタグがつけられる事もあり、こちらもふたなりのケースが多い。