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荒川真斗の編集履歴

2021-03-15 17:03:23 バージョン

荒川真斗

あらかわまさと

荒川真斗とは、『龍が如く7 ~光と闇の行方~』の登場人物。

概要

CV:鳥海浩輔


東城会傘下の極道組織「荒川組」の組長である荒川真澄の息子。

幼い頃、とある事情から多臓器不全を患っており、車椅子生活を余儀なくされている。本作の主人公で荒川組若衆である春日一番とは、奇しくも同年同日に生まれた同い年であり、父・真澄の配慮により介護役を任されている。真斗自身は堅気ではあるが、一番はじめ荒川組の組員たちからは「若(わか)」と呼ばれている。


真澄は息子の身を案じ、常々気を配っているものの、当の真斗は体の自由が利かないことや、父やその部下たちが取り巻くせいで「ヤクザの息子」というレッテルが付き纏う事に対し強いコンプレックスを抱いており、(あくまでも自分の目から見た)自身のどん底のような人生を受け入れられず、幼い頃から癇癪を起こしては真澄を困らせており、同い年の春日一番が組に入ってからは父親の意向もあって、日常生活を一番にサポートさせていた。

しかし、献身的にサポート役を務める一番のことは冷遇しており、その扱いは、人好きが良くめったなことでは否定的なことを口にしない春日一番をして、「人使いが荒い」と言われるほどで、傍から見ていれば「奴隷」と揶揄されるほどに扱いの悪いものであった。


また、自身はヤクザの生き方を受け入れられない反面、多くのことが金で解決できるという偏った思考を持つ部分があり、他人の心情を斟酌しない非情な人間性が垣間見える。

一方で、ヤクザに対する軽蔑とは裏腹に、外出時には常に札束・拳銃を携行し、さらにはその財力を駆使して日本では認可されていない医薬品を独自のルートで入手したり、自身が惚れ込んだキャバ嬢に高額な誕生日プレゼント(曰く高級マンションが買えるほどの高価な腕時計)を贈ったりなど、歯止めのない散財を繰り返しており、堅気とは到底思えない生活を送っている。


名前の由来は父・澄と、真斗にとっては祖父にあたる真澄の父・司雄(としお)から一文字ずつ授かったものとおもわれる。


経歴

過去

いわゆるコインロッカーベイビー。

1977年頃に真澄と恋人関係にあった女性・茜が諸事情から子供をコインロッカーに預けることになってしまったのである。


事の始まりは、氷川興産という極道組織に所属していた真澄が、組長の娘との縁談を勧められたことであった。

前述の茜を本気で愛していた真澄はその縁談を受け入れられず、のらりくらりと躱し続けていたが、茜が妊娠してしまったことでそれを続けられなくなってしまう。やむなく組長に事情を話して縁談を断るが、それが組長の逆鱗に触れてしまい、茜は氷川の組員たちから命を狙われることになる。

出産間もなく赤ん坊を抱いて逃亡する茜は、真澄から電話で指示を受け、子供を新宿駅のコインロッカーに隠して逃亡するが、懇意であるスナックに駆け込んだところを組員に捕まり殺害されてしまう。その後、新宿駅に辿り着いた真澄によって子供は救出されるが、長い時間真冬の外気に晒されたことで低体温症による危篤状態に陥っており、急いで病院に運び込まれた。


なんとか一命はとりとめたものの、低体温症による後遺症で多臓器不全と診断され、物心ついた頃には車椅子生活を余儀なくされる。幼い頃からこのことが原因で癇癪を起すことがよくあったようで、愛情深い父親であった真澄をして「癇癪には手を焼いた」と言われていた。


1984年、真澄は独立し「荒川組」を設立。

そのしばらく後、後の若頭である沢城丈が荒川組に入る。“殺しの荒川組”という通り名を体現するような冷徹かつ苛烈な性格の沢城であったが、何故か真斗に対しては常に親身になって接し、真斗も唯一彼には信頼を置くようになる。


真斗が中学を卒業した頃、同い年の春日一番が真澄と親子盃を交わす。一番は当初、その年齢もあり真澄たちから極道入りを阻まれていたが、連日に渡る懇願が実り、真澄から盃を与えられた。真斗は、その100日目に一度だけ一番を見かけている。その後、一番は真澄からの頼みもあり、シノギの傍ら真斗の身の回りのサポート役を請け負うことになる。


本編

2000年の大晦日、当時お気に入りだったホステスの誕生日を祝うため、一番を連れて彼女のいるキャバクラへと出かける。このとき、愛する彼女のために気を張ろうと、日本では非合法な医薬品で一時的に歩行可能な状態までに回復し、高価な誕生日プレゼントを用意するなどしてアプローチするも、当の彼女は当時神奈川県警から警視庁に入庁したばかりの堀ノ内十郎と既に蜜月な関係であり、また真斗が「ヤクザの息子」であることや歯止めをかけない金の使い方を蔑視していた。二人が陰で「金ヅルとして利用しよう」と馬鹿にしている会話を聞いてしまった真斗は傷心し、一番に札束を投げ渡すとそのまま一人でクラブを後にした。


喪失感に苛まれながら彷徨っていた真斗は、途中で薬の効果が切れて建物の陰に身を寄せていたところを、その建物内にある東城会直系組織「坂木組」の組員から因縁をつけられ、自暴自棄から拳銃を取り出し、射殺してしまう。


その後、真斗はすぐさまに組の若頭である沢城丈に事情を伝え、彼を介して真澄にも報告されることになる。

坂木組は当時、荒川組とは同じ東城会傘下ながら因縁深い関係にあり(真澄が坂木組が行っている近江連合への情報横流しを本家の集会にて告発しようとしたため)、直系団体である坂木の組員を荒川の関係者を殺害したこの事態は組の存亡にもかかわる重大なものであり、真澄は苦慮の末、翌日の早朝、一番にこの殺人を肩代わりして出頭してもらうことで難を逃れた。


18年後、出所した一番は真斗が病気が悪化したことで死亡したことを人づてに聞くが……。


関連タグ

龍が如く7 荒川真澄 春日一番

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