概要
CV:中村悠一
N.I.D.Fのパイロット候補。血液型はAB型。冷静沈着な優等生だが芯は熱い。争いを避けるため、対立する前に一歩引く優しさを持つ。悪く言えば、全部自分の中に抱え込んでしまうタイプ。
哀羽と同名のため、同僚達は彼を「七生」と呼んで区別している。哀羽と由乃の関係は知っているが、由乃に好意を抱いている。哀羽とは良き理解者であるものの由乃への独占心、同僚としての友情といった複雑な感情を持つ。
第3話ではネクロダイバーとして自分の力に戸惑う哀羽を叱咤し、奮い立たせた。しかしその後ハーディアンに襲われ、ハーディアンに丸飲みにされてしまう。
死者の書の光を浴びていた影響により、自分を喰ったハーディアンの能力を得て復活。由乃と共に行動する。第12話でハーディアンの巣に向かった乃亜を間一髪で助け、その後第13話にて哀羽とも再会、ハーディアン相手に共闘した。
哀羽の記憶を失い不安定になった由乃を守るため、恋人「シュウ」の振りをしており、由乃を名前で呼んでいるものの、敬語は相変わらず。その直後ハーディアンの毒を受けてしまった由乃の解毒剤を入手するため、決死の覚悟でハーディアンの攻撃をくぐり抜け、バイオ関連施設へ向かう。
そこで乃亜や哀羽と再会するが、由乃の記憶が戻るのを懼れ哀羽と敵対する。しかし、哀羽との激しい戦闘の最中ハーディアンが出現、ハーディアンを倒すため犠牲となった哀羽から由乃を任される。その後衰弱した由乃を救うため竜宮城へ向かう途中、玲の襲撃に遭い由乃と離れ離れになる。
何もできないままハーディアンの襲撃を受けていたところで哀羽と再会し、約束を守れなかったことを謝罪した上で由乃のことを託し、玲の攻撃から哀羽をかばう形で海の中で消え去った。
しかし、肉体は失ったものの精神は残り、樹の体を借りて玲やベルゼブに向かっていく。
竜宮城へ向かう際にイエラから「あんたは人間だった」と言われた。これは、裏返りになっても人としての心を失っていなかった七生に対する思いだと予想される。
また、第25話でシュウと同化したらしく、余塵節では2人が同化したような姿で現われている。